今野敏のレビュー一覧

  • 疑心―隠蔽捜査3―(新潮文庫)

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    シリーズ③
    唐変木が恋に落ちた♡ これまではステキな変人だったのに、恋に翻弄される、凡人中年になってしまった竜崎伸也。

    アメリカ大統領来日に際し、大規模な警備体制を整える。

    到着の羽田空港を含む第二方面警備部長に任命された竜崎。一介の大森署長の竜崎には異例人選である。
    竜崎に責任の重圧をかけて蹴落とす罠⁈
    美人キャリア:畠山美奈子を秘書官としてつけられたのも、ハニートラップ⁈

    そんな中、大統領暗殺計画も発覚して…。原理原則主義が恋煩いに苦悩していく様はコミカル(笑) 今回も大いに楽しませてもらえた!

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    2023年02月19日
  • 隠蔽捜査(新潮文庫)

    購入済み

    隠蔽捜査

    いつもの刑事が犯人を追って…の話が多い中、警察官キャリア達の警察内部での攻防が新鮮で面白かった。

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    2023年02月18日
  • ST 警視庁科学特捜班 エピソード1<新装版>

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    ネタバレ

    ドラマも映画も視聴済みなので読みながら、脳内で俳優さんたちが動いてました。とっても読みやすくて面白かったです。青山の設定が美少年だった…というのは驚きましたが笑

    初めてオーディオブックで聴きながら読んでいたのですが、読むスピードになかなかついてこなくて結局3倍速の少し遅いくらいで落ち着きました。

    出てくるキャラ全員、個性が強いのですが違和感なく調和して、過不足なく全員が活躍していて凄いなっと素直に思いました。
    現実ではありえない設定( もしかしたらいるのかな? )だと思いつつ、絶対いたら楽しいじゃん…!!!!と思わせてくれるほどエンタメに振り切っているのが素敵でした。

    プロファイリングが

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    2023年02月10日
  • 烈日

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    『東京湾臨海署安積班』シリーズの第6弾。
    女性刑事水野が班員として登場する「新顔」を始めとした8篇からなり、事件そのものより安積班の刑事たちの活躍振りを夏から冬にかけて描いたお仕事小説的な短編集。
    「新顔」で新しく班員となったが女性ゆえ、安積班で異分子的存在の水野だが、「海南風」では捜査を通じて異分子から仲間となる。
    「開花予想」は、東都新聞社の山口友希子記者が主役。男社会の中で働く女性の悩み苦労を描いている。
    表題作の「烈日」は、黒木と桜井が食あたりとなり、須田と村雨の二人の部長刑事が組んで仕事をするという珍しいパターン。須田と村雨との会話の応酬がそれぞれの性格を表し、なんとも面白い。
    「逃

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    2023年02月01日
  • ST 警視庁科学特捜班 エピソード1<新装版>

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    TVドラマ、映画で実写化されているため、気軽に読めそうだと思って手にとった。
    エンタメとして申し分なく、力を抜いて、スペシャリストが活躍する系の定番ものとして、爽快に読めました。

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    2023年01月30日
  • 任侠学園

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    昔気質である阿岐本組は東京下町にある小さな組です。
    阿岐本組長は義理に深く人情にあつい人。
    そんな組のナンバー2である日村が主人公。
    今回は学校の立て直し。
    荒れ果てた学校をどうやって立て直すのか。
    本気で物事に当たることは大切です。
    ラストは日村同様、ジンときました。

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    2023年01月30日
  • 機捜235

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    ネタバレ

    今野敏さんの新シリーズ。

    機捜ということで読んでみました。
    『MIU404』が好きだったので…(*^^*)

    機捜の高丸が新しく相棒として組むことになったのは
    白髪頭のロートルと思われる縞長だった。
    がっかりする高丸だったが、
    縞長は見当たり捜査班で鍛え抜かれた目を持っていた。

    この設定は面白かったし、読みやすくてさらさら読めた。
    短編集のような形で、いくつもの事件を次々に解決しながら
    相棒としての絆が生まれていくのも気持ちよかった。
    ただこの形だと、こんなに指名手配犯に会えるもの?と
    (フィクションなのに)感じてしまって、多すぎる気もした。

    この二人のがっつり長編の作品も是非読んでみた

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    2023年01月23日
  • デビュー

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    カリフォルニア大出身の天才アイドル高梨美和子がスタントマン長谷部修や作曲家井上鏡四郎らと悪人を懲らしめる
    短編集

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    2023年01月18日
  • アンカー(スクープシリーズ)

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    スクープシリーズ4冊目
    ニュースイレブンに関西系列局から出向の栃本くる。町田の事件。アンカーパーソン

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    2023年01月18日
  • 警視庁神南署

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    安積シリーズ6冊目(警視庁神南署)
    銀行員が少年にお金を奪われ、被害を訴えるが、後日告訴を取り下げる

