今野敏のレビュー一覧
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隠蔽捜査の文庫はこれが最高かな?
神奈川県警第2弾!
今度は、アメリカさんですか!!
トラブルありそうなのは!
米軍基地とかあると、地位協定とか色々あんねんな。
基地内は、日本やなく、アメリカ!
今回は、殺人事件の目撃者が、「ナイフ持った白人さんが走って現場から消えた」って言ってる…
基地に逃げてる可能性もあるんで、竜崎さん自ら、米軍基地へ。
どんな不測の事態が発生しても、臆する事なく冷静に合理的に判断して進めていくのは凄い。
自分が間違ってた場合は、部下にもちゃんと謝まるのにも好感持てるし…
同期のキャリアが、福岡から警務部長として赴任するけど、いけずな奴で、いつでも足元掬ったろうとして -
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原理原則を重んじる警察官僚(キャリア)の超エリート、竜崎を主役に据えた警察小説にして家族小説のシリーズ第1巻。吉川英治文学新人賞の受賞作。
「東大以外は大学ではない」、「家庭の事は妻の仕事」、「部下は絶対信用しない」、「いざという時は真っ先に死ぬ」といった、今のご時世では吊し上げられかねないようなNG思想を持った男の、警察組織を潰しかねない事件や浪人生の息子の犯罪を機に追い詰められ、そこに真っ向から挑む姿が魅力的。
少年法の量刑という社会問題だけでなく、家庭や仕事でのリスク管理についても考えさせられる、単なる警察小説には留まらない一作。
本シリーズは現在9巻まで(そのほか外伝も)あり、「 -
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出版社の次は学校の立て直し。
今日も頑張る阿岐本組。
苦労人の日村。
何かあるとすぐ親が出てくるし、何かあるとすぐ問題になるし、なんだか陰湿だし、今の子どもを相手にするのは大変だなあ。
子どもの為と言ってるくせに子どもの事をちゃんと見てくれない親より、厳しくもちゃんと自分を見てくれる日村の姿勢救われる。
上下関係とか言葉遣いとか人情とか守るところはちゃんと守る任侠の世界。
正義の人達ではないし、関わるのはごめんなんだけど、ド直球な感じがかっこいい。
阿岐本の親父もかっこいい。
モンスターペアレンツにド正論かましてくる親父がかっこよかった。
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その時、歴史は動いた!
警察小説のトップランナー今野敏さんの大人気シリーズ『東京湾臨海署安積班シリーズ』において長らくひまわりめろんさん大好きキャラクター1位の座に君臨してきた村雨部長刑事通称”村チョウ”ですが、遂に王座陥落となってしまいました
それでも2位の座はキープしており今後の活躍如何によっては返り咲きも十分に考えられるポジションではあります
それではあらためて新チャンピオンを発表したいと思います!
さぁ、見事、新チャンピオンとなったのは…
野村署長です!!!(わー)
キュンです
かっこいい!とにかくでらかっこいい!
部下を信頼して守るトップ、この人がいるから臨 -
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第7弾
今度は、サイバー犯罪か?
当然、殺人も絡む。
電車の遅延の原因が、システムトラブル!更に銀行もシステムトラブル!
何か、変だと竜崎さんが、調査を署員に依頼するが…上から横やりが。
警察って、縄張り意識が強いのか、俺の事件や!的なのが多い。
別に、誰がやっても早く解決するのが、最優先のはずやのに…
更に少年の暴行事件も発生、殺人事件やけど。捜査本部が立つが、その時に、人事から竜崎さんへ連絡が…
そろそろ異動か…( ; ; )
あ〜あ…これが大森署での最後の仕事!
やはり、上と一悶着があるけど、我が道を行く。
殺人事件とサイバー犯罪が、そう上手く絡むのは、出来すぎ感あるけど、 -
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ネタバレ外事一課に籍を置きつつも作業班への異動を命じられ、またエースへの階段を一段登った倉島。才能だったり策を弄したりではなく、常に謙虚に目の前のことに全力で取り組んでいたらいつの間にか…というのがいい。住む世界は違っても、人間関係、仕事に対する倉島の姿勢は見習うべきことがたくさんあって身が引き締まる思い。
今回の事件は、捜査自体が見当違いだったり…と、少し肩透かしを食らった感だったけれど、いや、そう、公安は刑事じゃないのだ。改めて公安の仕事は犯人逮捕という事件解決よりも情報収集がメインであることを再確認して、納得。
信頼できる仲間、切磋琢磨しあえるいいライバルも増えて、続編がますます楽しみ。