今野敏のレビュー一覧

  • 精鋭

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    いつもとは違う警察小説。事件の起きない警察小説。
    新米の柿田が地域課からSATに選ばれる。彼の成長物語です。
    事件がなくとも十分楽しめた。
    実践のための訓練に明け暮れるが、身体だけではなく心も鍛えられ成長しているのが爽やかに
    描かれています。

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    2022年10月29日
  • 同期

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    公安、警察庁警備局、右翼の大物フィクサー。
    普通の警察小説があっという間に陰謀論(があるかもしれない)の作品になります。
    名探偵コナンで有名になった「ゼロ」という組織が本当にあるかどうかは知る由もありませんが、世の中みんなこの手の話は好きですね。
    多分、知ることが出来ない世界の話だけに、こういう作品を読んでその一端を垣間見た気分になれるからでしょう。

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    2022年10月24日
  • マル暴甘糟

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    マル暴と言えば、ゴリゴリの本家も顔負けの、どっちが刑事でどっちがヤクザなのか分からない様な刑事を想像しますが…
    この作品は違います(笑)
    どちらかというと、刑事には一切見えないような刑事さんの活躍物語です。
    登場人物みんなキャラが良い!!
    テンポよくさくさく読める作品です。

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    2022年10月22日
  • 精鋭

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    淡々と、ひとりの青年が警察社会を進む物語。
    大きな事件が起きる訳でもなく、ただ、堅実に日々を過ごす物語。
    感情の大きな起伏が無いからこそ、非常に読みやすく、ひどく落ち着く。

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    2022年10月21日
  • ST 警視庁科学特捜班 沖ノ島伝説殺人ファイル

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    ネタバレ

    ・隠岐の島の湾岸工事をしていたダイバーが死亡する
    ・福岡県警からの要請を受け、STメンバーが出張する。どうやら神との戦いになるとのこと
    ・福岡に到着したSTメンバー。しかし現場である沖ノ島には許可がないと上陸できない上、「不言様(おいわずさま)」という古くからの慣習のせいで地元民は島で起こったことをなかなか話そうとしない。この時点で警察としての捜査機能が大きく損なわれ、探偵小説のような証言と状況からの推理が必要になってくる
    ・現在は建設会社の顧問をしている警視正にまでなった警察OBの圧力で、福岡県警は積極的に捜査しようとせず機能不全に陥っている
    ・犯人は第一発見者の作業員。現場監督は口裏合わせ

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    2022年10月18日
  • ST 警視庁科学特捜班 桃太郎伝説殺人ファイル

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    ネタバレ

    ・異なる3つの都道府県で特徴的な遺体が発見された。全ての遺体に『桃太郎』と五芒星が刻まれていたのだ
    ・捜査を進めるうち、被害者は全て岡山と関わりがあることが明らかになり、ST一同は岡山へ出張することになる
    ・三人の被害者は社会的に問題のある人物たちであり、特に岡山県に対して不利益のある行動をとっていた
    ・岡山県警では連続殺人事件に関わりがあると思われる誘拐事件の捜査が行われていた
    ・STメンバーは岡山の桃太郎伝説を調べるため、警察で広報をしていた岡山の民話に明るいOBの元を訪れる
    ・(OBを装って桃太郎伝説をSTに語ったのは行方不明で捜索中の男だったが、誰もOBと行方不明者の顔を知らないので分

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    2022年10月18日
  • 暮鐘 東京湾臨海署安積班

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    久しぶりに、安積班のシリーズを読みましたが、やっぱり面白い!
    ただ班長は、いつになったら部下のことを理解するのだろうか…もう何年も一緒に働いてるだろうに、未だに村雨さんや黒木さんのことわかってないのかなぁ〜って思ってしまう。
    まぁそんなに年月たってないって設定なのかな?
    誰も異動しないし…

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    2022年10月13日
  • キンモクセイ

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    公安物を初めてでした。キンモクセイも途中から出てきて読み進めるうちに内容が分かった。後半はハラハラで楽しめた。今度は、土曜会の皆んなの活も読んでみたい。

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    2022年10月10日
  • 任侠浴場

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    任侠シリーズの第四弾。
    任侠書房、任侠学園、任侠病院に続く作品。
    なんせ読みやすい。
    難しい表現もなく、伏線もなく、ただただ楽しく読める。
    この第四弾も阿岐本組の代貸である日村誠司の視線で物語が進んでいく。
    潰れかけの銭湯の経営をコンサルタントする話。
    日本人は銭湯でゆっくりする時間が大事なんだと感じさせてくれた阿岐本組長に感謝です。

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    2022年10月05日
  • 継続捜査ゼミ

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    いろいろなジャンルがある今野さんですが、今回は女子学生×未解決事件。
    警察学校の校長から再就職したのは、女子大の三宿女子大学の教授職。
    そこで教鞭を取るのは、『刑事政策演習ゼミ』、通称継続捜査ゼミ。
    実際の未解決事件を取り上げて、演習ゼミを行うという。

    実際には、あり得ない設定が面白いですね。
    5人の女子大生たちも、キャラが書き分けられており、それぞれの推理も面白いです。

    事案は、15年前の老夫婦殺人事件であった。
    プロの刑事たちが解けないこの謎に、如何に彼女達は、挑むのか?

