今野敏のレビュー一覧

  • 確証

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    窃盗をテーマにどんなストーリーが繰り広げられるかと思ったら、とても面白かった。

    何より、萩尾警部補の捜査一課に対する物言いに、胸のすく思いだった。情報源である元盗人や相棒である秋穂、自身の仕事に誇りに思い、立ち向かう姿が頼もしい。
    一度気持ちに火がつくと歯止めがきかず、係長や捜査一課長すらも手を焼くほどだが、そこがまた良いキャラクターで、思わず「行け、やってやれ!」と感情移入してしまう。
    碓氷シリーズや樋口シリーズも読んでおり、彼等の謙虚なキャラクターも好きだが、萩尾さんの勢いのある感じはまた新しく、面白い。

    検察官の因幡さんも格好良かった。

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    2020年08月03日
  • マインド 警視庁捜査一課・碓氷弘一6

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    ネタバレ

    シリーズ第6弾にして心理調査官藤森紗英が再登場し、またも碓氷とのコンビで、同じ日付、同じ時刻に発生した殺人事件2件、自殺2件、そして強姦2件、盗撮1件、計7件の事件のつながりの解明に挑みます。

    殺人事件で確保した被疑者の供述が要領を得ない様子があり、だったらあの心理調査官が出てくればいいのに、と思っていたところに登場したものですから、個人的にはすごく盛り上がりました。

    タイトルの「マインド」、また7つの事件の裏になにかつながりがありそう、被疑者は犯行当時のことをよく覚えていない、となればマインドコントロール的なものが介在しているであろうことは、かなりの読者が気付いていたのではないかと思いま

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    2020年07月25日
  • アンカー(スクープシリーズ)

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    ある未解決事件が、解決に向かうまでを
    あるテレビ局の番組側、そして警察側から描いている。
    展開の早さに一気に読み終えるほど面白かったです。
    ジャーナリズムとは、報道が伝えるべきものとは、
    視聴者がネットに移る今だからこそ考えなければいけない大切なことも書かれていました。

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    2020年07月17日
  • アンカー(スクープシリーズ)

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    今野敏『アンカー』集英社文庫。

    『スクープ』シリーズ第4弾。今年2月に文庫化されていたのに見逃していた。

    警察とマスコミの駆け引き、報道番組を巡るテレビ局内での軋轢といった状況の中を自由に泳ぎ回る布施のキャラが立っていて非常に面白い。物語のメインストーリーは10年前の未解決事件の犯人と真相が明らかになるのかということなのだが、マスコミの報道の在り方や未解決事件への警察の捜査体制、被害者家族など、現代社会の抱える問題にも深く触れている。

    報道番組『ニュースイレブン』で数々のスクープを物にして来た記者の布施は、未解決の10年前に起きた大学生刺殺事件に関心を持ち、独自に取材を進める。警視庁はこ

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    2020年07月14日
  • アンカー(スクープシリーズ)

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    報道番組『ニュースイレブン』の名物記者・布施は、十年前に起きた大学生刺殺の未解決事件に関心を寄せる。この継続捜査を、警視庁特命捜査対策室の刑事・黒田が担当することになるが、謎は深まるばかり。一方、番組の視聴率低迷を受け、関西の系列局から栃本という男が送り込まれた現場には、不穏な空気が漂い始める。報道の本質とは何か。そして、事件の意外な真相とは。

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    2020年06月29日
  • 道標 東京湾臨海署安積班

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    文庫本になったので再読しました。若い頃の安積さんや速水さん、安積班の面々のこれまでの軌跡が分かる至極の一冊です。「初任教養」の私が一体誰なのかとても気になります。

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    2020年05月24日
  • クローズアップ(スクープシリーズ)

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    ネタバレ

    スクープシリーズ第三弾。ラスト50ページの展開はまさに急転直下、いや~堪能しました。

    第一弾以来、久々に布施が殺人犯と行動を共にしているというちょっぴり(?)危険な状況におかれ、それを追う鳩村、黒田と谷口、しかも追いかけるみちすがら飛行機での移動となり、もっとも危険と思われる瞬間、機上の人であるため現地の様子がわからないという、読み手もじれったいと思わせられてしまう展開。

    結局、最後は犯人確保、布施も無事だった、といういつものパターンではあるのですが、これまで布施が陥った窮地は必ず黒田が助け出す展開であっただけに、肝心の黒田が布施の側にいない状況で何事かが起こるのでは、と思わせる局面でした

