今野敏のレビュー一覧
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ある未解決事件が、解決に向かうまでを
あるテレビ局の番組側、そして警察側から描いている。
展開の早さに一気に読み終えるほど面白かったです。
ジャーナリズムとは、報道が伝えるべきものとは、
視聴者がネットに移る今だからこそ考えなければいけない大切なことも書かれていました。Posted by ブクログ -
報道番組『ニュースイレブン』の名物記者・布施は、十年前に起きた大学生刺殺の未解決事件に関心を寄せる。この継続捜査を、警視庁特命捜査対策室の刑事・黒田が担当することになるが、謎は深まるばかり。一方、番組の視聴率低迷を受け、関西の系列局から栃本という男が送り込まれた現場には、不穏な空気が漂い始める。報道...続きを読むPosted by ブクログ
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文庫本になったので再読しました。若い頃の安積さんや速水さん、安積班の面々のこれまでの軌跡が分かる至極の一冊です。「初任教養」の私が一体誰なのかとても気になります。Posted by ブクログ
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スクープシリーズ第三弾。ラスト50ページの展開はまさに急転直下、いや~堪能しました。
第一弾以来、久々に布施が殺人犯と行動を共にしているというちょっぴり(?)危険な状況におかれ、それを追う鳩村、黒田と谷口、しかも追いかけるみちすがら飛行機での移動となり、もっとも危険と思われる瞬間、機上の人であるた...続きを読むPosted by ブクログ -
マル暴という、暴力団対応の警察官の話。
マル暴は嫌だと言っている甘粕さんですが、暴力団と近付きすぎず、なおかつ、離れすぎない。それで警察官らしくない。
もう、マル暴ピッタリじゃないですか。Posted by ブクログ -
東京オリンピックを背景に、著名なミステリー作家七人によるアンソロジー。あの頃は今よりもみんなが前向きで、街にも活気があふれていたような気がする。初めて読む作家もいて、それぞれの持ち味が楽しめてよかった。個人的には月村さんが面白かったかな。
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ゼロで若かりし菊川のエピソードがあったから余計にST5人のメンバーと百合根、菊川の7人のお互い分かり合える感じが良かった。百合根のエピソードは書かないのかな?STコンプリート?Posted by ブクログ
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毎回毎回思う。
竜崎さんかっけー。
この本の主人公はまわりにいる人たちだが
ラストにちょろりと出てきて、主人公をくってしまうのだから、
主役はどうしても竜崎さんなのでしょう。
個人的には彼が主人公じゃないほうが好きかも。Posted by ブクログ -
STの5人と百合根、菊川、各々が自身の特異?得意?な所に驕らない所が読んでいて素直に楽しめた。STシリーズ…後2冊早く読みたいな。Posted by ブクログ
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桃太郎伝説にも色々あるけど、善悪?がひっくり返る説とは…なんだか青の調査ファイルみたいな話だった。菊川と翠…もしかして?次が楽しみ!Posted by ブクログ
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茂太と詐欺グループとの話と、中国マフィアの話…最後にピタッと重なって事件解決!犯人もちゃんと逮捕出来たし。すーっとした終わりだった。Posted by ブクログ
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今野敏さんといい中山七里さんといい、クラッシックの楽曲を言葉で表現する天才ぶりに感動する。この本につられて改めてメンデルスゾーンとチャイコフスキーのバイオリン協奏曲を聴いた。やっぱりいい!Posted by ブクログ
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面白かった。世の中、悪い事をしてもトコトン、シラを切り通す奴らばかりだと思うけど…この小説の内容こそが"理想“じゃないかな。小説だからいいんだけど。Posted by ブクログ
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ST5人と百合根.菊川の信頼関係が深まってきた。なかなか理解出来ない相手を 気に入らないとか嫌い というのでなく 苦手 という百合根、菊川の人の良さもいい感じ。Posted by ブクログ
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またまた バイオテロ?!
須田さんが 死んじゃう?
過去の事件の洗い直し?冤罪?そこに 東報新聞の記者もからんで安積班ピンチです。野村署長と速水さん大活躍で救われました。Posted by ブクログ -
今回も安定のおもしろさです。
いろんな人からみた目線で話が進んでます。
カデンツァ→安積さん
ラプソディー→安積さん
オブリガード→相楽さん
セレナーデ→水野さん
ゴーダ→黒木さん
リタルダント→桜井さん
ダ・カーポ→村雨さん
シンフォニー→石倉さん
ディスコード→榊原課長
アンサンブル→安積さん
...続きを読むPosted by ブクログ -
STシリーズの3巻目ですが2006年の作品なのでずいぶん久しぶりに書かれたようです。
読み終わると毎回、自分が何歳頃の作品なのか考えてしまう(笑)
前二作よりはだいぶ現代の感覚で読んでも違和感が少なくなってきました。
もちろん、面白いです!