【感想・ネタバレ】二重標的 東京ベイエリア分署のレビュー

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Posted by ブクログ 2019年12月20日

ふたつの事件がどこでつながっているのか?
ぜんぜんわからなかったのに、何か引っかかる…で、接点を見つけ出す!お見事です。
安積さんはいろいろ考えたり 落ち込んだりするけど わりと前向きなキャラクターなので好きです。シリーズでいっぱいあるので 楽しみです。(*^^*)

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Posted by ブクログ 2018年01月09日

本シリーズは長くて手をつけられずにいたが、2018春に「潮流」がドラマ化されると知って読み始めた。
カーチェイス・銃撃戦・毒殺事件・刺殺事件と、序盤から事件が盛り沢山。
分署故の苦労や、本庁↔︎所轄の立場、階級を重視する警察組織についての描写が面白い。
須田のキャラがお気に入り。一方、相楽の傲慢でせ...続きを読むこいキャラは嫌な感じ。

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Posted by ブクログ 2011年12月28日

なるほど。ダブルターゲットとはそういう意味だったのね!納得。シリーズの第一作とは知らずに順不同で読んでいるけど、十分おもしろくわかりやすい。あとがきにもあったが、実力者のわりに受賞経験のなかった作者が「隠蔽捜査」で受賞を果たしたとき、共に仕事をしてきた編集者たちが泣いて喜んだそうだ。ラジオでも作者が...続きを読む話していたが、その泣いて喜んでくれた友の中には大沢在昌がいたという。いいお話だ。

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Posted by ブクログ 2022年05月24日

ベイエリア分署シリーズ第一弾。
ベイエリア分署の刑事課の係長の安積剛警部補が主人公。
同時刻に起きた別々の事件とのつながり、交換殺人をおう。
分署と言われ、規模が小さく、ベイエリア分署と刑事課は、たいてい旧来の所轄署と管轄が重なり、応援に駆けつけて、手柄は横取りされるという状況にある。
所轄との人間...続きを読む関係、手柄争いなど、なかなかに面白い。登場人物が立っている。

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Posted by ブクログ 2020年10月09日

ここのところ今野敏作品にはまっており、新たなシリーズに触手を伸ばしたのがこちら、安積班シリーズの第一期である東京ベイエリア分署シリーズ。

主人公の安積は隠蔽捜査の竜崎とは違ったタイプの人物で、部下の顔色やどう思われているかをしきりに気にするタイプのよう。安積自身が所属する臨海署の管轄がほかの所轄と...続きを読む重複し、日々発生する事件においてもいわゆる”助っ人”として関わることになる、という立ち位置ともなんとなく相性がいいような気がします。

係長という現場に近い立場であるからでしょうか、安積を含めた刑事課の面々がそれぞれの持ち味を発揮して事件の解決にあたるのがこのシリーズの特徴なのですかね、ものすごく秀でた人物がいるわけではなく、普通の刑事が奮闘する、それも”助っ人”として関わるがゆえ、手柄はほかの所轄に持っていかれてしまうというジレンマがあるのもこのシリーズならでは、なのでしょうね。

個人的には須田がいい味を出しているなと感じます。映像化するならドランクドラゴンの塚地が適任ではないかと思います(と思って、いま調べたら、すでにドラマ化されているではありませんか! そして配役もまさにその通り!)。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2019年01月29日

ずいぶん昔の作品なので、テレクラとか正直私もイメージが湧かない。若ぶるつもりじゃなくて、ブームだった頃にそのメインの年代ではなかったから。それでも、ドラマで観ていたおかげか、車や小物等に年代を感じつつもさらさら読めました。安積さんの心理描写が細かくて、繊細な人なんだなぁ、と改めて。須田さんがはもう、...続きを読む完全にドラドラの塚地さん♪ミスだろう、と思う事も多いのですが、素晴らしいキャスティング。どちらも身勝手な理由で殺されてしまったけれど、痴情のもつれが無くならない理由を力説した須田さんの言葉に大きく納得しました。

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Posted by ブクログ 2019年01月17日

安住班シリーズの最初の本。
この作家さんの本は働く中年の心情を上手に描写していて面白い。
たわいない刑事同士の細かい言葉のやりとりにも安住係長の気持ちを描写している部分に同感する。
主人公の中間管理職の辛い立場に共感しながら読むので、ストーリーにも入りやすく楽しく読める。
内容も警察小説だが分かりや...続きを読むすく、ハッピーエンドのため読みやすい。
ただ、この作家さんのファンは私のような中年だけではないかと考えてしまう。

