【感想・ネタバレ】最前線 東京湾臨海署安積班のレビュー

あらすじ

東京・お台場のテレビ局に出演予定の香港映画スターへ、暗殺予告が届いた。東京湾臨海署の安積警部補らは、スターの警備に駆り出されることになった。だが、管内では、不審船の密航者が行方不明になるという事件も発生。安積たち強行犯係は、双方の案件を追うことになる。やがて、付近の海岸から濡れたウエットスーツが発見され、密航者が暗殺犯の可能性が――。 安積たちは、暗殺を阻止できるのか。(「暗殺予告」より)新ベイエリア分署・安積班シリーズ! (解説・末國善己)

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Posted by ブクログ

短編集でした。
暗殺予告→香港スターと香港マフィアの話 今回も須田さんの勘が冴えてる
被害者→犯人が捕まっても 事件がなかったことには、ならないんだよね
梅雨晴れ→雨のせいでみんながイライラしてる。でも、速水さんはいつもどうりです!
最前線→悩める桜井さんの話。
射殺→ロサンゼルス警察と日本警察の違い。日本って安全な国なんだなぁ~。
夕映え→安積さんの師匠と久しぶりにあうけど、肩書きが安積さんの方が上になって なんとなく やりにくい感じ…でも、やっぱり師匠は凄い!

速水さんとのやり取りで、
「お前は、本当に嫌なやつだな」
「わかっている、それが俺のいいところだ。」この台詞 いつも笑っちゃいます。

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2020年02月02日

Posted by ブクログ

短編集なのでサクサク読めました。
安積さん、もっと自分に自信を持ってと言いたい。でも、これが安積さんなんですよね。

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2017年10月03日

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短編だけど、読み応えがあった。白バイで応戦する速水が目にみえるようだ。ドラマでみているせいもあるけど、所々に温かいシーンがみえてくる。

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2015年11月14日

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基本的には短編ってあまり読まないんだけど、このシリーズはそれでいいように思う。警察モノでは他に藤原審爾の新宿警察シリーズがとってもよかった。

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2012年03月31日

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大橋さん再登場の表題作「最前線」が素晴らしかった!!男前になった大橋さんに惚れます(欲目)。
もう一回くらい出てこないかなあ……

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2009年10月07日

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 今野敏さんの「安積班シリーズ」。こちらは短編集なので、読みやすいです。このシリーズがドラマ化されないのが不思議です。

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2009年11月08日

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安積班シリーズの短編集。安積警部補の過去が垣間見えたり、班からいつの間にか姿が消えていた人物が登場したりと、バラエティにとんだ短編が詰まっていてお買い得(?)でした。このシリーズは、短編も味わい深くて良いですね。

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2011年09月25日

購入済み

今回の短編集は、ほのぼのとした話が多かった。
安積さんは、どこまでいっても、安積さんだし、速水さんも、そう。
最後の安積さんと、三国さんの話が、何だか切なかった。

#切ない #シュール

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2025年11月12日

Posted by ブクログ

シリーズ第12弾!短編集。いずれも秀逸。表題の最前線は竹の塚署。なるほどって思った。シリーズの短編、表題など全てなるほどって思います。このどこかの短編で部下が言う「誇りに思います」は、すごく同感した。定年が近いからかな笑

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2025年01月20日

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今回も短編集です。最初のシリーズに出ていた大橋が出てきます。神南署に移動したときあまりにもなかったことになっていたので、読んでから時間が経っていたこともあり「あれ?大橋っていたよな…幻だった?」などと思っていましたが、ちゃんと今回ベイエリア分署を異動になり竹の塚署で頑張っている彼の姿が描かれていました。相変わらず速水さんがかっこよきです。

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2023年07月11日

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安積班ベイエリア分署シリーズ。短編集。
弱小警察署ゆえ、本庁や周辺所轄との関係も複雑ではあるが、チームとして、部下を信頼し、部下も安積を全面的に信頼して事件を解決していく。
こういったチームワークやチームとしての絆により、本庁を出し抜いて、事件を解決していく事に、爽快感を覚えます。
被害者の短編で、安積の娘の発言にジーンときました。
お父さんを父親失格と思った事はない。子供は父親の背中を見て育つ、お父さんはわたしに確かな生き様を見せてくれた。一番大切な父親の役割を果たしてくれているんだよ。

