今野敏のレビュー一覧

  • 孤拳伝(一) 新装版

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    ネタバレ

    漫画「拳児」を想起させられる、中国拳法を使う少年が主人公の格闘小説。あちらは八極拳がメインの使い手でしたが、本作主人公は形意拳の使い手。しかも、郭雲深ほぼそのまんまの来歴という設定は……個人的に大好物すぎてワクワクして読み進められ、五百ページくらいあるのに一日で読み切ってしまいました。

    格闘部分の描写は期待通りの内容と臨場感。実際の五行拳や十二形拳の動きを知っていないとわかりづらい部分はあるのですが、今はYouTubeなどでそれらは簡単に知ることができるので、それらを見た後ならアクションシーンを頭の中で再現ができます(というより、自動で再生されますw)。

    話の構成としては……本作は全五巻中

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    2017年08月10日
  • 禁断 横浜みなとみらい署暴対係

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    今野敏『禁断 横浜みなとみらい署暴対係』徳間文庫。

    諸橋と城島の同期の二人の刑事を主人公にした警察小説。降格人事により係長として、みなとみらい署に赴任した諸橋とその煽りで係長補佐となった城島。『ハマの用心棒』と呼ばれる堅物で頑固者の諸橋に対して、ラテン系の城島という二人の活躍が面白い。

    横浜の元町で大学生がヘロイン中毒死したことをきっかけに次第にキナ臭くなる横浜。暴力団・田家川組を中心に東西のヤクザたちがあちこちでいざこざを起こし、新たな麻薬ルートの謎を巡り、新聞記者、田家川組の構成員までが殺害される。

    諸橋と城島を疎ましく思う監察官の笹本、重要な場面で諸橋と城島に協力する神風組の組長と

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    2017年05月25日
  • ビート―警視庁強行犯係・樋口顕―

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    3作目は親子の物語
    あとがきあるように前作もそうだが、推理に重きを置かず、人間ドラマを強く意識されている作品
    作者によると一つの集大成であり思い入れがあるとも
    読み応えのあり

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    2017年04月04日
  • 警視庁神南署

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    安積班シリーズはファンタジー的要素殆ど無くて、
    フィクションだけど、ノンフィクションみたいに
    事実のように淡々と話が進んでいくから読みやすくて面白い。
    今回の話は特に現実に沿ったような内容だった。
    すっきりとした終わり方ではないけど、ドラマチックさとか無駄にあるわけじゃないから
    すっと読み終えられるのがいいな。

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    2017年03月02日
  • 蓬莱 新装版

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    ネタバレ

    ・本当に面白かった。

    徐福伝説をもとに謎解きが進んでいくけど、
    事件そのものというよりも、
    ゲームの謎が解明されていく流れが
    納得させられる点も多く、読むのを止められなかった

    ・犯人、刑事の駆け引きや事情、心理描写とかで
    読ませるのではない、新しい刺激があった


    ・安積班シリーズ(何とか蔵之介さんがドラマやってたなぁ)らしいけど、それを知らずに読んだ

    ・個人的には、「シリーズものの1つ」ではなく
     独立した1つの作品として評価したい!

     人に薦めたいけど、評価がわかれそうだし、
     万人受けしないんでないかと、ちょっと不安(笑)

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    2017年02月19日
  • 虚構の殺人者 東京ベイエリア分署

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    やっぱり今野敏さんの小説は面白い。安積班のメンバーがそれぞれに素敵です。安積さんは、自分の事をいつもくたびれた中年というけれど、そんな事ないのです。是非とも奥様と復縁していただきたい。
    ドラマ「ハンチョウ」は観ないことにします。私の頭の中の安積さんと佐々木蔵之介さんは違い過ぎるので。

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    2018年02月17日
  • ST 警視庁科学特捜班 毒物殺人<新装版>

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    相変わらず全然的外れな捜査をする捜査本部と犯人にジリジリ近いていくSTがページを捲らせる!山吹さん大活躍!

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    2017年01月14日
  • ST 警視庁科学特捜班 赤の調査ファイル

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    シリーズ最高の感動作
    さらば、過去よ――
    隠蔽された医療ミスにリーダー赤城が挑む!

