今野敏のレビュー一覧

  • 孤拳伝(四) 新装版

    Posted by ブクログ

    相変わらず戦ってるんだけど、武道の本質みたいな話になってきてなんかかっこよくなってきたぞ、これは。
    今回の萌えポイントとしては、苦悩する松原くんであり、堕落する組長であり、初体験を済ます剛くんであり、要するに女の子絡みの話になってきて、やっぱ武道家と言っても結局色仕掛けには負けるわよ、ハニートラップこそ最強、って結論だわよ。
    後は横浜中華街でも、しっかりと美味しいのを出してくれる店が分かると良いなぁ。
    華僑の大物がバックについてる店を探すか。って探せんよ。

    0
    2019年11月21日
  • 回帰 警視庁強行犯係・樋口顕

    Posted by ブクログ

    警視庁強行犯係・樋口顕シリーズ第5弾。
    警察小説の中で、上司や部下からの信頼がこれほど厚い主人公は珍しいのでは。
    彼は、買いかぶりだと自己認識し、他人からの評価にずれを感じている。自分は、「人一倍心が折れやすい」し、「石橋を叩いて渡るタイプ」で、「臆病で引っ込み思案」だと、戸惑いながら捜査に従事している。
    今回の相手は、テロリスト。公安とせめぎ合いながら、「捜査というより戦い」という事件を追う。
    その一方で、家庭の問題(娘が外国をバックパッカーしたいという)にも悩まされる。
    主人公の性格づけとともに、警察小説と家族小説をミックスしたようなユニークなシリーズ。まだまだ期待できそう。

    0
    2019年11月20日
  • 真贋

    Posted by ブクログ

    萩尾と秋穂コンビの第二弾
    国宝が狙われるって内容で
    どんなストーリーになるのかなと読みましたが
    それなりに楽しめました
    このシリーズは萩尾の推測が先行し
    その後調査捜査で展開される感じですね
    第三弾もあるのかな?

    0
    2019年11月19日
  • 確証

    Posted by ブクログ

    萩尾と秋穂のコンビが事件を解決に導く
    序盤に窃盗や強盗など3件の事件が起こり
    中盤後半と事件解決へのストーリー
    まさに警察小説でした

    0
    2019年11月16日
  • 孤拳伝(三) 新装版

    Posted by ブクログ

    3巻だからどんな感じかな、割と中だるみだったらどうしよう、などと勝手なことを思いつつも読んでみると、意外と悪くなかった!
    皆さん地道にコツコツ修行をしていて、更には仙人みたいなやつらがわんさか出てきて、やべーな日本、こんなの本当にいるんか、と小説なのに突っ込んでみたり。
    というわけで、割と地味な展開が多かったんだけども、皆さん頑張ってるのが分かってけっこう良かった。ほっこりしたんかな。

    0
    2019年11月12日
  • 真贋

    Posted by ブクログ

    静かな展開だけど、プライドをかけた闘いが熱く、夢中になって読み終えました。ストーリーの見事な展開に、なるほど!と膝を打ってしまいました。このシリーズもいいですね〜。

    0
    2019年11月12日
  • 孤拳伝(二) 新装版

    Posted by ブクログ


    全5巻となっているわけで、そうなると2、3巻は一般的に最悪なところにいるはずで、というわけで今回はダークサイドに堕ちていく感じだった。
    多分4巻あたりで再びまっとうになって、5巻あたりでラスボスと戦うのかな。
    それじゃありきたりか。
    というわわけで今回もボコスカと戦っているだけっちゃあだけなんだけど、まぁその単純さゆえにけっこう読める。というか読みやすいのかな?ジャンプの漫画的な。
    というわけで次も気になるわけですよ。

    0
    2019年11月08日
  • ヘッドライン(スクープシリーズ)

    Posted by ブクログ

    あらすじ
    TBNテレビの報道番組『ニュースイレブン』の遊軍記者、布施。警視庁捜査一課・継続捜査担当の刑事、黒田。偶然にも二人が追い始めた女子学生猟奇殺人事件の背後には、巨大な闇が潜んでいた……。

    0
    2019年11月05日
  • スクープ(スクープシリーズ)

    Posted by ブクログ

    あらすじ
    TBNテレビ報道局社会部の布施京一は、看板番組『ニュース・イレブン』所属の遊軍記者。素行に問題はあるものの、独自の取材で数々のスクープをものにしている。時には生命の危険にもさらされるが、頼りになるのは取材ソースのひとりでもある警視庁捜査一課黒田裕介刑事の存在だ。きらびやかな都会の夜、その闇に蠢く欲望と策謀を抉り出す。

    0
    2019年11月05日
  • ビート―警視庁強行犯係・樋口顕―

    Posted by ブクログ

    内容(「BOOK」データベースより)
    警視庁捜査二課・島崎洋平は震えていた。自分と長男を脅していた銀行員の富岡を殺したのは、次男の英次ではないか、という疑惑を抱いたからだ。ダンスに熱中し、家族と折り合いの悪い息子ではあったが、富岡と接触していたのは事実だ。捜査本部で共にこの事件を追っていた樋口顕は、やがて島崎の覗く深淵に気付く。捜査官と家庭人の狭間で苦悩する男たちを描いた、本格警察小説。