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2022年07月14日

Posted by ブクログ

全作「陽炎」につづく短編集。安積班シリーズのこれまでの短編は、事件そのものは小粒で、それぞれの登場人物にスポットをあてた構成のものが多かったのですが、本作は短編でありながら、事件そのものに軸足をおいた内容といえるでしょう。

特に冒頭の「暗殺予告」は長編に仕立ててもおかしくない内容です。濃密な一冊、お買い得(お読み得?)な一冊かと。

そして、かつて安積班に在籍していた大橋が再登場。いつのまにかいなくなってしまったな、と思っていましたが、他の所轄に異動になっていたのですね(たしかそのくだりは描かれていなかったように記憶していますが)。

最後の「夕映え」も非常に味わいのある作品です。安積の師匠ともいえる人物と再会するわけですが、タイトルの「夕映え」というキーワード、またラストで語られる夕映えのようにありたい、という安積の想いが余韻を残す作品です。

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2020年11月06日

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 ベイエリア分署復活後2作目に当たる『陽炎』も良かったが、3作目に当たるこの『最前線』も面白い。人間がどうすれば清々しく生きれるかを登場人物達の背中が示している。
 『陽炎』も良かったけど、『最前線』も素晴らかった!何がって末國善己さんによる解説が素晴らしい!読後の感動が倍返しで蘇る。この解説を読んでしまうと、とても自分の感想・レビューを書く気になれない。それでも書いておきたい感想がある。
 一つ目は、村雨と組んでいた大橋が、桜井に言ったことだ「俺が何か目立つことをやったら、ムラチョウは俺のことを半人前だと思っただろうな。刑事の仕事っていうのは、とにかくこつこつやることだ。それを教えてくれたのは、ムラチョウだ。あの人には徹底的に仕込まれたよ。だから、こんな最前線でも立派に戦える兵隊に育ててくれたというわけだ」
 二つ目は、安積が初めて刑事になった時に組んだという三国俊治の言葉だ。三国は「おまえさん、いい刑事になったな。部下を見りゃわかるよ。あいつらおまえさんのことを露ほども疑っていない」と言った、安積は「そりゃそうです。私の師匠がよかったですからね」と言うのだった。

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2014年02月18日

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久々に読む安積班シリーズの短編集。
「暗殺予告」「被害者」「梅雨晴れ」「最前線」「射殺」「夕映え」の6編。
懐かしい仲間の大橋が、すっかり立派な刑事になっていて少々戸惑ったが、どれも面白い短編。

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2012年09月30日

Posted by ブクログ

短編集。殺人予告/被害者/梅雨晴れ/最前線/射殺/夕映え
「射殺」では珍しくアクションシーン。危険な現場にいる警官たちと拳銃使用の難しさを考えさせられる。
「夕映え」はかつて安積が仕事を仕込んでもらった先輩刑事との再会。係長は階級とは無関係に渋く輝いている先輩に敬意をもつ。
「最前線」ではかつての仲間、大橋との再会が。 順を追わずに読んでいるので、初期の大橋刑事が異動になっていたことに納得。 彼は今最前線で活躍しているという話。 慣れもあるが、このシリーズは個性的な刑事たちが生き生き描かれていて感動する。

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2011年12月29日

Posted by ブクログ

東京湾臨海署篇第3作。短編集。

どの話も緊迫感があって読み応えがあった。ときには上司の意思に逆らうことになっても、己の信じる道を突き進む安積警部補の姿を久しぶりに見せてもらった。交通機動隊の速水小隊長も相変わらずかっこいい。表題作『最前線』では、かつて安積班の一員だった大橋が登場する。

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2017年01月30日

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ハンチョウ〜神南署安積班〜の原作。
(舞台は異なりますが)

シーズン1、2あたりで見覚えのある話がちらほらと。
最初の方は原作に準じた話作りがされていたんですね……。

読みやすい短編集でありました。

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2011年08月14日

Posted by ブクログ

あらすじにある「暗殺予告」、少年法の矛盾を描いた「被害者」、傷害事件の被害者がたまたま指名手配中の容疑者だった…という「梅雨晴れ」、安積班の中の最年少、桜井視点で描く表題作、あるヒットマンを追ってロス市警の刑事がやってくる「射殺」、安積がかつての先輩刑事と再開する「夕映え」の、6篇からなる短編集(短編集の評価ってむずかしい…)。

