今野敏のレビュー一覧

  • 欠落

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    今野敏『欠落』講談社文庫。

    警察小説『同期』の続編。途中、驚きの展開もあったものの、無難な結末だった。

    特殊犯捜査係に異動してきた宇田川の同期の大石陽子は立て籠り事件の身代わり人質となり、犯人と共に姿を消す。直後に発生した死体遺棄事件は連続殺人事件の様相を呈し、捜査にあたる宇田川らは二つの事件の関連性を見出だすのだが……

    描かれる現実味の無い事件にリアリティが感じられず、面白さが半減したように思う。

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    2018年08月05日
  • ST 警視庁科学特捜班 為朝伝説殺人ファイル

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    ずっと探してたこの本を福岡に帰省したときに見つけて飛び付いて買った本。
    今野さんのSTシリーズ。隠蔽捜査シリーズの次に好きなシリーズ。
    期待を裏切らない面白さ。
    今回はメンバーが出てくるまでのイントロが長いなと、ちょっとだけ思ってしまった。

    ここからちょっとネタバレ

    なんだ、結局関係なかったのかぁと思ってしまったけど、
    その結論に至るまでのメンバーの行動とかがらしくて良い。
    百合根が赤城のことを根っからのリーダー気質と話すところがあるけど、
    自分もかなり良い上司だということは気づいてないんだなぁと思う。
    そこがまた良いのでしょうけど。

    また、次の本を探しに行かなきゃ。

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    2018年07月06日
  • 男たちのワイングラス

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    ネタバレ

     初期の今野敏作品が実業之日本社文庫から復刊され、手に取ってみた。現在では警察小説の大家と認識されつつある今野さんだが、今読んでみると色々と興味深い。

     主人公の「私」は、表の顔は茶道の師範である。だが、実はもう1つの顔があった。行き着けのカウンター・バーに集う、神父のベンソン、恋人の菫(すみれ)子、そして店主。そんないつもの面々には、なぜか物騒な揉め事が持ち込まれ…。

     全8編、簡単に言ってしまえば、真っ直ぐな勧善懲悪物の連作短編集である。血気盛んにして正義感が強いだけに、毎度毎度危険地帯に突っ込んでいく面々。例外的展開も一部あるものの、固定フォーマットで1編当たりも短く、すいすい読めて

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    2018年07月02日
  • マインド 警視庁捜査一課・碓氷弘一6

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    面白かった!スーッと読みやすく、それでいてストーリーの設定が良い。シリーズ第6弾とのことなので、他巻も読みたい。

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    2018年06月27日
  • クローズアップ(スクープシリーズ)

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    週刊誌の記者が何者かに殺された。偶然その場に居合わせた報道番組「ニュースイレブン」記者の布施は事件直後の現場撮影に成功、翌日のニュースで映像が流される。一方、継続捜査を受け持つ捜査一課の黒田はある暴力団の組員が殺害された事件を追う中で、記者殺害との奇妙な符合に気付く。しかし、二つの事件を繋ぐカギは踏み込んではならない聖域だったー。

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    2018年07月27日
  • 精鋭

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    新米巡査・柿田亮は、自分が警察官に向いているのか悩みつつも、異動先の機動隊で激しい訓練を受けていた。そんな柿田に、ハイジャックなど凶悪事件を解決する特殊急襲部隊『SAT』入隊の声がかかる。

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    2018年07月28日
  • 精鋭

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    事件が起きない警察小説。

    起きてはいけない事件を想定して日々訓練を続けるSATの考え方がよかった。

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    2018年06月16日
  • ビート―警視庁強行犯係・樋口顕―

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    警視庁捜査二課・島崎洋平は震えていた。自分と長男を脅していた銀行員の富岡を殺したのは、次男の英次ではないか、という疑惑を抱いたからだ。ダンスに熱中し、家族と折り合いの悪い息子ではあったが、富岡と接触していたのは事実だ。捜査本部で共にこの事件を追っていた樋口顕は、やがて島崎の覗く深淵に気付く。

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    2018年06月15日
  • 朱夏―警視庁強行犯係・樋口顕―

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    あの日、妻が消えた。何の手がかりも残さずに。樋口警部補は眠れぬ夜を過ごした。そして、信頼する荻窪署の氏家に助けを求めたのだった。あの日、恵子は見知らぬ男に誘拐され、部屋に監禁された。だが夫は優秀な刑事だ。きっと捜し出してくれるはずだー。その誠実さで数々の事件を解決してきた刑事。彼を支えてきた妻。二つの視点から、真相を浮かび上がらせる。

