今野敏のレビュー一覧

  • 残照

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    安積警部補ハンチョウシリーズ。管内でカラーギャングの抗争があり刺殺事件が起きる。現場で目撃された走り屋(黒い亡霊)を安積警部補と速水が追うが彼の容疑を否定する速水の言葉に捜査方針への疑問を感じ始める。 速水さんの活躍が見れます。彼の本気かジョウダンか分からない言動にハンチョウの心が振り回される様がちょっと楽しい 今回は村雨さんや須田さんは脇役ですがほろっとさせらる場面もありベイエリア分署はやっぱりいいなっと思いました 少年少女に対する大人のあり方をハンチョウと速水の姿勢が教えてくれる1冊です。

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    2017年09月20日
  • 陽炎 東京湾臨海署安積班

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    STの青山くんが登場する短編があり、STファンはついニヤリ。
    しかし本編より感じが良く映るのはゲスト出演だからだろうか。(笑)

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    2010年02月15日
  • 奏者水滸伝 阿羅漢集結

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    お気に入りだったジャズ水滸伝がタイトルを新たに文庫再登場!
    嬉しい!
    団体物は好きなんですけど、メンバーが誰も彼も個性的で面白くて特に気に入っています。
    次々出版されるのを楽しみにしています。

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    2010年01月20日
  • アキハバラ 警視庁捜査一課・碓氷弘一1

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    さまざまな人間がからみあう
    在日北朝鮮人
    KGBくずれのロシアマフィア
    イラン人女諜報員(表向きはフライトアテンダント)
    モサドの諜報員(表向きはイスラエル大使館員)
    やくざ
    キャンギャル女子大生
    パソコンオタク
    秋田から上京したばかりの大学生
    ラジオストアの店主(じいさん)
    ハッカー
    警察官

    そりゃスラプスティック。
    なのに「そんなバカな!」と、つっこめる隙はない。
    贅肉のない今野敏の文体で話がどんどん展開していく
    当然の帰結の連続であるように。
    そんな中で、冷徹なプロたちが見せる情のようなもの、
    これが効く!
    そして最後は暖かな気持ちになれる、まさかのエンディング
    読んで損なし。

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    2010年01月10日
  • 特殊防諜班 凶星降臨

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    「特殊防諜班シリーズ」の4作目。
    首相交代による「特殊防諜班」解散?!
    いつも通りの息をつかせぬ展開。
    あっという間に読んでしまいました。
    早く次も文庫化されないかな?

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    2009年10月11日
  • 最前線 東京湾臨海署安積班

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    大橋さん再登場の表題作「最前線」が素晴らしかった!!男前になった大橋さんに惚れます(欲目)。
    もう一回くらい出てこないかなあ……

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    2009年10月07日
  • 花水木

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    安積班FANなら読まなければいけないおすすめ短編集。安積班+ヘッドがそれぞれ実にいい動きをしています。
    中でもおすすめは薔薇の名前と月齢。
    男性は勿論、女性でも相当楽しめる警察小説なので、安積班は入門書としては最適。

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    2009年10月07日
  • 特殊防諜班 連続誘拐

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    2009年の19冊目。エンターテイメント色が強く打ち出されております。単行本が'86年発売なので、詳細な部分で現在とのギャップがあり、それも読みどころの一つになっています。

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    2009年10月04日
  • 半夏生

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    2009/2/14 ジュンク堂住吉シーア店にて購入
    2010/1/1~1/3

    お台場で身元不明のアラブ系男性が原因不明の高熱をだして倒れ、まもなく死亡する。この男性はバイオテロのキャリアの疑いが出て、内閣調査室が動きはじめるが...アラブ系男性を介抱したホームレス男性の葛藤を含め、人間ドラマがよく描かれた作品。村雨の新たな一面も描かれ、ますます安積班のメンバーに愛着がわく。
     ドラマ「ハンチョウ」の第二弾が始まるみたいだが、第一弾は印象がこわれるのが怖くてみていない。今度は見てみるかなぁ。

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    2010年01月03日
  • 警視庁神南署

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    2007/6/10購入.友人の薦めによりとうとう今野敏に手をだしてしまう
    2008/12/21~12/27
    ベイエリア分署から神南署にまるごと異動してきた安積班の面々。新設署なのでまわりに遠慮しながらも奮闘している。銀行員が親父狩りにあい、銀行員は相手の少年達を告訴した。しかし、なぜかすぐにその告訴を取り下げる。その後、少年達が何者かに襲われて大怪我を負う。その奇妙な符丁を安積班の面々は不審に思う。とまあ、神南署に移ってもいつもの安積班である。一緒に移ってきた速水も大活躍、またまた本庁の相楽と張り合う羽目に。あまり書くと未読の人に悪いが、中盤からの展開は見事。いやあ、素晴らしいエンターテインメ

