今野敏のレビュー一覧

  • 機捜235

    Posted by ブクログ

    今野敏『機捜235』光文社文庫。

    新たな警察小説シリーズの第1弾。テレビの警察ドキュメンタリー番組でお馴染みの機動捜査隊と見当たり捜査を融合させた9話収録の連作短編集。

    第1話で心を鷲掴みにされた。警視庁第二機動捜査隊所属する34歳の高丸が語り手となり、高丸の相棒となった定年間際の縞長の活躍と二人の絆が強くなっていく過程が描かれる。

    渋谷署に分駐所を置く警視庁第二機動捜査隊所属する34歳の高丸卓也は公務中に同僚が負傷し、巡回にも出れず、所内をぶらぶらしていた。そんな高丸の相棒として新たに着任したのは白髪頭で風采の上がらぬ定年間際で57歳の縞長省一だった。高丸はこれでは実績が上げられないと

    0
    2022年05月11日
  • ST 警視庁科学特捜班 エピソード1<新装版>

    Posted by ブクログ

    オーディブルで。登場人物のキャラが立っていて楽しい。
    結構、一気に読めた。シリーズ化されているので続編が楽しみだ。

    0
    2022年05月03日
  • 真贋

    Posted by ブクログ

    国宝が盗まれる…
    曜変天目茶碗 本物か偽物か?ドキドキしました。
    犯人が途中でわかってしまったのですが もう一度どんでん返しで 終わり方がかっこよかったです。

    0
    2022年04月25日
  • 確証

    Posted by ブクログ

    都内で起きた強盗事件と窃盗事件 捜査一課と捜査三課とのやり取りが面白かったです。
    萩尾さんの「なんか引っかかる」が さすがです!
    優しさも見えて よかったです。秋穂さんもだんだん萩尾さんのやり方がわかって来たところで、続きが楽しみです。

    0
    2022年04月24日
  • 自覚―隠蔽捜査5.5―(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    隠蔽捜査シリーズのスピンオフ短編集第二弾。七つの短編の主人公はすべて違うが、主人公の窮地を竜崎が救うというのは共通。面白かった。今までのシリーズと合わせて五つ星評価。

    0
    2022年04月23日
  • 特殊防諜班 最終特命

    Posted by ブクログ

    今回は 意外なことばかりです!
    ザミルさんも芳賀老人もなんだか変です。
    恵理さんも不安そうだし…で、始まって ラリーさんや敵のウルブリヒトも… 
    夢妙斎だけが熱くなっている感じです。
    やった~というのと、信じられない!というのもありの展開で 終わりましたね。続きも読みたい気がします。 
    安藤さん生きてたりして…

    0
    2022年04月18日
  • 特殊防諜班 諜報潜入

    Posted by ブクログ

    第一話の伏線回収と新たな 面倒くさい敵登場!
    真田さんのちょっとした優しさが 二代目夢妙斎を…次が楽しみです。

    恵理さんがどんどん強くなるね。 
    それと、いつも思うけど…指令コードがダサい〜

    0
    2022年04月11日
  • 特殊防諜班 凶星降臨

    Posted by ブクログ

    恵理さん大活躍!
    ザミルさん大変でした
    カール・シュトルム亡き後 もっとすごい敵があらわれた。こっちも言ってしまえば死人
    日本に日本人過激派をおくるとは…
    そしてラリーさんのくだりは デジャヴュかと思った(☉。☉)

    0
    2022年04月05日
  • 自覚―隠蔽捜査5.5―(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    スピンオフ短編集。
    竜崎伸也の周辺にいる人たちのそれぞれの話に軸のぶれない竜崎がいます。
    その周辺の人たちと言ってもなかなか個性のある人たちです。
    いつもあっという間に読み切ってしまいました。
    そして自作を早く読みたいと思います。

    0
    2022年03月03日
  • キンモクセイ

    Posted by ブクログ

    読み始めたら一気読みでした。誰が味方で敵なのか?ハラハラ!
    今度は、『土曜会』の面々の活躍を是非読んでみたいです。

    0
    2022年02月27日
  • 惑 まどう

    Posted by ブクログ

    まんぞく!
    ミステリってこのくらいのボリュームの短編集が読みやすいかもしれない。気分でない時は他の本に行って戻ってきても、弊害ないし。

    そしてどのお話も、どこか考えさせられる軸が入っている、気がした。

    個人的には、砂糖壺は空っぽ、喫茶マヨイガ、太陽と月が星になる、あたりが好きかな。
    ミステリと女の子同士の恋って、相性いいわよね…!