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    2023年01月18日
  • 夕暴雨

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    長編だが一気に読ませる『東京湾臨海書安積班』シリーズの第6弾。
    臨海署が新しい庁舎となり、安積たちが引っ越す場面から始まる。引っ越しが一段落するや、大規模イベントでの爆破予告が入る。捜査が開始され、警備課に協力する安積班に、人員が増え新たに作られた強行班第二係も加わる。第二係の班長は、以前から安積に対抗意識を燃やす相良警部補。
    捜査本部は、警備部と刑事部とのいざこざに加え、安積班と相良班の勝負という色合いが濃くなる。
    イベント日が迫り来る中、須田の頭脳が本格的に回転を始める。須田の発言が端緒となり、事件は解決の道へ。
    捜査の傍ら、いつもながらに安積の、部下へ気遣いする繰り言が繰り返される。同じ

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    2023年01月18日
  • 去就―隠蔽捜査6―(新潮文庫)

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    さすが、今野敏と唸らせる作品。まさに男の矜持。誰にも媚びずに、どこまでも論理性を追求するだけでなく、部下を信頼して任せることもできるこの竜崎に惚れ込んでいるのは、私だけではないだろう。
    今回は、事件の意外性も楽しめたが、警察の硬直化した組織に行動を咎められたシーンでの、理路整然とした受け答えには、拍手さえしてしまう。誰が発言したかで変わる結論にウンザリしている、そんな私にはスカッとさせる一幕に大満足でした。

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    2023年01月14日
  • 欠落

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    以前に紹介した「同期」のシリーズものです。
    警視庁捜査一課の新人刑事が苦悩しながら活躍する作品。安定の面白さです

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    2023年01月12日
  • 秋麗 東京湾臨海署安積班

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    年をとるのは寂しいと思いがちだけど人生の秋を迎えるってことだという速水さんの言葉が響いた。いくつになっても自分は自分のまま。
    でも登場人物の「子供なんて、育って家を出たらもう他人ですよ」という言葉もすごくうなづけてしまった。

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    2023年01月07日
  • 確証

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    最近読んだ今野敏作品の中では、かなり展開が速い方かなと思った。今野敏作品でよくある人間関係を中心に描いてあるというよりも、この作品は事件の流れ、カラクリに重きを当てて描かれている感じがした。途中で、もしかしてこの人怪しい?と思ったものの細かいカラクリまではわからず、盗人の心境を理解することも事件解決に必要なんだなと感心した。

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    2023年01月06日
  • クローズアップ(スクープシリーズ)

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     スクープシリーズの第三弾、ということですが、前作を読んだのが随分前だったので、布施ってこんなキャラだったかな?と思い出せずに戸惑いました(^^;;
     第一弾は確か、上川さん主演でドラマ化されたことがあるはず。
     報道番組を制作する側と、警察側、両方の視点から描かれていて、殺人事件と政治と、暴力団絡みの抗争事件が複雑に絡まり合っていて、読み応えがありました。

     今野敏さんの作品に共通しているのは、とにかく登場人物が魅力的であるということですね。
     本作では、布施やその上司の鳩村、刑事である黒田とその部下の谷口の4人が中心なのですが、それぞれが大切にしているものや、物事に取り組む姿勢がそれぞ

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    2023年01月06日
  • 焦眉 警視庁強行犯係・樋口顕

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    都内で起きた刺殺事件の捜査本部に現れた東京地検特捜部の検事、灰谷。一方的に情報提供を求めたうえ、自身が内偵中の野党議員の秘書を犯人と決めつけ、身柄を拘束する。警視庁捜査一課の樋口は証拠不充分を主張。だが、灰谷が逮捕に踏み切って……。常に謙虚で同僚や家族も尊重する等身大の刑事が、巨大機構の狭間で己の信念を貫く傑作警察小説。

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    2023年01月02日
  • 秋麗 東京湾臨海署安積班

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    人生の秋ってそんなに悪いもんじゃないんじゃね?考え方を変えることで、きっと美しい秋の表情を見せてくれるよというお話
    まさに『秋麗』だね

    ただ今回わたくしの大好きな村チョウの出番がほとんどなかったのでご立腹です、ひまちゃんご立腹
    でもまぁ速水ヘッドがあいかわらずカッコイイので許してあげましょう
    安積班長もあいかわらず素で「警察官」だしw

    それにしても今野敏さん、いろんな作品で日本が国際競争力を失いつつあったり、様々な社会問題が噴出しているのは、「働き方改革」にあると書いてますね
    実は自分もその考えに同意している部分がかなりあって、そもそも日本人に合ってないと思うんですよね
    早く帰って充実した

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    2022年12月30日
  • アンカー(スクープシリーズ)

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    視聴率を視野に入れつつの報道番組のあり方と、日本のキャスター/アンカーの役割と、事件の解決へのスカッとが重なる小説だった。布施はフワフワしているような取材でしっかりポイント押さえて動いていて肩肘張ってない感じがおもしろい。ただ、結局動機はなんだったのかが少しモヤモヤした。

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    2022年12月23日
  • 捜査組曲 東京湾臨海署安積班

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    自分がミュージシャンなので、タイトル買いしたんだけど、予想を裏切らない内容だった。音楽用語の各章のタイトルが内容とうまくリンクしていて、うーんやるなぁと思った。

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    2022年12月20日