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    2010年04月03日
  • アキハバラ 警視庁捜査一課・碓氷弘一1

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    秋葉原の電気店街を舞台に、上京したての若者、電気店の店員、警察、ヤクザ、ロシアマフィア、モサド、中東のスパイetc.が入り乱れる大活劇。何も考えず単純に楽しめる、面白い作品でした。登場人物各々の視点が入り乱れて進行しますが、そこは名手の手による作品、整然としていて実に読みやすい。また、ページ数の割に登場人物が多いのですが、各人限られた文章の中でもしっかりと人物造形が出来上がっています。見事だと思いました。

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    2011年09月28日
  • 最前線 東京湾臨海署安積班

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     今野敏さんの「安積班シリーズ」。こちらは短編集なので、読みやすいです。このシリーズがドラマ化されないのが不思議です。

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    2009年11月08日
  • 最前線 東京湾臨海署安積班

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    安積班シリーズの短編集。安積警部補の過去が垣間見えたり、班からいつの間にか姿が消えていた人物が登場したりと、バラエティにとんだ短編が詰まっていてお買い得(?)でした。このシリーズは、短編も味わい深くて良いですね。

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    2011年09月25日
  • 陽炎 東京湾臨海署安積班

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    安積班シリーズの短編集。今回は、班の部下や第三者の視点で描かれた話が多く、新鮮で面白かったです。巻末に掲載されている、本書の書名にもなっている物語はとくに新鮮で、ほのぼの感が心地よい作品でした。

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    2011年09月25日
  • アキハバラ 警視庁捜査一課・碓氷弘一1

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    この本で、今野敏作品を一気に好きになった。
    秋葉原を舞台にした群像劇で無国籍な感じがたまらん!面白すぎる!

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    2009年10月04日
  • 逆風の街 横浜みなとみらい署暴力犯係

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    舞台が横浜で出てくるキャラの個性に惹かれた・・どっかのドラマのコンビみたいな二人が好きです。一気にハマって読んでしまえるほど読み易いです。

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    2009年10月04日
  • パラレル 警視庁捜査一課・碓氷弘一2

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    今野敏作品に出てくるいくつかのキャラクターたちが一堂に会する顔見世興業的なストーリー。激増する少年犯罪と、それに怒る大人たち、荒れる少年と大人たちの戦争……とありますが、その割には原因を亡者に求めたため、ちょっと押しが弱いようにも思えました。あと欲を言えばここまでやるのなら陣内平吉や聖拳伝説の主人公や犬神族の拳、拳鬼伝の主人公も出してほしかった。

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    2009年10月04日
  • アキハバラ 警視庁捜査一課・碓氷弘一1

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    小さな誤解と騒動が積み重なってストーリーが動いていく過程がいい。上京したてのパソコンオタク、パソコンショップの店員、地上げ屋のヤクザ、モサド諜報部員、アラブのテロリスト、手練の刑事、ロシアン・マフィア、キャンギャル、北朝鮮の言いなりになる在日朝鮮人、秋葉原の生き字引などまったく関連性の無い人たちが秋葉原で出会い、ストーリーを引っ張っていく。

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    2009年10月04日
  • アキハバラ 警視庁捜査一課・碓氷弘一1

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    文庫化していたので買ってしまった。一度読んだ小説をもう一度読む行為はしないほうだけど、これはもう一度読んでも面白かった。

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    2009年10月04日
  • 果断―隠蔽捜査2―(新潮文庫)

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    警察小説という位置づけだが、どちらかと言えば難事件を解決するミステリーというよりも警察内部の特殊性や上意下達な組織といったお仕事の世界で、正論と合理性で動く主人公が仕事と家庭の問題に揺れるといった、硬派な踊る大捜査線的イメージの作品である。

    主人公は東大法学部卒で警察キャリア官僚として順調に出世したものの、息子の問題で出世コースから外されて大森署の署長という現場ポジションに左遷された竜崎伸也。その管内で強盗事件と立て籠もり発砲事件が発生し、SITとSATが出動する事態となる。幼馴染で同期の警視庁刑事部長伊丹とともに、事件解決へと乗り出していく。

    警視庁刑事部に所属しているのがSITで警備部

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    2025年12月06日