今野敏のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
警視庁捜査一課第5係、碓氷弘一。腹の出た体型に薄くなってきた頭髪。くたびれた背広を着たサエない中年男だ。
警部補になりたてだが、係内では最年長の48歳ということもあり、年下の係長からは番頭のような扱いをされている。
そんなベテラン刑事が事件解決に奔走する警察サスペンス。シリーズ4作目。
◇
6月17日金曜日。退勤時間になってはいるが、鈴木係長が腰を上げないので碓氷も席を立てずにいた。
今日は朝から嫌な予感がする。さっさと退散しなくてはと碓氷が焦り始めていたとき、一斉無線が入った。渋谷ハチ公前広場で通り魔事件が発生したとの連絡だった。
さっそく -
Posted by ブクログ
監察官、笹本と諸橋のやり取り
諸橋は、心底驚いた。 「何だって……?」 「警察をなめるなと言ったんだ」 「たまげたな。あんたが、俺のやり方を認めるとはな……」 「私だって意味もなくあんたを責めているわけじゃないんだ」 「意味もなく責めているのだと思っていた。俺をクビにしたいだけだと……」
「あんたがクビになったり、死んだりしないように、ブレーキをかけてやってるつもりなんだがな……」
諸橋と城島の名コンビ、諸橋とヤクザの神野の関係、最高の作品である。
神奈川県警みなとみらい署暴対係の警部・諸橋は、暴力団の間で〈ハマの用心棒〉と呼ばれ怖れられている。ヤクザの抗争に巻き込まれ、両親を失った諸橋の -
Posted by ブクログ
おい、ほんとに仕事中か!ってくらいどんどんレビューが上がる大晦日のひまわりめろんでございます
うんまあいいじゃないそこは
たぶん年内にもう一冊行けそう(おい)
うん、ちゃんと政治が関わってきてどんどん面白くなってきました
新たな謎も提示されてちゃんと引きもある
なんていうか、ちゃんとSF
SFってやっぱりただの空想科学の羅列じゃダメなんよね
そこに思想がないと
物語の底にちゃんと思想が見えないと
それがSF
一巻のレビューで「プロの書いた同人誌」とか書いちゃってごめんなさい(それはそれで好きなんだけど)
ものすごいしっかりしたSFでした!
今野敏さんにもっとSFを書かせようの会会長 -
Posted by ブクログ
タイトルも表紙もすてき!
今野さん、さすがの面白さ。部下の能力を活かして適材適所をしてくれ、しかも力を発揮できたらしっかり認めて褒めてくれる上司達。こういう上司のもとで働けたら幸せだとしみじみ思った。
葛飾署の広田係長がまたいい味を出していて、良かった。間延びした人の良さそうな喋り方でいながら、刑事として優秀。ドラマ化されたら、中村梅雀さんだろうなと想像しながら、読んだ。
速水の堂々たる交機隊への自信と仕事ぶりに感動する。速水の下で働く部下もまた幸せだ。
「秋麗」しゅうれい〜うららかな秋。何ときれいな言葉だろう。人生はいろいろ大変なこともあるが、考えよう動きようではどんな状況でも幸せは -
Posted by ブクログ
有名作家さんたちが書く短編警察小説。
[消えたホトケ 今野敏] 密室の事件現場からの死体消失の謎に三課窃盗捜査係の萩尾が挑む。プロの窃盗犯を相手にする刑事だからこその視点が面白かった。
[汚名 五十嵐貴久] 所轄の警務課員の千田と刑事殺しの罪を背負う元警察官の父のお話。父と子それぞれの思いが苦しかった。
[シェパード 美羽省吾] 所轄の強行窃盗係の佐田はとんでもなく身体能力の高い窃盗犯に逃げられてしまう。刑事と犯人の追いかけっこがワクワクするほど面白い。
[裏切りの日 誉田哲也] 刑事課課長の本宮は管内で起きた殺人事件を担当するもなかなか捜査は進まない。そんな中捜査一課長からあることを調べてく