今野敏のレビュー一覧

  • 任侠シネマ

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    義理と人情を重んじる阿岐本組。
    弟分・永神から阿岐本組長に映画館・千住シネマ存続についての相談が持ち込まれる。
    またまた組長に振り回される代貸・日村たち。

    親会社・千住興業は、千住シネマの入る本社ビルを売却しようとしていた。

    売却の背後には、北千住の再開発計画が…

    映画館で映画を観ることが減り、映画館が少なくなっている。

    映画館で観たい映画は観たいんだよね、やっぱり。
    映画館で観る映画は特別。
    映画館はなくなって欲しくない。

    そんなファンの気持ちに応えるために。
    千住シネマを作った、先々代の想いに応えるために。

    それが企業の根幹をなすものなんだろう。
    よかった、千住シネマが残って。

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    2023年05月28日
  • 任侠学園

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    やっぱり、このシリーズは面白い。

    書店の次は学校。今どき風な荒れた学校を
    ヤクザなりのやり方で正していく。
    日村さんにどうしても共感してしまうし
    振り回されて可哀想だなと思うけど
    なんだかんだきちんとクリアするのが
    かっこいい。

    阿岐本組のヤクザとしてのあり方がかっこいい。

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    2023年05月19日
  • 臨界 潜入捜査 〈新装版〉

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     元マル暴刑事・佐伯涼の潜入捜査シリーズ第5弾で、原発の被害や利権の問題をテーマとした本が1994年に発行されている。福島のメルトダウン以前に書かれていて、先見性がある。今野敏は、1989年の第15回参議院議員通常選挙で、政党「原発いらない人びと」の候補者として立候補、落選。1986年にチェルノブイリ事故が起こって、脱原発の動きが加速した時だった。今野敏が、そのような政治活動をしたことさえ知らなかった。今野敏はいう「本当に、原発が安全だというのなら、東京湾に作ってみればいいのだ。電力会社にも、国にもどんな度胸はないだろう。そこに、原発の本質がある」。
     三重県の原子力発電所で事故が発生し、外国

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    2023年05月18日
  • 任侠シネマ

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    大好きな任侠シリーズ。

    いつも通りの面白い作品でしたが、今回は少し趣が違ったかな。
    過去のシリーズのような痛快な読後感はなく、ちょっと考えさせられる内容だったなと。

    映画を観ちゃったから、メインキャストの俳優さんの顔がチラチラするのが嫌なんで早く忘れたい…。

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    2023年05月15日
  • ST 警視庁科学特捜班 為朝伝説殺人ファイル

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    ネタバレ

    伝説物ミステリーは基本的に大好き。為朝伝説はよく知らなかったです。動機や殺人方法にトリックがあるわけではなく、殺人の理由を隠すために伝説を利用した、ということですね。
    科捜研(STと略されるらしいですが)の5人がわざとらしく5色ですが(笑)、シリーズ物らしいのでキャラ付けがはっきりしてまぁいいんじゃないでしょうか、と思いました。後続シリーズも機会があれば読んでみようと思います。

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    2023年05月13日
  • 任侠学園

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    今回も面白かった。
    ヤクザの代貸・日村が高校生に信賞必罰を実践してましたね。素晴らしい。
    なぜか日村さんが好きになってきますね。
    学園のゴタゴタも最後は上手く落ち着きました。

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    2023年05月01日
  • 棲月―隠蔽捜査7―(新潮文庫)

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    スピンオフも含め、隠蔽捜査シリーズの第九弾。サイバー犯罪と少年殺人事件を追う大森署署長・竜崎伸也。あちこちから文句を言われるが、彼の正義は揺らがない。キャリアとしてだけでなく、刑事としても有能で、今回も難事件を解決。大森署を離れるのは少し寂しい。やはり、このシリーズは面白いなー。

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    2023年05月01日
  • 秋麗 東京湾臨海署安積班

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    安積班シリーズ待望の長編。
    東京湾で見つかった遺体。
    フェリーの航海士が見つけた遺体はどこの誰で、どこからやってきたのか?
    安積班のメンバーだけでなく、今作では捜査本部も立ち、お馴染みの交機隊の速水や、今シリーズ初登場の葛飾署の広田などの手を借りながら、安積が事件の真相に迫っていく。
    捜査本部が立つだけあり、今回は安積班のメンバーの出番は少な目。しかし、コツコツと捜査を積み上げていく様子が丁寧に描かれていて、「さすが今野敏」と言う感じ。
    捜査は一人の力では出来ないし、どんな小さな出来事でも事件の解決に繋がる様子が面白い。
    最近は警察ものも、突飛な設定が多かったり、科学捜査が進む中、コツコツ足を

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    2023年04月30日
  • 任侠シネマ

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    任侠シリーズ5作目

    今作は映画館の立て直し

    といっても、映画館を改装するとかではなく、
    周りの人の意識を変えるとかそっち。

    最近、映画館の存在意義というか、
    自分の中で映画館で見る映画と
    円盤になってからでよいと思うものは
    何が違うんだろうと考えたこともあり、
    本書の中に答えがある訳ではないけれど、
    タイミング的にドンピシャでした。
    ※年間うん十本も映画館で観るとかではなく、
     5〜10本程度だし、エンタメ系が多いので
     偉そうな事は言えませんが…

