今野敏のレビュー一覧

  • 職分

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    盗犯捜査のプロ萩尾が、若い相棒の秋穂とともに事件を解決する短編集。
    盗犯捜査のプロと窃盗のプロの奇妙な絆、秋穂の刑事としての成長など、短編なので読みやすく面白かった。
    萩尾警部補シリーズを読んでる人にはわかるのかな?という話がひとつあった。シリーズを知らずに読んだので、これだけなんとなく、自分の知らない話題で盛り上がられるような疎外感を抱いてしまった。

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    2026年07月23日
  • 隠蔽捜査(新潮文庫)

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    警察小説でここまで「組織」と「個人の信念」の対立を真正面から描いた作品は珍しく、読んでいて思わず背筋を正したくなるような感覚がありました。
    主人公の理屈っぽさと潔癖さには最初戸惑いましたが、読み進めるうちにそのブレなさが逆に心地よくなってきます。
    感情より論理が前面に出る文体なので、人物の内面に深く共感するタイプの読者には少し淡白に感じるかもしれませんが、それでも信念を貫く姿勢にはぐっとくるものがあり、大人が読むべき硬派な一冊だと感じました。

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    2026年07月21日
  • [新装版]リオ 警視庁強行犯係・樋口顕

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    全共闘世代に対するアンチテーゼを主人公樋口を通じて表現した作品。
    その世代も現代においては70代か。
    平成の1桁台という時代を知るのには良い小説だと思う。

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    2026年07月19日
  • 真贋

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    真贋 (しんがん)
    今回は殺人事件ではなく、警察小説の中でも地味過ぎる盗犯捜査が舞台となっている。警視庁捜査三課の萩尾秀一警部補と相方女刑事武田秋穂巡査部長との物語である。渋谷のデパートで国宝の曜変天目という茶碗が展示される陶磁器展にそれを狙う盗みの職人と捜査の職人の意地がぶつかり合う。まさしくこれは、捜査のプロと盗みのプロとの息詰まる攻防劇と言える。窃盗事件の現場に臨場して、手口を見て即座にこれは誰の仕業と見抜ける。あくまでも基本は刑事個人の知識と経験だ。捜査一課のような派手さはないがたまには地道にホシを求めて歩き回るデカの姿もカッコイイ。

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    2026年07月19日
  • 分水―隠蔽捜査11―

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    もう11作目か
    分厚いけどすぐ読める、内容は会話がほとんどなので
    ここ何作かは事件は単純、犯人もすぐ捕まり、なんていうかドラマ性に欠ける。そろそろ完結してもいいシリーズ。

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    2026年07月10日
  • 無明 警視庁強行犯係・樋口顕

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    ネタバレ

    面白かった。
    警察だからというより1人の人間として正しい事をしたいというのが伝わってきた。
    強いて言うなら、強盗殺人事件と何かが関わりがあるのかなと思ってたからそこがもし繋がっていたらどうなってたかなーと思う。
    政治家が言っていた[必ず味方はいる]という考え方は自分も大事にしたい。

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    2026年07月10日
  • 同期

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    なかなか面白かった
    サクサク捜査が終盤進む感じはどうかなとは思いましたがなかなかいい作品でした

    3271冊
    今年170冊目

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    2026年07月07日
  • 審議官―隠蔽捜査9.5―(新潮文庫)

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    刑事ドラマを、さらっと観るように、ストーリーがすらすらと入ってくる。あっという間に読み終わった。

    そして、トップ官僚がメンツに拘った際の対処や、人間関係ではなく仕事のパートナーとしてどうかを観察する視点など、ハッと驚くシーンもあり面白かった。

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    2026年07月07日
  • 明鏡 東京湾臨海署安積班

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    安曇班のメンバーの仕事ぶりを定期的に確認している感じ。とても安心感を持って読めるのが好きな、今野敏氏のシリーズ。今回も、安定の面白さ。

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    2026年07月04日
  • 職分

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    ネタバレ

    良い。
    ベテランのやり手と若く女性だけど有望な若手の刑事コンビ。
    探偵もののような推理が面白い。

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    2026年07月04日
  • 転迷―隠蔽捜査4―(新潮文庫)

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    隠蔽捜査シリーズ第4作。
    今回も面白く一気に読みました。

    外務省職員の他殺体
    大井川で起きたひき逃げ事件
    そして娘、美紀の恋人が乗る予定だった飛行機の墜落事故
    それぞれ別の事件が重なりあい、さらには厚労省、外務省、麻薬密売組織など複雑な出来事がやがて一本にまとまってきます。
    もちろん、竜崎の原理原則をベースとしたやりとりあっての事ですが。

