今野敏のレビュー一覧
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安積班シリーズ短編集。
長編とは違って短編集は様々な人々にスポットが当たるのがいい。
まずは相楽。
これまでは安積をライバルとしてやたら挑戦的だった彼が、少し前から変わって来たように思えたのだが、この作品では東京湾臨海署の一員になったことが明確となる。
年上の部下からも『誤解されやすいタイプ』だが『真っ直ぐな人だとわかった』と言われ慕われている。
長年シリーズを読んできた者としては感慨深い。
そして須田。
須田をよく知らない人間からは『のろま』と言われるほどマイペースな刑事だが、実は他の人が気付かないようなところに目を向ける優秀な刑事だ。
それだけではない、過去の作品にもあったように『傷 -
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ネタバレ武術を稽古していた頃ならば、今よりももっと響く内容に感じられたことだろう。
読んでいる最中はそんなふうに思っていた。終盤、章の終わりごとに「はい、次いこ次」「こんなんでええかな」みたいな合いの手が入るまでは。
パンツを下ろしたら偽物だったという評が押井守にはあるようだが、これまでは個人的にはそれは、まあまあ笑って受け入れられるたぐいのものではあった。
前述した合いの手は読み手が勝手に感じてしまった印象でしかないが、不誠実さを感じさせたことは間違いなく、パンツを下ろしたら偽物だったという評を非常にネガティブに受け止めさせる一事となった。
不誠実という印象は、対談形式でかつ取止めもなく話が広が -
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「任侠病院」今野 敏著
1.舞台
経営が傾きかけた病院。
その病院の建て直しをあちらの世界の組織が建て直すという物語です。
2.物語の魅力
1.あちらの世界ですが、ドンぱちが少ないこと
2.商売なしに、患者と医師のために建て直しを図ること。
3.なぜ経営が▲に?
病院の庶務、清掃を外部委託しています。
この会社がぼったくり、かつあちらの世界なわけです。
そのため、この会社との契約を見直す取り組みが始まるわけです。
4.病院経営の建て直し。
まずは、外壁の掃除から始めます。
来院する患者さんに気持ちよく利用してもらうためです。
また、廊下が暗い場合は、蛍光灯も変えます。
そのような取り組