いつも通り、でもちょっとアクセントをつけた安積班シリーズ。

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2010年03月24日

Posted by ブクログ

安積警部補シリーズの短編集。
台場に戻ってきたせいか速水さんが生き生きしてるような。
表題作の『最前線』は大橋再登場。村雨と組んでたときとは変わった大橋を、いま村雨と組んでる桜井視点で、というのが良い。最後のしみじみしている安積と村雨が良かった。
『梅雨晴れ』。ベイエリア分署のとある一日という感じで好きでした。

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2010年02月08日

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2007/8/24 ジュンク堂住吉シーア店にて購入
2009/6/14〜6/21

安積班シリーズの短編集。
「暗殺予告」:香港映画界のスター、サミエル・ポーが台場のテレビ局にやってくることになったが、そこに暗殺予告が届く。不審船の密航者が一人海に飛び込み行方不明になったが、海岸で不審なウェットスーツが発見される。密航者が暗殺者の可能性が高まり、現場に緊張が走るが...
「被害者」:安積は久しぶりに娘と食事の約束をする。平穏な一日が過ぎ無事娘との食事に間に合いそうであったが、発砲事件の報が入り、出動することに。無事事件が解決し、食事に間に合うのか?
「梅雨晴れ」:うるさ方の鑑識の石倉係長に若い刑事がつっかかる。梅雨のうっとうしい気候のせいか、安積まで速水と言い争いになる。そこへ須田がゆりかもめ内での暴行事件の犯人を現行犯で逮捕して連行してきた。被害者の聴取をしようとすると、被害者は病院から姿を消していた...果たしてどこへ? また、二組の感情のもつれは解消するのか?
「最前線」:珍しく桜井の目線でかかれた作品。安積、村雨、桜井の3名は援軍で竹の塚署につめることに。そこには、桜井の前に村雨と組んでいた大塚がいた。臨海署時代から大きく変わった大塚に桜井は驚く。一緒にまわるうち、話題は村雨のことに...
「射殺」:射殺された外国人の死体が発見される。被害者は麻薬組織から追われていたらしい。ロスアンゼルスから一匹狼の刑事アンディー・ウッドが派遣されてくる。自己流の捜査にこだわるウッドと組むことになった安積は日本流の捜査にこだわるが。安積の意外な過去が披露される。
「夕映え」:品川署管内で起こった事件に安積、須田、桜井が刈り出される。そこで安積は新人のときに初めて組んだベテラン刑事の三国と久しぶりに出会う。捜査会議でベテラン三国は外回り、今では階級が上になっている安積が予備班になったが、安積は気を利かせて交代を申し出るが...

いつもながらに読後、ほんわかする短編が並んでいる。このシリーズの良さは人間ドラマがきっちり書けていることであろう。(やはりドラマは見ないほうがいいだろうなぁ。)

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2009年10月07日

Posted by ブクログ

イコンに続いて読んだ安曇班シリーズの短編集。部下に慕われる上司がうまく部下を動かして事件を解決するほんのりと心温まる話という感じだった。

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2011年09月17日

Posted by ブクログ

新ベイエリア分署第3弾にして、またまた短編集。
これだけシリーズが続いていても、安積警部補が謙虚なのが、何とも言えない。
そして、何となく、登場人物の年齢が進んでないような・・・
このシリーズ、何がすごいって、初めて書かれたのは、「踊る大捜査線」より前なんですよね。
解説によく書いてありますが・・・
1990年前半台に書かれている作品とは思えないくらい、すんなり楽しめます。
この後、「半夏生」とかに続いていくようですが、私は文庫で揃えているので、安積班はしばらくお休みです。

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2009年10月07日

Posted by ブクログ

ベイエリア分署シリーズ、6つの短編集

名誉や成功などは二の次で、ただ”使命”と”誇り”のために働く刑事たちの物語。

今時には地味な信条ながらも、犯人逮捕など、ちゃんと成果を出せてしまうところに、格好良過ぎるというか、世の中、そんな風にはまわってくれんだろう?と言いたくなるような。。。リアリティに欠ける面のあるところは否めないものの、安心して読める作品。
(2007/9/24)

