今野敏のレビュー一覧

  • 防諜捜査【新カバー版】

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    久しぶりの今野敏。シリーズ5作目と知らず読んでしまったが、特に気にせず読むことができた。
    作業班のメンバーがそれぞれ役割を果たし、事件解決に向けて奔走する姿は痛快。
    今作では、倉島はかなりしっかりしている印象だが、コメントを読むと、過去作ではまた違うようで?、ぜひ読んでみたいと思う。

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    2021年03月17日
  • ST 警視庁科学特捜班 黒いモスクワ

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    ST初の海外出張。
    モスクワで、殺人事件の捜査にあたる。

    舞台はモスクワ、とうとうSTの海外進出。もちろん菊川も一緒です。
    今回も、粉塵爆発だのポルターガイストだのと、怪しげな問題を次々に解決していきましたが、ちょっとした科学のお勉強の様でもあり、面白く・興味深く読みました。
    それと、事件とは別ですが、菊川の別の一面が見えてビックリ‼︎
    飛行機が怖い翠の手を握っていてあげたり、思い悩む百合根を飲みながら励ましたりと、皮肉屋で横柄な態度は何処へやら、良いオジさんのポイントアップです。
    菊川好きかも。







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    2021年03月17日
  • ST 化合 エピソード0 警視庁科学特捜班

    ネタバレ 購入済み

    ST結成10年前の物語。
    百合根もSTメンバーも登場しない、菊川が主役のストーリー。
    捜査一課に上がって1年、やる気満々で青臭い菊川がとても新鮮です。
    所轄の滝下とコンビを組んでの捜査では、そのやり方に戸惑いや不安、不満を感じつつも、真相究明の為に突き進んでいく菊川。
    その姿は、今の菊川にも十分通じるものがあります。
    とは言うものの、10年後と言う歳月は菊川をすっかりふてぶてしいオジさんに変えてしまいました(笑)
    現在とのギャップを楽しみたい方はぜひ読んでみて‼︎
    もちろん、話の中身も重厚で読み応え十分、菊川を知らない人でも楽しめる一冊です。


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    2021年03月15日
  • ST 警視庁科学特捜班 エピソード1<新装版>

    ネタバレ 購入済み

    科学特捜班の優秀で個性的過ぎる5人のスペシャリストが、生真面目で弱気なキャップの元、事件を解決に導いていく。

    とにかく5人が個性的すぎて、リアリティにかけるなぁとか思いながら読み始めましたが、そんな思いはすぐに何処へやら、面白くてどんどん引き込まれていきました。
    科学者がメインのせいか、専門用語や学者の名前など結構出て来ますが、それほど苦にはならず、むしろ「へぇー、そうなんだ」と妙に感心したり、納得したりしながら読んでいました。
    個性的な5人に目が行くせいか、異色の警察小説との印象が強かったのですが、話の展開は王道の警察小説です。
    とにかく、面白いので是非一度読んでみて下さい。

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    2021年03月15日
  • 確証

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    萩尾と秋穂のコンビ、好き!

    ラストの菅井と少し和解できたシーンは、微笑ましかった。

    盗人と刑事は同じ世界の住人なのだ、が印象的だった。

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    2021年03月14日
  • 防諜捜査【新カバー版】

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    ネタバレ

    本シリーズのなかではいちばんわかりやすかったかも。その分、ストーリーに集中でき楽しめました(中盤あたりで九条があやしいとわかってしまいましたが…)。

    後半の九条を追い詰める展開では、作業班の面々との息もぴったりで、引き込まれました。伊藤も片桐も白崎も西本も回を重ねるごとに欠かせない仲間になりましたね。ラストでは九条の狙いで倉島だったということにおどろきましたが、ヴィクトルと渡り合った噂が知れ渡っていると聞き納得。最後は西本もゼロの研修に呼ばれることになり、素直にオメデトウ!という気分にさせてくれる締めくくりでした。

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    2021年03月12日
  • アクティブメジャーズ【新カバー版】

