今野敏のレビュー一覧

  • 任侠書房

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     このシリーズ、表紙が可愛くて前から気になっていた。ヤクザと出版社、全然別世界どうし、どんな化学変化が起きるのかと思いきや、見事にストーリーになっていた。阿岐本組が礼儀正しいヤクザで、好感がもてるし、ちゃんと出版社を立て直すし、面白かった。また、疲れた時に、病院のシリーズを読んでみたい。

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    2025年08月14日
  • 任侠書房

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    日村の仕事流儀がかっこいい。wワーカーの中間管理職の悲哀っぷりもなかなか。
    ストーリーの面白さはもちろん、読みやすい文体でページを捲る手が止まらない。あっという間に読み終わってしまった。

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    2025年08月12日
  • 任侠書房

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     ブグログで、このシリーズのことを知って読みましたが、大正解!! 面白くて、数時間足らずで、一気に読み切りました。こういった本に出会えるのも、ブグログのよさですね。

     本書はヤクザ者を描いた話ではありますが、極道や暴力団といった「悪者の中の悪者」といった感じでは全くありません。「ヤクザは地域の人々に信用されてこそ、稼業が成り立つのだ」という組長の言葉に象徴されるように、任侠道(仁義を重んじ、弱者を助け強者をくじくために自己を犠牲にする精神をもつ)に生きる人達の、随所にユーモアがちりばめられた楽しい話です。
     堅気より堅気的なヤクザたちが、やる気を失った社員達を目覚めさせる展開も痛快でした。

    【ヤクザに関するうんちく】
    ・ヤクザにはパンチパーマやスキンヘッドなど短髪が多いが、それは喧嘩の際に髪の毛を掴まれないための用心。
    ・顔付きに凄みを付けるため、彼らは日々、鏡を見て練習する。ヤクザは役者と同じイメージ商売。
    ・ある柔道で有名な大学の柔道部の卒業生は、頭のいいやつはヤクザになり、そうでもないやつは警察官になる。(笑)

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    2025年08月13日
  • 転迷―隠蔽捜査4―(新潮文庫)

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    声を出して笑える小説って他にあっただろうか?と考えてみたが・・・ちょっと思い出せない。
    思わず泣いてしまうような感動作は多々あったのだが・・・
    このシリーズを読むのは楽しくてしょうがない。
    今作も大活躍の竜崎でありました。

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    2025年08月06日
  • 初陣―隠蔽捜査3.5―(新潮文庫)

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    シリーズ第一作から読み始め、主人公の竜崎さんに魅了され大ファンに。
    今作は、シリーズ「3.5」、短編集でした。
    刑事部長の伊丹さん目線のスピンオフ作品。
    もちろん8編中の全てに竜崎さんも出演、
    ほとんどが電話を通して声のみでの登場なのだが、そこが良い。・・・見事に良かった!!
    アッという間に読み終えてしまいました。
    ・・・・さぁ~・・・・次。

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    2025年07月26日
  • 任侠病院

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    任侠シリーズ第三弾。
    今回は病院の経営を立て直す事になった阿岐本組の面々。
    稔と健一の影が薄かった気がするけど、相変わらず阿岐本のオヤジがかっこよかった。

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    2025年07月22日
  • 署長シンドローム

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    藍本所長、素晴らしすぎる!
    貝沼副所長、戸高、相変わらずキャラ良すぎる!
    今野敏さん、凄すぎる!
    隠蔽捜査のスピンオフ作品とは思えないほどの面白さ、長く続けていただきたい。

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    2025年07月22日
  • 任侠楽団

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    大好きなシリーズ。
    これまでは、ひとつずつ問題点を改善していくようか筋書だったと記憶している。
    対して今回はミステリー色強めで、日村と同様に最後までハラハラさせられた気がする。

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    2025年07月21日
  • 疑心―隠蔽捜査3―(新潮文庫)

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    今作の竜崎さん、グッと人間らしさが湧き出て来て、心配で心配で・・・・
    まさか、中年男子の悩みを我慢できずに、同僚に打ち明けてしまうとは・・・
    やはり、人並みではない、特別な人物!
    またまた惹きつけられてしまうのでした。
    周辺のキャラも際立ってきました。
    次もその次も楽しみ!

