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消えたバイオリン。
密室殺人。
答えが、何となく分かっていても、面白くて、目が活字を追っていく。
本当に人の心を揺さぶるのは、楽器そのものではなく、演奏する人。
私も、誘われて、20代に行ったコンサートで、感動した。
素晴らしい音楽は、人の心を捉えて離さない。
Posted by ブクログ
【あらすじ】
あるコンサートの目玉であった高価なストラディバリウスが盗まれ、その操作にST班が駆り出されることになった。
チームの紅一点、結城翠の様子がいつもと違うことが気になる百合根だったが、捜査に進展が見られないまま、殺人事件が起こってしまい———。
【感想】
STシリーズ、久々だったのでタイトルにある色の意味も忘れていました(^^;;
チームのメンバーの名前に色の文字が入っているんですね。
殺人事件から始まらないのも新鮮、楽器が題材というのも新鮮でした。
が、今野敏さんの文章は、軽くなく、かといって重すぎもせず、やはり読みやすいので、あっという間にその世界に入り込めます。
しばらくミステリ系以外の本を中心に読んでいたので、久々のミステリとして読むのにも、ちょうど良い厚さとストーリーでした。
今野敏さんの作品をこれから読むという方の入門編としてもこのシリーズはいいと思います。
Posted by ブクログ
色シリーズ第四弾。本作は翠が主役。とはいえ、色シリーズ全般にいえることですが、やはり青山の推理なしでは事件の真相にはいきつかないですね。ST5人の中では唯一、青山だけが心理学の専門=生身の人間を相手にする分野を手掛けていることが影響しているのでしょう。
本作でもバイオリンや密室に隠されたトリックを見抜くのに青山の推理は欠かせませんでしたね。一方の翠はというと、持ち前の聴力をいかして事件の真相に迫ろうとします。事件の関係者として登場する指揮者・辛島は翠と同じ能力の持ち主であり、特殊な能力をもった二人の対峙は見どころの一つかなと思います。
また菊川警部補と青山がクラシックを通じて意気投合するシーンもおもしろかったです。よもやこんな展開があろうとは、これまでのシリーズの流れからは想像もできませんでした。
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小説・文芸
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