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    2018年06月15日
  • マインド 警視庁捜査一課・碓氷弘一6

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    ホントに多くのシリーズを持つ氏だからこそ書ける、地味なオジさんが主人公の、でも不思議と面白いんだよね。

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    2018年06月13日
  • マル暴甘糟

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    竜崎シリーズで大好きな今野さんの本。
    史上最弱の刑事という帯に惹かれて店頭購入。
    やはり期待を裏切らない面白さだった。

    刑事にあるまじき正直な心情を吐露する感じが親近感を持たせる。
    話し方も柔らかいのでほんとに弱そうに見えるのに、いろんな人と話をする中で一目置かれていそうな感じが心地よい。

    他の任侠シリーズにも出ているとのことなので、そちらもチェックしてみるかな?

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    2018年06月07日
  • ヘッドライン(スクープシリーズ)

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    スクープは狙って取るものではない。
    普段の素行と違い、思ったよりも真面目な主人公。
    マスコミは第四の権力であり、正義を振りかざすのではない、というくだりはなるほどと思った。

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    2018年05月31日
  • カットバック 警視庁FCII

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    ストーリーのワクワク感もさることながら、他シリーズとの関連が垣間見えるのがファンには堪らない。脇役なのに他作で知っていると妙に感情移入してしまったり。某連続物の今後も楽しみになってきた。

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    2018年05月30日
  • 廉恥 警視庁強行犯係・樋口顕

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    警視庁強行犯係・樋口顕のもとに殺人事件の一報が入る。被害者は、キャバクラ嬢の南田麻里。彼女は、警察にストーカー被害の相談をしていた。ストーカーによる犯行だとしたら、警察の責任は免れない。被疑者の身柄確保に奔走する中、樋口の娘・照美にある事件の疑惑が…。

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    2018年05月27日
  • 神南署安積班

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    短編集なので気軽に読める。深みはないけど、登場人物の個性が確立してるので、その部分だけで楽しめる。ただ、シリーズを読んでる身からすると、毎回の様に出てくる説明はくどい。

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    2018年05月18日
  • カットバック 警視庁FCII

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    ネタバレ

    帯に「戸高」なんて書かれてるもんだから、これは読まずにはいられないと早速手に取った。FCの作品の第2作目だったのね(1作目は読んでない…)。映画撮影現場で死体となる俳優が死体となって発見され、FC室は捜査一課、大森署と協力して真相を追う。あの方が去った後の大森署が舞台となっていて、あの方もその幼馴染の部長さんも出てはこなかったけれど、ファンサービスたっぷりといった感じ。でも空気は楠木さんをメインに「マル暴甘糟」を思い出させるユルさ。お偉方も鼻の下伸ばした風で。映画の方もあのシリーズ物風だなあと思わせるものもあり。緊張感があまりない今野作品も嫌いでない、気楽に読めて楽しめました。また、どこかで戸

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    2018年05月06日
  • ST 警視庁科学特捜班 黒いモスクワ

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    外国での話だったが、さらに読みやすくなった。キャラがたっているようで、謎が多いメンバー。これからどんどんキャラ立ちしていってほしいなぁ。

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    2018年04月29日
  • ST 警視庁科学特捜班 エピソード1<新装版>

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    警視庁の科捜研において新しく発足した科学特捜班、通称STの活躍を描くシリーズの第1話。STのメンバーは、個性的な面々の天才科学者5名と天才ではないが若いながらも警部のキャリアである百合根キャップ。STは警察官ではないが、捜査本部に加わり、専門家として捜査に協力する。捜査本部の菊川警部補とは当初反発し合いながらも、徐々にお互いを認め合うようになっていく。ストーリーも申し分なく、とても面白かった。

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    2018年04月28日
  • ST 警視庁科学特捜班 黄の調査ファイル

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    読みやすい。赤の方がSTの過去に繋がる話だったので、より面白かったけれど、これも話があちこちせず、読みやすくて好きなタイプの書き方。

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    2018年04月24日
  • 確証

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    強盗事件と窃盗事件の違いがわかった。小説でもドラマでも捜査一課は花形なのに今回は嫌味な奴ばかり。『捜査一課長の田端さん』は今野さんの小説の常連さんで三課の萩尾さんも上手に使われてましたね。

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    2018年04月07日