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安積班のチームワークの良さに惹き込まれる。
女性刑事が、新しく配属されるが、安積さんの心配をよそに、少しずつ安積班に溶け込んでいく。
今回の短編集は、ほのぼのとしたお話が多かった。
Posted by ブクログ
『東京湾臨海署安積班』シリーズの第6弾。
女性刑事水野が班員として登場する「新顔」を始めとした8篇からなり、事件そのものより安積班の刑事たちの活躍振りを夏から冬にかけて描いたお仕事小説的な短編集。
「新顔」で新しく班員となったが女性ゆえ、安積班で異分子的存在の水野だが、「海南風」では捜査を通じて異分子から仲間となる。
「開花予想」は、東都新聞社の山口友希子記者が主役。男社会の中で働く女性の悩み苦労を描いている。
表題作の「烈日」は、黒木と桜井が食あたりとなり、須田と村雨の二人の部長刑事が組んで仕事をするという珍しいパターン。須田と村雨との会話の応酬がそれぞれの性格を表し、なんとも面白い。
「逃げ水」は、安積に取材する山口記者と、警視庁音楽隊のパレードで騎馬隊に参加した水野に対する安曇野複雑な気持ちが綴られる。
「白露」は、若い桜井が警視庁のベテラン刑事と組むことで、捜査の基本を教わる。
「凩」は、交機隊の速水が活躍する。
「厳冬」では、風邪を引いた安積。彼の班の指揮を相良警部補がとることになり心穏やかではないが、班員の安積への信頼と、相良警部補の男気を知ることになる。
Posted by ブクログ
この烈日からドラマオリジナルキャラだった水野が加わった。安積ばかりではなく、読者としても水野が安積班にどのように溶け込んで行くのかが心配だったが、彼女でなければ務まらない役割があるようだ。
『隠蔽捜査+2~3.5』が面白かったので、今年(2014年)の一月末から読みだした安積班シリーズ。Bookoffで手に入れることが出来た11冊を3週間かけて読んできたが、最後を飾る?烈日は、良い意味でドラマ向けの物語りで、是非、原作に忠実な脚本でドラマ化して欲しい作品だった!
とにかく登場人物の人間関係が清々しく、俄か安積班ファンにとってはたまらない。いつもは、安積が一人称の主人公として進む物語りが、「開花予想」では記者の友紀子、「烈日」では村雨、「白露」では桜井と一人称の主人公が入れ換わり、夫々の視点から描かれる安積のキャラクターが新鮮だ。
『隠蔽捜査』でも、妻の冴子に唐変木と言われる竜崎が、物語りの進行と共に徐々に人間的に変化してゆく姿が楽しかったが、この『烈日』でも、安積が、相手の気持ちと自分自身の気持ちに徐徐に気がつき、成長してゆく。もしかしたら、『烈日』は、安積の成長譚なのかもしれない。
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小説・文芸
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