今野敏のレビュー一覧

  • 果断―隠蔽捜査2―(新潮文庫)
    2010年(発出2007年) 405ページ

    今回は、警察ミステリーとしての要素があり、1作目よりも面白い!と思いました。

    警察庁長官官房の総務課長から、大森警察署の署長という降格人事の異動となった竜崎伸也。着任早々に管内で立てこもり事件が発生。中には人質2名。立てこもり犯は、消費者金融に強盗に入...続きを読む
  • 隠蔽捜査(新潮文庫)

    この「語り口の巧さ」よ…。

    2024年2月読了。

    もうず〜っと前から存じ上げていましたし、凄まじい多作でも有名な著者の作品。本書も2時間ドラマでも観たような話…。

    ちょっとした切っ掛けで読み始めたのですが、気軽にちょっと手を伸ばして読み始めたらグイグイと惹き込まれ…数時間で読了。この「語り口の巧さ」には、ほとほと脱帽しまし...続きを読む
  • 一夜―隠蔽捜査10―

    相変わらず

    このシリーズのファンです。捜査の解決に向けて、引き込まれていき、最後まで読むのが止まらなくなりました。相変わらず、周りを惹き付けながら事件を解決していきました。読後感はよかったです。
  • 一夜―隠蔽捜査10―
    隠蔽捜査シリーズの第10作目の「一夜」
    面白かったです♪
    今回の事件の舞台は小田原です。
    竜崎刑事部長がだんだんと人間らしくなってきました^_^
    神奈川県警本部長が竜崎刑事部長のことをファンを作る側なのではと、実は私も竜崎刑事部長のファンの一人です。
  • 一夜―隠蔽捜査10―
    大好きなのでもう無条件で★5でいいか!の★5です

    まぁ、相変わらず事件の中身はね
    うんまぁどうってことないですよ
    でもそこじゃないですから!
    そこじゃないですからぁあ!

    竜崎がなんか喋ってるだけでいいんです
    ファンてそういうことですから!
    そういうことですからぁあ!(もういいわ)

    とにかく竜崎...続きを読む
  • 審議官―隠蔽捜査9.5―
    隠蔽操作は大好き。ドラマの竜崎役の杉本哲太さんが頭に浮かぶ。

    竜崎の原理原則が最も大事、シンプルなものの考えに困難や悩みすら、バッサリ道がひらけていくのが素晴らしい。竜崎の周りの人達を主役とするスピンオフ短編が面白かった。大森署を去った後も部下から頼りにされ、彼の考えが根付いている様子にジーンとく...続きを読む
  • 一夜―隠蔽捜査10―
    ストーリーは誘拐事件から始まる。犯人からは何にも要求は無い。話しが進むうちに他の地域で殺人事件が発生!更に主人公の息子の大学を中途退学問題が、さてそれをどう解決するのか?著者の腕前が?充分楽しめた!
  • 一夜―隠蔽捜査10―
    お馴染み竜崎刑事部長の静かな活躍は、相変わらず面白い。
    小田原で人気小説家が誘拐されるが、身代金の要求もないまま事件は膠着してゆく。
    そんな場面に出てくるミステリー作家はまるで著者を思わせ、誘拐事件に新たな視点を加味してゆく。
    犯人は半ば過ぎに予想がつくのだが、動機や証拠をどのように竜崎が積み上げて...続きを読む
  • 白夜街道【新カバー版】
    月並みな言葉しか出ない自分が歯がゆいが、登場人物の一人一人がカッコいい。
    公安外事が絡む話のため誰が味方で誰が敵か分からないところが良い。小説が終わっても次は敵になるかも知れない脅威を抱えている点がまた次の興味をそそりハマる。
  • 審議官―隠蔽捜査9.5―
     私の好きな今野敏さんのシリーズ「隠蔽捜査」を久々に読みました。前に読んだ「隠蔽捜査9 探花」を読んだのが2022年5月なので本当に久しぶりでした。
     9編の短編で構成されていて、文章も会話が多いので、ページ数の割にはあっという間に読み終えてしまいました。
     サラリーマンは上司を選べないので、相性の...続きを読む
  • 一夜―隠蔽捜査10―
    何故か分からないけど読み始めると止まらない。買ったその日に読み終えた。今野さんの小説の主人公は自己評価が低いというかズレていて、周りの評価が高かったたり、周りから愛されていたり、他シリーズの安積さん、樋口さん、そしてこのシリーズの竜崎さん、皆んな好き。
  • エチュード 警視庁捜査一課・碓氷弘一4
     警視庁捜査一課第5係、碓氷弘一。腹の出た体型に薄くなってきた頭髪。くたびれた背広を着たサエない中年男だ。
    警部補になりたてだが、係内では最年長の 48 歳ということもあり、年下の係長からは番頭のような扱いをされている。

