今野敏のレビュー一覧

  • カットバック 警視庁FCII

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    早く言ってよ!というね

    前作がさほどでもなかったので手を出さずにいたけど『隠蔽捜査』の竜崎署長が去った後の大森署の面々や新署長が登場したりしてなかなかに面白かったです

    話の中身としてはどうということはなかったけどね

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    2021年10月15日
  • マル暴総監

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    マル暴甘糟の2作目。相変わらずヤクザな警察組織と規律正しい筋者の様子に価値観が度々倒錯する。

    ストーリーの方はドタバタ劇を楽しむことに特化した感じで、事件の解決が付け足しみたいな扱いになっちゃったのがちょっぴり物足りない。郡原が鋭く、実は優しい刑事なのはよく分かったけどさ。

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    2021年10月03日
  • ビート―警視庁強行犯係・樋口顕―

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    今野敏さんの隠蔽捜査シリーズ以外を読みました。
    これは樋口顕シリーズの何番目なのだろうか。
    この主人公は、他人から見るとクールでポーカーフェイスだが、妻からは融通が利かない唐変木と言われるシーンが面白かった。読み終わって家族とのコミュニケーションが大事なことを再認識した次第です。

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    2021年09月17日
  • 暮鐘 東京湾臨海署安積班

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    シリーズ最新作。今作も期待を裏切らない一冊で、各登場人物の魅力が満喫できる短編集になっています。長編でもその魅力を味わうことができますが、事件のトリックや解決の行方に気をひかれてしまうため、短編集として読む方のに適したストーリーです。

    全10編、これで1クールのTVドラマが成立してしまうのではないかと思えるほど、クオリティの高い内容。刑事ものですがいずれも素敵な人間ドラマが描かれていて、刑事もの特有の事件臭さといったものを感じさせない内容です。

    須田の活躍は相変わらずですし、相楽もなんだか角が取れてより深みのある人物として描かれており、村雨、黒木、桜井、水野といった一係の面々もより人物とし

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    2021年09月15日
  • 任侠浴場

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    義理や道理を大切にするヤクザが、東京・赤坂にある潰れかかった銭湯を再建させる任侠コメディ。

    先般、レビューした【孤狼の血】を視聴してから、任侠作品への興味が高まっていたところ、なんとまぁポップな表題名と装丁な作品を発見。

    これもアリだなと、迷わず手に取った初今野敏作品。

    いやいや、面白かった。

    銭湯には様々な優遇措置があること。
    水道代は実質費用が発生しないこと。
    固定資産税は1/3で、行政から補助金が付与され、光熱費や人件費、施設修繕費にも使えること。

    よって経営上赤字でも、基本銭湯は潰れないことなど、今まで知らなかった(考えもしなかった)ことなど知識が積めたことは産物だった。

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    2021年09月13日
  • 炎天夢 東京湾臨海署安積班

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    今回も良かった。安曇さん、やっぱりいいなぁ。周りの人たちも相変わらずいいけど、安曇さんの、ブレないとこ好きですね。

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    2021年09月13日
  • 真贋

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    萩尾と秋穂のコンビが冴える。
    今作では初登場の捜査二課の舎人登場。
    風変わりなキャラクターでいい味出してる。

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    2021年09月12日
  • 確証

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    盗犯係の萩尾と部下の武田のコンビ。捜査一課が主役になりがちの警察小説の中で捜査三課を舞台とした小説。殺人事件の捜査本部で捜査一課が導けなかった手がかりを元に解決へ。今野敏さん小説ならではの後半から立て続けに状況が明らかに。一気読み必至ですよね。

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    2021年09月05日
  • ST 警視庁科学特捜班 黒いモスクワ

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    ネタバレ

    今野敏「ST警視庁科学特捜班シリーズ」第3作目(2000年12月単行本、2004年1月文庫本)。
    今回の舞台はモスクワだ。ロシア連邦保安局(FSB)と科学捜査の情報交換を目的とした研修にSTから百合根友久キャップと赤城左門の2名が派遣されることになった。時を同じくして黒崎勇治が柔術の指導セミナーでモスクワへ私的な渡航を予定していた。そして山吹才蔵もモスクワの在住の曹洞宗の檀家の集まりに呼ばれてと、取ってつけたような理由とタイミングでのモスクワ渡航で、偶然にも黒崎と同じ飛行機に乗っていた。
    飛行機の中で黒崎は同じ柔術の指導者の芦辺正次郎29歳と二人だったが山吹が黒崎を見つけて声をかけたのだ。その

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    2021年09月05日
  • デッドエンド ボディーガード工藤兵悟4

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    シリーズ3作目からだいぶ間をおいて刊行された一冊のようです。その間、著者の力量が上がったからでしょうか、おそらくシリーズの中では一番読み応えのある一冊ではないかと思います。

    “あの”ヴィクトルに狙われているというカジンスキーのガードを引き受けた工藤。が、ガードを続けながらもなんだかヴィクトルのことが気になる様子。ついにはヴィクトルからカジンスキーの正体を聞かされ信じるべきはヴィクトルのほうであると気づく!

