今野敏のレビュー一覧

  • 去就―隠蔽捜査6―(新潮文庫)
    毎回ストーリーの凄さと、竜崎の人格と仕事ぶりに感動させられる!
    こんな上司、人間になりたいと思うが、、、確かに、変人扱いされるかも。。

    文句なしの星五つ!
  • 同期
    一体の水死体から事件は暴力団同士の抗争へと発展していくかに見られた。警視庁捜査一課の宇田川はウチコミ現場から逃走した組員に発砲されるが、偶然そこに居合わせたという公安所属の同期である蘇我に救われる。しかし、その蘇我は数日後、懲戒免職となり行方不明に。真相を探る宇田川にかけられる警察内部からの圧力。結...続きを読む
  • 蓬莱 新装版
    安積班の新シリーズ。舞台は東京湾臨海署から渋谷の神南署へとうつります。臨海副都心構想に陰りが見え、警察署としても縮小を余儀なくされ、安積ら強行犯係がまるごと神南署へ異動した、という設定。

    で、本作における安積はどちらかというと脇役であり、主役はワタセワークス社長の渡瀬と重鎮の沖田、また彼らの会社の...続きを読む
  • 臥龍 横浜みなとみらい署暴対係
    なかなか奥が深かった。諸橋さんにも、味方がいるんだってわかってきたのかな?笹本さんいい感じデスネ。
     中華街がある横浜ならでわの話でした。戦争は 誰も幸せにしないですね。
  • 防波堤 横浜みなとみらい署暴対係
    短編集でしたね。6つのはなしでした。
    どれもかっこよかったです。諸橋さんはヤクザに嫌われていて、いつも命を狙われているんですね。警察官も大変です。でも 城島さんや浜崎さん、八雲さん 倉持さん 日下部さんそして笹本さんが 助けてくれますね。表題の防波堤はよかったです。
  • 禁断 横浜みなとみらい署暴対係
    大学生のヘロイン中毒死 新聞記者のとヤクザの死
    中国武装警察隊? なんだか怖かった〜。
    「ハマの用心棒」も拉致されたり 城島さんもなんだか今回はモヤモヤしてるし、無理やりの突破で解決したけど怖かった〜。
    564ページもあるけど スピード感があって面白かったです。
  • ST 警視庁科学特捜班 赤の調査ファイル
    このシリーズが好き。
    一人一人の登場人物にしっかりと個性があって、ストーリーも読み進めやすい。

    この話は、登場人物の中で"赤"の色で表される赤城に視点が置かれて物語が進んでいく。

    知らなかった赤城の過去を知れるのと同時に、STが言葉に出さずとも仲間であることを感じ取れる内容だった。

    事件の内容...続きを読む
  • 継続捜査ゼミ
    おじさんだけれど清潔で筋の通った主人公が、その実力と人格で自然に若手から慕われていく様子は読んでいて気持ち良く、カタルシスが感じられました。物語も破たんなく綺麗に落ちています。また楽しみなシリーズが増えました。
  • 逆風の街 横浜みなとみらい署暴力犯係
    すごく怖かった。お金を借りたのは寺川さんの失敗なんだけどこんなにも怖い取り立て 諸橋さんすごく怒っていて、本を読んでいるんだってわかっていても怖かった。城島さんが少しなごませてくれます。いいコンビですね。
    最後「俺がもう少しうまくやれば、井田は死ななくて済んだのかもしれない」って悔しそうでしたね。
  • アンカー(スクープシリーズ)
    今回は、なかなか犯人を絞り込めずに大変でした。息子さんを亡くしたご両親が駅前で犯人探しのビラ配りをしているのが気になる布施さんが連続殺人犯じゃないかと疑う事からはじまり、谷口さんの大活躍!
    記者も警察も粘り強く捜査デスネ。ごくろうさまです。
  • クローズアップ(スクープシリーズ)
    今回はかなりややこしい展開でした。
    最後まで犯人がわかりません。
    政治と暴力団!怖すぎますね。
    布施さんはいつもどうりですが、黒田さんがかなりかっこよかった♪~(´ε` )
    次も期待です!
  • ヘッドライン(スクープシリーズ)
    今度は 短編集じゃなかった〜。
    じっくり布施さんの下調べや黒田さんの公安とのかけ引きとかが読めて 面白かったです!
    カルト教団?と薬物の話 かなり怖いですね。
    そんな中でも布施さんは 自分のスタイルで推理していくんですね。持田さんもいいですね。(^^)
  • スクープ(スクープシリーズ)
    面白かったです!
    独自の取材でスクープをものにする遊軍記者 なんか、ゴリゴリのすごい人かと思っていたら…
    布施さんのなんだか掴み所がないかんじが いいですね。あぶない所にいるのにひょうひょうとしていて、「たから、俺はダメな記者なんだ」とか「特に、女の子には感情移入が強くてね…」とか 強すぎないところ...続きを読む
  • マル暴甘糟
    任侠シリーズが好きで甘糟さんのキャラも好きだったから楽しみにしながら読んだら期待以上におもしろかった!ところどころに挟まれた甘糟さんの弱気な発言にクスッとさせられる。

