今野敏のレビュー一覧

  • サーベル警視庁

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    サーベル警視庁
    明治38年7月、国民が日露戦争の行方を見守る中、警視庁第一部第一課の電話のベルが鳴るところから物語は始まる。時代も明治であり、流石に時代を遡ってこの流れに着いていくのはしんどかった。殺されたのは帝国大学講師でそれ以降3人の関係者が殺される。連続殺人事件だ。この時代の凶器はやはり刀類である。それなりの強豪剣士の演出もある。流石だ。本音を言えば凡人の私にはかなり難しい小説であった。

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    2026年04月18日
  • 海風

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    永井尚志、、、正直知らなかった。しかも写真もあるし!
    江戸末期の開国前夜から開国に至る中で活躍した旗本の話。
    岩瀬忠震の親友で彼や同じく親友の堀利煕らとやり取りや条約締結に向けての過程が生き生きと描かれていて楽しく読めた。
    また、阿部正弘がかなり優秀に描かれている点や井伊直弼を木偶の坊と表現したりしていてその辺りを機会があったら深掘りしてみたいと思った。
    そしてちょろっとだけど他の作品と同じく勝海舟をかなり無能に描いていてなんか胸がスカッとした。

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    2026年04月15日
  • 疑心―隠蔽捜査3―(新潮文庫)

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    ★★★★。アメリカ大統領の訪日が決まる中、竜崎は第2方面警備本部の本部長に抜擢された。通常では考えられない人事だったので、警備部長にそのことを確認すると、第二方面本部の野間崎管理官から推薦があったのだという。そんな中、女性キャリアの畠山が補佐役に任命されたことで、竜崎にまさかの中二病が発症。散々悩み、伊丹にも相談する中、その解決方法が公案≒禅問答だというのが素晴らしい。いや意味は全然わからなかったけどね。京極夏彦の鉄鼠をもう一度読んでみたくなったな。
     戸高はシリーズのジョーカーみたいになってきたな。

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    2026年04月15日
  • 新装版 膠着 スナマチ株式会社奮闘記

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    今野敏さんの、刑事物や任侠物とは違うビジネスサクセスストーリー。
    いつもの事だが、ストーリー展開が軽快であっという間に読み終わってしまう。
    とても面白い。
    接着剤メーカーの物語で、模型を趣味にしていた私としてはとても馴染みがある話が出てきて興味深かった。
    今後もこれがストーリー化されると楽しいのにな。

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    2026年04月15日
  • 隠蔽捜査(新潮文庫)

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    署長シンドロームが面白かったので、ちゃんと順を追って読んでみようかと。

    面白かった。
    ほぼ一気読み状態。
    警察官僚という到底一般市民にはなじみのない部署の話ではあるけど、主人公の竜崎が警察と家庭と、両方の面において、まったく行動や主義主張を曲げずに行動することで、知らない世界なだけで結局人間関係とか面倒なんだな。と不思議な共感を覚える。

    周りから「変人」扱いされる理由や、あくまでも原理原則で動くことで、一般的にはズレたと思われるがそこにあるのは使命であり役割であるという。
    竜崎自身の生き方や信念がよく見えます。

    とある事件を発端に、警視庁、警察庁が動きだしますが、竜崎は現場には居ないので

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    2026年04月07日
  • マル暴甘糟

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    甘糟のキャラクターがすごい面白かったな〜。

    ヤクザとのやりとりで臨機応変に何だかんだで、とりなしていくし、群原や、梶とのバディも甘糟ならではのビビりつつもしっかりやること、やる姿がカッコよかった。

    アキラと敵対?上手く渡り合っていたのが最後は事件を通して立場は違えど分かり合えたような描写もグッときた。

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    2026年04月07日
  • 分水―隠蔽捜査11―

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    ずっと読み続けているシリーズ。
    ただ真面目で融通も利かなかった主人公が、段々同僚たちも手玉に取るようになってきたのが、おもしろい。

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    2026年04月07日
  • 確証

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    ネタバレ

    窃盗犯を担当する警視庁捜査三課の警部補・萩尾秀一と、部下の女性刑事・武田秋穂。萩尾と秋穂が殺し専門のエリート意識の強い一課とともに強盗殺人を追うことになる。累犯が多く、「職人気質」の窃盗を扱う三課とミステリーでは常に主役で花形の一課との視点の違いが物語をおもしろくしている。ただの謎解きではない、人間の洞察が読むものを楽しませる。

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    2026年04月07日
  • 探花―隠蔽捜査9―(新潮文庫)

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    このシリーズが大好き!
    竜崎さんはキャリアだから偉くなるのは当たり前なんだけど、大森署時代が出番が多くて好きだったなぁ

    今回は神奈川県警刑事部長としての第2弾
    中華街に続き横須賀米軍基地絡みのやっかいな事件の捌き方が見もの。

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    2026年04月05日
  • クローズアップ(スクープシリーズ)

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    布施さんのキャラクターに虜になり、第三弾も完読。
    仕事仲間とか⚪︎⚪︎のひととか勝手に区切りがちだけど、布施さんにとってはみんな友達なんだろうなぁ。