    大学病院に搬送された男が急死した。医療ミスを訴えたものの民事裁判で敗れた遺族が刑事告訴をしたため、STが捜査を開始する。その大学病院で研修医をしていたSTリーダーの法医学担当・赤城左門は、捜査の過程で、封印していた自らの過去と対峙する――。感動のラストが待つ好評「色シリーズ」第2弾。

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    2016年12月11日
  • 陽炎 東京湾臨海署安積班

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    面白かった!
    事件の解決自体より、人間模様が楽しい。
    安積さんは村雨さんについていくつかの話で見直したり反省したりしているにもかかわらず、次の話が始まると相変わらず苦手にしてるのが可笑しい。
    そして、須田さんと黒木さんが部屋に戻ってくるシーンは何回でてきても微笑ましくて好きっ。
    今回はSTの青山さんが登場!でお得感満載です。

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    2016年10月05日
  • 残照

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    安積班シリーズの中でも、このストーリーは私の中で1、2を争うお気に入りとなった。暴走族の少年たちのお話だけど、彼らなりに信念があったり、仲間意識が強かったりして生きている。風間少年と速水小隊長のやりとりも、よかった。なんか読み終わったあとスッキリ清々しい気持ちになりました。

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    2016年08月14日
  • クローズアップ(スクープシリーズ)

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    スクープシリーズ第三弾。
    今回も布施の力の入りすぎない行動にあっけにとられ、ストーリー展開に興奮し、ドキドキしながら読み終えた。犯人はまさかの人だったけど、痛快だった。

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    2016年08月04日
  • ST 化合 エピソード0 警視庁科学特捜班

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    STシリーズを読んだ上でこのエピソード0を読むのがいい。まだSTと出会う前の、捜査官の菊川のお話。あの菊川も、最初はこうやって操作方法などを学んでいたんだなーとなんとなく微笑ましい。

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    2016年08月02日
  • 宇宙海兵隊 ギガース5

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    リイナとヒミカの秘密等、物語の確信に近付いてきている感じ。
    物語もいよいよ、終盤。
    このまま最終巻に突入したい

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    2016年05月26日
  • 宇宙海兵隊 ギガース4

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    物語も半分を過ぎた。
    ポイントで物語の確信に迫っている感じがある。
    最後にまさかのピンチもあり、先が気になる

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    2016年05月22日
  • 宇宙海兵隊 ギガース3

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    リーナを挟んでカーターとオージェが段々ひとつになっていく感じがある。
    ストーリーとしては驚きの展開もあり、毎度の事ながら続きが気になる

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    2016年05月17日
  • アクティブメジャーズ【新カバー版】

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    警視庁公安部外事1課倉島警部補シリーズ第4弾。いよいよゼロの研修を終えてエース級公安マンの仲間入りをした倉島が任されたミッション。公安物なので地味だけととても面白い。主人公が公安部に配属されてからの成長して行く姿も読んでて楽しい。登場する人物も個性的でとてもいい。ただしちょっと寂しいのはヴィクトルが過去の伝説化してしまった事

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    2016年05月07日
  • 宇宙海兵隊 ギガース

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    ガンダムとマクロスを足して割ったようなイメージ。
    世界観をイメージするのが大変かと思ったけど、ガンダムを知っている人なら結構容易にイメージできる。
    早速続きが気になるシリーズ

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    2016年04月29日
  • 白夜街道【新カバー版】

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    公安部外事一課倉島警部補とロシア元KGBヴィクトル・タケオビッチ・オキタとエレーナが再び登場。シリーズっぽいけど誰のシリーズなのか不明。この3人は誰も殺して欲しくない。今回はロシアが中心でタイトルの由来もなるほど納得。

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    2016年04月26日
  • 曙光の街【新カバー版】

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    ヤクザの組長暗殺に関わる主役の3人がそれぞれの視点で構成されてる物語。公安部の倉島警部補。ヤクザの組長の用心棒的存在の兵藤。そして元KGBの凄腕ヒットマンのヴィクトル・タケオビッチ・オキタ。3者とも挫折からの再生が感動のクライマックス。

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    2016年04月23日
  • ST 化合 エピソード0 警視庁科学特捜班

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    「化合 エピソード0」

    STが出る前の話し!

    検事の力ってものすごい威力を持ってるんだって初めて知った!
    検事が有罪と決めれば裁判官も高い確率で有罪判決を出す。
    判事に至っては研修で無罪に持っていく勉強をしないとか。
    小説なんで盛ってるのかもしれないけどこれで冤罪になってる人って多いんだろうか?

    ともあれ、話はとても面白くてSTシリーズでは一番面白かったかも!

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    2016年02月24日