    映画館に行きたくなります。
    ※たまたま、ヒゲ兄弟の映画を
     予約していたので観てきます。
    →子供連れが多くて祭りでした

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    2023年04月30日
  • 捜査組曲 東京湾臨海署安積班

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    題名の「組曲」通り、安積班のメンバー各人がそれぞれの視点で事件に対応する様を描いた短編集。
    「カデンツァ=無伴奏の即興曲」「ラプソディー=狂詩曲」「オブリガート=対旋律」「セレナーデ=小夜曲」等、各短編の題名も音楽用語を付し、さながら輪舞曲(ロンド)の様相を呈している。
    今回は班員だけでなく、「シンフォニー」では、鑑識係の石倉が主役となり、係への待遇の不満を爆発させる。
    「ディスコード=不協和音」では、チョイ役でしか顔を出さない榊原刑事課長がなんと主役となって、強行班の二つの係への対応で苦慮する様が描かれる。
    「アンサンブル」では、安積に対抗心を燃やす相楽がが、安積のプライベートを考慮するとい

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    2023年04月19日
  • 秋麗 東京湾臨海署安積班

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    安積係長だけでなく、周りを固める個性豊かな登場人物たち一人一人が役割を全うして好感が持てます。中でも葛飾署広田係長ののんびりした口調とキレる仕事ぶりが印象的でした。速水小隊長もカッコよすぎです。

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    2023年04月16日
  • 逆風の街 横浜みなとみらい署暴力犯係

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    ネタバレ

    暴力犯係係長・諸橋夏男警部
    同係長補佐・城島勇一警部補

    (諸橋)「感情に流されてちゃ、この仕事はつとまらない」
    (城島)「いいか?ひとつ言っておく。誰だって感情に流される。行動の流れを決めるのは感情だ。問題は、その行動にどれだけ多くの人が共感するかということだ。感情自体に善悪の価値はない。人の共感が善悪を判断するんだ」
    何度も噛みしめたい。

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    2023年04月16日
  • 偽りの捜査線 警察小説アンソロジー

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    警察小説を得意とする実力派作家にて固められた警察小説アンソロジー。
    一言で警察と言っても色んな組織があり、本作においても、公安刑事、警察犬担当、新任刑事、県警本部捜査刑事、交番勤務の警察官、県警本部刑事、公安刑事とバラエティ豊かな内容。
    短編ならではのキレ味鋭いオチ。短編らしからぬ味のある余韻を持つもの。シリーズ化してほしいなと思えるような魅力的なキャラクターや舞台設定のもの。いずれも読み応え抜群の7作品。

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    2023年04月07日
  • 神々の遺品 <新装版>

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    数学と古代。
    読んじゃうよね。
    フィクションなのかノンフィクションなのか
    よくわからないところで引き込まれました。

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    2023年03月30日
  • オフマイク

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    シリーズ第5弾の作品。久しぶりに読んだものの登場人物のキャラクターは覚えていたので読みやすかった。今野敏の作品らしく堅実さは感じたが、派手さはあまり無かった。

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    2023年03月28日
  • 義珍の拳(琉球空手シリーズ)

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    ネタバレ

    沖縄の唐手(トゥーディー)を「空手」として本土に広めた実在の人物がモデル。作品の中では富名腰と表記されていて、別に船越の表記もあるようだ。剣道の心得のある津本陽の剣豪小説がそうであるように、空手の心得のある人が描く「武術」の場面には迫力がある。東京に出た義珍が嘉納治五郎と出会う場面などは興味深い。柔道と柔術の間にとてつもない葛藤があったように、義珍にもあった葛藤を描いている。

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    2023年03月18日
  • 清明―隠蔽捜査8―(新潮文庫)

    購入済み

    隠蔽捜査8

    横浜の中華街の事情が話を複雑にデリケートな問題にどう竜崎さんは動くのか?興味がありましたが、、いつものブレない対応で安心しました。周りに強く反発されとも清々しい程シンプルな考えと対応で解決してさまうなんて。清明の漢詩もアクセントになり、強く印象に残った

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    2023年03月11日
  • 曙光の街【新カバー版】

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    暗殺する側、される側、そして暗殺者を追う公安の三者の視点で話が進みます
    テンポよく展開するので、すぐに引き込まれます
    ロシアのスパイとは、日本の公安とは、色々興味深く勉強させていただきました

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    2023年03月10日
  • 秋麗 東京湾臨海署安積班

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    安積班の最新作。このシリーズは好きやなあ。前作が短編集なので、今回は長編で楽しめた。ただ、村雨君の出番が少なかったな。あと、今野さん、同い年の60代後半やけど、なんか年寄りの描写が年寄り過ぎ。いや、仕事リタイヤしてからも全然そんなことなく、現役中より楽しめてるし!

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    2023年03月09日
  • 棲月―隠蔽捜査7―(新潮文庫)

    購入済み

    隠蔽捜査7

    今回も竜崎さんや沢山の捜査員達の連携がもう、阿吽の呼吸。お互いを信頼してるのですね。最後は竜崎さんが異動人事で署を後にする場面では涙してしまいました。

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    2023年03月09日