今野敏のレビュー一覧

  • 秋麗 東京湾臨海署安積班
    タイトルも表紙もすてき!

    今野さん、さすがの面白さ。部下の能力を活かして適材適所をしてくれ、しかも力を発揮できたらしっかり認めて褒めてくれる上司達。こういう上司のもとで働けたら幸せだとしみじみ思った。

    葛飾署の広田係長がまたいい味を出していて、良かった。間延びした人の良さそうな喋り方でいながら、...続きを読む
  • 曙光の街【新カバー版】
    隠蔽捜査シリーズが大好きで、初めてこの倉島警部補シリーズを読んだ。こちらは公安が舞台ということで、隠蔽捜査とは全く違った警視庁の姿を教えていただいた。
    舞台が変わっても今野敏さんの小気味よいストーリーは全く変わらず、この小説も他の小説同様、一気に読み進めた。
    2000年ころが舞台となっているが、日本...続きを読む
  • 探花―隠蔽捜査9―
    題名の探花の意味が作中で明らかに……。(3番ってすごいなぁと)

    神奈川県警に行った竜崎さんですが、出世と共に捜査本部ができても、今まで通り軽く顔を出すということができず。

    ちょっとやりずらさを感じるものの、最後はいつも通りで。(そこがまた良かったです)
  • 審議官―隠蔽捜査9.5―
    竜崎刑事部長のぶれない判断能力、何時も感情に左右されずに最適な言葉を放つ。
    もう最高です、私は直ぐに感情が先に出てしまうので、竜崎刑事部長の様な人に憧れます。
    こんな方が、職場の上司だったらどんなに幸せでしょうか!
    ピシッと解決するストーリーが好きです
  • 蓬莱 新装版
    すごいな、作家って。
    まさかこんな謎が隠されているなんて。
    安定の面白さ。
    そして、安定の安積班メンバー。
    頼りになります
  • 審議官―隠蔽捜査9.5―
    いつもどおりとても面白かった。
    竜崎娘主役の「選択」がいちばん好き。
    トンネルを抜けて未来を感じられるから。
    次の長編もとても楽しみ。
  • 警官の目
    有名作家さんたちが書く短編警察小説。
    [消えたホトケ 今野敏] 密室の事件現場からの死体消失の謎に三課窃盗捜査係の萩尾が挑む。プロの窃盗犯を相手にする刑事だからこその視点が面白かった。
    [汚名 五十嵐貴久] 所轄の警務課員の千田と刑事殺しの罪を背負う元警察官の父のお話。父と子それぞれの思いが苦しかっ...続きを読む
  • ST 警視庁科学特捜班 桃太郎伝説殺人ファイル

    ST桃太郎伝説殺人事件ファイル

    桃太郎伝説を絡めた事件。悪者だと思っていた鬼が本当は地元の宝で桃太郎は侵略者なんて。犬、猿、雉も実はモデルになった人物が居た。解決の糸口はほんの小さな疑問から。最後まで面白かった
  • ST 警視庁科学特捜班 青の調査ファイル
    今野敏ST(科学特捜班)シリーズ。
    このシリーズは2冊目だが、STの5人の個性的なキャラクターがツボにはまり、人がいないところでは時には声を出して突っ込みながら読んでいる。
    次も楽しみだ。
  • 去就―隠蔽捜査6―(新潮文庫)
    安定の面白さ。
    文句なしに面白い。
    竜崎サンの采配と行動に間違いはないのだー。
    で、決まりです。
  • 遠火 警視庁強行犯係・樋口顕
    約1年ぶりのひぐっちゃんもの。好きやわ、樋口警部。書いてる今野さんも、テレビドラマで樋口晃を演じてる内藤さんもタメなのでってことも関係するのかどうか、すごく親近感がある。考え方もよく分かる。「私は悲しいです。」は心に響くわ
  • 遠火 警視庁強行犯係・樋口顕
    なかなか含蓄のある小説だった。確かに登場人物の様な人情味のある警察官も多勢居ると思う一方で刑事らしい人物も多数いる。今野 敏氏の得意とする分野警察物シリーズの中でも今回は特に面白い作品だった。
  • 転迷―隠蔽捜査4―(新潮文庫)
    どのシリーズでと言えるんだけど、きっとどこかで関係なさそうな複数の事件が繋がってくるんだろうなあと分かっていても、それに対応していく竜崎の対応や考え方に惹きつけられます。とっても魅力的な主人公です。今作はこれまでの作品と比較しても特段冴えてました!
    「俺は署長だ。一国一城の主だ。」降格人事だろうとな...続きを読む
  • 任侠学園
    阿岐本組がいちばん真っ当ですね。
    筋を通す、人を敬う、悪いことを注意する…
    高校生たちもユニークで、くっきりと描かれており、あっという間に読んでしまいました。
  • 棲月―隠蔽捜査7―(新潮文庫)
    事件はコッテリ異動はアッサリ…
    大森署のメンバーとのお別れです。
    寂しい(꒪⌓︎꒪)
    大森署最後の事件って分かってて読んでるけど。
    ちょっとだけ感傷的になった朴念仁竜崎ですがやはり竜崎らしく神奈川へ旅立ちました。
    お隣りだしライバル心剥き出しの東京×神奈川だから更に面白くなるとは思うけど。

    いざ神...続きを読む
  • 審議官―隠蔽捜査9.5―
    今野さんの短編集は意外に楽しめました。「戸高」の登場が多いのも嬉しいなあと。長編は後半がいつも早足な気がしてそれが不満でしたが、短編にはそれがないのが良かったのかな。
  • 果断―隠蔽捜査2―(新潮文庫)
    前作のラストで所轄へ左遷された竜崎です。
    大森署署長に着任早々、立てこもり事件が発生。
    まだ署内、署員とのぎこちない関係です。
    竜崎のやり方に戸惑いながらも竜崎の指示に従う副署長、課長達。腹の探り合いからの信頼。
    部下達のキャラもわかってきました。
    副署長が素敵♪


    おもしろ〜い\(//∇//)
    ...続きを読む
  • 任侠シネマ
    シリーズ5作目で一番感動しました。
    職場の休憩中に読んでいましたが泣きそうになりました(笑)

    楽しいところに人は集まる。
    嘘偽りなく楽しんでいるところに。
    最近は楽しそうな娯楽ばかりに手を出してしまい、心から楽しいと思えることを見失っていました。
    本当に自分が好きなことって、楽しいって思うことって...続きを読む
  • 隠蔽捜査(新潮文庫)
    今野敏のことはひまわりめろんに聞け!
    隠蔽捜査を読みなさい!とのカリスマからの指令で初今野敏は隠蔽捜査です!
    ありがとうメロリン!ありがとう今野敏!

    イヤなヤツ竜崎と思わせといてからのデキる男・竜崎はドストライクです\(//∇//)\
    ついて行きます竜崎♡
    おまえもついて行け伊丹!!

    さぁ次読ま...続きを読む
  • 去就―隠蔽捜査6―(新潮文庫)
    相変わらずの署長。忖度など全くせずに国のために我が道をひた走ってます。
    最近は少し人の気持ちもわかるようになってさらに周りをたらし込んでいきますね。
    大森署をいつか出る時が来てしまうとなるとさみしいですね。戸高とのやり取りが面白いので異動しないでほしいですね。
    事件はストーカーからの殺人事件。思い込...続きを読む