今野敏のレビュー一覧

  • ST 警視庁科学特捜班 赤の調査ファイル

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    赤城さんの過去が明らかになった。全体的には面白かったんだけど、のちに被害者となる男性が自分はインフルエンザと思っているのに会社行ったり大学病院に行ったり‥・、インフルエンザなら会社に来るなー、感染症なんだぞ、周りも道連れか?!なんでも大学病院に行けばいいというものではないの、インフルエンザなら普通のクリニック行った方がいいよ、役割が違うんだよー、本筋と違うところが気になった。赤城さんと看護師さん達の交流が復活するといいな。

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    2024年03月11日
  • 天を測る

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    笠間藩士として出世して幕府に出向。咸臨丸で航海長を務めて後幕臣となり、勘定奉行並にまで出世した、「笠間が生んだ科学技術者」小野友五郎の物語。

    友五郎が常に淡々としていて感情移入がし難いけれど、幕府には人材を登用する仕組みがちゃんとあったんだなぁ、と感慨深く思う。この多才の人にじっくりと一つのところで仕事をさせる余裕のなかった時代のめぐり合わせが惜しまれます。

    その一方で、明治の偉人として高名な勝海舟や福沢諭吉、坂本龍馬もけちょんけちょんです。

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    2024年03月12日
  • 呪護

    購入済み

    呪護

    警察が舞台の話には違いないが、かなり特殊な話だった。宗教と神道の違いは?いまだによく理解できていないが犬神、狐憑き、蠱毒など、多少知っているので夢中で読みました。このシリーズをもっと読みたいです

    #怖い

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    2024年03月10日
  • 孤拳伝(五) 新装版

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    単純に楽しめる格闘小説。ストーリー設定も王道そのもの。技そのものの奥義を意識させられ、格闘の凄惨さも少ないのも良かった。

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    2024年03月10日
  • ST 警視庁科学特捜班 青の調査ファイル

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    心霊番組の撮影中にスタッフが不審死。事故と思われたがST上役の思惑もあり捜査続行。脚立から落ちた時の音を全く問題にしない検視官、ちょっと節穴すぎない?

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    2024年03月09日
  • 神々の遺品 <新装版>

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    面白い。日本の事件、アメリカの思惑はどうでも良くて、古代 現在 民族 火星の共通言語に引き込まれました。ロマンですね。

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    2024年03月06日
  • 迎撃 〈新装版〉

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    紛争、戦争の中に生きる『シンゲン』と、彼を追うジャーナリスト柴田の話。紛争地帯において、生きることは残酷だ。そんな中で生きることを選択したシンゲンの人間性には、惚れてしまう。カッコ良すぎる。

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    2024年03月04日
  • 棲月―隠蔽捜査7―(新潮文庫)

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    ネタバレ

    2020年(発出2018年) 430ページ
     
    大森署長・竜崎伸也、最後の事件です。

    今回の事件、今までの事件に比べると盛り上がりに欠けます。サイバー犯罪という性質上、はっきりと目に見えるものではないためか、地味な感じでした。非行少年の暴行殺害事件も、目に見えないものに怯えている、その恐怖感がいまいち伝わらなかった。正直、最初の方が珍しく退屈に感じました。

    しかし、今作は、竜崎伸也と大森署員たちのお別れシーンが最大の山場なんです。
    ちょっと涙が出そうになったんだけど、誰よりも感傷的になっていたはずの竜崎があまりにも淡々としていたので、結局涙は出なかった……

    さあ、神奈川県警が竜崎を待って

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    2024年03月02日
  • 焦眉 警視庁強行犯係・樋口顕

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    『警視庁捜査1課強行犯係・樋口顕』シリーズ第6弾。

    世田谷区の住宅街で投資ファンド会社社長・相沢が刺殺された。
    特装本部に現れた、東京地検特捜部・灰谷と荒木。

    灰谷と荒木は、野党の衆議院議員・秋葉を政治資金規正法違反容疑で内偵中だった。

    秋葉は、刺殺された相沢とは大学時代からの友人であり、殺害現場付近の防犯カメラには秋葉の秘書・亀田が映っていた…
    それらの事実だけを理由に灰谷は、亀田の身柄を拘束…

    樋口は、証拠不充分を主張するも、灰谷は独断で逮捕に踏み切ってしまう…

    東京地検特捜部の傲慢さには虫唾が走る。
    こんな捜査のあり方でいいのか…
    検察がここまで暴走していいのか…
    理由が自分の

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    2024年03月02日
  • 転迷―隠蔽捜査4―(新潮文庫)

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    2014年(発出2011年) 426ページ

    ・近隣の大井署管内での殺人事件。
    ・大森署管内でのひき逃げ事件。
    ・不審火の捜査。
    ・麻薬・覚醒剤売買の捜査に関しての麻取りからの抗議。
    ・美紀の恋人が乗った可能性のあるカザフスタンでの飛行機の墜落事故。
    今回はいろいろな事案が立て続けに起こり、竜崎伸也はかなり頭を悩ませます。
    殺人事件をめぐる外務省官僚との駆け引き。麻薬取締官と捜査方法についての応酬など。
    混迷を極めそうなあらゆる事態を、竜崎は持ち前の合理性で打開していきます。
    捜査方法をめぐる対立、キャリア、ノンキャリアが入り混じっての捜査など、大きなトラブルが発生することが予見できるのですが

