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Posted by ブクログ
最強の空手家・本部朝基に学ぶ“強さ”の原点
【読んだきっかけ】
同じ作者の『義珍の拳』を読み、そこに登場する本部朝基に興味を持ったから。
【内容を一言で】
沖縄空手の最強の男・本部朝基の一代記。リアル版「空手バカ一代」。
【得られた学び】
・夫婦手(両手で攻撃と防御を同時に行う技法)
・年齢を重ねても強くなるには筋力ではなく「筋骨」(チンクチ)を活かすこと
・ナイファンチが空手のすべての原点であること
・「間合い」と「拍子(タイミング)」の重要性
【自分への影響】
「間合い」と「拍子(タイミング)」、「相手の呼吸」、「チンクチ(骨と筋肉の連動)」を意識すれば、五十代、六十代になっても強さを磨けると実感できた。
【最後に一言】
歳を重ねても正しい鍛え方でいくらでも強くなれると自信を持たせてくれた。一生涯、鍛錬し続けることが大事。
Posted by ブクログ
実在した空手家、「本部朝基」を主人公にした、小説で、ノンフィクションではないが、「本部」が、生きていた当時の資料を、もとにしている。琉球貴族の家庭の、次男である朝基は、長男とは違い、十分な空手の練習を、させてもらえず、身分が邪魔して、試合相手をしてくれる人も、少なかった。そんな青年時代をおくった朝基も、立派な空手家になり、沖縄から、日本本土にでて、空手の指導者にまでなった。そのころ、琉球空手は、形を変えて、本土に普及しつつあった。そんな状況に心悩ませつつ、彼は、「自分は、本来の姿の、空手を伝えていくことに、一生を捧げよう」と誓うのだった。薩摩に占領された琉球で、名ばかりの武士に落とされた人々に、「お前らに、おれたち貧乏人の、何がわかる!」と罵られた朝基。その言葉を、真正面から受け止めるのは、辛いだろう。しかし、「おれたちも、彼らも、同じ人間なのに」と、悲しくなる本部。この作品は、一人の人間の人生を通して、当時の沖縄の、時代背景を描いている。
Posted by ブクログ
空手の話です。今野さん、なんと空手道場もやってるらしい。。
時は廃班置県後の沖縄。まだ武士が、武士の魂を捨てられず、時の流れに流されるまま、どうやって生きていくべきか悩んでいたあの頃。
一人の琉球王朝の末裔、本部朝基、通称サルが主人公。
手(てぃ)と呼ばれる武術にたけ、その技を磨くことだけを志とし、今日もサルは掛け試し(今で言うストリートファイティング?)に出かける。。。
私、全く空手の事は知りません。沖縄が発祥の地だということも知りませんでした。。。中国から伝わって、手→唐手→空手と。。。
朝基の、身のこなし、息遣い、技、どれをとっても読んでるだけで手に取るように分かる。思わず型をポーズしてたり(笑)やらずにはいられないのだ。
空手の極意や、奥深さを、空手道場を主催している著者だからこそ伝えられるのだろう。朝基が求めた、真の強さとはなんだったのか。。
空手伝承の先駆者、実際の人物、本部朝基をモチーフに、今野さんの空手ワールドが楽しめます。空手を知らない私でも面白かった。
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小説・文芸
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