今野敏のレビュー一覧
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隠蔽捜査8
横浜の中華街の事情が話を複雑にデリケートな問題にどう竜崎さんは動くのか?興味がありましたが、、いつものブレない対応で安心しました。周りに強く反発されとも清々しい程シンプルな考えと対応で解決してさまうなんて。清明の漢詩もアクセントになり、強く印象に残った
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隠蔽捜査7
今回も竜崎さんや沢山の捜査員達の連携がもう、阿吽の呼吸。お互いを信頼してるのですね。最後は竜崎さんが異動人事で署を後にする場面では涙してしまいました。
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隠蔽捜査 去就
竜崎さん、今回も見事でした。警察組織の縦割りとか根回しとか、上下関係、プライド、足の引っ張り合い…そんなものを竜崎さんに叩きつけてる奴らに読んでるこちらが、イライラしたりハラハラしたり。でも、どうやって解決するんだろう?なんて考えていると、あっさりスッキリ解決して行く竜崎さん。快感です
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Posted by ブクログ
今野敏『オフマイク』集英社文庫。
『スクープ』シリーズの第5弾。
結末には肩透かしを食らったような気がする。ストーリーは面白く、小説という創作の世界の中で、現在の日本で暗躍する悪者たちの姿を炙り出すことを期待していたのだが……これは一種の忖度だろうか。
継続捜査を担当する捜査一課特命捜査係の黒田は、二課の同期である多岐川から20年前の大学生自殺が、現役大物政治家の贈収賄と関連している可能性があるので極秘裏に調べて欲しいと依頼される。
黒田が相棒の谷口と聞き込みを行うと、『ニュースイレブン』の報道記者の布施が同じ事件を追っていることを知る。黒田は自殺した大学生は、当時、とあるサークルに所 -
Posted by ブクログ
潜入捜査に参加していたと思われる大石が消息を絶ち、同期の宇田川は彼女が危機に陥っていると直感する。
そんな矢先、行方をくらましていた蘇我が宇田川の目の前に現れる。彼も大石を救助するために動いている様子であり、二人は大石を知る先輩刑事たちと力を合わせて、大石のために動き始める。
「同期」「欠落」に続く同期シリーズの完結編ということですが、これ、まだ続けられる気がしますね。
今野さんの描く警察小説の中でも、ちょっと毛色の違う作品で私はこれも好きなのですが、他のシリーズも抱えている今野さんなので難しいのかな?
今シリーズの継続が難しいのならば、他シリーズに彼らが登場するとかもありそうですね