今野敏のレビュー一覧
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購入済み
TVドラマで観たい
是非映像化して欲しいと思います。警察が自白を優先し、真実を見ていない点が問題提起されている。警察の様な古い体制組織内では、良くありそうな個人の暴走と、それに対ししっかり良心を持った人がいる事も描けていると感じた。
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前作にもまして、今回もKGBやグリーンベレーといった強敵が登場します。本作は古丹の活躍を描いた一冊。このシリーズは回を重ねるごとに、4人の能力が凄みを増しているように思えます。それゆえ、強大な敵があらわれても見事にやっつけてしまうわけです。
特殊能力を持つ主人公たちが国家レベルの敵と戦う作品として、筒井康隆の「七瀬ふたたび」を思い出すわけなんですが、あちらは主人公たちのほうが力的には劣る状態で、最後はみな、敵に倒されてしまう結末で、ちょっと悲壮感ただよう物語(そこがまたよいのですけれど)。対してこちらは、4人のキャラクターや力のすごさもあって、そういった悲壮感はありません。でも新しい敵があら -
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シリーズ2作目になり、より作品の特長が明らかになった、また読者視点でも登場人物のキャラクターに関する理解が進み、のめりこんで読める状態になってきました。
あとがきの解説にあるように、ジャズの演奏になぞらえ、本作からは4人のうちの1人を軸に物語が進むさまは、STシリーズと同様。今回は比嘉がその「1人」ですが、彼自身の武道家としての立ち回りにくわえ、古丹、遠田、猿沢を加えたカルテットとしての戦いはやはり読みごたえがあります。
敵となる相手のスケールがちょっと大きすぎる感もあり、そこが若干非現実的なようにも感じますが、おもしろかったので、良しとしましょう。 -
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「私」と、安積の一人称で語られる臨海署シリーズの第1弾。
東京湾臨海署管内で、少年グループの抗争があり、一人が刺される事件が起きる。目撃情報から、風間智也が容疑者と疑われる。彼の無実を信じる交通機動隊の速水と、確信が持てない安積がバディを組み、事件の真相を追う。
スカイラインGTRを操る風間と、スープラで彼を追う交機隊速水との高速バトルは迫力があり、真犯人は誰かという犯人捜しとともに、読み応え十分。
題名の『残照』は、終盤で語られる安積の思いから。
「いつの世でも、子供は大人に何かを求めている。・・・生きる姿勢を見せてやるだけでいい。子供を光で照らしてやらなければならないのだ。それが、残照のよ -
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廃屋から発見された二人の遺体。マルBが暗躍するためハマの用心棒と呼ばれて、ヤクザから恐れられるみなとみらい署の諸橋が捜査に乗り出す。
今野さんの作品は、任侠ヤクザシリーズを読みましたが、ヤクザと警察の立場が入れ替わったという具合でしょうか。このシリーズは読んだことがなかったのですが、事件を巡ってのヤクザとのやり取りや、警察内部の軋轢など、詳細に描かれていたので、臨場感があるなと思いました。
登場人物たちも、最初はルールに縛られる笹本を憎たらしいという思いで見てましたが、諸橋たちの行動に理解を示していくのを見て、憎めないキャラななってきました。
県警本部長の佐藤の存在も、今後気になる存在です -
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はからずもシリーズを逆順に読むこととなった樋口シリーズ1作目です
登場人物たちを掘り下げてくような感じでこれはこれでおもしろいかも
当然樋口の良き相談相手の氏家との出会いも語られることになると思い楽しみにしていました
なぜ樋口は氏家には素直に相談できるのか?まあ類は友を呼ぶということなんでしょうが氏家の外側に向けたポーズの内面に誠実さがあるからなんでしょうな
それから相変わらず樋口の自己評価の低さなんですがこれが本当にひどい、ひくつと言っていいくらい
最新巻に比べてだいぶひどい、ということは逆にちょっとづつ自信をつけてるということなのかな
そして妻の恵子の評価がほぼ樋口の自己評価と一致して