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Posted by ブクログ 2017年01月28日

安積シリーズの第1作目。安積さん素敵です。交機の速水小隊長や鑑識の石倉係長、魅力的なベイエリア分署の面々の活躍に期待が高まります。

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Posted by ブクログ 2016年12月24日

久しぶりに再読。大好きな今野敏の大好きな安積シリーズ第一弾。やっぱり好きだな。二重標的は、トリックこそ派手ではないけれど、安積さんが格好良くて惚れる。おっさんサイコー!ドラマ見てなかったけど、配役のイメージ違いすぎて見る気も起きぬ。あんな小奇麗ではない。

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Posted by ブクログ 2016年08月07日

今野敏の他のシリーズの中でも、この安積のシリーズは、特に互いの人間関係の描写が多い気がする。なので、ストーリーよりも時折そっちに気を取られて、というか、思考を邪魔されてしまうことがあるのが難点かも。とはいえ引き続き読み進めます。

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Posted by ブクログ 2015年01月12日

20年も前に書かれたものでも、ほぼ違和感なく読めるのがすごいな。気になるのは「パソコン通信」くらい?
安積さんは本当にいいキャラクター。冷静で思慮深くて、でも人間味があって、みんなに慕われている。こういう上司がいいな。

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Posted by ブクログ 2014年11月02日

1996年にハンチョウが書かれたのか
ネットもなく見知らぬ相手と連絡を取るコトが
当時はコノ方法が新しかった
さて、動機・アリバイに最適な方法を計画した
割に、実行者に・・・

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Posted by ブクログ 2013年12月17日

文庫では安積班シリーズの初めのはず(自信がない)
1996年に頚文社文庫で出ていて、2006年にハルキ文庫でもう一度。
よそから取り寄せていただいてやっと読めました。

動きがあってからのスピード感は期待通り。
いつものメンバーも、また憎まれ役も鮮やか。
速水隊長がまたいい!!
(速水隊長でスピンオ...続きを読むフとか、あるのかな。)

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Posted by ブクログ 2017年01月30日

東京ベイエリア分署篇第1作。

謎解きよりも警察内部の人間関係や確執に焦点を当てた内容。主人公の安積警部補がとてもいい。押し潰されそうな激務の中でも、人としての尊厳や優しさを守ろうとする、一本筋の通った人物として描かれている。脇の刑事たちも個性的でおもしろい。今後の展開に期待度大。

安積班シリーズ...続きを読むはTVドラマ化されている。『ハンチョウ』(主演:佐々木蔵之介)。

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Posted by ブクログ 2011年09月25日

同シリーズの途中の本から手を付けてしまったので、シリーズ1作目から改めて読み直し。文章のテンポがいいので、ぐいぐい読み進められました。初版が意外と昔だったので、びっくり。ほとんど違和感ありませんでした。とりあえず、シリーズ読破めざします。

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Posted by ブクログ 2019年08月07日

シリーズ第1作。こんなこともってとこまで心理描写しているのが良い。頑固だけどユーモアのある主人公は良し。

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Posted by ブクログ 2017年09月14日

「安積班シリーズ」の1作目
最近の著者の作品とは、かなり毛色が違います
設定の古さも感じますが、内容も銃撃戦、カーチェイスと派手
登場人物も、くせ者揃いでした

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Posted by ブクログ 2017年06月21日

11年ぶりの再読。
初読の時の感想は、イマイチだったように思う。
しかし今回は直前に、班員のそれぞれの活躍を描いた『神南署安積班』を読んでいたので、各メンバーの性格・特徴が、より分かり、興味深く読むことができた。
二つの殺人事件の隠された謎を巡り、捜査方針を異にする本庁の捜査員を安積たち。本庁と所轄...続きを読むの対立、所轄同士の縄張り争い等々、警察の現状をリアルに描いている。
しかしながら、このシリーズの眼目は、安積警部補と彼を取り巻く班員たちとの人間関係だろう。
解説では、”人間讃歌の物語”と、称している。
安積の離婚した妻や娘との関係も、この先どうなるのか。
このシリーズ、続けて読んでみたくなる。

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Posted by ブクログ 2016年01月08日

東京湾臨海署(ベイエリア分署)の安積警部補のもとに、殺人事件の通報が入った。若者ばかりが集まるライブハウスで、30代のホステスが殺されたという。女はなぜ場違いと思える場所にいたのか?疑問を感じた安積は、事件を追ううちに同時刻に発生した別の事件との接点を発見。繋がりを見せた二つの殺人標的が、安積たちを...続きを読む執念の捜査へと駆り立てる―。ベイエリア分署シリーズ第一弾

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2015年09月30日

2015/9/29
ドラマ安積班シリーズの原作。
今野さんドラマ化されまくりやなー
ドラマは見てないけど主役の安積さんが佐々木蔵之助という知識はあるのでそれで再生。
蔵サマ素敵です。
まだスタートだしなんとなく印象薄いかな。

