今野敏のレビュー一覧

  • 天を測る

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    とても良かった。人並み外れて仕事ができるが、飄々としていてしかもしっかりと自分というものを持っている。仕事に対して誠実なところに好感が持てた。

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    2024年07月27日
  • 秋麗 東京湾臨海署安積班

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    安積班シリーズ、長編。

    チーム捜査としてはやはりこのシリーズが一番。安積班長の統率力というか、調整力というか、適材適所に人員を配置して自ら動くときは動く。そして、その人員配置が見事にピタッとハマってくれたら、もう最高。速水さんなんて、登場シーンそんなに多くないけど、完璧な登場の仕方だったな。
    シリーズのレギュラーメンバー以外では、葛飾署の広田さんがすごくいい味出してた。最初、あの間延びした喋り方にちょっと違和感があったのだけれど、途中からはその喋り方がクセになるというか、隠れたシゴデキっぷりが垣間見えて面白いキャラでした。

    それはそうと、安積さんも速水さんも一体今何歳の設定なんだろう。長く

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    2024年07月24日
  • ビギナーズラック 〈新装版〉

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    バラエティに富んだ短編集。普段は読まない様な内容の話もあったけど、どれも面白く読めた。
    趣味に合ってるのは、やっぱり倉島さんのなんだよなぁ

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    2024年07月24日
  • 夏空 東京湾臨海署安積班

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    今回も短編集。安定の安積班。警察小説の中ではほのぼの枠に入るのでは…臨海署に移ってからサザエさん時空だし。扱う事件はYouTuberだったり、外国人犯罪だったり、時勢を反映しているようではあるけど、基本的には人情モノだなぁと思います。

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    2024年07月23日
  • 奏者水滸伝 小さな逃亡者

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    はい、普通に面白かったんですが何か?

    集結した4人の超能力者(と言ってるがガチの超能力者はひとりだけ)が超能力者を集めて世界を支配しようとする元宇宙飛行士と対決するという凄い設定

    で、今作は4人のうち拳法の達人でドラマーで明るさ担当の比嘉をフューチャー!
    その明るさの裏には特異なものが持つ悲しみが…ってうんありがちw
    でもありがちがいいのだ!

    強い力を持つ者を見分ける力をもつ金髪白人美少女にサイキックソルジャーに失敗したことがない殺し屋にFBIに日本警察の跳ねっ返りに渋いベテラン刑事と、もう全部乗せ感がエグいw

    若干破綻してなくもないけど…まぁ良しとしよう!

    少し楽しみになってきた

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    2024年07月12日
  • トランパー 横浜みなとみらい署暴対係

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    横浜みなとみらい署暴対係シリーズ、7作目。長編。

    他シリーズも含め、ここ最近の今野敏作品の中ではなかなかの良い出来具合。満足のいく面白さ。
    最初、暴対係と捜査二課との合同捜査が始まったと思いきや、あれよあれよと捜査一課や外事二課らを巻き込み、大所帯のチーム捜査で仲良く事件解決。この「仲良く」が良い。もちろん、県警本部と所轄、課違いによる軋轢もそれなりに描かれるものの、今野敏作品では過度に課同士の足の引っ張り合いが起こらず、各々の課が各々の得意分野を生かし、効率よく捜査していく様が読んでいて気持ち良い。更に、そこを上手く調整するのが、強面ばかりの暴対係の諸橋たちであるのも面白いところ。で、まさ

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    2024年07月10日
  • 夏空 東京湾臨海署安積班

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    安積係長は淡々としてますが、時に信念に基づく頑なな行動があったりで魅力的な存在です。いつでも彼のように落ち着いた態度でありたいものです。

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    2024年07月05日
  • 任侠書房

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    私は警察、刑事物などのサスペンス系はほとんど読まない。
    そのためか、著者の事は知らなかったけど、本屋さんで平積みにされていて面白そうだったから手に取った。
    面白い!!
    ライトノベルや漫画の様な面白さで気楽に一気に読んでしまった。
    これはシリーズになってるというから、早速別の本も買ってこよう!