     そんなベテラン刑事が事件解決に奔走する警察サスペンス。シリーズ4作...続きを読む
  • 一夜―隠蔽捜査10―
    大好きなシリーズの新刊。人気作家が誘拐され、並行して起った元作家の殺人事件を神奈川県警刑事部長竜崎伸也が追う。そんなにヒネリのない警察小説(今回も狂言の匂いがプンプンしていた)だが、いつも主人公の竜崎の魅力にやられて全作品を読んでいる。シリーズ10作でマンネリ気味だがそれもよし。
  • 審議官―隠蔽捜査9.5―
    『隠蔽捜査』シリーズ、短編集。
    安定の竜崎伸也だった。
    大森署を去ったあとも何かと頼りにされる竜崎が頼もしくて微笑ましい。
    面目の問題だと理解した竜崎がとった行動に、竜崎も進化してるんだなあ、としみじみ。
    次の『一夜』が楽しみ。
  • ST プロフェッション 警視庁科学特捜班
    青山が活躍する話。
    途中で読むひまがなくなり中断し、再開したらほとんど覚えていなかったので読み直した。
    再開後はあっという間に読み終わった。
    面白かった。
  • 一夜―隠蔽捜査10―

    隠蔽捜査10

    隠蔽捜査はどの巻を読んでも竜崎さんの、ブレない、媚びない、端的な物言いで気持ち良い。またそれを周りは変人扱いしていたが、今では上司からも部下からもあつく信頼されている。不思議な魅力でたまらないです。警察捜査を描いた話なのに血みどろの死体が出て来ないところも魅力
  • 一夜―隠蔽捜査10―

    隠蔽捜査10

    今回もほぼ完璧な内容。ただ、推理ですぐに気づく点に登場人物が気づいたのは後の方だったので、竜崎なら気づくのに、とか、小説だと与えられる伏線からその線しか思い浮かばないが、現実だとその他色々な状況も合わさるからなぁとか思いながら読んでいた。最後の終わり方が秀逸。竜崎が段々と人と関わり合って変わっていく...続きを読む
  • 隠蔽捜査(新潮文庫)
    竜崎伸也シリーズ1作目。はじめはあまりいい印書を受けなかった主人公の竜崎伸也でしたが、読み進めていくうちにシンプルで合理的に仕事を進めていくスタイルと、警察組織の腐敗する部分を持ち前のド正論できりきり舞いしていく展開に爽快でした。
  • 禁断 横浜みなとみらい署暴対係
    監察官、笹本と諸橋のやり取り

    諸橋は、心底驚いた。 「何だって……?」 「警察をなめるなと言ったんだ」 「たまげたな。あんたが、俺のやり方を認めるとはな……」 「私だって意味もなくあんたを責めているわけじゃないんだ」 「意味もなく責めているのだと思っていた。俺をクビにしたいだけだと……」

    「あん...続きを読む
  • 宇宙海兵隊 ギガース3
    おい、ほんとに仕事中か!ってくらいどんどんレビューが上がる大晦日のひまわりめろんでございます
    うんまあいいじゃないそこは

    たぶん年内にもう一冊行けそう(おい)

    うん、ちゃんと政治が関わってきてどんどん面白くなってきました
    新たな謎も提示されてちゃんと引きもある

    なんていうか、ちゃんとSF
    SF...続きを読む