【感想・ネタバレ】秋麗 東京湾臨海署安積班のレビュー

あらすじ

臨海署近くの海で遺体が発見される。身元は、かつて特殊詐欺で逮捕された戸沢守雄という七十代の男だった。捜査員たちが、遺体発見の前日に、被害者と釣りをしていた猪狩と和久田という男性に話を聴きに行くと、二人とも何かに怯えた様子で、その後、消息が途絶えてしまう。一方、刑事の水野は、東報新聞の記者山口に、先輩の記者からセクハラを受けていると相談される……。男は人生の終盤で何故殺されたのか。ロングセラー「安積班」シリーズ、巻末に刊行記念インタビューを加え、文庫化。

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秋麗

安積さんは係長として部下始め上司、同僚などからの信頼の厚さを感じる。警察の小説の中には足の引っ張りあいや妬みや陥れるなどとても警察官とは皆そうなのか?と疑いたくなるが、この安積班は読んでいて心地よいから好きです

#憧れる #スカッとする

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2025年04月30日

Posted by ブクログ

安積警部補シリーズ 第21弾
ベイエリア分署復活編 第14弾

管内で高齢男性の他殺体が発見される。
身元を洗ったところ、特殊詐欺の常習犯の可能性があり、詐欺事案の発端となった葛飾署の広田刑事とともに、詐欺事件の背景にある、殺人事件の端緒にたどり着いていく。

丁寧な捜査で犯人を追い詰める。

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2025年01月02日

Posted by ブクログ

今野さんの安積班シリーズを新しいものから遡って読んでます。葛飾の広田係長の活躍と交機隊の速水の最後のアシストが楽しかった。「老い」もテーマとして描かれていたり、SNSからも捜査のヒントを得たりと、時代にもうまく合わせたお話なんですね。安積班の仕事ぶりを見ていると、チームで、組織として問題解決にあたっていくことこそがサラリーマンの仕事なんだよなーとしみじみ感じます 笑

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2025年09月21日

Posted by ブクログ

 面白かった。いつものメンバー以外の味があって、良かった。特に広田係長がいい!

 読後感はスッキリしているが、あちこちに出てくる生き方に対するフレーズや『秋麗』という題名が、自分自身の人生と重なり、考えさせられた。私もそういう歳になったからかも。

 しかし、しばらく間が空いても、1ページも読めば、キャラを思い出せる文章力の見事さよ。キャラが濃いこともあるだろうが、繰り返しでこういう行動をするという描写があるからか。一気に続けて読むと鼻につく部分でもあるが。

 文庫版インタビューが嬉しい。この作家さんの本は何回も新装版が題名を変えて出るので、買う際は必ず中を確認するのだが、今回はこのためだけに買ってもいいと思った。私が買った順では『宇宙海兵隊ギガース』以来か?

 警察小説もいいが、また、ロボット物を書いてくれないか、待ち望んでいる。

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2024年09月12日

Posted by ブクログ

海で見つかった老人の死体。
臨海署が追うと老人が容疑者として浮かび上がる。
老人たちが銀座で特殊詐欺をやった事から事件は始まっていた。

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2024年06月30日

Posted by ブクログ

臨海署安積係長シリーズ
事件の内容はそこまで捻りはないが、臨海署ならではの名脇役の活躍があって良いシリーズだなと改めて思った。3.5

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2024年06月21日

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