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Posted by ブクログ
スクエア 横浜みなとみらい署暴対係
神奈川県管みなとみらい署の暴力団対策係長、諸橋が中心となり、事件に挑む姿が描かれています。横浜の廃屋で発見された中国人の遺体を巡り、暴力団との関わりが疑われる中、諸橋と相棒の城島が捜査に乗り出します。内部の人間模様やヤクザとの駆け引きが緻密に描かれており、臨場感が際立っています。
登場人物たちの成長や、予想外のキャラクターの魅力も感じられ、特に、最初は憎まれ役だった監察官・笹本が次第に理解を得ていく過程は、物語に深みを与えこれも今野敏作品の魅力です。今までに今野作品を70冊ほど読ませていただきましたが、面白いのは他のシリーズともリンクしているので、また好きな登場人物が来た。なんてワクワクゾクゾクするものです。今回のは『晴明 隠蔽捜査8』で神奈川の刑事部長を拝命した竜崎伸也が佐藤本部長に着任の申告に訪れると「あんたのやりたいようにやってくれ」と同じセリフを聞いて、やったー同じこと言ってると感動してしまった。本部長の性格は変わってなくて、また今回も思い切り暴れられるなと期待してしまう。面白いなあ。今野作品。
Posted by ブクログ
横浜みなとみらい署暴対係シリーズ、5作目。
暴力団と不動産詐欺が絡んだ殺人事件。事件の構造がなかなか面白かった。殺人事件と詐欺事件が一緒に絡んでいるので、暴対係だけでなく、捜査一課や捜査二課と協力する捜査になってくるが、立場による変な軋轢や対立の描写は最小限に抑えられ、皆がそれぞれの分野で力を発揮していて、清々しく読めた。いまどきハミ出し暴走刑事コンビの警察小説なんてごまんとあるが、諸橋と城島コンビのはみ出しっぷりは笹本監察官による良いブレーキ具合でコントロールされていてその点も安心して楽しく読める。
新しい刑事部長はあの人かな?次作あたり、絡んできてくれると嬉しいな。
Posted by ブクログ
廃屋から発見された二人の遺体。マルBが暗躍するためハマの用心棒と呼ばれて、ヤクザから恐れられるみなとみらい署の諸橋が捜査に乗り出す。
今野さんの作品は、任侠ヤクザシリーズを読みましたが、ヤクザと警察の立場が入れ替わったという具合でしょうか。このシリーズは読んだことがなかったのですが、事件を巡ってのヤクザとのやり取りや、警察内部の軋轢など、詳細に描かれていたので、臨場感があるなと思いました。
登場人物たちも、最初はルールに縛られる笹本を憎たらしいという思いで見てましたが、諸橋たちの行動に理解を示していくのを見て、憎めないキャラななってきました。
県警本部長の佐藤の存在も、今後気になる存在です。
魅力的なキャラも多いので、機会があれば、このシリーズも読んでみたいです。
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小説・文芸
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