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    2022年10月02日
  • エムエス 継続捜査ゼミ2

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    元警察官であり警察学校校長でもあった小早川は、幼なじみでもある大学学長に誘われ、今は教授として大学生に教えている。
    今回は上訴している事件についてとミスコンについての話。
    思い込み決めつけは物事を曲げてしまう。
    お互いの意見を尊重しながら議論することが大切かなと。
    このシリーズも大変面白い。

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    2022年09月24日
  • 焦眉 警視庁強行犯係・樋口顕

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    周りの評価に対して、自分は買いかぶられていると自己肯定感の低い刑事樋口顕が主人公の第6弾。
    今回も犯人捜しよりも、捜査本部に介入し樋口たちの捜査を掻き回す東京地検特捜部の二人の検事との対決がメイン。
    その背景にあるのは、選挙で当選した市民活動家上がりの議員をターゲットにした政治的忖度。
    現代日本の政治と政治家に対する、著者なりの姿勢を表している作品と言えるだろう。

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    2022年09月16日
  • 任侠浴場

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    昔ながらの義理と人情を重んじる阿岐本組。
    またまた兄弟分・永神から潰れかかった銭湯の立て直しを頼まれる阿岐本組長。

    心配性の代貸・日村をよそに阿岐本組長は、赤坂の潰れかかった銭湯・檜湯の再建にやる気をみせる。

    まずは情報収集と、福利厚生を兼ねて、阿岐本組一行は、2泊3日で日本で最も古い銭湯・道後温泉へ。

    道後温泉で日村は阿岐本組長から、1日ゆっくり何も考えずに休めと。
    心もカラダも休めるためには銭湯は必要だと。

    檜湯の再建もまずは掃除から。
    そして、笑顔。
    女子高生・香苗の笑顔から、佐田が、お客さんが、佐田の家族が動き出す。

    檜湯の佐田の家族も巻き込んで、再建は進む。

    やっぱり銭湯

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    2022年09月06日
  • 宗棍(琉球空手シリーズ)

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    松村宗棍の話。所々に伝説となっている話を織り交ぜてある。奥様のチルーや弟子の板良敷朝忠の話もあり、歴史を一部補って小説としている。親国の手、小示現流、古伝の手の相伝の話は、昔ながらの師弟関係を思い出させる。
    「宗棍」の次は、伝説的な空手家、田場兼靖先生とかかな。

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    2022年08月28日
  • 任侠病院

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    昔ながらの義理人情に厚い任侠道を進む阿岐本組。阿岐本組長は、兄弟分・永神から、倒産寸前の駒繁病院の再建を託される。

    やる気満々の阿岐本組長と、病院再建など無理だと逃げ腰の代貸・日村。

    駒繁病院の再建には、暴力団のフロント企業の医療サービス代行会社との契約の見直しが不可欠とわかる…

    同じくして、阿岐本組の地元で暴力団追放運動が起こる…

    『汚れたところにいると、人の心も荒んでくる』と、阿岐本組が再建した私立高校・井の頭学院と同じように、またも掃除から始める阿岐本組。

    女性にモテる真吉の天賦の才を活かし、受付の女性に笑顔を戻し、病院内の雰囲気はだんだん明るくなっていく。

    相変わらず阿岐本

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    2022年08月28日
  • 暮鐘 東京湾臨海署安積班

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    シリーズはだいたい読んでいますが、これまであまり目立っていなかった桜井と黒木にスポットがあたるお話が特に面白かったです。でも、安積班の長編が久しぶりに読みたいなぁ。

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    2022年08月22日
  • スクエア 横浜みなとみらい署暴対係

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    横浜みなとみらい署暴対係シリーズ
    今回の設定と複線で隠蔽シリーズが
    重なる(竜崎刑事部長の姿が影に)
    昨日、小谷恭介先生の作品をよんで
    脂の乗り切った今野敏先生との差を
    感じ悲しくなる傑作です(´・ω・`)

    この作品は前の警視総監も読破した

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    2022年08月19日
  • 棲月―隠蔽捜査7―(新潮文庫)

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    大森署での最後の事件。感傷に浸っているのに、伊丹や周りにはいつも通り接しているのが微笑ましかった。事件自体はルナリアンに結びつく展開が根拠が薄く、少し強引な展開のように思えた。

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    2022年08月10日
  • 朱夏―警視庁強行犯係・樋口顕―

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    警視庁強行犯係樋口警部補シリーズ第二弾。
    樋口の奥さんが誘拐される。今回の作品は警察小説の側面と同時に家族の物語でもあり、高度経済成長期の時代に家族サービスを二の次にして身を粉にして働いてきた男とその家族の話でもある。
    素晴らしい。

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    2022年08月09日
  • 半夏生

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    構成がよくできていて、うまいなぁーと思う。コロナ禍の今を予言するような出来事もあり、タイトルも読み始めた今の季節感と合いお洒落だなぁ。須田が例によって活躍するところもいい。この安積班シリーズは全部読みたくなった。

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    2022年08月05日