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    2024年02月28日
  • 疑心―隠蔽捜査3―(新潮文庫)

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    ネタバレ

    2012年(発出2009年) 426ページ

    『恋愛など、発情した猫の感情とそれほど違わない。人間を人間たらしめているのは、間違いなく理性なのだ』
    冒頭で、アイドルの山咲真美が一日署長を勤めることになり、署内の雰囲気が浮かれ気味になった際に竜崎伸也が思っていた言葉です。
    今回は、そんな竜崎が、美人の女性キャリアに恋して苦しんでしまうお話です。

    アメリカ大統領の訪日の警備計画に関し、竜崎は羽田空港を含む第二方面警備本部本部長に任命される。竜崎の補佐役として女性キャリアの畠山美奈子が送られてきた。その畠山美奈子に、竜崎は嵐のように激しい恋愛感情を抱いてしまう。四六時中彼女のことが頭から離れず、他

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    2024年02月26日
  • 去就―隠蔽捜査6―(新潮文庫)

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    隠蔽捜査シリーズ第6弾。
    もったいないくらいあっという間に読み終えてしまいました。
    これはドラマにもなったものなのでドラマとの違いも感じながら読みました。
    相変わらずの竜崎伸也でした。
    ドラマより濃厚でほんとに面白かったです。

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    2024年02月20日
  • ST 警視庁科学特捜班 緑の調査ファイル

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    【あらすじ】
     あるコンサートの目玉であった高価なストラディバリウスが盗まれ、その操作にST班が駆り出されることになった。
     チームの紅一点、結城翠の様子がいつもと違うことが気になる百合根だったが、捜査に進展が見られないまま、殺人事件が起こってしまい———。
    【感想】
     STシリーズ、久々だったのでタイトルにある色の意味も忘れていました(^^;;
     チームのメンバーの名前に色の文字が入っているんですね。
     殺人事件から始まらないのも新鮮、楽器が題材というのも新鮮でした。
     が、今野敏さんの文章は、軽くなく、かといって重すぎもせず、やはり読みやすいので、あっという間にその世界に入り込めます。
     

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    2024年02月16日
  • 臥龍 横浜みなとみらい署暴対係

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    笹本がちょっとデレだした笑
    他の話とかだと持ち上げられる捜査一課が、自分の頭で動けない能無しになってて面白い。

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    2024年02月13日
  • 迎撃 〈新装版〉

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    平和ボケを非難されようが、そういう世界は誰もが望んででも得られらない奇跡のような状態ではないだろうか

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    2024年02月09日
  • ST 警視庁科学特捜班 為朝伝説殺人ファイル

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    タイトルからは全く想像できかったが、ダイビングに絡んだ話で驚いた。
    個性的で個人主義のSTのメンバーが、チームに協力する姿勢を見せ始める。
    また、STを取り巻く警視庁のメンバーがSTに好意的になってきて、シリーズの最初の数冊とはだいぶ違う。
    今回も青山が活躍する話だった。

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    2024年02月07日
  • ST 化合 エピソード0 警視庁科学特捜班

    購入済み

    ST 化合

    タイトルだけみると科学捜査の話かと思ったが、警察と検事の対立するような考えとか、検事主導の捜査の危うさや冤罪の怖さを知った気がしました。

    #ドキドキハラハラ

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    2024年02月06日
  • 清明―隠蔽捜査8―(新潮文庫)

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    このシリーズ好きで、読んできました。
    何がというわけではないけど、淡々とストーリーは流れていて、なんとなく面白い。警察小説もたまに読むといいですね。

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    2024年02月04日
  • 任侠書房

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    色々都合良く展開し過ぎかな〜と言う部分はあるけど、登場人物がそれぞれ憎めないキャラクターで、楽しい一冊。

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    2024年02月03日
  • 確証

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    プロの盗っ人には職人と同じプライドがある。
    警視庁盗犯係もまた同じ世界の住人として心を通わす。

    一見、えっ?と目を疑うクライムノベル。相棒コンビもなんか凸凹していて、読み始めはエンジンがかからなかった。が、気づけば捜査の進展を夢中で追うことに。

    強盗殺人という「異質」を取り囲んで、窃盗班と盗犯係のスイートな関係に捜査一課が割り込む三角関係に発展。
    要所要所に出てくる棲み分け、という表現が意味深だ。
    そういえば柚月裕子『孤狼の血』シリーズもマル暴と暴力団が近しい関係だった。治安を守るのは一方向では成立しない、ということが理解できる。
    派手さはなく、抑えの効いた作品で息を凝らして読んだ。


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    2024年02月05日