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2009年10月07日

Posted by ブクログ

ネタバレ

短編集。
短編集であることをもっと周知してほしい。裏表紙の(暗殺予告より)で判断するしかないのか。wikiの人お願いします。

全体的にどうってことない話だけど、「夕映え」の安積の過去の師弟関係を見ることが出来て良かった

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2025年06月30日

Posted by ブクログ

東京湾臨海署篇の3作目。
『暗殺予告』は、ハリウッドから来日するスターを安積たちが警護する話。スターには、暗殺予告が。ベイエリアの地理を活かした暗殺者の仕掛けたトリックを安積が見破る。
『被害者』は、犯罪被害者家族と少年法の問題を扱った社会派小説の趣。
『梅雨晴れ』は、公共マナーという現代的な問題を扱った話。
『射殺』は、ロサンゼルス警察の捜査官が殺し屋を追って日本に。アメリカと日本との捜査活動の違いを浮き彫りに。
『夕映え』は、助っ人に行った品川署の捜査本部で安積の新人時代の指導官と再会。二人で犯人を追い詰める。
いずれの作品も、安積と部下たちとの信頼関係が描かれていて、安心して読み進められる短編集。

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2022年04月14日

Posted by ブクログ

安定の面白さの警視庁安積班シリーズ。
今回は短編だったが、題名の最前線が一番面白い。
過去に一緒の班にいた大橋が成長した姿を見てみせる。
読み手としてもなんとなく嬉しい。

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2019年12月04日

Posted by ブクログ

ネタバレ

村雨さん、やっぱりいい人。部下が出世して「誇りに思う」ってすぐ言えるあたりが優等性。シリーズもここまで進んできたら、それぞれの人物説明も減らして良さそうなんだけど、短編でほぼ毎回「鼻につく」って書かれると、ものすごい仲悪い気がしてしまう(笑)どの話もとても面白くてテンポ良く読めました。多分ドラマで見ていたものもあり…楽しかったです。

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2019年06月19日

Posted by ブクログ

東京・お台場のテレビ局に出演予定の香港映画スターへ、暗殺予告が届いた。東京湾臨海署の安積警部補らは、スターの警備に駆り出されることになった。だが、管内では、不審船の密航者が行方不明になるという事件も発生。安積たち強行犯係は、双方の案件を追うことになる。やがて、付近の海岸から濡れたウェットスーツが発見され、密航者が暗殺犯の可能性が―。安積たちは、暗殺を阻止できるのか。(「暗殺予告」より)新ベイエリア分署・安積班シリーズ、待望の文庫化。(「BOOK」データベースより)

久しぶりに安積班の皆さんに会えました。
テレビのハンチョウシリーズは、ちょっと趣が変わってきちゃっていたのですが、私はやはり安積班長以下、村雨、須田、黒木、桜井、そして交機の速水といったメンバーが好きです。
いつも言ってる気がしますが、作者様、ハンチョウと村雨さんの関係をもっといい感じで書いてくださらないでしょうかねえ。
なんか胸が痛みます。
毎度のことながら、読み終わった後、まるで目の前に登場人物がいたかのように感じるほど、人物の個性が魅力的に描かれています。
ドラマ同様ほんのり心が温かくなる警察小説です。

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2013年05月15日

Posted by ブクログ

これは比較的新しいシリーズだったらしい。ちゃんと調べてから読みましょう。
順番どおりが好きなのに。。ショック。

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2010年02月11日

Posted by ブクログ

短編集。
味のある話が多いので、安積班シリーズの短編集の中ではこれが一番好みかもしれない。
大橋のキャラクターがあまりに変わっていて正直驚いた。

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2009年10月07日

Posted by ブクログ

安積警部補ものは「二重標的」に続いて二冊目の読書。この間に神南署に移ってまた戻ってという経緯があるようですが、これから少しずつたどっていくことにします。短編集ということもあり、事件の一つ一つのスケールは大きくありませんが、「ちょっといい話」という感じで読ませます。

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2012年06月03日

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