今野敏のレビュー一覧
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警察ものの今野さんの全く逆側のシリーズ。正統派(?)の弱小ヤクザである阿岐本組が、経営の傾いた梅之木書房に入って立て直すという展開。これも能天気な阿岐本組長の一存で決まってしまい、ナンバー2の日村代貸が振り回されて行く。若い衆達は、別な世界に大喜び。若い衆達の提案もあり、売り上げが伸びて行く。
ヤクザの世界のシノギがあったり、警察との抗争が大きくなるが、ここで生きてくるのが正統派任侠道。いい加減な組長はヤクザの世界での顔役の面もあり、なんとなく上手く進む。中間管理職の日村代貸が、右往左往しながら纏めて行くのが面白い。シリーズ化されているので、次も楽しみになる。 -
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ネタバレおなじみの任侠シリーズ。今回は・・お寺?と思ったらそういうわけでもなく、神社と寺と両方。そういう昔からの宗教施設は大事なんだなというお話。エンタメを期待して楽しみたい気持ちで読んでるので「このままでは日本はダメだ」が前面に押し出されるとちょっと疲れる・・・まあ前に議員に立候補した作者さんだし言いたいことはいろいろあるんでしょうけどね。除夜の鐘がうるさいから中止だとか公園で遊ぶのはうるさいから・・とかニュースでは伝え聞いたことあるけど、どうも現実味がない。そういう一部うるさい人もいるだろうけど・・・そんなにその辺が常識になるくらいなんだろうか?
まあそれでも楽しく読めましたけどね。なんかごたごた -
Posted by ブクログ
ネタバレハイパー優秀合理主義警察官僚の竜崎が主人公のシリーズ物もついに10作目。
有名な小説家が誘拐された事件が発生し、ミステリー作家と一緒に協力をしながら(というかミステリー作家が首を突っ込んで)捜査に臨む話なんですが、主人公の竜崎に加えてミステリー作家も中々の曲者、ただなんとなく馬が合う雰囲気で、バディ物とも言えない絶妙な距離感が心地良かったです。
事件そのものは過去の作品と比べると決して面白みがあるわけではないですが、時勢を表していたり、なにより竜崎の内面がより魅力的に感じられるようになるなど(エピローグがある意味クライマックスだったかも)、シリーズを10作品目までちゃんと読み続けている人にとっ