    最終的にはヴィクトルからエレーナ救出のために手を貸してくれという新たなミッションが課せられ工藤もロシアへ。最後の救出劇はあっけなかったですが、そこに至るまでの緊迫した展開が充分“読ませて

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    2021年09月04日
  • ST 警視庁科学特捜班 毒物殺人<新装版>

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    ネタバレ

    今野敏「ST警視庁科学特捜班シリーズ」第2作目(1999年9月単行本、2002年9月文庫本、2014年7月新装版)。
    5人のSTメンバーの中で今回は毒物等の薬物専門家である山吹才蔵が活躍する。前回登場の警視庁捜査一課の刑事菊川吾郎警部補もSTの推理に今回も協力する。STキャップの百合根友久警部が頼りないのは相変わらずだが、菊川警部補の積極的関与で百合根警部を助け、捜査権のないSTがその特殊な力を発揮することが出来るのは今回も同じだ。

    代々木公園、世田谷公園で連続して変死体が発見される。いづれからもフグ毒が検出され連続殺人事件として捜査本部が設置された。被害者の一人は暴力団関東英隆会と関わりが

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    2021年08月30日
  • 任侠浴場

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    義理人情に厚いヤクザの親分・阿岐本雄蔵のもとには、一風変わった経営再建の話が次々舞い込んでくる。それをいつも持ち込む阿岐本の兄弟分・永神が訪ねてきたため、嫌な予感におそわれる日村。案の定、潰れかけた銭湯の債務処理の話を聞いていたはずが、いつのまにか経営再建を手伝う流れに……。乗り気な組員たちとは反対に、日村は頭を抱える。この時代に銭湯なんて建て直せるのか? そして阿岐本組は銭湯の勉強と福利厚生(?)を兼ねてなぜか道後温泉へ――。

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    2021年08月23日
  • 暮鐘 東京湾臨海署安積班

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    警察物の小説だ。雑誌掲載の作品を一冊にまとめたものだ。10冊分まとめた、オムニバス形式。ページ数に限られている為、多少読み応えに欠けるかなと思うが主人公や周りの人々の性格が良く伝わる。楽しくゆっくり読みました。

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    2021年08月22日
  • ST 警視庁科学特捜班 エピソード1<新装版>

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    ネタバレ

    今野敏「ST警視庁科学特捜班シリーズ」第1作目(1998年3月単行本、2001年6月文庫本、2014年5月新装版)。
    「隠蔽捜査シリーズ」や「樋口顕シリーズ」のようなリアル感は無く、漫画かテレビドラマにありがちな登場人物設定のストーリー構成で、これは違うかなと思いながら読み始めたのだが、これはこれでなかなか面白いと引き込まれて一気に読み終えた。

    警視庁科学捜査研究所(科捜研)に新設された警視庁科学特捜班(ST)、そのSTに所属する5人のスペシャリストの活躍の物語である。リーダー格の法医学担当で女性恐怖症の医師(赤城左門)、第一化学担当で毒物など化学物質などを嗅ぎ分ける臭覚が発達し、古式武道

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    2021年08月20日
  • ST 警視庁科学特捜班 青の調査ファイル

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    色シリーズ1作目
    もちろん青山が中心で物語はすすみますが
    やはり俺が気になるのはキャップこと百合根警部殿
    着実に成長しているところが嬉しくもあるけどまだまだイラっとさせるところもたくさんあって絶妙な塩梅ですのよ
    さすがは今野敏さん!

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    2021年08月17日
  • 変幻

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    同期シリーズ完結編。
    宇田川、蘇我、大石の同期だからわかるサインが解決の糸口に。
    没入して一気読みしました。

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    2021年08月17日
  • 暮鐘 東京湾臨海署安積班

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    面白かったー。安積班シリーズ好き。それにつけても、働き方改革ってほんと口先だけの数字合わせ。意味がない。

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    2021年08月17日
  • 同期

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    ネタバレ

    警察官の小説は初めてだったけど読みやすかった
    公安とかゼロとか出てきて名探偵コナンじゃんってなった
    蘇我さんがひょうひょうとしてるのに仕事熱心で謎めいてて読んでて面白かった
    会うレストランを意地でも変えない そこからバレるのではとハラハラしてたらやっぱり待ち伏せされてたし

    作中にチラッと出てきた中野警察病院、母が入院してたのでよく行ってたんだけど入院届に警察OBか書く欄があったり警察官が集団で血液検査受けに来てたりエレベーターのとこで見張ってたり普通の病院と違うとこが多くておもしろかった

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    2021年08月13日
  • 白夜街道【新カバー版】

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    倉島シリーズ第二弾
    ヴィクトルが再来日。伏線多数あり世界観に没入し伏線多数あり一気読み。面白かった!

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    2021年08月09日
  • 同期

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    面白かった!壮大で次巻まで続くと思ったが完結した。
    現場で汗を流す刑事たちと自らも欺き国家を守る公安たちの物語

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    2021年08月06日