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    2026年04月02日
  • 任侠梵鐘

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    任侠シリーズ。
    いつもとは違う感じでしたがそもそも任侠が現場で立て直し、というのがフィクション過ぎるのでどちらかというと今回の方がノンフィクション寄りで現実的かな?と思いました。
    これはこれで良し。

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    2026年03月31日
  • 明鏡 東京湾臨海署安積班

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    1冊分かけて解決するような大きな事件が起きないのは、少し物足りない。けれども、安積さんと周りの面白い人達の人間性に触れるのは、それはそれで面白い。きっと次回作も読みます。

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    2026年03月31日
  • 分水―隠蔽捜査11―

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    こちらも、あっという間に読み終える。安定の竜崎部長の言動が小気味良いが、今回はちょっとだけ政治家に忖度を始めたようだ。
    鎌倉の代々の政治家で、親子で代議士の家が火災。政治に疎い竜崎部長は、周囲に呆れられながら徐々に政治家に配慮を始めていく。鎌倉署の署長も捜査課長も代議士に忖度しすぎ。果ては竜崎の友人の伊丹部長や竜崎部長をライバル視する八島部長まで登場し、出世のために代議士に接近して行く。
    そこに群がるユーチューバー達。政治とユーチューバーが絡むと途端に、生臭くなりがっかり感が出てくる。
    今回は若手のサイバー犯罪捜査官の三好が良い仕事をした。彼の今後の活躍を期待したいが、もう一つの竜崎部長のプラ

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    2026年03月31日
  • 警官の目

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    警察モノの著名作家によるアンソロジー。誉田哲也氏の作品は少し物足りない感じでした。背中の蜘蛛に繋がる内容との事???他の三作はどれも秀作だと思います。五十嵐氏、三羽氏の作品は初でしたので、他の作品も内容によっては読んでみたい

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    2026年03月30日
  • 遠火 警視庁強行犯係・樋口顕

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    安定の面白さ。この樋口、とにかくフラットに相手の話を聞くことをベースに仕事を進めていて、自分もこうありたいな、と思わされる。疲れた組織人のサラリーマンがこうした警察小説を読む理由がなんとなくわかる…?!笑

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    2026年03月28日
  • 任侠書房

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    大好きなシリーズの第一巻を最後に読みましたが違和感なく面白かったです。
    最新巻から第一巻と逆に読んだので
    今回は会長の活躍が少なかったから巻数が進むにつれて会長が前に出て来る構想にしたのかな?という筆者の書き方の変化に気づけたし、
    逆に日村さんが仕事を任せる部下への期待が詳しく書いていたから上司は部下に仕事を任せる時にはこんな考えを持っていたのかな?と親近感が沸きました。

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    2026年03月24日
  • マル暴ディーヴァ

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    面白かった。

    ディーヴァがまさかキャリアの警視正とは。
    前回の警視総監も出てきて、キャラが増えてきて面白い

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    2026年03月24日
  • 署長シンドローム

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    本屋で見かけて読んでみた作品。
    今まで警察小説は誉田哲也氏の姫川玲子シリーズとかがメインだったので、グロイ系かな? と思ったものの、なんというかほぼ安楽椅子探偵系? 事件は起きているけど、大森署の中でほぼ完結する作品でした。
    よくよく読むと他の作品のスピンオフっぽいので、まずは隠蔽捜査シリーズを読んでみようかと。

    主人公で大森署署長の藍本小百合は男性だけじゃなく女性もが見とれてしまうほどの美貌の持ち主。
    そこに海外ギャングの違法取引の話が舞い込み…。

    ざっくりあらすじはこんな感じ。

    ほぼほぼ署長は署長室から出てこないし、副署長の貝沼もバタバタするけど、そこまで移動はしていない。
    しかし、

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    2026年03月20日
  • ヘッドライン(スクープシリーズ)

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    前作とちがってこちらは長編!!
    主人公ののらりくらりに読者まで付き合わされる。笑。 でもそれもよし。
    前作より登場人物が増えましたが、混乱することもなくすっとキャラもはいってきて、相変わらずの読みやすさ。刑事物でもなく、推理でもなくいままでにない解釈から入るシリーズと思います

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    2026年03月18日
  • 果断―隠蔽捜査2―(新潮文庫)

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    隠蔽シリーズ2作目。大森署の署長になった竜崎と立て籠もり事件。今回も面白かった!頭が固くて融通が利かない変わり者なのに読めば読むほど魅力的で、もうすっかり竜崎ファンになってしまった。どんな状況でも一貫してるって大事。不遜な部下の言葉にもちゃんと耳を傾けられ、上司にも自分を曲げない竜崎みたいな上司だと仕事の面ではいい。立て籠もり事件の裏も面白い。息子に薦められた某アニメ(この作品大好き)を観て感動し語り合う日が竜崎に来るなんて…こちらも感動。冴子に対してもちゃんと心配してて大切さに気付いてくれて良かった。

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    2026年03月18日