今野敏のレビュー一覧

  • 分水―隠蔽捜査11―

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    ネタバレ

    安定の竜崎大活躍シリーズ。

    鎌倉の世襲議員の若い方が不倫スキャンダルに巻き込まれ、その居宅で不審火が発生。神奈川県警の刑事部長だから竜崎は巻き込まれていくわけだが、今回は海千山千の議員親子と対峙することになる。

    地元で上手くやりたい鎌倉署の連中やら、警察官としてではなく官僚として出世したい八島、俗世間の揉まれ方に慣れている伊丹、堅物板橋、サイバー捜査官三好、ちょっとしか出てこないけど存在感抜群の阿久津。

    本作も間違いなくオモロく、カタルシスも十分満足。寂しいのは戸高が出てこない(まぁ大森署ではないからなぁ)ことくらい

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    2026年10月04日
  • 一夜―隠蔽捜査10―(新潮文庫)

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    今野敏の隠蔽捜査シリーズ第10弾
    神奈川県警刑事部長のキャリア官僚:竜崎伸也が、小田原で発生した有名小説家誘拐事件を、協力を名乗り出たミステリ作家と牽制しあいながら、真実を導き出す過程を描いています。
    いつもの感じ+東京都内で発生した殺人事件+竜崎の長男の進路問題と、今回も盛りだくさんの課題を竜崎らしく解決!
    またもや一気読みでした(^_^;)

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    2026年10月04日
  • ボーダーライト ~神奈川県警少年捜査課~

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    古本屋でずっと探してた。その前に読むべき本があったみたい。また探す、これも楽しい。

    信じやすい自分はあっさり信じた。

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    2026年10月01日
  • 隠蔽捜査(新潮文庫)

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    ネタバレ

    隠蔽捜査がAudibleに!
    はじめのほうだけ聴くと、竜崎ってエリート意識バリバリの嫌なヤツと感じます。

    東大しか大学として認めないし、一般の国民と官僚は違うと断じ、官僚として出世しなければ意味がないと考える。

    でも、竜崎の場合は、表面的なエリート意識ではない。本来の意味での選ばれし者としての責任を持ち、国家のために能う限りその身を捧げる覚悟を持っている。
    そんな彼がパブリックな、そしてプライベートな不祥事に直面。周囲からの「隠蔽」への誘惑が・・・

    隠蔽捜査シリーズの続きも早く聴きたい。

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    2026年10月01日
  • 署長サスピション

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    ネタバレ

    隠蔽捜査シリーズのスピンオフ?竜崎のあとの大森書には、超絶美貌の藍本署長が赴任。怪盗フェイクからお宝を守り抜けるか?

    怪盗とかお宝とか、あれ、P5ですか?

    気楽に聴けて面白かったです。

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    2026年10月01日
  • スクエア 横浜みなとみらい署暴対係

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    スクエア 横浜みなとみらい署暴対係
    神奈川県管みなとみらい署の暴力団対策係長、諸橋が中心となり、事件に挑む姿が描かれています。横浜の廃屋で発見された中国人の遺体を巡り、暴力団との関わりが疑われる中、諸橋と相棒の城島が捜査に乗り出します。内部の人間模様やヤクザとの駆け引きが緻密に描かれており、臨場感が際立っています。
    登場人物たちの成長や、予想外のキャラクターの魅力も感じられ、特に、最初は憎まれ役だった監察官・笹本が次第に理解を得ていく過程は、物語に深みを与えこれも今野敏作品の魅力です。今までに今野作品を70冊ほど読ませていただきましたが、面白いのは他のシリーズともリンクしているので、また好きな登場人物が来た。なんてワクワクゾクゾクするものです。今回のは『晴明 隠蔽捜査8』で神奈川の刑事部長を拝命した竜崎伸也が佐藤本部長に着任の申告に訪れると「あんたのやりたいようにやってくれ」と同じセリフを聞いて、やったー同じこと言ってると感動してしまった。本部長の性格は変わってなくて、また今回も思い切り暴れられるなと期待してしまう。面白いなあ。今野作品。

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    2026年09月29日
  • クローズアップ(スクープシリーズ)

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    クローズアップ

    ジャーナリズムと事件解決をテーマにした物語で週刊誌のライターが殺害されるという衝撃的なスタートを切ります。報道番組記者の布施と特命捜査係の黒田の何となく似通った性格にも共感する。記者と刑事のありえないこの両者の協力関係が事件解決に結びついて行く面白さは必見です。この2人の共通点は人間関係であり、根底に流れる正義感なんだなと改めて感じた。好かれる人柄はどんな職場でも同じだね。

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    2026年09月26日
  • エムエス 継続捜査ゼミ2

