あらすじ
ライブハウスの外で比嘉は、追われている金髪の少女を救う。その頃、日米で起きた連続殺人事件。FBIが送り込んだ捜査官と日本の警察は対立する。さらに事件には来日中の米国人元宇宙飛行士が深く関わっていた。彼の真の目的は? 仲間たちとともに比嘉は、テロリストと対峙する。〈『超能力者狩り』改題〉
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Posted by ブクログ
はい、普通に面白かったんですが何か?
集結した4人の超能力者(と言ってるがガチの超能力者はひとりだけ)が超能力者を集めて世界を支配しようとする元宇宙飛行士と対決するという凄い設定
で、今作は4人のうち拳法の達人でドラマーで明るさ担当の比嘉をフューチャー!
その明るさの裏には特異なものが持つ悲しみが…ってうんありがちw
でもありがちがいいのだ!
強い力を持つ者を見分ける力をもつ金髪白人美少女にサイキックソルジャーに失敗したことがない殺し屋にFBIに日本警察の跳ねっ返りに渋いベテラン刑事と、もう全部乗せ感がエグいw
若干破綻してなくもないけど…まぁ良しとしよう!
少し楽しみになってきた
Posted by ブクログ
シリーズ2作目になり、より作品の特長が明らかになった、また読者視点でも登場人物のキャラクターに関する理解が進み、のめりこんで読める状態になってきました。
あとがきの解説にあるように、ジャズの演奏になぞらえ、本作からは4人のうちの1人を軸に物語が進むさまは、STシリーズと同様。今回は比嘉がその「1人」ですが、彼自身の武道家としての立ち回りにくわえ、古丹、遠田、猿沢を加えたカルテットとしての戦いはやはり読みごたえがあります。
敵となる相手のスケールがちょっと大きすぎる感もあり、そこが若干非現実的なようにも感じますが、おもしろかったので、良しとしましょう。
Posted by ブクログ
奏者水滸伝(2巻) [ジャズ水滸伝]
比嘉にスポットを当てた作品。
宇宙意思に遭遇したという元宇宙飛行士アル・ショウ。殺し屋に追われているアンジー・オコーナーという金髪の少女。FBIからやってきた捜査官アダムスンと警視庁の赤城警部。人々の思惑が錯綜し、4人の阿羅漢の能力が存分に発揮される。
アンジーは能力者を探しだすことができる能力を持つが故に、追っ手から逃れ、比嘉に助けを求めるのだった。
Posted by ブクログ
2010/1/16 メトロ書店御影クラッセ店にて購入
2010/5/10~5/12
奏者水滸伝シリーズの2作目。ドラマーの比嘉が主役。
ライブ終了後、テイクジャムの外で比嘉はアメリカ人の少女を救う。少女は何者かに追われており、その周辺では連続殺人事件が起こっていた。彼女を追ってアメリカから捜査官もやってきており、日本の警察と対立しながらも事件を追いかける。そこに「宇宙意志」を感じたという元宇宙飛行士もからんできて...
1作目より音楽シーンは減って、超能力要素が増えている。後のSTシリーズの発想はここにあったんだなぁ、ということがよくわかる作品。超能力ものなどに嫌悪感のない人は楽しめると思う。