今野敏のレビュー一覧

  • 果断―隠蔽捜査2―(新潮文庫)

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    隠蔽捜査シリーズの第二弾。
    読みだしたら止まらなくほぼ一気見してしまった作品。

    今回から大森署の署長となった竜崎。
    合理性を貫く彼は、捜査本部を署長室に置いたり、管理官の話を起立せずに聞いたりと、相変わらずの変人ぶりを発揮しています。

    前半の小料理屋の喧嘩や、強盗事件がしっかりした伏線になり、物語が一気に進んでいくのは爽快です。

    途中妻の冴子が体調を崩したり、戸高が事件解決後の違和感を伝えたりと、後半戦も怒涛の展開で進んでいきます。

    まさかの結末は驚きですが、ちゃんと最初から違和感は書かれているのでお見事というしかないです。

    次の巻も早く読まなくては。

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    2026年05月19日
  • 一夜―隠蔽捜査10―

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    早くに殺人の犯人はわかり、特に捻りもない動機も平板な印象を受けました。
    久しぶりの隠蔽捜査、それまでのは手に汗握る展開に本を捲る手が止まらないスリルを感じましたが、こういう変化球のような作品もいいのかもしれません。
    表題の『一夜』は最後に明かされましたね。

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    2026年05月17日
  • 任侠書房

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    任侠シリーズ第一弾
    作者が作者なだけに、もっとハードボイルド的なものを予想していましたが、ライトノベルに近かった。
    でも、軸はしっかりとしており、楽しめる内容であった。
    個人的には
    頭の良い者はヤクザになり、そうでなかった者は警察になる というフレーズがウケた。

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    2026年05月17日
  • 一夜―隠蔽捜査10―

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    小説家の誘拐と殺人事件の話

    途中でオチに気付いたけど竜崎は良い

    竜崎と梅林と伊丹が酒を飲んでいる話を読みたい

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    2026年05月16日
  • スクエア 横浜みなとみらい署暴対係

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    シリーズ順に読んでるつもりだけど、スクエアと時間軸が前後しているような。。。自分の間違えかな。
    あー、竜崎さんだ!

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    2026年05月14日
  • 隠蔽捜査(新潮文庫)

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    警察官僚の心理にフォーカスした小説。主人公が自分の信念を揺るがすことなく、力強く進むのがよい。愛されるキャラクターではないのに、魅力を感じてしまう。仕事における危機対応の参考にも。

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    2026年05月13日
  • 分水―隠蔽捜査11―

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    今回は鎌倉署管内にある議員宅での火事と殺人に奔走。議員親子を殿と若殿と呼びへつらう署長や係長にはちょっと嫌悪感。警察って政治家にはこんなに媚びへつらうものなのか。そこでも自分を曲げない竜崎がすてきに見える。人生何があるかわからない。一歩先は分水だ、の言葉に共感。そして、「ただいま」と言えば「お帰りなさい」という声が返ってくるって本当にありがたいことだと思う。色んな人や事件と接して経験が増え、自分にはないものを取り入れていく竜崎は丸くなった感もあるけど、とても大切なことをきちんと知っているし人間性が好きだ。

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    2026年05月12日
  • リオ―警視庁強行犯係・樋口顕―

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    警察小説かと思いきやずっと全共闘の話しててビビる。邦画的ダサさと時代錯誤的な女性の品定めはあるが、割と楽しく読める。

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    2026年05月12日
  • 分水―隠蔽捜査11―

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    感想
    竜崎もだいぶ丸くなった印象。そしていつも通り伊丹との掛け合いが面白い。

    警察の人間関係の面倒さやYouTuberの妨害など現代にマッチした内容に。

    鎌倉署の面々が、議員を天皇のように崇めるのが面倒だったが、住めばそうなるのかな。


    あらすじ
    鎌倉で代々政治家を輩出している安達邸で火事が発生した。政治家案件で、息子の政孝が不倫スキャンダルの時期ということもあり、本部長の意向を汲んで竜崎も鎌倉署に向かう。

    鎌倉では父親のことを殿様、息子の政孝を若殿と呼ばれていた。火事は小火程度だったが、放火の疑いがある。捜査線上にYouTuberよしかずが出てきたが、調べると彼は鎌倉で絞殺されている

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    2026年05月11日
  • 白露 警視庁強行犯係・樋口顕

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    樋口さんの周りからの信頼度の高さと上司にも部下にも、時には被疑者に対しても同じように相手を尊重して接するブレない姿はいつも勉強になります。

