今野敏のレビュー一覧
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ネタバレドラマも映画も視聴済みなので読みながら、脳内で俳優さんたちが動いてました。とっても読みやすくて面白かったです。青山の設定が美少年だった…というのは驚きましたが笑
初めてオーディオブックで聴きながら読んでいたのですが、読むスピードになかなかついてこなくて結局3倍速の少し遅いくらいで落ち着きました。
出てくるキャラ全員、個性が強いのですが違和感なく調和して、過不足なく全員が活躍していて凄いなっと素直に思いました。
現実ではありえない設定( もしかしたらいるのかな? )だと思いつつ、絶対いたら楽しいじゃん…!!!!と思わせてくれるほどエンタメに振り切っているのが素敵でした。
プロファイリングが -
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『東京湾臨海署安積班』シリーズの第6弾。
女性刑事水野が班員として登場する「新顔」を始めとした8篇からなり、事件そのものより安積班の刑事たちの活躍振りを夏から冬にかけて描いたお仕事小説的な短編集。
「新顔」で新しく班員となったが女性ゆえ、安積班で異分子的存在の水野だが、「海南風」では捜査を通じて異分子から仲間となる。
「開花予想」は、東都新聞社の山口友希子記者が主役。男社会の中で働く女性の悩み苦労を描いている。
表題作の「烈日」は、黒木と桜井が食あたりとなり、須田と村雨の二人の部長刑事が組んで仕事をするという珍しいパターン。須田と村雨との会話の応酬がそれぞれの性格を表し、なんとも面白い。
「逃 -
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ネタバレ今野敏さんの新シリーズ。
機捜ということで読んでみました。
『MIU404』が好きだったので…(*^^*)
機捜の高丸が新しく相棒として組むことになったのは
白髪頭のロートルと思われる縞長だった。
がっかりする高丸だったが、
縞長は見当たり捜査班で鍛え抜かれた目を持っていた。
この設定は面白かったし、読みやすくてさらさら読めた。
短編集のような形で、いくつもの事件を次々に解決しながら
相棒としての絆が生まれていくのも気持ちよかった。
ただこの形だと、こんなに指名手配犯に会えるもの?と
(フィクションなのに)感じてしまって、多すぎる気もした。
この二人のがっつり長編の作品も是非読んでみた -
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長編だが一気に読ませる『東京湾臨海書安積班』シリーズの第6弾。
臨海署が新しい庁舎となり、安積たちが引っ越す場面から始まる。引っ越しが一段落するや、大規模イベントでの爆破予告が入る。捜査が開始され、警備課に協力する安積班に、人員が増え新たに作られた強行班第二係も加わる。第二係の班長は、以前から安積に対抗意識を燃やす相良警部補。
捜査本部は、警備部と刑事部とのいざこざに加え、安積班と相良班の勝負という色合いが濃くなる。
イベント日が迫り来る中、須田の頭脳が本格的に回転を始める。須田の発言が端緒となり、事件は解決の道へ。
捜査の傍ら、いつもながらに安積の、部下へ気遣いする繰り言が繰り返される。同じ -
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スクープシリーズの第三弾、ということですが、前作を読んだのが随分前だったので、布施ってこんなキャラだったかな?と思い出せずに戸惑いました(^^;;
第一弾は確か、上川さん主演でドラマ化されたことがあるはず。
報道番組を制作する側と、警察側、両方の視点から描かれていて、殺人事件と政治と、暴力団絡みの抗争事件が複雑に絡まり合っていて、読み応えがありました。
今野敏さんの作品に共通しているのは、とにかく登場人物が魅力的であるということですね。
本作では、布施やその上司の鳩村、刑事である黒田とその部下の谷口の4人が中心なのですが、それぞれが大切にしているものや、物事に取り組む姿勢がそれぞ -
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人生の秋ってそんなに悪いもんじゃないんじゃね?考え方を変えることで、きっと美しい秋の表情を見せてくれるよというお話
まさに『秋麗』だね
ただ今回わたくしの大好きな村チョウの出番がほとんどなかったのでご立腹です、ひまちゃんご立腹
でもまぁ速水ヘッドがあいかわらずカッコイイので許してあげましょう
安積班長もあいかわらず素で「警察官」だしw
それにしても今野敏さん、いろんな作品で日本が国際競争力を失いつつあったり、様々な社会問題が噴出しているのは、「働き方改革」にあると書いてますね
実は自分もその考えに同意している部分がかなりあって、そもそも日本人に合ってないと思うんですよね
早く帰って充実した