    喫茶…は、ショートストーリーだけど、言いたいことは声を大にして言っていいんだということが、すっと伝わってきた。

    そしてそして、語り手が姉妹で入れ替わりながら時間が進んでいく太陽…は、悲しい結末だけど、憎しみが必ずしも憎しみにはならない(?)ところに救われる。

    0
    2022年02月21日
  • 任侠浴場

    Posted by ブクログ

    任侠シリーズ第4弾。

    今度は銭湯。
    これまでも様々な職種で活躍?されてきましたが、銭湯はちょっと時代を考えても難しいのでは?と思ってしまいました。
    考え方が日村さんと同じなのかも。
    私も余裕とかないんでしょうね。

    仕事として考えてもそうじゃなくても、親分さんの言葉は相変わらず刺さる。
    道楽のように聞こえる言葉にも、しっかりとした思いがある。
    わかっていたけど、改めてかっこいい人。

    いつも振り回される日村さんは気苦労が絶えないと思いますか、見ている分には楽しい。
    組のメンバーも個性的で、その良さがとても活かされていて、今回もおもしろかった。
    もっともっといろんなパターンが見てみたいです。

    0
    2022年02月12日
  • アキハバラ 警視庁捜査一課・碓氷弘一1

    Posted by ブクログ

    ワチャワチャいろんなストーリーが絡み合って…ほんと秋葉原ぽい。

    上京して初めて秋葉原行った時のワクワクした感じ、史郎の気持ちが分かる。
    コロナ前の秋葉原はこんな事が起きても不思議じゃないくらいワチャワチャしてて、そんな所が何となく好きだった。久しぶりに行ってみようかと思った。

    0
    2022年02月08日
  • 任侠浴場

    Posted by ブクログ

    初めての今野敏はSTシリーズだった。
    何しろ読みやすく、とにかく面白くて、あのシリーズこのシリーズ、いろいろ読んで一旦距離を置いた。
    久々に手にした今野作品。やはりサクサク入ってくる。会話のテンポや物語の流れが良いのは当たり前。いにしえの裏家業の方々の、心意気の気持ちよさが、好感度高く描かれている。
    そういえば、安積さんの大嫌いなヤクザの中にも、カッコいいヒトたち、居たよな。
    また読みたくさせられる。

    0
    2022年02月07日
  • 自覚―隠蔽捜査5.5―(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    短編集
    竜崎署長の周りの人物たちの話
    バサバサと合理的に決断する竜崎署長が気持ちいい
    上司にいてほしい
    困ったら相談したい
    芯がぶれない

    竜崎署長にはなれないから、近くにいてほしい

    0
    2022年02月01日
  • キンモクセイ

    Posted by ブクログ

    ストレートに面白い。
    それに官僚や政治家に希望を見出だせるような作品。
    キーワードの「キンモクセイ」についての情報の小出し加減もイライラさせず、考える時間を与えてくれる程々感が良かった。欲を言えば事件後の余韻感をもうちょっと展開させてほしかったかも。でも、シリーズ化でもいいな。結構登場人物も特徴的だしスピンオフもできそう。

    0
    2022年01月28日
  • わが名はオズヌ

    Posted by ブクログ

    最初は何やらややこしい歴史的な話が延々と続いて、読むのをやめようかと思ったくらいだが、途中から面白くなってきた。漫画のようなストーリーだと思えば面白く読めるかな。続きが読んでみたい。

    0
    2022年01月28日
  • マティーニに懺悔を(新装版)

    Posted by ブクログ

    単発の短編集。主人公は茶道の師匠でありながら、実は武道の達人でもある(が、作中を通して名前は明かされておらず、語り視点の「私」として登場す)。

    かなり古い作品で、「国電」などという懐かしい語句が登場するところに時代を感じさせます。近年の今野作品の王道である警察ものではないが、短編ゆえの小気味よいテンポで次から次へと面倒ごとを解決してゆく展開がよい、また脇を固めるベンソン神父やシノさん、菫子といったキャラとの組み合わせもまた絶妙。しかも今野作品では珍しく主人公の「私」とヒロインである董子の仲が進展するというラストの展開は読後感スッキリの読み応えでした。

    0
    2022年01月15日
  • 晩夏 東京湾臨海署安積班

    Posted by ブクログ

    やった安積班長編だ!

    分かりやすくて読みやすいのに深みがある
    この相反することをサラッとやってるのが今野作品の魅力なんだよなぁと改めて思いました

    今作は安積班の面々はちょっと出番控えめ
    そのかわり我らがヘッド速水が全編に渡って大活躍です
    いわゆる「今どきの若いの」をどうやって導いていくか?ってお話しだったと思う
    そして速水のアプローチは特段構えず普通に接するということ
    安積のアプローチは手本を示すってことだったように思う
    そしてどちらも自分に自信がないと出来ないことだなぁと思いました
    自分自身が当たり前のことを当たり前にやれる人間であることを放棄している「今どきの大人」が多すぎる気がするな

    0
    2022年01月02日
  • 神南署安積班

    Posted by ブクログ

    今野敏さんの代表作としては隠蔽操作が有名ですが、こちらの作品もとても面白いです。安積班のメンバーたちの良さが引き出された短編集だと思います。オススメ!

    0
    2022年01月02日