今野敏のレビュー一覧

  • イコン 新装版

    Posted by ブクログ

    パソコン通信のころの作品なのに全く色あせない。さらにこの頃に新しいアイドル像を作り出してるのがすごい。ただ時代がそれに追いついていない。速水や宇津木たちの活躍も見逃せない良作です。

    0
    2020年03月03日
  • 鬼龍

    Posted by ブクログ

    これまで読んだ今野作品に登場していた亡者祓い師「鬼龍光一」ここでは浩一だけれど。原点から読んでみようと思い手に取りました。あまり深く考えずスラスラと一気に読みました。そこが今野作品の良いところと思っています。

    0
    2020年02月26日
  • 新装版 膠着 スナマチ株式会社奮闘記

    Posted by ブクログ

    今野さんには珍しく、刑事ものじゃない小説。開発部のミスでくっつかないノリを開発してしまった会社のお話。
    主人公は営業部員なのだが、私自身が開発の仕事なので、営業の仕事の苦労や面白みは、外側から見た部分しかわからない。営業の仕事をやっている人が読んだらもっと面白がれるだろうなあと思った。

    0
    2020年02月24日
  • ST 警視庁科学特捜班 エピソード1<新装版>

    購入済み

    面白かったです

    さほど知らずに読んでみました
    読みやすく、サラサラと読めて面白かったです。
    途中で携帯電話とか登場しないな?
    と思いながら読んでいましたが、読み終わってから1998年の作品だと知って納得。
    でも、十分に楽しめました。

    0
    2020年02月23日
  • 回帰 警視庁強行犯係・樋口顕

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    樋口警部が面白い!そもそも今野敏先生の作品は、主人公がアレコレ心理的に惑うところがツボだが、その中でも秀逸に悩むのが「ひぐっちゃん」
    このシリーズは読破脛記ですよ

    0
    2020年02月18日
  • ST 警視庁科学特捜班 黄の調査ファイル

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    山吹さんの巻。山吹さんの言葉にとても深みがあって良かった。座禅とか私には絶対無理だけど、知り合いに山吹さんのような人がいたら、きっと定期的に話を聞きに行ってしまうだろうな。激しい思い込みによる動機で、それで4人殺す意味が分からないのだけど、疎外感を感じる辛さはよく分かるので複雑な読後でした。

    0
    2020年02月05日
  • ST 警視庁科学特捜班 赤の調査ファイル

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    今回は赤城さん。赤だから当然か。研修医時代が当然ながらあったわけで、そこでの確執のようなものがとてももどかしく、これもまた医療現場のある意味事実かと思うと心が重くなりました。人一人を殺すには余りに身勝手な動機だった。医療ミスの裁判は本当に泣き寝入りなるんだな・・・。でも、被害者の奥さんが強い人なのが好感持てました。次に行きます。

    0
    2020年02月04日
  • ST 警視庁科学特捜班 青の調査ファイル

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ST班シリーズ。それぞれの能力を生かしてどんどん解決へ導いていくのが心地良い。それぞれのキャラも相変わらず良くて、退屈せず読めました。事件そのものは割とある動機だった気がします。

    0
    2020年01月31日
  • 変幻

    購入済み

    同期の友情?

    捜査一課宇田川刑事と同期の大石、蘇我との友情?物語。
    宇田川刑事の活躍はもちろん、蘇我の飄々とした行動がおもしろい。
    これで完結とは残念です。

    0
    2020年01月23日
  • 継続捜査ゼミ

    Posted by ブクログ

    いつ読もうかと温めておいた本。今野さんのまったく新しいミステリー。
    大学のゼミの演習で過去の未解決事件を洗い直す。
    警察モノとしておきたいけど、警察官はオブザーバーのみなので学園ミステリーになるのだろうか?

    うーん、しかし良くできた子たちばかりだ。
    まだまだ始まったばかりという感じで、
    もっと個人個人も見ていきたい。
    シリーズ化されてるかな?今後が楽しみです。

    0
    2020年01月16日
  • 警官の目

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    大好物な、警察小説アンソロジー。

    初読みは一人だけ…

    三羽省吾【シェパード】
    ・・・「スタン飯店」の親父がイイ感じ♪
    犯人も…可愛いげがあるというか、"希望"を見出だすラストに好印象。三羽省吾、要チェックかな。

    五十嵐貴久【汚名】
    ・・・「リカ」と「リターン」だったっけ…?既読の2冊は、"可もなく不可が少々"な感想だった記憶だが、本作はなかなかに感情移入のできる人情話だった。
    "もう読むことは無い作家さんだな"の認定を外そう。

