今野敏のレビュー一覧

  • 宰領―隠蔽捜査5―(新潮文庫)

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    どんな状況下でも冷静に論理的に捌ける竜崎ほんとにかっこいいし憧れる。。自分は警察ではないけど、組織の中でこんな立ち回りをできるようになりたいな。
    しかし、警視庁と神奈川県警ってそんなにギスギスしてるもんなのかな。。リアルが気になります

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    2023年12月17日
  • ペトロ 警視庁捜査一課・碓氷弘一5

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    碓氷刑事と協力して捜査のお手伝いをすることになった大学教授。考古学の専門家が刑事とは違う視点で事件を解決に導くところに、東野圭吾のガリレオを思い出した。シリーズ第5作らしいので、前作も読んでみたくなった。

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    2023年12月14日
  • 疑心―隠蔽捜査3―(新潮文庫)

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    今回は恋愛というテーマも含まれます。
    竜崎が考える恋愛が冒頭にありますが、論理的に語られる恋愛論がとても面白い。
    そんな竜崎が仕事に女性にオロオロしてしまいます。
    さてどんな結末が待っているのか。
    ラストのスピード感はたまりません。

    冴子さんは何でもお見通し。
    竜崎は勝てないでしょうね
    いつか冴子さんとの馴れ初めも話しにしてもらえたらなあ。

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    2023年12月14日
  • 神南署安積班

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    神南署安積班

    本当の警察組織の様子は知らないけれど、小説の中の警察内部は上下関係、役職によっても複雑なしがらみが交わっていて難解。しかも、警察が相手にするのは犯罪者。理不尽な犯罪心理に腹を立てたり、犯人を猟犬の如く追いかけて逮捕するにも管轄だとかなんだとか。もっとスッキリ出来ないもんですかね?安積さんのような刑事さんに会ってみたい

    #深い

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    2023年12月14日
  • ST 警視庁科学特捜班 毒物殺人<新装版>

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    ST 毒物殺人

    最初は色々な話が交錯していたので結びつけるのが難しくこのバラバラに見える話の接点はあるのか?と思わせた。話が進むにつれて何とも言えない恐怖のような物が感じられどうなるのか?と思われたがSTのメンバーは見事に解決へと導く。メンバー全員の能力をフルに見れて面白かった

    #ドキドキハラハラ #怖い

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    2023年12月11日
  • 任侠シネマ

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    ネタバレ

    阿岐本組の活躍で映画館がつぶれなくてすんだ。特に日村が表立って活躍するいつもの任侠ものの第五作で楽しく読んだ。

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    2023年12月09日
  • トランパー 横浜みなとみらい署暴対係

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    今回はスケールの大きな捕物。
    相変わらず、諸橋・城島コンビはキレキレ。読後の爽快感もあり、やはり長編でないと人物像が鮮やかにならない。
    このシリーズは面白い。

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    2023年12月04日
  • 棲月―隠蔽捜査7―(新潮文庫)

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    シリーズ7弾は大森署での最後の事件。竜崎に異動の噂が持ち上がり彼自身、ソワソワし始める。そんな所にサイバー攻撃と思われる事件と少年の殺害事件が発生し対応に追われていく、という内容。流石に第1部完、と銘打たれているように展開が面白く尚且つ竜崎自身の成長も伺える。原理原則をモットーに生きる彼だが少しずつ変化していっているのが伝わる。その気持ちを代弁してくれるのが奥さんの冴子で彼女のいう「大森署があなたを人間として成長させたのよ。」は胸に迫る。またラストシーンの胸アツ展開にもグッとくる。新シリーズも楽しみだ。

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    2023年12月04日
  • 清明―隠蔽捜査8―(新潮文庫)

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    ネタバレ

    シリーズ第十弾。久々の竜崎伸也だったが、やはり面白かった。大森署署長から神奈川県警刑事部長に異動した竜崎。建前など無く、いつも本音勝負、それで上手くいってしまうのが心地よい。県警OBや公安と対立しそうになるが、結局は味方にしてしまう。殺人犯は中国国家安全部の局員、それでもマスコミに隠すことなく発表。これを隠すのが普通と思うって怖いことだ。

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    2023年12月03日
  • 同期

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    捜査一課の宇田川は捜査中に発砲されるが、たまたま同期の蘇我に助けられる。
    蘇我は公安所属の警察官だ。
    その後、突然に蘇我は懲戒免職となり姿を消した。
    気になった宇田川は蘇我の消息を追うが、上からストップがかかる。
    一体、蘇我の懲戒免職の裏に何があるのか?
    そして、宇田川たちが捜査している殺人事件との関係はあるのか?
    刑事になったばかりだった宇田川が、同期を助けたいという想いからどんどん成長していく過程も面白かった。

    2023.12.2

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    2023年12月02日
  • トランパー 横浜みなとみらい署暴対係

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    いつものメンバーが、それぞれの色を出して、活躍する。派手ではないけれど、やはり、みなとみらい暑シリーズの安心感があるなぁと。

