今野敏のレビュー一覧

  • 転迷―隠蔽捜査4―(新潮文庫)

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    相変わらず事件の多い大森署。外務省職員の他殺体の発見にひき逃げ事故。放火騒ぎといったたくさんの事件が一気に起こる。
    また、娘の彼氏が航空事故に巻き込まれたかもしれないような情報も。
    麻薬取締官も巻き込む薬物捜査も起こり、読み飽きない展開であった。そして、終盤に一気に解決に向かうところも面白かった。伊丹とのコンビや戸高のキャラが非常に際立っていた。
    放火犯が、今回の一連の事件と別の犯人だったのは驚いた。

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    2024年08月21日
  • 初陣―隠蔽捜査3.5―(新潮文庫)

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    竜崎の幼馴染、伊丹を掘り下げる短編集。福島の本部長時代から始まり、警視庁の刑事部長になってからの奮闘記も。
    竜崎にアドバイスをこんなに求めていたのか、と驚かされる。前作で竜崎が恋愛の相談をした時に嬉しそうに答えていたのも、こんなに助言をもらっていたからなのかと。
    原理原則を貫く竜崎に、アドバイスという勇気をもらって仕事をするのた楽しいだろうな、と感じた。
    また、前作の竜崎に色仕掛けをした張本人も判明。方面本部の管理官かと思ったが、警備部長が人間性を試すためにやったのか、と。
    今後それがどう生きてくるか楽しみ。

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    2024年08月20日
  • 疑心―隠蔽捜査3―(新潮文庫)

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    ネタバレ

    大森署長になった竜崎が大統領の警護の方面本部長に。無事に全うすることができるのだろうか。

    ミステリー?犯人探し?的には交通事故の犯人が逃げ、国内にテロリスト協力者がいると明らかになった時にあいつだろ、とわかってしまったのが残念だった。それに付随して戸高部長は仕事できすぎ。

    ただ、竜崎というおじさんの成長という点では、一作目で父親の自覚、二作目で妻の大切さ、そして、三作目で本当の愛情を学んでいったところは、人間味が増して良かった気がした。

    次はどんな事件を解決してくれるのか楽しみ。

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    2024年08月20日
  • 果断―隠蔽捜査2―(新潮文庫)

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    左遷されたキャリア官僚だった竜崎が、大森署長として初めての事件に挑む本作。
    強盗事件後の立てこもり事件、そして、一瞬出てきた喧嘩の事件など綺麗に伏線を張って回収していく王道なストーリーだったと思う。
    ただ、戸高巡査部長はわかりやすすぎる冤罪だった。

    そして、今作の家族パートでは、奥さんが入院。家のこと任せっきりで、何にも出来ないことを再確認。やっと奥さんの偉大さに気がついたのかな。

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    2024年08月17日
  • 去就―隠蔽捜査6―(新潮文庫)

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    自分も何事においても合理的に進めていきたい、とは思っているけど、相手に応じて忖度してしまうことは避けられない。。けど、竜崎はどんな相手に対しても忖度無く何事も合理的に進める姿勢を平然と貫く。こういう人ってなんか鼻につく奴だなと嫌われることが多いんだろうけど、大森署に異動して5作目ですかね、周囲の人間がその人望で彼を認めていく過程が本当にたまらない。
    ここまで読んできた作品の中で最高の竜崎だったかもしれません。
    事件より事件後の後始末(今作で言えば監察)の方が面白い小説ってやっぱりすごいなあ。
    巻末で異動が仄めかされてたので、そろそろ舞台が大森署から変わるのかな。。?なんにせよ次作が楽しみです!

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    2024年08月12日
  • 果断―隠蔽捜査2―(新潮文庫)

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    第二弾でも竜崎さんは最高です。奥様の入院で何もできないことに気づく場面は人間味あふれて微笑ましいですが。

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    2024年07月27日
  • 義珍の拳(琉球空手シリーズ)

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    空手を習っている人、空手が好きな人には是非読んで欲しい。

    運命に導かれるように沖縄だけのものだった唐手を日本本土に普及させる大役を担った船越義珍の生涯。

    なぜ、船越義珍氏の強い思いとは裏腹に本土への普及とともに空手の本質が見失なわれ、スポーツ化してしまっていったかがわかった。(しかし今現在、沖縄空手が見直され少しずつ取り戻されてると僕は思う)

    義珍氏同様、空手を愛しつつも強くなる方法や普及に対して異なる意見を持っていた本部朝基。二人が少ない接点ながら深く交流していたのは意外だった。

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    2024年07月10日
  • 果断―隠蔽捜査2―(新潮文庫)

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    ネタバレ

    いやー、面白い

    終わった事件を掘り返す、しかもそれをあの戸高主体で進めていくのが良い

    戸高が出てくる度にうわそうじゃん適役コイツじゃん、、、ってなった

    貝沼副署長の素を見れた時、竜崎の奥さんや周囲に対する接し方の変化、こういう人としての変化というか気持ちの変化というかそういうのも多く描かれていてシリーズ1よりも楽しめた

    そして個人的にはアニメが好きなので、竜崎が良さに気づいてくれたのは勝手に誇らしっかった

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    2024年07月06日
  • 清明―隠蔽捜査8―(新潮文庫)

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    久々にこのシリーズを読んだ。原理原則を貫き通す竜崎刑事部長の言動はスカッとする。現実は甘くないと言われるかもしれないが、今回も勉強になった。

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    2024年06月24日
  • 朱夏―警視庁強行犯係・樋口顕―