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    2025年07月14日
  • 果断―隠蔽捜査2―(新潮文庫)

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    推理小説の基本は誰が?どうして?どのよう?だが、このストーリーは家族と仕事と言う視点で書かれていて、単に読者に推理させるような単純なものではないとシリーズ1作目を読んで感じた。

    しかし、2作目は妻が病気になってしまうという、ハラハラする展開もありながら、一国の城主として見事な仕事ぶりを見せることができた。
    読者としても、1作目に加え、人質が犯人だったと言うどんでん返しが爽快だった。

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    2025年07月13日
  • 任侠楽団

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    今野敏『任侠楽団』中公文庫。

    『任侠』シリーズ第6弾。

    安心安定の面白さ。何と今回は『アキハバラ』『パラレル』などでお馴染みの刑事、碓氷弘一も登場し、さらに面白いストーリーに仕上がっている。

    今回はオーケストラが舞台ということで、クラシックの基本知識も散りばめられている。そればかりかジャズとクラシックの音楽性の相違についても記述されており、ジャズ好きにはたまらない内容となっている。

    そして何時もながら、親分の阿岐本雄蔵の無理難題に右往左往する代貸の日村誠司が可哀想になって来るのだが、今回ばかりは阿岐本と刑事の碓氷がほぼほぼ問題を解決してしまう。

    義理と人情と任侠は、殺伐とした今の世の中にこそ遺しておきたい古き善き時代の日本の思想だろう。


    義理人情に厚いヤクザの親分の阿岐本雄蔵のもとには、毎度毎度一風変わった経営再建の話が次々舞い込んで来るのだが、今回は公演まで2週間というオーケストラの内紛処理の依頼が舞い込んで来た。何時ものように代貸の日村誠司が阿岐本の命を受け、コンサルティング会社の社員を装い、オーケストラを建て直そうと奔走する。

    そんな中、オーケストラのマエストロが何者かに襲撃され、警視庁捜査一課の変り者の刑事、碓氷弘一が捜査のためにやって来る。ヤクザと刑事の水と油がオーケストラ内で起きた紛争と事件を解決するために手を組むが……

    本体価格760円
    ★★★★★

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    2025年07月04日
  • 任侠シネマ

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    ネタバレ

    東京バンドワゴンとともに安定感抜群。敢えて言うなら正統派のヤクザマンネリ作品。阿岐本組は指定暴力団認定は受けていない弱小ヤクザだが心意気が心地よい。今回は阿岐本組が映画館の再生事業に乗り出す。見返りは「ない」、単に映画館を残したい。何故、映画館側は閉館せざるを得ないのか?徐々に「千住地区の再開発」という噂レベルから端を発した可能性が。この再開発の裏を阿岐本組の代貸・日村、組一同が奔走する。さらに、阿岐本組の弱体化を狙った所轄のマル暴甘糟と新任係長。最近は甘糟は阿岐本組の存続を願っているような気がする。⑤

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    2025年06月28日
  • 任侠学園

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    シリーズ二作目。
    今回も代貸の日村の見事な活躍で学校を立て直していく様子が爽快だった。
    組長のキャラクターもクセになりそうだ。
    テンポよく話が進み一気読みだった。

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    2025年06月27日
  • 任侠楽団

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    任侠シリーズ第6弾

    やっと文庫化や!
    速攻、購入してしまった(^◇^;)

    今回の立て直し案件は、楽団!オーケストラ!
    でも、今までの赤字なのを立て直していくのとは毛色は違うな。
    今回は、楽団内部のいざこざ。
    良くありそうな若手とベテランの!
    更に公演の日付が近づいて…
    コンサルティング会社の社員として、潜入して解決。

    指揮者が襲撃されたこともあって、刑事とタッグを組む!
    こんな事件もあるんで、犯人探しもあって、ミステリー要素もあるんやな。まぁ、大した事件やないけどね。

    ほんまに一流の人って、自分だけのカテゴリーやなく、他のも吸収して自分を高めていくんやな。
    クラッシック、ジャズやなく、音楽として。

    今回は、他のシリーズの刑事さんも出てて(名前は内緒)、このシリーズもコラボしていくんかな?
    ヤクザの親分と竜崎さんのコンビで!とかなったら面白いかも?
    義理人情と合理主義!これからのお楽しみ!
    一気読み!楽しめました!