    0
    2019年11月05日
  • 朱夏―警視庁強行犯係・樋口顕―

    Posted by ブクログ

    あらすじ
    あの日、妻が消えた。何の手がかりも残さずに。樋口警部補は眠れぬ夜を過ごした。そして、信頼する荻窪署の氏家に助けを求めたのだった。あの日、恵子は見知らぬ男に誘拐され、部屋に監禁された。だが夫は優秀な刑事だ。きっと捜し出してくれるはずだ-。その誠実さで数々の事件を解決してきた刑事。彼を支えてきた妻。二つの視点から、真相を浮かび上がらせる、本格警察小説。

    0
    2019年11月05日
  • リオ―警視庁強行犯係・樋口顕―

    Posted by ブクログ

    内容(「BOOK」データベースより)
    「彼女が容疑者だとは、思えない」警視庁捜査一課強行犯第三係を率いる樋口警部補は、荻窪で起きた殺人事件を追っていた。デートクラブオーナーが殺害され、現場から逃げ去る美少女が目撃される。第二、第三の殺人が都内で起こり、そこにも彼女の姿が。捜査本部は、少女=リオが犯人であろうという説に傾く。しかし、樋口の刑事の直感は、“否”と告げた。名手が描く本格警察小説。

    0
    2019年11月05日
  • 孤拳伝(一) 新装版

    Posted by ブクログ


    中国4千年の歴史がすごい力で今どきの若いもんを
    バッタバッタとなぎ倒すという、男塾か!てな展開にして、現代社会のこと分からないあるよ、都会こわひー、という若者が、ってターザンか!みたいな。
    他にもバブル時代の暴走族が親のすねかじってなんたら、とか、フィリピンからやってきた美人娘との恋物語とか、実にナイスなエピソードがてんこ盛りなので、まぁたまにはよかろう、こんなベタなのも、と、ほっこりすること間違いなし。
    最近はもっと身近でドロドロしたネタが多いから、
    ぶっちゃけドキドキして楽しい。
    これが25年前か。平成も遠くなりにけり。

    0
    2019年10月31日
  • 虚構の殺人者 東京ベイエリア分署

    Posted by ブクログ

    安定した面白さの安積班シリーズ。
    色々な本が出版されているが、もはや順番も関係なく読んでもストーリーは別だてなので楽しく読める。
    今回はテレビ局の有名ディレクターの死亡からストーリーが始まる。
    テレビ局内の人間関係や警察内での人間関係が面白く描かれている。
    それらを暴いたり、スマートに解決する安積班だが、まったくかっこよく感じられないのがいい。
    人間くさいところまで描かれていて面白く読めました。

    0
    2019年10月21日
  • ST 警視庁科学特捜班 エピソード1<新装版>

    Posted by ブクログ

    STシリーズは『為朝伝説殺人ファイル』から入った。STが捜査現場で初めて活躍する本書は、各キャラクターの特徴を読者に印象付けようという思いが伝わってくる。アメリカの巨大企業のボスが日本進出(支配)を狙って、日本国内の中国マフィア間の抗争をさせようとするが……青山のプロファイリングが最終的には解きほぐすが、もう少し早い段階で可能性の一つとして捜査本部で情報共有できるのでは? と思わないでもないが、司法警察官と警察行政職員との確執を考慮してのことなのだろう。

    0
    2019年10月13日
  • 警官の貌

    Posted by ブクログ

    警察小説の短編集4作。
    はじめて読む方もいたけどどのお話も面白い!
    今野敏、誉田哲也は裏切りませんな。

    0
    2019年10月09日
  • 回帰 警視庁強行犯係・樋口顕

    Posted by ブクログ

    久々の樋口シリーズ。昔の樋口シリーズから隠蔽捜査を経てさらに面白くなった。事件、警察模様、家族と絶妙で、かつ樋口のキャラは変わらず、一気読みしてしまった。

    0
    2019年10月01日
  • マル暴総監

    Posted by ブクログ

    警察官はつらいよ
    ダメダメ気弱刑事甘粕は、なりたくもなかった暴力団担当の警察官だ
    先輩の郡原の、理不尽我儘パワハラ対応に一方的に謝って這いずり回る内に、重要な手がかりを掴む神がかりなところもある
    しかし、キャラが読者に良く伝わっているから、シリーズモノとなると「あれ?コレ読んでいたっけ?」と思うこと多々な作者である
    ・・・本当に読んだ気がしてきた・・・登録忘れか?
    (ボケ婆さん引き取ったから「伝染るんです」)

    0
    2019年09月28日
  • カットバック 警視庁FCII

    Posted by ブクログ


    大森署が出てくる、戸高刑事が出てくる。しかし何かが足りない。
    と思いつつストーリーは単純に楽しめた。

    0
    2019年09月27日
  • 回帰 警視庁強行犯係・樋口顕

    Posted by ブクログ

    この作品は、最後のページの「(略)だが、いつか戻るべきところへ戻って来る。(略)」に尽きます。 そして私の戻るべきところは...?

    0
    2019年09月25日