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    エムエス 継続捜査ゼミ2

    思い込みや誤解が生む冤罪をテーマに、女子大生たちが立ち上がる姿が描かれた物語。前作の人気を受けての続編で、学園祭のミスコン反対運動を指揮する女子学生が襲撃され、教授が容疑者として疑われるという緊迫した展開が繰り広げられる。唯一の女子大を舞台とした今野作品で、主人公のゼミ生を中心として事件を解決するところは面白い。発想が一般人であっても流石に継続捜査を選考するゼミ生だけあってポイントをついたセンスを持ち合わせている。元警察官であるゼミ生の教授が傷害容疑者として窮地に立たされたが、ゼミ生の皆んなが協力して真犯人を挙げるところは感動。よくやった。また次作品お待ちしております。

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    2026年09月21日
  • 石礫(せきれき) 機捜235

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    今野敏先生の17冊目。読みやすい。
    今シリーズは見当り班の特性を生かして巡回する高丸と縞長。ある日、要注意人物を見かけ、職質した所から事態が急転し、捜査員も機捜班だけでなく、SITや捜査一課を巻き込む大事件に発展していく。所轄や本庁、公安まで含めた捜査協力体制が敷かれるなんて、実際問題は難しいのだろうけれど、あったら凄い。縞長さん曰く見当り班の訓練は、「毎日1000人くらい顔写真を見て、その特徴を覚えれば、その内500人ぐらいの顔は覚えられるようになる」そうな。

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    2026年09月07日
  • 隠蔽捜査(新潮文庫)

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    ずいぶん前にこのシリーズ読んで、再読です。
    最初から読んだら、当初の竜崎は以降の作品とは少し異なるイメージで描かれていますね。現場主義がそれ程強くないというか…。
    けどやはり面白い。
    また全部読んでみよう。

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    2026年09月05日
  • 隠蔽捜査(新潮文庫)

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    4と5の間くらいです。事件としては比較的シンプルだけど、竜崎さん、その家族、伊丹さんの葛藤や、変化が面白かったです!前の作品みたいですが、その当時から危機管理ついて考えを持ってる今野さんはすごいですね!どうせ叩かれるなら、正義を信じて叩かれれるって発想、ですね。現社会だと、マイナスになることもあるけど。嘘つくのも人間らしくていいし、警察悪いことして警察の信頼が地に落ちるとかいうけどそんなことないよね。どの世界でも、まともな人も、悪しき人もいると思う。

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    2026年09月02日
  • 一夜―隠蔽捜査10―(新潮文庫)

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    今野敏『一夜 隠蔽捜査10』新潮文庫。

    文庫化を楽しみにしていた。

    勤勉実直、四角四面で、全く融通の効かないキャリア警察官の竜崎伸也が相変わらず面白い。今の世の中にこれだけ実直で信念を貫く男は居ないだろう。実直な人間が真っ直ぐな行動を取れば取るほど、傍目には面白く見えるのだ。

    自分の父親がまさにそういう人だった。曲がったことが大嫌いで、上席に媚びを売ることもなく、ひたすら勤勉実直に働いていた。父親はかなり出世したのだが、上席のウケが良くなくて役員にはなれなかった。それでも最後まで幸せな人生を送ることが出来たのは、その真面目な性格への神様のご褒美だろう。

    さて本作。途中で事件の真相が見えてしまった。竜崎が早くそれを解明してくれれば良いのにと思ったのたのだが、竜崎も組織の人間だけにしっかりと正当な手続きを踏んだ上で真相に辿り着くのだ。それもまた実直な人間らしくて面白い。


    最近も文学賞を受賞し、純文学作家として人気を誇る北上輝記が小田原の自宅付近で何者かにワンボックスカーに引き摺り込まれ、誘拐される。さっそく、小田原署に神奈川県警刑事部長の竜崎伸也が駆け付け、捜査本部が設置される。

    誘拐された作家のファンである竜崎の上司の本部長は何かあってはいけないとSISの出動を要請する。しかし、犯人からは金銭の要求が無く、幾ら有能なSISでも動きようがなかった。竜崎は北上輝記の友人で作家の梅林賢の知見を利用し、謎の解明に努める。

    一方、警視庁の伊丹刑事部長の元では、63歳の警備員アルバイトでライターの増沢秀二郎という男性が殺害される事件が起きていた。

    北上輝記の誘拐事件が進展しない中、犯人から「誘拐を公表しなければ、作家を殺害する」という電話が入り、竜崎はやむ無く作家の誘拐事件をマスコミに公表する。

    本体価格750円
    ★★★★★

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    2026年09月01日
  • 無明 警視庁強行犯係・樋口顕