    竜崎のように物事を進められればいいとは誰もが思うところではありますが、なかなかどうしてしがらみだの人間関係などで、上手くいきません。

    しかし、心に原理原則を持っておけば、竜崎程ではないにしても、物事の本質を見て、動くことはできるのではないか? と思うの

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    2026年07月02日
  • 朱夏―警視庁強行犯係・樋口顕―

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    3作目から読み始めて、1、2と追いついた。
    自分に自信のない、控えめながら敏腕な樋口刑事。
    今回は奥さんが誘拐され、迫り来る期限に追われながらの個人捜査を行う。娘が3泊4日の旅行で不在、月曜日から事件の捜査本部が立ち上がるという事で、リミットはこの空白期間だけ。一緒の捜査を頼んだのは、前作で友人となった荻窪署の生活安全課の氏家刑事。この氏家刑事は3作目も登場するので、樋口刑事のバディーのようだ。
    妻の消息を求めて、時に感情的になる樋口を氏家刑事は宥め、理性的に捜査をフォローしていく。
    犯人は冒頭から怪しい人物。土日の休日を利用しながら、着々と犯人を追い詰めていく。犯人に囚われながらも、いつか夫

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    2026年07月02日
  • 遠火 警視庁強行犯係・樋口顕

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    今野敏 警視庁強行犯係・樋口顕シリーズ第8弾。

    奥多摩の山中で女性の他殺体が発見される。警視庁捜査1課・樋口班が捜査を進めると、殺害されたのは、渋谷署がすでに接触していた女子高生であり、売春の噂があった。
    樋口は、被害者の友人と2人っきりで面会するが、その様子をネットニュースに流されてしまうことに。
    あらぬ疑いをかけられながらも、事件の真相に迫っていく樋口。

    さすが樋口。
    本当に実直に、真面目に事件に取り組む姿には頭がさがる。その実直さに、多くを語らずとも周りが納得し、樋口を中心に回り始める。
    樋口のやっていることはいたって普通なんだが。
    樋口が言うように、『普通の人が迷い、悩み、悲しみ、

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    2026年06月29日
  • 海に消えた神々 <新装版>

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    真実はあっけなかったが、肉付けとなる部分には、沖縄の基地問題や警察組織内部の論理など、社会的な部分にクローズアップしていた。
    石神、明智の名コンビの次回作に注目したい。

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    2026年06月28日
  • 職分

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    盗犯係、萩尾警部補シリーズの5作目、短編集
    集録時に加筆修正されていないのか、同じ発言が多くてちょっと諄いところが難点
    さらっと読みやすい所は相変わらず

    今回は相棒の成長も

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    2026年06月28日
  • 警官の目

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    4人の作家さんの警察小説アンソロジー。
    五十嵐貴久、三羽省吾さんは初読作家さんです。
    今野敏、誉田哲也さんは安定のおもしろさですが
    初読の作家さんもおもしろかった。
    内容が重くなく、「ん?」という所もあまりなくすらすら読めました。

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    2026年06月26日
  • 初陣―隠蔽捜査3.5―(新潮文庫)

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    隠蔽捜査の外伝というか、短編集。
    竜崎の幼馴染で刑事部長、伊丹俊太郎が主人公になります。
    困ったことがあったら、お互い連絡しあうのねw
    と仲良し(?)ぶりにちょいとにやけてしまいます。
    隠蔽捜査3の話の別視点の話もあり、やはり藤本刑事部長が
    黒幕だったかと正解が見えてきて、本編を読んでいるからこその楽しみがあります。
    短編とは言え、読み応え抜群なので、一気に読み終えてしまいました。
    さぁ次の巻を読もう。

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    2026年06月20日
  • 分水―隠蔽捜査11―

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    相変わらずの竜崎さんがとても好きで一気に読んでしまいました。今野さんの隠蔽捜査シリーズはいつも面白い!

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    2026年06月19日
  • 審議官―隠蔽捜査9.5―(新潮文庫)

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    面白い。このシリーズは巻が進むごとに登場人物が育って磨かれていく感がある。

    赤信号など、押し問答が落語のようですらある。

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    2026年06月19日
  • 隠蔽捜査(新潮文庫)

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    ネタバレ

    職場の方のおすすめ本!
    おおまかなストーリーがクライマーズ・ハイの反対側(大事件に臨みながら社内政治や私生活について葛藤する新聞記者の話)を覗いているように思った。
    解説にもある通り、初めの竜崎の印象は友達になりたくないやつだったけど、読み進めると保身が全てでなく、仕事という意識よりも自分の役割を全うすることを大事にする何だかすごいやつに変わった。
    堅苦しすぎてちょっと抜けてるところもいいし、幼なじみの伊丹や妻の冴子のキャラクターも面白い。
    どうにかとくダネを狙おうとする新聞社の立ち回りや、警察のいざこざが事細かに表現されていて読み応えがあった。

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    2026年06月18日