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    2024年07月02日
  • 臨界 潜入捜査 〈新装版〉

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    最終巻に向かっていく勢いがあった。一気に強者二名を相手にしたり、殺し屋を相手にしたり…物語の場所も変わり。原発の事を考えさせられた。

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    2024年06月28日
  • 罪責 潜入捜査 〈新装版〉

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    時代背景もあるが、フロンの話が出てきて、環境問題はいつの時代も根強いと思った。登場人物がどんどん力強くなってきている気がして頼もしい。

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    2024年06月23日
  • 処断 潜入捜査 〈新装版〉

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    潜入捜査シリーズを順に読んでいる。森や海での密猟密漁にも絡んでいるのかなと考えさせられた。森での絶体絶命の場面が見どころだと思う。

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    2024年06月23日
  • 戸惑いの捜査線 警察小説アンソロジー

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    佐々木譲、乃南アサ、松嶋智佐、大山誠一郎、長岡弘樹、櫛木理宇、今野敏『戸惑いの捜査線 警察小説アンソロジー』文春文庫。

    警察小説を手掛ける人気作家による警察小説アンソロジー。7作を収録。面白い短編もあれば、ハズレの短編もあり、人気作家と言えどなかなか高いレベルの作品を上梓し続けるのは難しいのだなと思った。


    佐々木譲『弁解すれば』。北海道警察本部の小規模警察署の刑事部門に復帰した仙道孝司が主人公。物語はまだ続くようで、タイトルの意味が解かるところまでも描かれず、唐突に終わってしまう。てっきり読切り短編かと思ったのだが、連載作からの1話だったようだ。

    乃南アサ『青い背広で』。背広とは随分と

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    2024年06月15日
  • 自覚―隠蔽捜査5.5―(新潮文庫)

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    短編のそれぞれが魅力的で面白かったけど、
    解説もまたよかった。
    みんな、なんだかんだ言って竜崎のこと大好きだな!
    ほんと。

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    2024年06月13日
  • 宰領―隠蔽捜査5―(新潮文庫)

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    警察の役割は単純明快だ。
    それを言えて実行出来てしまうのが竜崎さんの凄さであり、魅力なんだろうな。
    悩んだり、ぶれてみたり、多少人間らしさを見せてくれるところがまたいいけれど、初志貫徹してしまうところが何ともかっこいい。
    邦彦君も、よかったね。

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    2024年06月13日
  • 排除 潜入捜査 〈新装版〉

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    潜入捜査シリーズを読みす進めている。
    今回はマレーシアが舞台であったが、きっと実際にこのような蛮行は行われているのだろうなと感じた。
    佐伯さんの味方が増えていくと良いな。

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    2024年06月13日
  • 転迷―隠蔽捜査4―(新潮文庫)

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    これまで私は、ほぼ1人でうちの会社のうちの事業部の経理を任されていた。
    予算を作って、損益見通しをして、決算をする。
    殆どの業務を1人で行っていた。まぁ忙しい、忙しい。
    一日があっという間に過ぎた。

    あまりに忙しそうな私に気を遣ってくれたのか??3月から派遣さんが来た。この方に今はずっと自分の業務を教えている。派遣さんは学力も知識も、性格も、私よりレベルが超高い。
    何の不満もない。素晴らしい人格者だ。
    明るく朗らかで、一つも悪いところはない(^^)

    この方に私の仕事をあげてしまったので、私は今とても暇。会社に行っても一つもやることがない(-。-;
    教えるという仕事はあるのだが、自分が何して

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    2024年06月11日
  • 潜入捜査 〈新装版〉

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    1991年の刊行という事で、私が生まれる前であるが、すらすらと読めた。伝奇的な部分もあり、今後の続刊が楽しみ。

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    2024年06月09日
  • デッドエンド ボディーガード工藤兵悟4

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    こちらのシリーズをやっと読み終わった。今回は内容としては日本とロシア、二部作のような内容だった。強くて良かった。

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    2024年06月02日
  • バトル・ダーク ボディーガード工藤兵悟3

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    このシリーズを読み進めている。手ごわい相手だったが、最終的には上手に進み、仲間に本当に恵まれた人だと感じた。

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    2024年06月02日
  • 神南署安積班

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    積読から。安曇係長ものの短編集。このシリーズは初めて読みました。警察小説だが、この短編集は人情もの要素が入っていて、隠蔽捜査シリーズよりもほのぼのする。読み終わって、ネットを駆使して全シリーズを大人買いしました。あーまた積読がー(笑)

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    2024年06月01日