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Posted by ブクログ 2014年02月01日

 ドラマ『隠蔽捜査』を観たことを切欠に原作『隠蔽捜査』『果断(隠蔽捜査2)』『疑心(隠蔽捜査3)』『初陣(隠蔽捜査3.5)』読んだところ、とても面白かったので、今野敏さんの他の作品も読んでみようと、これもドラマで観たことがある『ハンチョウシリーズ』を仕入れてきた。

 次々と息つく暇もなく連続して起...続きを読むこる事件。捜査中に発生する本庁や他の所轄の刑事とのつばぜり合い。離婚した妻が連れていった娘と交わした誕生日の約束。その中で懸命に生きる班長(安積)が魅力的に描かれている。

 内容は、ネタばれしないようにBOOKデータベースの紹介文を借ります。
 「東京湾臨海署(ベイエリア分署)の安積警部補のもとに、殺人事件の通報が入った。若者ばかりが集まるライブハウスで、30代のホステスが殺されたという。女はなぜ場違いと思える場所にいたのか?疑問を感じた安積は、事件を追ううちに同時刻に発生した別の事件との接点を発見。繋がりを見せた二つの殺人標的が、安積たちを執念の捜査へと駆り立てる―。ベイエリア分署シリーズ第一弾。」そうなんです。やっぱりシリーズものは、第一弾から読まないとね。

 私が読んだことがある警察小説は、ジャンルの中でも独創的と言われている横山秀夫さんの作品と前述の『隠蔽捜査+2~3.5』だけなので、それらと比較してしまうと気の毒なのかもしれませんが、この『二重標的』は、ありふれた刑事ドラマのシナリオを読んでいるような感じがしました。とは言っても、後8冊の安積班ものを仕入れてしまったので、隠蔽捜査のような盛り上がりを期待します!

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Posted by ブクログ 2014年01月31日

お気に入りの今野さん、今度は安積警部補シリーズに手を出してみた。
やはり読みやすく、刑事達の個性が面白い。
このシリーズも、これから楽しみたいと思う。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2013年02月06日

ハンチョウシリーズの一冊目、らしい。ストーリーとか、人物とかいいんだけど、タイトルは違う方がいいんじゃないかな。途中ですぐ交換殺人ってわかっちゃって、時代が古いから思いつかないこともあるけど・・・パソコン通信てヽ(;´ω`)ノ・・・んー。次に期待。だがしかし先に読めと言われた次の2冊がない~。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2012年06月27日

他署の手伝いのようなことばかりやらされ、表立った手柄の上げられない東京湾臨海署(ベイエリア分署)安積班が事件を追う。
ライブハウスでの女性殺人事件と同時刻に別の場所で起きた殺人事件について。

主人公安積警部補の自身のなさやどこか鬱々とした性格が可笑しく、また隠蔽捜査の主人公が思い起こされる原則にそ...続きを読むった推理が面白く読めた。軽い感じ。
個人的にはスープラパトカー隊がおいしいとこを攫ったりでちょっと楽しい。

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Posted by ブクログ 2012年04月18日

 東京湾臨海署(ベイエリア分署)で発生した殺人事件。謎を追ううちに別の殺人事件との接点が・・・。
 警察組織内のしがらみと、熱い刑事魂が見える。おなじみの個性派キャラも健在。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2012年02月24日

ベイエリア分署と揶揄される日の目を見ない警察暑で、誰からも班長と呼ばれ慕われる安住刑事。人手が足りない中、少ないながらも優秀な部下とともに難事件に挑みます。個性的な部下たちを思いやりながら捜査を進める姿に好感が持てます。まだ昭和の匂いが感じられる作品でしたが、時代を超えた良さを感じられる作品でした。

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Posted by ブクログ 2012年02月18日

文章が堅苦しくて、初めはまるで翻訳本を読んでいるような感覚が拭えなかったのだけれど、次第に慣れて来たのか、後半はサクサクと読み進められました。内容は時代を感じさせる描写が多く、決して今時な作品ではないけれど、スタンダードと言うか、安心して読める一冊だと思います。

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Posted by ブクログ 2012年01月03日

パソコン通信という表現を見て、初めてこの本が20年以上前に出版されたということを知った。それほど色褪せないストーリー展開だった。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2013年01月20日

安積班の第一作目.ドラマ『ハンチョウ』の原作.

読みやすくすぐ読めた.事件のどんでん返しみたいなのはなく素直な内容だと思った.
時代を感じてしまう…

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Posted by ブクログ 2012年06月03日

「リオ」で今野敏の作品をもう少し読んでみようと思い、購入したのが、この本。主人公の安積警部補はじめ、ペイエリア分署の方々は、決して、ヒロイックではない、でも十分個性的です。この作品は1988年が初出だそうです。「踊る大捜査線」のスタッフも参考にしているに違いないと思ったところが何カ所かありました。何...続きを読むでも、来年、本物の「湾岸署」ができるとか。著者は20年先を見越していたことになりますね。

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