    身近なわりに何も知らない警察のこともよく分かる内容で興味深かった。
  • マル暴甘糟
    評価は5.

    内容(BOOKデーターベース)
    甘糟達夫は「俺のこと、なめないでよね」が口ぐせのマル暴刑事だ。ある夜、多嘉原連合の構成員が撲殺されたという知らせが入る。コワモテの先輩・郡原虎蔵と捜査に加わる甘糟だが、いきなり組事務所に連行されて―!?警察小説史上、もっとも気弱な刑事の活躍に笑って泣ける...続きを読む
  • 任侠病院
    暴力団・阿岐本組が病院経営に乗り出す。いつも通り永神のオジキから「病院の経営が大変になことになってているから立て直してくれ!」との指令。早速、阿岐本組長が監事、代貸・日村が理事に収まる。経営圧迫の原因は、ヤクザ(耶麻島組)絡みのフロント企業への業務発注が高額なこと。これをどうにか解約したい。一方、代...続きを読む
  • 警官の目
    今野敏、五十嵐貴久、三羽省吾、誉田哲也による警察小説アンソロジー第2弾。独立した四編の、趣きの異なる作風が楽しめます。
    今回は三羽省吾氏のみ初見で(^_^;)
    前作は軽めが多い印象でしたが・・・今回は読みごたえ充分!特に五十嵐貴久「汚名」と誉田哲也「裏切りの日」は実に楽しく、切なく読みました。
    しか...続きを読む
  • 真贋
    事件自体に派手さはないのに、それぞれのキャラが立っていて、今回もやはり面白かった。

    良いんだか悪いんだか、窃盗は再犯率が高いことからも、刑事と盗人の付き合いも長くなるからか。
    それ故に、事件の犯人や前科者であってもどこか憎めず、人の温かみすら感じてしまう。

    今回は捜査二課との捜査。前作のようは派...続きを読む
  • 確証
    窃盗をテーマにどんなストーリーが繰り広げられるかと思ったら、とても面白かった。

    何より、萩尾警部補の捜査一課に対する物言いに、胸のすく思いだった。情報源である元盗人や相棒である秋穂、自身の仕事に誇りに思い、立ち向かう姿が頼もしい。
    一度気持ちに火がつくと歯止めがきかず、係長や捜査一課長すらも手を焼...続きを読む
  • マインド 警視庁捜査一課・碓氷弘一6
    シリーズ第6弾にして心理調査官藤森紗英が再登場し、またも碓氷とのコンビで、同じ日付、同じ時刻に発生した殺人事件2件、自殺2件、そして強姦2件、盗撮1件、計7件の事件のつながりの解明に挑みます。

    殺人事件で確保した被疑者の供述が要領を得ない様子があり、だったらあの心理調査官が出てくればいいのに、と思...続きを読む