無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで200万冊以上配信中!
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません
音楽と刑事。
えーって思ったけど、マッチしてた。
石倉さんが、怒りを爆発させるシンフォニーが、私は、良かった。
そして、最後のアンサンブル。
ほのぼのしてて、人間関係の優しさに、キュンとしました。
Posted by ブクログ
題名の「組曲」通り、安積班のメンバー各人がそれぞれの視点で事件に対応する様を描いた短編集。
「カデンツァ=無伴奏の即興曲」「ラプソディー=狂詩曲」「オブリガート=対旋律」「セレナーデ=小夜曲」等、各短編の題名も音楽用語を付し、さながら輪舞曲(ロンド)の様相を呈している。
今回は班員だけでなく、「シンフォニー」では、鑑識係の石倉が主役となり、係への待遇の不満を爆発させる。
「ディスコード=不協和音」では、チョイ役でしか顔を出さない榊原刑事課長がなんと主役となって、強行班の二つの係への対応で苦慮する様が描かれる。
「アンサンブル」では、安積に対抗心を燃やす相楽がが、安積のプライベートを考慮するという男気を発揮し、相楽の思いがけない一面が見られる。
どの短編も、さして大きな事件は起こらず、登場人物たちの人物像を浮き上がらせる話となっていて、彼らの人となりをより理解でき、このシリーズにより深入りしてしまいそう。
Posted by ブクログ
今野敏さんの警察小説の中でも、最も息が長いシリーズであり、連続ドラマ化もされた安積班シリーズ。本作は、その安積班シリーズの最新刊である。
安積班シリーズは、長編も面白いが、本作のような連作短編集にこそ魅力が詰まっていると考える。1編当たりは短いが、きちんと物語があり、人間模様がある。本作では、安積班の面々の視点に加え、安積をライバル視する相楽や、鑑識の石倉など、臨海署の様々な面々の視点で描かれているのが興味深い。
「カデンツァ」。現実にも聞く、呆れた犯罪。察知したのは…。「ラプソディー」。船上で遺体発見。警察と海保のせめぎ合いは、意外な結末に。「オブリガート」。安積班と相楽班の事案が絡み合う。素直に感謝できない相楽であった。しかし、やるべきことはやる。
「セレナーデ」。これまた実際にありそうな話。今回のお手柄は…。「コーダ」。先入観で判断する危険性とは。これは読者への戒めでもある。「リタルダント」。忙しいときほど、ゆっくり考えろ。至言だが、なかなかできることではない。
「ダ・カーポ」。またこのパターンかよ。紆余曲折はしたが、警察は見抜く。「シンオフォニー」。常に忙殺されている鑑識。しかも、相楽がいちゃもんを…。彼らこそ、縁の下の力持ち。「ディスコード」。上層部には上層部の苦悩がある。不協和音も悪くはないって?
最後に「アンサンブル」。相楽班に失態が続いていた。上層部も気を揉んでいる。こんなとき、安積にできることはない。汚名返上は、自らするしかない。
全10編のタイトルが音楽用語になっており、しかも内容とリンクしているのが芸が細かい。相楽の扱いが少々気の毒だが、味があって憎めないキャラクターだ。安積班と相楽班、臨海署を支える2つの強行犯係には、それぞれの物語がある。
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
小説・文芸
小説・文芸
小説・文芸
小説・文芸
小説・文芸
小説・文芸
小説・文芸