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    前作のラストでゼロの研修に呼ばれた倉島。本作では研修後の倉島が同じ公安捜査員である葉山の行動を調査する任務を託されることに。

    葉山の背後にあるものがなかなか見えてきませんでしたが、物語の中盤以降、状況に応じて単なる葉山の調査から「作業」へとその取り組みを切り替えた倉島の決断がしびれますね。本来の任務どうこうではなく、やるべきことことをやる、という気概に溢れた行動といえるでしょう。またその意志こそが彼が評価される所以かと思います。組織における行動規範(ちょっと規格外かもしれませんが)として、見習いたいものです。

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    2021年03月12日
  • 潮流 東京湾臨海署安積班

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    <安積班シリーズ>第17作目(解説による)。
    今野さんの作品は良くも悪くも安心して読めるものが多いのだが、この作品は久しぶりにハラハラさせられた。

    安積班が四年半前に扱った<宮間事件>に冤罪の可能性が出てきたのだ。
    <宮間事件>の犯人宮間は逮捕された当初から刑務所に収監された現在まで一貫して無罪を主張している。しかもこの<宮間事件>と現在起きている三人の男女が毒殺された事件とは繋がっている可能性があり、臨海署を敵視している犯人によって須田まで毒を打ち込まれ救急搬送されてしまう。

    安積班のことだから強引だったり先入観に沿った捜査はしないと信じているものの、改めて調べていくと当時の安積が知らな

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    2021年03月05日
  • 欠落

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    前作よりストーリー性が分かりやすく
    ん?と不思議に思うこともなく
    最後までとても楽しめた。

    宇田川の周りの人達いい人ばかり。
    だいたい裏切り者とか一人くらいいる小説が多いと思うがそれがないので刺激はないがムカついたりもしない。

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    2021年03月01日
  • ST 警視庁科学特捜班 青の調査ファイル

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    これも一気読み☆
    青山の物言い。いつ読んでも面白いし、推理力に脱帽。

    「僕帰っていい?」と言ってみたい!

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    2021年02月23日
  • 同期

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    ネタバレ

    樋口シリーズを読み終わり、次なる獲物はこの同期シリーズに。

    取り扱う事件が少々複雑で、その分没入感を得にくいかな、というのが正直なところ。いや、その点を差し引ても十分面白いのですが、今野敏作品としての期待値の高さがそう感じさせてしまうのかもしれません。主人公・宇田川の同期である蘇我が警察を懲戒免職になる、なおも警察関連の捜査に携わる展開は、ほかのシリーズにはなかった展開で、思わず本当かいな、と思ってしまいます。

    それでも宇田川の少々無鉄砲な行動力が事件解決の突破口になるあたりは本作の読みどころといえるでしょう。特に八十島に会いに行くシーンは生きて帰ってこられないのではないかと思わされるもの

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    2021年02月09日
  • ST 警視庁科学特捜班 緑の調査ファイル

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    ネタバレ

    この本は、聴力がとても優れている翠が主人公。自分の中ではクールでどこか冷めている印象だった翠だが、その印象が少しだけ変わった感じがした。

    相変わらず青山の言葉一つ一つには意味がありそうだし、やっぱり青山の理論的な言葉は理路整然としていて気持ちがよい。

    読みやすかった。

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    2021年01月30日
  • マル暴総監

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    まさかの設定ですね。
    楽しく読ましてもらいました。
    任侠シリーズと共に続けて欲しいです。
    甘糟の困惑が面白いですね。

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    2021年01月25日
  • 廉恥 警視庁強行犯係・樋口顕

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    ネタバレ

    シリーズ第四弾。樋口シリーズも安定したおもしろさを誇るものの、本作は若干樋口らしくないシーンがありましたね。捜査の初動段階で氏家からもたらされた被害者が痴漢被害を届け出ていたことに対する反応、また第一の被疑者である樫田への態度など、いつもの樋口なら持前の洞察力で正しい答えにたどり着くところが、ちょっと遠回りしていたように思います。その分を小泉刑事指導官がフォローするという構図で、最終的には事なきを得ますが、なんだか、樋口が”並み”の刑事になってしまったかのような印象でちょっと戸惑いますね。

