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Posted by ブクログ
今回も短編集でした。
須田さん大活躍です。
花水木→殺人を隠すための狂言が余計に怪しい話になってしまう 須田さんお花にも詳しいンですね
入梅→コンビニ強盗の話 お台場は住んでいる人が少なく 聞き込みにはむいていない街 村雨さん試験には興味無かった…というよりは、今の職場が気に入っているんですね。
薔薇の色→これは!スピンオフですね。とてもおしゃれな話でした。
月齢→何だかみんなイライラしたり 様子が変でした。いつもの皆さんではなかった。そこへ狼男!?満月はいけません。
聖夜→これも キリストが現れたー!って話ですよ。クリスマスも何が起こるかわかりませんね。
今回の短編集も、ほのぼのとしたお話ばかりでした。
薔薇の色。という話が素敵でした。
そして、聖夜。いきなり、曹洞宗なんです。って言われて、思わず吹き出してしまいました。
私も曹洞宗なんで、クリスマスは無いんです。
でも、病院のシーツを纏ったキリスト。
お台場だからこそ、キリストに見えるんでしょうね。
Posted by ブクログ
ふたたび短編集。本作は5つのストーリーが掲載されています。後半3つは安積班シリーズとしてはちょっと異色といいますか、若干ファンタジーっぽい仕上がりになっていると思います。
「薔薇の色」は『神南署安積班』に収録されていた「刑事部屋の容疑者たち」にちょっと似た雰囲気のお話しでしたね。「月齢」はオオカミ男が登場しますし、「聖夜」も傷害事件の被害者があたかもキリストかのような展開になって…、とこれまでのシリーズでは見られなかった物語に仕立てられています。
「聖夜」のラストでは速水の粋な計らいで安積が家族のもとに駆けつける、ほのぼのとしたシーンで本作を締めくくり、事件が解決してスッキリという読後感ではなく、安積一家に幸あれ、と声をかけたくなりました。
Posted by ブクログ
不可解な謎もない、最後の最後でのどんでん返しもない。ピッチャーに例えれば、ストレートが速いわけでもなく、変化球のキレもない。でも、読まずにはいられない。なぜなら、そこには、人間臭いドラマがあるからだ。
安積班シリーズは、1988年に書かれたという第一作目の『二重標的』から、2007年に刊行された『花水木』までの間に、実に20年近い歳月が流れています。それにも関わらず、『二重標的』を2月1日に読み終えて、今日(2月21日)『花水木』を読み終えるまで3週間、私の中では全く違和感がありませんでした。
『花水木』の巻末にある西上心太さんによる解説にを読むまで気がつかなかったのですが、舞台が東京ベイエリア分署から、一旦神南署に移り、再度、東京湾臨海署に戻ってくる間に20年もの歳月が流れ、連絡手段もポケベルから携帯電話に代わっているにも関わらず、安積、村雨、須田、黒木、桜井に速水を加えた登場人物達は、年をとっていなかったのだ。つまり、安積班シリーズは、警察小説界の『サザエさん』なのである!
これは、とても不自然なことなのにも関わらず、そうせざるを得ない理由がある。安積は、永遠に中年の警部補であり続け、読者に愛され続けるのだ。
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小説・文芸
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