今野敏のレビュー一覧
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購入済み
主役はゲーム会社
安積班シリーズものだけど、今回は事件に巻き込まれたゲーム会社が事件の謎を解いていき、刑事たちの活躍は控えめ。日本の歴史を読み込んだゲームの話が興味深かった。
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Posted by ブクログ
警察小説の重鎮ともいえる今野敏には、沢山の警察シリーズモノがあり、本作は、同期シリーズの一作目。
警視庁捜査一課配属一年目の宇田川は32歳の巡査部長。刑事としてはまだまだひよっこ。同じく本庁公安の同期の蘇我が突然の懲戒免職となり姿をくらます。そして宇田川の関わる事案に蘇我の姿が見え隠れ。
主人公の心理描写、解決までのプロセスがスピード感溢れる展開で一気呵成に描かれている。
今野敏の作品は、作中に適度に挟まれる警察組織の解説が売りだ。読者があたかも警察組織の一員として事案に取り組む体制でページをめくるようになる。捜査本部に参加すると昼夜関係なく捜査に飛び回り、寝不足と疲労が蓄積していく。でもそれ -
Posted by ブクログ
古代文明VS探偵!?
荷が重すぎるのではと思いました。
久しぶりに『マジェスティックトゥエルブ』という言葉を見ました。
前の世紀末に流行ったUFO物の番組で語られるアメリカ合衆国の組織だったかと思いますが非常に懐かしい!
更にグラハムハンコックの『神々の指紋』
ピラミッドの正体とは何か再び考えさせられる事に!
数字の謎も良かった!
ピラミッドと火星と数字と古代文明が好きな人は是非お読みください。
オバマ大統領が就任直後に『世界の警察を辞める』と言ったのは確か2013年、マヤ暦の終焉は2012年?
マヤ暦の終焉の日は今現在過ぎていますが誰かが救ってくれたのでしょうか?
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Posted by ブクログ
布施京一を主人公とするスクープシリーズ第二弾。前作は短編集でしたが、本作は長編で読み応えも十分。
刑事とTV局の記者が行動をともにして事件解決を目指すという設定は現実にはありえないのでしょうけれども、フィクションだと割り切ればそれもまた良し。布施・黒田という柔と剛とでもいうべき組み合わせの妙もおもしろいです。
1年前の事件を再度捜査するという謎を掘り起こす感のある展開ですが、ミステリー・トリック色はそれほどでもありません。やはり難事件へ挑む登場人物一人ひとりの持ち味がより一層表現されている点がこの作品のおもしろさではないかと思います。短編集であった1作目よりも人物描写が明瞭で、長編ゆえにそ -
Posted by ブクログ
タイトル通り、秋葉原を舞台に繰り広げられる、縁もゆかりもなかった人たちのドラマです。
上京したばかりの大学生や外国人スパイなど、これほどバラバラな登場人物を一つの事件を軸にして、結び付ける著者の力量は見事だと思います。
始めはなかなか先が見通せない展開でしたが、読み進めるうちに、最初は点であったもの同士の距離がだんだん近づいてきて、最終的には大きな輪になるようなイメージでしょうか。ストーリーと秋葉原という街の組み合わせも絶妙。
後半登場する刑事・碓氷は実は今野作品としては碓氷シリーズとしてすでに6作目まで刊行されているんですね、知りませんでした。1作目、3作目以降にも期待が持てる内容でし