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    無明 警視庁強行犯係・樋口顕
    樋口顕は警察組織の理不尽さを思い知った。所轄署の自殺で終わっている事件をあるマスコミの担当者からの垂れ込みで、樋口顕係長は息子は殺されたという遺族の訴えも何かあると直感し、単独洗い直して行く。そこで警察組織のプライドと正義を貫く戦いが始まる。四面楚歌の中、地道に捜査を進めて行ったお陰で事件の確証と犯人が浮かび上がる。これぞ本部捜査一課樋口顕だ。上司の理事官に逆らうなら懲戒免職だと脅されても、怯まず辞職覚悟で最後まで貫いた。かっこいい。最後に正義は勝つ。

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    2026年08月25日
  • スクープ(スクープシリーズ)

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    2年ほど前に読んで久しぶりにこのシリーズが読みたくなり再読。
    今野敏さんのシリーズの中で比較的マイルドな作品でサクサク読むことができるので今野敏さん初めての方にもおすすめ。
    布施さんがクセになりたまに会いたくなる。このシリーズの続きを読んだことがないので今回は最新刊まで読み通したい。

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    2026年08月24日
  • 台北アセット

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    短編集から読んだので、登場人物たちが明確な中、読み進めましたが面白かったです。
    いわゆる用語解説がカギカッコのやり取りで実施されるのでとても読みやすかったです。

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    2026年08月16日
  • 白露 警視庁強行犯係・樋口顕

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    シリーズ9作目らしいけど、この本を最初に読んでしまった^^;
    それでもとっても面白かった。
    何より、現代のSNSにハマり込んだ人たちの思考回路が覗けたのが収穫。人は自分とは違う、と頭ではわかっていても、感情どころか理性でも理解できない世界が存在することに驚いた。
    きっと話しても理解し合えないんだろう。それでも、目の前にその人がいて言葉を交わす必要が生じたら、私は私の言葉で話すしかないんだろう。

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    2026年08月15日
  • ロータスコンフィデンシャル

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    ロータスコンフィデンシャル
    ロシア外相来日のための随行員の、行確を命じられた警視庁公安部外事一課の倉島警部補。そんな中ベトナム人殺害事件が起き、ロシア人音楽家が容疑者になる。その捜査に乗り出した同僚は突如行方不明となり、なぜか外事第二課の中国担当者も事件を調べている事が判明した。公安警察は確かに国のために働いてる感がすごいと思う。日本でスパイ活動をしている中国やロシアを相手に二重スパイを敢行したり、組織に反発すると情け容赦なく殺されてしまう。そして訓練を受けた女性工作員は魅力的でありながら簡単に素手で対象を殺す能力もある。いや意外に油断をしかねないからこそ使い勝手があるのだと思う。恐ろしや恐ろしや。

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    2026年08月08日
  • 防諜捜査【新カバー版】

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    ネタバレ

    防諜捜査
    『ゼロ』の研修から戻った倉島警部補は、外事一課と掛け持ちで「作業班」に入ることになる。そんな折、ロシア人のホステスが線路に転落し轢死する。警察は事故か自殺の線で捜査を始めるが、これは、ロシア人の殺し屋による暗殺で、自分もまた狙われていると証言する日本人が現れた。倉島警部補はオレグというその暗殺者を追う。公安警察の面白さはハンパない。刑事警察の上を行く面白さである。企画ハズレの行動が随所に出てくる。作業班のメンバーの中で私が好きな人物は伊藤巡査部長である。公安のスペシャリストとしての本能を持っている。存在感が全く感じられないのだ。人の記憶に残らない行動を身につけている。忍者みたいにいつの間にかそばにいる。目立たないのは公安向きである。倉島警部補も舌を巻くほどの行動を取っている。そしてやるべきことはキッチリこなす。頭もキレて無駄口も吐かない。いつか倉島警部補も追いつかれ追い越されそうな人物だ。

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    2026年08月05日
  • 転迷―隠蔽捜査4―(新潮文庫)

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    潜入捜査シリーズの中で最も好きかもしれない…!!

    やはり仕事ができすぎる人のところに仕事が集まってくるなぁと思う。
    今回は麻薬カルテル絡み。
    クレージージャーニーが好きなのでこの話題は特に見入ってしまった!

    怒鳴り込まれても結局うまく丸め込む竜崎。相変わらず伊丹のドラえもんみたいな竜崎。娘を結局心配している竜崎。面白い。

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    2026年08月03日
  • 陽炎 東京湾臨海署安積班

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    ネタバレ

    登場人物に愛着湧いた!

    どれも短編サラサラ読めてどんどん読み進められた!

    陽炎が好きだった。奇妙な関係から始まる、未来に繋がる関係?みたいな関係、好き、、!(白鳥とコウモリみたいな。)

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    2026年08月01日