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    2020年05月19日
  • マル暴甘糟

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    マル暴という、暴力団対応の警察官の話。

    マル暴は嫌だと言っている甘粕さんですが、暴力団と近付きすぎず、なおかつ、離れすぎない。それで警察官らしくない。

    もう、マル暴ピッタリじゃないですか。

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    2020年05月16日
  • 激動 東京五輪 1964

    購入済み

    蘇る昭和の世界、味わいある七編

    東京オリンピックを背景に、著名なミステリー作家七人によるアンソロジー。あの頃は今よりもみんなが前向きで、街にも活気があふれていたような気がする。初めて読む作家もいて、それぞれの持ち味が楽しめてよかった。個人的には月村さんが面白かったかな。

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    2020年04月26日
  • 激動 東京五輪 1964

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    大沢在昌、藤田宜永、堂場瞬一、井上夢人 今野敏、月村了衛、東山彰良『激動 東京五輪 1964』講談社文庫。

    昭和39年。東京オリンピック開催に沸く東京を舞台にした7人の作家によるミステリー・アンソロジー。古き善き時代の香りの中に描かれる様々な形のミステリーとピカレスクはいずれも秀逸。

    2020年の東京オリンピック開催を記念しての刊行かと思うが、新型コロナウイルス感染拡大の非常事態により東京オリンピックは2021年に延期されてしまった。延期ならまだしも、2021年に開催できるかどうかすら怪しい状況である。自分は中止になると見ているが……『アンダーコントロール』『復興五輪』という日本の総理大臣

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    2020年04月20日
  • ST プロフェッション 警視庁科学特捜班

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    ゼロで若かりし菊川のエピソードがあったから余計にST5人のメンバーと百合根、菊川の7人のお互い分かり合える感じが良かった。百合根のエピソードは書かないのかな?STコンプリート?

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    2020年04月01日
  • ST 化合 エピソード0 警視庁科学特捜班

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    烏山みたいな検事がいたら…怖い。もしかしたら冤罪って簡単に起きてしまうのかも。後半の畳み掛けが良かった。

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    2020年03月27日
  • ST 警視庁科学特捜班 沖ノ島伝説殺人ファイル

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    STの5人と百合根、菊川、各々が自身の特異?得意?な所に驕らない所が読んでいて素直に楽しめた。STシリーズ…後2冊早く読みたいな。

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    2020年03月24日
  • ST 警視庁科学特捜班 桃太郎伝説殺人ファイル

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    桃太郎伝説にも色々あるけど、善悪?がひっくり返る説とは…なんだか青の調査ファイルみたいな話だった。菊川と翠…もしかして?次が楽しみ!

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    2020年03月23日
  • ST 警視庁科学特捜班 黒の調査ファイル

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    茂太と詐欺グループとの話と、中国マフィアの話…最後にピタッと重なって事件解決!犯人もちゃんと逮捕出来たし。すーっとした終わりだった。

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    2020年03月19日
  • ST 警視庁科学特捜班 緑の調査ファイル

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    今野敏さんといい中山七里さんといい、クラッシックの楽曲を言葉で表現する天才ぶりに感動する。この本につられて改めてメンデルスゾーンとチャイコフスキーのバイオリン協奏曲を聴いた。やっぱりいい!

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    2020年03月16日
  • ST 警視庁科学特捜班 黄の調査ファイル

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    宗教と科学…初めて聞いたけど妙に納得した。座禅ってしたことないけど、一度くらい体験するのもアリかな。

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    2020年03月15日
  • ST 警視庁科学特捜班 赤の調査ファイル

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    面白かった。世の中、悪い事をしてもトコトン、シラを切り通す奴らばかりだと思うけど…この小説の内容こそが"理想“じゃないかな。小説だからいいんだけど。

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    2020年03月14日
  • ST 警視庁科学特捜班 黒いモスクワ

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    ST5人と百合根.菊川の信頼関係が深まってきた。なかなか理解出来ない相手を 気に入らないとか嫌い というのでなく 苦手 という百合根、菊川の人の良さもいい感じ。

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    2020年03月11日
  • 潮流 東京湾臨海署安積班

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    ネタバレ

    またまた バイオテロ?!
    須田さんが 死んじゃう?
    過去の事件の洗い直し?冤罪?そこに 東報新聞の記者もからんで安積班ピンチです。野村署長と速水さん大活躍で救われました。

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    2020年03月08日