    事件のほうはといえば女性殺害事件とその周囲に浮かぶ複数の容疑者がいずれも被害者から痴漢やストーカーで訴

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    2021年01月25日
  • ST 警視庁科学特捜班 黄の調査ファイル

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    1人1人に焦点があてられたシリーズ。今回は山吹が主人公。実際に現場におられたら異質な存在であるとは思ったりもするが、過去を明らかにしていくと山吹の意外な素顔が明らかになる。
    僧侶の観点から事件をみるというのも面白かった。

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    2021年01月24日
  • アンカー(スクープシリーズ)

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    単発だと思って読んでたら語り口に違和感を覚えて、解説をのぞいたらまさかのシリーズ4作目だったことが発覚。裏表紙のあらすじにも書いてあった……。警察側と記者側、それぞれの描写が少なくなってしまったのはちょっと物足りなかったけど、人間関係がおもしろいので1〜3作目も読みたい。

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    2021年01月19日
  • 真贋

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    ネタバレ

    シリーズ三作目、曜変天目を巡る事件。世界に3つしかないとされる焼き物で、この1年で読んだ物語のなかで今回で3度目の遭遇。貴重な茶碗であるだけに窃盗を扱う本シリーズにはもってこいなのかもしれません。

    で、肝心の事件のほうはといえばキュレータである音川の企みでありながら、逮捕には至らずちょっぴりもやもやが残る結末のようでもあり、音川の機転で悪事を未然に防ぎ、すべてを丸く収めたともいえる結末。

    今回も相棒である秋穂の読みが大きな鍵になっており、萩尾とのコンビにますます磨きがかかりましたね。

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    2021年01月14日
  • 確証

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    萩尾秀一シリーズ第二弾。前作は短編でしたが、本作は本格的な長編で読み応えも十分でした。萩尾の相棒の秋穂も前作より成長したのか、彼女の視点が萩尾を助けるシーンもあり、よきコンビになりつつあつことを感じさせてくれます。

    本シリーズでは捜査三課の視点から他のシリーズで捜査の中心となっていた捜査一課を描写しているところも興味深いところです。主人公である萩尾との対比という観点もあるからでしょうか、一課がちょっぴり悪者的な描写になっているあたりはおもしろい点だなと感じながら読み進めました。

    萩尾の言葉通り、犯人は盗みの”プロ”で、萩尾もまた窃盗捜査のプロ、そのなかにあって相棒の秋穂の存在は単なる紅一点

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    2021年01月14日
  • ST 警視庁科学特捜班 沖ノ島伝説殺人ファイル

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    伝説シリーズ第3弾。沖ノ島といっても日本最南端のほうではなく、福岡県の玄界灘に浮かぶほう。これ、誰かがテレビでこの島の話しをしていて初めてその存在を知ったのですが、令和のこの時代でもそのような”領域”が存在していることが驚きです。

    で、本作はその沖ノ島でおきた事件を巡ってSTの面々が福岡へ出張し捜査にあたる、というストーリー。島の因習もあり、現場である島の上陸ができない、関係者も島でおこったこと=事件に関することをしゃべらない、というちょっぴり四面楚歌的な状況でどのように捜査を進めるのか、ここが本作の読みどころかと思います。

    また伝説シリーズを通じて、やはり青山の活躍が目立ちますね。飄々と

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    2021年01月07日
  • ST 警視庁科学特捜班 桃太郎伝説殺人ファイル

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    伝説シリーズ2作目、今度は桃太郎ということで、誰もが知っているお伽噺かと思いきや、我々の知らないもう一つの桃太郎にまつわる話しが隠れていたことに驚きました。

    前作同様、その桃太郎の裏話的エピソードと事件とのつながりを追いかけるのがちょっと大変ではありますが、為朝伝説よりは理解できました。ラストの青山の姿はちょっとおどろき、こんな一面もあったのですね。

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    2021年01月07日