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    犯人は分かりながらも、どうなるんだろうと目が離せずあっという間に読み終わる。
    リオがイマイチだったのでそんなに期待してなかったが、面白い。ただ、樋口にはイマイチ共感出来ない。氏家が魅力的。

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    2024年06月22日
  • 清明―隠蔽捜査8―(新潮文庫)

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    大森署の署長から、新たに神奈川県警の刑事部長へとステージを移して展開される、竜崎 伸也の活躍を描く、『隠蔽捜査シリーズ』第8巻。

    新キャラクターの阿久津参事官や佐藤本部長等比較的に好意を持って迎え入れられる竜崎が、大森署時代とは違うどんな伝説を作り上げるだろうかと、期待値が大きくなっていきます❗

    今回も竜崎の相変わらずのブレない姿勢が、様々な人々に色んな影響を与えて、読後の爽快感がハンパありません。そして妻の冴子節も健在で、シリーズ作品の中でも上位に入る位の面白さでした❗


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    2024年05月28日
  • サーベル警視庁

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    今野敏先生の初の明治警察小説という事で、読み進められるか不安だったが、歴史の復習になり良かった。
    登場人物も、歴史の学習上、よく出てくる人物も交えられていて、気持ちよく読み進められた。

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    2024年05月06日
  • 夏空 東京湾臨海署安積班

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    「私には夢がある。それは、いつの日か私の幼い子どもたちが、肌の色ではなく、人格そのものによって評価される国に住むという夢である」

    というキング牧師の有名なスピーチがあります


    私にもあります!
    “I have a dream”

    「それは、いつの日か今野敏ファンクラブ名誉会長のひまわりめろんさんより先に今野さんの新刊レビューをあげるという夢である」


    裏金、闇取引、不正入手…、どんな方法で手にしているか知りませんがとにかくひま師匠は今野作品の新刊を手にするのが早いのです

    いつも私より先に新刊を読んでいるのです


    いつからか、そんなひま師匠より先に新刊のレビューをあげることが私の夢であ

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    2024年04月27日
  • ST 警視庁科学特捜班 赤の調査ファイル

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    同僚に借りたSTシリーズです。どの話も読みやすくて面白いですが、特にこの赤の調査ファイルは好きです。

    医療ミスって本当に証明するのが難しいんだなと思いました。誤診もカルテの改竄も不可抗力とみなされる。明らかに悪意があったという証明にSTも苦労します。

    皆キャラが濃いし欠点も多いのですが、それぞれが魅力的でSTシリーズはやめられないです。あと今野敏作品はキャラクター設定がしっかりしていて読んでいて誰だっけ?というのが全くないです。

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    2024年04月25日
  • ペトロ 警視庁捜査一課・碓氷弘一5

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     警視庁捜査一課、碓氷弘一。48歳。
     腹の出た体をくたびれた背広に包み、薄くなってきた頭髪を気にする、サエない中年男だ。近ごろ警部補に昇進し、第5係最年長ということもあって、鈴木係長の番頭的な存在になっている。

     そんなベテラン刑事が事件解決に奔走する警察サスペンス。シリーズ5作目。
              ◇
     その一報を受けたのは、やはりその日当直の碓氷だった。駒込署管内で死体が発見されたと言う。

     自分の引きの強さを呪いつつ、碓氷は係長の鈴木に連絡をとった。時計は午前2時を指しているがやむを得ない。
     寝起きの声で電話に出た鈴木から、事件性があり第5係の臨場ということになったら再び報

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    2024年04月05日
  • 夏空 東京湾臨海署安積班

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    読み始めた途端にいつでもこの世界観に帰ってこれるところが、このシリーズの良いところ。

    黄金メンバーたちは変わらないが、扱う事件が今の御時世だなぁ。

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    2024年03月25日
  • 夏空 東京湾臨海署安積班

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    安積さんの良さが分かる短編集。
    そろそろ長編も読みたいが...
    どんな仕事も人柄、信念って大事だよね。

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    2024年03月23日
  • 天を測る

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    幕末の技術者、小野友五郎の生き様を描いた歴史小説。歴史の前提知識があまり無くても割と読みやすい。
    測量技術者として計算に絶対の自信を持ち、アメリカ人相手にも臆することのない友五郎の技術者魂に心打たれた。計算は嘘をつかないという信念の元淡々と仕事をこなすのが常の友五郎だが、激変する環境に翻弄される中で垣間見える人間臭さが何ともよい。
    勝海舟や福沢諭吉などの超有名人物がダメ人間として描かれているところが個人的にすごく好み。

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    2024年03月17日
  • 大義 横浜みなとみらい署暴対係

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    みなとみらい署 チーム諸橋!
    それぞれのエピソードで 楽しかった

    どの話もクスッと笑える話になっているのがさすがです 

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    2024年03月17日
  • マインド 警視庁捜査一課・碓氷弘一6

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     警視庁捜査一課、碓氷弘一。48歳。
     腹の出た体をくたびれた背広に包み、薄くなってきた頭髪を気にするサエない中年男である。近ごろ警部補に昇進し、第5係最年長ということもあって鈴木係長の番頭的な存在になっている。

     そんなベテラン刑事が事件解決に奔走する警察サスペンス。シリーズ6作目。
                ◇
     その朝、碓氷は若手の警官が自殺したことをニュースで知ったが、特に気に留めることはなかった。だが出勤してみると、事件は奇妙な色合いを帯びていた。

    警官の自殺と同じ23時過ぎに、中学生の自殺が1件、殺人事件が2件起きている。殺人事件の容疑者はすでに逮捕されてはいるが、別個の事

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    2024年03月10日