    今野敏【消えたホトケ】
    ・・・安心の今野敏。未読だが、筆者の持ちシリーズからのスピンオフらしい。相棒

    0
    2020年01月06日
  • 殺人ライセンス

    Posted by ブクログ

    終身雇用の崩壊。もう令和時代で弱肉強食。スキルがなければ簡単に首切りの対象にされてしまう世の中。相沢麻里の父親もそのうちの一人。セールスマンから一転、あこがれていた私立探偵の仕事を始める。
    そのことから以前にも増して家族との亀裂が目に当てられないくらいの溝になる。インターネットを介して殺人事件を行った犯人を突き止める新米私立探偵。その中で、家族とのコミュニケーションの大切さを身をもって痛感した主人公。どんなに逆転できないような状況になってもあきらめず対話しようとする精神や行動に心打たれる。

    0
    2019年12月26日
  • 警官の目

    Posted by ブクログ

    警察小説の短編集4話。
    今回も面白かった〜
    今野敏『消えたホトケ』は前回と同じく変わらぬ面白さ〜
    五十嵐貴久はリカの作者だったとは!リカ読みたい。
    三羽省吾『シェパード』良かった!!
    誉田哲也は新作に続いてるとの事で楽しみすぎる。

    0
    2019年12月19日
  • 孤拳伝(五) 新装版

    Posted by ブクログ


    ついに達人の域に到達してしまった剛くん。てかおまえまだ10代なのにヤバいな。
    日本じゃガラスの10代、傷つきやすいティーンエージャーとかなんとか言ってる中、既に悟りを開いているという、ね。
    と言っても最終巻に至り、俺つえー的な話は無くなって、空手の世界の問題を作者が語るというところが多いわけで、世界に合わせてルールを決めて試合やってそしたら試合に勝つことだけ考えて、空手が持っていた本質が失われる、という、いやこうやって書くとつまらん感じだけど、その熱い思いが伝わってくるわけですよ。
    というわけで、死闘を繰り広げてかっけー、という話ではなくて、ふむふむなるほどと、脳のしわが増えるような最後なの

    0
    2019年12月16日
  • 朱夏―警視庁強行犯係・樋口顕―

    Posted by ブクログ

    途中から、最後の落ち(もう一つの脅迫事件の犯人)も見えていたが、サッと軽く読める作品だった。樋口と妻の恵子の信頼関係と言うか距離感が何とも言えずいいなと
    思った。

    0
    2019年12月10日
  • 変幻

    Posted by ブクログ

    同期シリーズ第3弾。
    捜査一課刑事宇田川の同期で特殊犯捜査係の大石陽子が、潜入捜査に。
    殺人事件が突発し、サルベージが困難となった彼女を救うべく宇田川は、同期で元公安の蘇我とともに、救出を図る。
    サスペンスフルな展開だが、著者の作品の特徴からして、安心してみていられる。
    救出よりも捜査を優先しようとする麻取の捜査官に、宇田川が啖呵を切る場面は、胸のすく痛快さ(「隠蔽捜査」の竜崎の言動と同様)。
    第1弾第2弾をそれぞれ読んだのが8年前4年前のため、あらすじは忘却の彼方(笑)。これを機会に読み返してみるか。

    0
    2019年12月10日
  • ST 警視庁科学特捜班 青の調査ファイル

    Posted by ブクログ

    美貌の青山を主役に据えた巻。心霊番組に絡む事件をSTが解き明かす。前作の「モスクワ」でもオカルトに興味を示した青山が、霊能者に対して興味津々の反応をしているところが面白い。また、ヒール役で登場する刑事調査官の川那部警視がいい味を出している。いくぶん迷ったが、本シリーズを追っていこうと思った。

    0
    2019年11月30日
  • ST 警視庁科学特捜班 黒いモスクワ

    Posted by ブクログ

    黒崎が主役だと思っていた。モスクワに武術指導に行く黒崎が、偶然事件に巻き込まれ……とはならなかった。ロシアのFSBと日本警察との交流研修で関わった事件が、STメンバーをモスクワに終結させ、怪事件を解決する。FSB捜査官が、正義感から上司を逮捕するという場面にはリアリティを感じないが、それでも物語の展開は面白い。まあ、相変わらず「すいません」なのだが、本書はそれ以外で気になる表記はなかった。

    0
    2019年11月29日
  • 同期

    Posted by ブクログ

    パターンが同じ(こちらが最初だからいいのだけれど)。
    それぞれの思惑がわからない。ヤクザの下っぱはなぜ殺される必要があったのか?

    0
    2019年11月27日
  • マル暴総監

    Posted by ブクログ

    ちょっと軽快で楽しめな本が読みたくなり、購入後温めていたこの本に手を出す。期待通りの楽しさ。
    白いスーツの男は、まあ、タイトルからして読んでいる我々からすればバレバレで非現実的なのだけど、甘糟以外の人たちにいつバレるのか?それともやり過ごすのか?ハラハラするのも楽しかった。
    若干物足りなく思ったのは、思いの外、郡原においしいところは持ってかれたかな?というところ。
    もすこし甘糟が一目おかれるような様を見たかったかも。

    0
    2019年11月22日