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    2025年06月23日
  • 棲月―隠蔽捜査7―(新潮文庫)

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    竜崎自ら令状を持って行ったり、取調べするなど、まさに大森署での集大成といった内容だった。
    次作から神奈川県警に舞台を移すという事だろうけれど、何とも感慨深い気持ちになる。
    大森署のメンバーには違う話でまた会えるのだけれど、やっぱり竜崎との絡みが一番好きだ。

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    2025年06月23日
  • 無明 警視庁強行犯係・樋口顕

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    どんなに小さなことでも 気になることがあれば 調べなおす気持ち 
    とてもめんどくさくて 気が重いことですが 正すことって大事ですね ん…警察官なら尚さらですね 
    しかし…邪魔をする人間もいるのがパターンです
    いろいろからまって 面白かったです

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    2025年06月22日
  • 新装版 二重標的 東京ベイエリア分署

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    1996年発行が底本になってる文庫版。もはや、今野敏作品に完全にはまって、安積班シリーズに突入。底本の時代を考えると、携帯電話がないことが不自由なのか自由なのかすらわからなくなる。目まぐるしい毎時を、チーム一人一人が、何を感じ何を思うかに敏感、というか過敏なぐらい気にして仕切る心情の声に、胃に穴が開きそうな気すらする。愛すべき中間管理職。さ、次を読もー

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    2025年06月17日
  • 天狼 東京湾臨海署安積班

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    書き出しから終章までテンポ良く展開して一気に読み終えていた!ハングレの起こした事件を東京湾臨海署の刑事がどう解決するのか事件のバックにはどんな犯人が隠れているのか楽しみながら読み進めた!疲れを知らない刑事に脱帽だネ!

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    2025年06月09日
  • 自覚―隠蔽捜査5.5―(新潮文庫)

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    ネタバレ

    シリーズのスピンオフ作品。
    他者視点の竜崎。とても良かったです。

    大森署貝沼副署長の話は情報漏洩と誤認逮捕。
    竜崎署長に知られる前に解決を…と思う貝沼でしたが、どうも最悪な選択をしているような気がして結局署長に報告し、指示を仰ぐことにします。
    自分の過ちをすぐさま軌道修正できる貝沼もすごいなと思いました。

    『疑心』に登場した畠山美奈子がスカイマーシャルの訓練を受ける話。
    キャリアであり女性であることから一緒に訓練を受けるメンバーの中で浮いてしまっている美奈子。しかも訓練では周囲の足を引っ張っていると自己嫌悪に陥ります。
    思わず竜崎に電話をしてしまう美奈子。そこで竜崎に思いもかけない言葉を言われます。「女性であることを何故利用しないのか」と。
    フラットで合理的な竜崎の言葉だから素直に受け入れることが出来るのかもしれませんね。

    一番良かった話は『実地』
    仮配属の新米警察官を受け入れる地域課の久米課長。
    何とか新米警官が脱落しないよう心を配っているのですが、緊急配備で職質をかけたのにみすみす犯人を逃がしたのがその新人警官でした。
    刑事課長にその責を問われる久米。地域課の悪口まで言われては黙っていられません。
    そして、管理官の野間崎がやってきて失態を責める中、署長の竜崎は自ら新米警官のところまで出向いて話を聞くと言い出しました。
    実はこの新米警官、きちんと違和感に気付いて職質していたのです。お手柄です。

    それぞれの視点から見える竜崎は合理的でぶれないです。
    こんな上司なら良いですよね。

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    2025年06月02日
  • ニンジャ 公安外事・倉島警部補

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    公安外事の倉島警部補が関わった8つの事件簿であった。それぞれの事件が短編で纏められていた。最初の物語りが長編で繫るのかな思っていたが結局最後の短編につながって---それも日本には観光で来日し食事の話しになって終了とは、ハハハツと笑ってしまった!ああ楽しかった!

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    2025年06月02日