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    2023年12月01日
  • 任侠学園

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    任侠シリーズ、安定の面白さ。勧善懲悪の流れは同じなので、不安なく悩まずに読める。でも、出たら(文庫版を待って)買う、そして読む。そして、「似た流れだな」と思いながら、次を待つ…。代貸、かっこいいな♪。

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    2023年11月26日
  • 清明―隠蔽捜査8―(新潮文庫)

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    シリーズ第8作目
    本作は第2章として竜崎が神奈川県警刑事部長としてスタート

    妻の車校でトラブルがあり敵対していた警察OBを頼ることで味方にしてしまうのはさすが

    本音と建て前を使い分けしない竜崎の姿勢に登場人物が魅力されていく姿はこのシリーズらしい

    ミステリーというよりは、警察組織という特殊な環境下で竜崎という男が新たな道を切り拓いていく爽快な物語

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    2023年11月25日
  • ST 化合 エピソード0 警視庁科学特捜班

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    【あらすじ】
     深夜の公園で発見された他殺体。
     捜査一課の若手刑事である菊川は、所轄のベテラン滝下と組むことになり、事件を捜査することになるが、捜査本部の指揮を執るエリート検事が解決を急ぎ、冤罪を生み出そうとしていた。
     拘束された被疑者が“落ちる=自白する”までに、菊川たちは確たる証拠に辿り着けるのか。

    【感想】
     今野敏さん、あまりにもシリーズをたくさんお持ちなので、どこから手をつけていいかと躊躇しているうちに、どハマりした父が先に読み終わった本を端から回してくれるようになりました。
     このSTシリーズもまだ手付かずだったのですが、やはり今野さんの描く人物像には骨太で読み応えがあります

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    2023年11月17日
  • ST 警視庁科学特捜班 黒いモスクワ

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    ネタバレ

    STの5人がモスクワに集結。
    情報交換で行ったはずが、いつの間にか事件解決に関わっていた。
    なぜモスクワなのかがわからず、最初はなかなか読み進められなかったが、事件が起き、ST達が活躍し始めてからは読む速度が速くなった。
    終盤で、自分(キャップ)のことを好いていないと思っていた菊川が部屋を訪ねてきてビールを飲むシーンが良かった。

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    2023年11月17日
  • ST 警視庁科学特捜班 沖ノ島伝説殺人ファイル

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    沖ノ島伝説

    沖ノ島の習わしは知っていたけれど、確かにあの島で事件が起きたらこの話の様な事になるだろう。と思いながらどうやって解決して行くのが楽しみだった。面白かった

    #ドキドキハラハラ

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    2023年11月16日
  • 確証

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    盗犯係の刑事、盗み、を主題とした作品を読んだのは初めてかも。よくある警察小説にはない違う世界感がとても新鮮。またそれに上手く複雑な人間模様が自然にのっていて、かつ、読み易い描写がすごいと感じました。静かに起きるどんでん返しも妙!

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    2023年11月12日
  • 天を測る

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    今野敏さんの時代小説を読むのは初めてでした。過去に読んだ警察系の小説とは趣が全く異なる。

    幕末、激動の時代。咸臨丸で太平洋を渡るところからストーリーが始まります。主人公の小野友五郎は幕府の官僚(当初は笠間藩士)。長崎海軍伝習所の一期生。計算能力が人並外れており、計測技術に優れている。

    いつの世でも特殊能力を持っている人はいるものですが、私欲がなく「自分にできること」を「社会の必要に迫られて」全力を尽くす人がいる。後に名を残すような派手な政治家は数多くいるかも知れないが、こういった人が実際の歴史の流れを支えているのだなあと感じ入りました。

    全編を通じて淡々とした語り口で激動の幕末を背景にし

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    2023年11月12日
  • 廉恥 警視庁強行犯係・樋口顕

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    警視庁捜査1課強行犯係・警部補・樋口顕。
    シリーズ4作目。

    周りの評価は高いが、自分に自信が持てない樋口。

    世田谷のマンションの一室で若い女性の絞殺死体が発見される。

    樋口は、現場を見て顔見知りの犯行との印象を抱くが、被害者が警察にストーカーの被害を訴えていたことが判明…

    ストーカー殺人事件として、捜査は進んでいくが…

    女性キャリア・刑事指導官・小泉蘭子の女性目線で捜査は…

    初動捜査から⁇
    そんな頑なに…
    氏家からの被害者が痴漢被害でも訴えていた、という情報にも…

    なぜか、頑なにストーカー殺人事件として、捜査を進めようとする樋口。

    最初から怪しいと思ってたんだよなぁ。

    小泉蘭

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    2023年11月12日
  • トランパー 横浜みなとみらい署暴対係

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    諸橋係長と城島のコンビが痛快にやってくれましたね。いつもの事ながら諸橋係長の人間味ある人柄が読み手を魅了する。言葉や態度に引き込まれます。イッキに読んでしまいました。またこれから味わって読み返します。

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    2023年11月11日