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    2026年05月10日
  • 署長シンドローム

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    短編シリーズで存在は知っておりましたが、まさかのシリーズ化。
    大森署が舞台なので楽しく読めました。美貌は立派な武器ですね。

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    2026年05月09日
  • 分水―隠蔽捜査11―

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    竜崎は相変わらずで好きだが、周りが相変わらずあほ過ぎる。でも、多分現実はこんな奴ばかりなんだろうと思えて、悲しくなる。もっとスッキリさせて欲しかったなあ・・・

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    2026年05月06日
  • 臥龍 横浜みなとみらい署暴対係

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     シリーズ第2作!やはり安定の面白さ。主人公のように振る舞いたい。作中の部下の言葉と同じようなことを言われたことがあるのはある意味嬉しい(笑)

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    2026年05月06日
  • 分水―隠蔽捜査11―

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    竜崎刑事部長、今作でも変わらず官僚である前に警察官であるという誇りを感じさせてくれる存在でした。いつの間にか大物政治家に頼られてもあくまで無欲な姿勢は清々しいです。

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    2026年05月05日
  • 天狼 東京湾臨海署安積班

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    ハードボイルド小説の大家、今野さんの作品

    相変わらず読みやすくて、警察組織の裏側、縄張り意識、暴力団、ヤクザ、チンピラ、半グレ、ヤンキー、暴走族、、、とてもわかりやすく整理されていて、勉強にもなった。

    一定の知識を持った半グレ篠崎とのやりとりでピンチに陥り、「この先どうなるのか?」という場面もあったが、最後は署長が漢を見せた感じで、とても良かった。スッキリ爽快な読後感!

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    2026年05月05日
  • 一夜―隠蔽捜査10―

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    竜崎が警察官を目指した理由が伊丹だったとは… この年代で友人と呼べる人がいることの幸せ 竜崎がファンになるものがなくて竜崎にファンがいるとはまさにそれな

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    2026年05月05日
  • 白露 警視庁強行犯係・樋口顕

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    ヒグッちゃんシリーズ。こちらもお気に入り。
    時代背景をうまく話に盛り込んでいて、まさに今起きてもおかしくないと感じる展開。

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    2026年05月03日
  • 一夜―隠蔽捜査10―

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    シリーズ10は人気作家の誘拐事件。犯人からの要求が何もなく、伊丹の方も別の殺人事件にかかりきり。かと思いきや、伊丹が読書家で作家のファンなことに和んだ。意外と警察も刑事ものを読んだりもするのかな。純文学とエンタメについて作中の作家が語ったり面白い。そして、邦彦がまたまた問題を投げかけてくる。誘拐事件の真相は何となく読めるので驚きはなかったけど、竜崎と作家のやり取りが楽しいのと、邦彦問題を作家に委ねるんだという新鮮さがいい。考えを否定せず本人のやりたいようにやらようとしてくれる竜崎がとても好ましい。

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    2026年05月03日
  • 分水―隠蔽捜査11―

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    ネタバレ

    もう11作目。神奈川県警刑事部長の竜崎伸也。鎌倉署管内で火災が発生する。親子二代にわたる有力衆議院議員の自宅という、政治的にセンシティブな案件。さらに火災に便乗して現場に入り込んでいたユーチューバーが何者かに絞殺されているのが発見され、事件は一気に放火・殺人事件へと発展。世論・政治・メディアが絡む中、竜崎は異例の形で鎌倉署の捜査本部に入り、指揮を執る。一方、私生活では娘が自宅を出るかもという家庭内の緊張も。展開に既視感が出てきたが竜崎の妻・冴子の存在感は強烈で、物語に独特の厚みとユーモアを与えている。④

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    2026年05月02日
  • 分水―隠蔽捜査11―

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    ネタバレ

    シリーズ11作目。神奈川県警刑事部長の竜崎にだいぶ慣れてきた。
    今作は鎌倉を舞台にしているが鎌倉的な要素は鳩サブレーくらい笑
    代々続く政治家の家でのボヤ騒ぎが殺人事件に発展する。事件そのものに対する竜崎の差配と部下の活躍だけでなく、安達家に対する竜崎と所轄の考えやSNSを巡る対応も興味深い。
    そして今作は安達喜代助とサイバー犯罪捜査課の三好が飄々としていてすごく効いている!
    彼らには今後も折をみて登場してもらいたいと切に願う^_^

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    2026年05月02日