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横浜・元町で大学生がヘロイン中毒死した。暴力団・田家川組が事件に関与していると睨んだ神奈川県警みなとみらい署暴対係警部・諸橋は、ラテン系の陽気な相棒・城島と事務所を訪れる。ハマの用心棒――両親を抗争の巻き添えで失い、暴力団に対して深い憎悪を抱く諸橋のあだ名だ。事件を追っていた新聞記者、さらには田家川組の構成員まで本牧埠頭で殺害され、事件は急展開を見せる。
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Posted by ブクログ
監察官、笹本と諸橋のやり取り 諸橋は、心底驚いた。 「何だって……?」 「警察をなめるなと言ったんだ」 「たまげたな。あんたが、俺のやり方を認めるとはな……」 「私だって意味もなくあんたを責めているわけじゃないんだ」 「意味もなく責めているのだと思っていた。俺をクビにしたいだけだと……」 「あん...続きを読むたがクビになったり、死んだりしないように、ブレーキをかけてやってるつもりなんだがな……」 諸橋と城島の名コンビ、諸橋とヤクザの神野の関係、最高の作品である。 神奈川県警みなとみらい署暴対係の警部・諸橋は、暴力団の間で〈ハマの用心棒〉と呼ばれ怖れられている。ヤクザの抗争に巻き込まれ、両親を失った諸橋の暴力団に対する憎悪は特別深いのだ。 大学生が自室で変死体となって発見された。死因はヘロインの中毒死。市内では薬物検挙数が目に見えて増えているという。白い粉で俺たちのハマを汚すな! 絶好調、シリーズ第二弾。
大学生のヘロイン中毒死 新聞記者のとヤクザの死 中国武装警察隊? なんだか怖かった〜。 「ハマの用心棒」も拉致されたり 城島さんもなんだか今回はモヤモヤしてるし、無理やりの突破で解決したけど怖かった〜。 564ページもあるけど スピード感があって面白かったです。
今野敏『禁断 横浜みなとみらい署暴対係』徳間文庫。 諸橋と城島の同期の二人の刑事を主人公にした警察小説。降格人事により係長として、みなとみらい署に赴任した諸橋とその煽りで係長補佐となった城島。『ハマの用心棒』と呼ばれる堅物で頑固者の諸橋に対して、ラテン系の城島という二人の活躍が面白い。 横浜の元...続きを読む町で大学生がヘロイン中毒死したことをきっかけに次第にキナ臭くなる横浜。暴力団・田家川組を中心に東西のヤクザたちがあちこちでいざこざを起こし、新たな麻薬ルートの謎を巡り、新聞記者、田家川組の構成員までが殺害される。 諸橋と城島を疎ましく思う監察官の笹本、重要な場面で諸橋と城島に協力する神風組の組長とたった一人の組員・岩倉の存在も面白さの一因になっている。 今野敏は数多くの警察小説シリーズを手掛けているが、どれを読んでも全くハズレがない。余りにも多くのシリーズと作品を手掛けているが故に全てを読むのは難しいが、どのシリーズのどの作品をどの順番で読もうと違和感も無く、面白いのだ。
横浜みなとみらい署シリーズの2作目。今回も諸橋と城島のコンビは最高でした。敵対していると思われた身内も段々と『ハマの用心棒』のやり方に共感してくる様がとても心地良いです。誰かのレビューでアメリカのTVドラマ『スタスキー&ハッチ』を思い出したとあったが、全くその通りですね。懐かしいとか言うと歳...続きを読むもバレます(^^)まだまだ楽しみです。
シリーズ3作目。2作目が待てなくてフライングだけどこっちを先に。 ※シリーズ2作目であっていました。フライングじゃなかったです。 今回は中国警察部隊も登場しての、大掛かりな仕掛けに挑む。 確証が持てず何度も迷子になりそうになるが、 今野さんは一つ一つ立ち止まって確認してくれる。 今野さんの筆は、急...続きを読むかさないし、独りよがりに暴走しない。 逮捕劇の緊迫を経て、、、そして、読後、あったか。 マル暴の話なのにね!? 個人的に神野&岩倉が好きなので、要に登場してうれし。 諸橋がお茶を飲んでくれて、またうれし。 防波堤がやっと貸出し可になったのでやっと読めます。 雨降りなので、明日まで我慢。
横浜みなとみらい署シリーズ第二弾。 大作であるが、スイスイ読ませる。ただし、「隠蔽捜査」シリーズに比べるとちょっと弱いかな。
04月-06。3.0点。 みなとみらい署暴対係第二弾。大学生が高純度のヘロイン中毒で死亡。捜査を始める諸橋たち、新聞記者が近づいてくるが、その記者は殺害され。。。 読みやすい。少しのミスリードを上手く使っていた。次作も期待。
シリーズ2作目。横浜を舞台とした薬物戦争とでもいえばよいでしょうか。500ページを超える大作で読み応え十分。著者としてもこなれてきたのか、諸橋と城島コンビの息、また部下4人の立ち振る舞いも一層磨きがかかったように感じ、安定感が出てきました。 ラストはピンチに陥った諸橋をまたしても倉持による捕り物で...続きを読む救う展開で、スゴイの一言! 監察官である笹本との関係も一歩進みお互いの理解も深まったようでなんだかほほえましかったです。
みなとみらい署に場所を移しかつ暴対班。話は明確だが、展開が難しく、長編に。他の班長シリーズ程、共感できない。ただ、読みやすく、次は何と期待させる。
う~ん。 軽くは読める。 最近は警察ものが多い為だからか 渋い主役刑事にキュンとしなくなり 逆に参謀的な脇役に頼もしさを感じる。 もっとも、そうなるように 作者も作品を書き上げているんだろうけど・・・ 軽く読める分枚数の割には ミステリー要素は今ひとつ物足りなかった。 どちらか...続きを読むと言えば 人間模様が中心かなぁ?
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