今野敏のレビュー一覧

  • 残照

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    「私」と、安積の一人称で語られる臨海署シリーズの第1弾。
    東京湾臨海署管内で、少年グループの抗争があり、一人が刺される事件が起きる。目撃情報から、風間智也が容疑者と疑われる。彼の無実を信じる交通機動隊の速水と、確信が持てない安積がバディを組み、事件の真相を追う。
    スカイラインGTRを操る風間と、スープラで彼を追う交機隊速水との高速バトルは迫力があり、真犯人は誰かという犯人捜しとともに、読み応え十分。
    題名の『残照』は、終盤で語られる安積の思いから。
    「いつの世でも、子供は大人に何かを求めている。・・・生きる姿勢を見せてやるだけでいい。子供を光で照らしてやらなければならないのだ。それが、残照のよ

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    2022年01月15日
  • ST 警視庁科学特捜班 黒の調査ファイル

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    シリーズ第八作。色シリーズのラスト第五弾。主人公は黒崎勇治。潜入捜査みたいだけど、そもそも黒崎は警察官じゃないから、いいのか。しかし、こんなに無口で大丈夫なんだろうか?

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    2022年01月13日
  • 凍土の密約【新カバー版】

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    歴史上の出来事が上手く絡まっていて、スリリングな展開でした。あと、食事の描写がリアルで、食欲をそそられました。

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    2022年01月10日
  • 暮鐘 東京湾臨海署安積班

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    安積警部補シリーズ 第20弾
    ベイエリア分署復活編 第13弾
    短編10作

    ・公務
    ・暮鐘
    ・別館
    ・確保
    ・大物
    ・予断
    ・部長
    ・防犯
    ・予告
    ・実践

    臨海署刑事課強行犯係の安積班の面々の活躍。

    海上での捕り物や、犯行予告など、多彩な事件場面が盛りだくさんで、楽しめた。

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    2022年01月04日
  • 同期

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    同期が突然懲戒免職になった。なぜ?
    最初は小さな丘を歩いている感じでしたが、話が進むにつれ坂は急にさらに高く絶壁を登ることに、少しでも躊躇すれば落ちてしまうような感じになりました。
    足元に気をつけ、一歩一歩、同期のため。
    人の成長は苦難あってのものなんですかね。

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    2022年01月01日
  • 宗棍(琉球空手シリーズ)

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    面白かった。淡々と描かれているが、そのせいでシンプルに胸に響いてくる。そして空手の真髄に少し触れられたように思った。また沖縄における時代の変遷を見ると日本に対して複雑な心境を持つ人がいるという点もわからなくはないなと感じた。松村宗棍は竜崎署長にとても似ているので好感が持てた。

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    2021年12月30日
  • スクエア 横浜みなとみらい署暴対係

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    廃屋から発見された二人の遺体。マルBが暗躍するためハマの用心棒と呼ばれて、ヤクザから恐れられるみなとみらい署の諸橋が捜査に乗り出す。

    今野さんの作品は、任侠ヤクザシリーズを読みましたが、ヤクザと警察の立場が入れ替わったという具合でしょうか。このシリーズは読んだことがなかったのですが、事件を巡ってのヤクザとのやり取りや、警察内部の軋轢など、詳細に描かれていたので、臨場感があるなと思いました。

    登場人物たちも、最初はルールに縛られる笹本を憎たらしいという思いで見てましたが、諸橋たちの行動に理解を示していくのを見て、憎めないキャラななってきました。
    県警本部長の佐藤の存在も、今後気になる存在です

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    2021年12月29日
  • リオ―警視庁強行犯係・樋口顕―

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    はからずもシリーズを逆順に読むこととなった樋口シリーズ1作目です
    登場人物たちを掘り下げてくような感じでこれはこれでおもしろいかも

    当然樋口の良き相談相手の氏家との出会いも語られることになると思い楽しみにしていました
    なぜ樋口は氏家には素直に相談できるのか?まあ類は友を呼ぶということなんでしょうが氏家の外側に向けたポーズの内面に誠実さがあるからなんでしょうな

    それから相変わらず樋口の自己評価の低さなんですがこれが本当にひどい、ひくつと言っていいくらい
    最新巻に比べてだいぶひどい、ということは逆にちょっとづつ自信をつけてるということなのかな
    そして妻の恵子の評価がほぼ樋口の自己評価と一致して

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    2021年12月28日
  • 烈日

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    今回も安積班の結束力が楽しい短編集
    その結束力は新任の美人主任刑事がやってきても同じ
    もちろんその結束力は安積班だけでなく臨海署全てに、というか安積と関わる人全てが安積を助けたいと思ってるみたい
    そしてみながそう思うのが当たり前と思えるように安積が魅力的に描かれてるよね

    それから今回は速水がなぜ安積が村雨や相楽に良い感情を持てないのかをバッサリ切って捨てる場面が印象的
    なるほどそういうことか

    それにしても今野敏さんはドラマのオリジナルキャラクターを逆輸入しちゃうなんて凄い柔軟性
    なんか感心しちゃった

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    2021年12月21日
  • アンカー(スクープシリーズ)

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    布施という男がキーパーソンの割に全然深掘りされないな、他のキャラの深掘りもされないし親しみを持てるキャラがいないなと思ったらシリーズ4作目だったんですね。
    布施が町田の事件に注目したきっかけが、単純に布施の嗅覚がすごいからだけなのか、そこに特別な理由があるからなのかが気になるので積読が終わったら1-3作目も読んでみようと思いました。

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    2021年12月17日
  • ST 警視庁科学特捜班 赤の調査ファイル

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    シリーズ第五弾。色シリーズの第ニ弾。今回の主役は赤城左門で、扱われるのは医療事故。自白が無いと有罪に持ち込むのは不可能だろう。

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    2021年12月10日
  • ST 警視庁科学特捜班 青の調査ファイル

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    STシリーズ第四弾、色シリーズ第一弾。今回は霊による殺人を青山が解決。菊川がすっかり味方になってきた。

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    2021年11月27日
  • 道標 東京湾臨海署安積班

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    東京ベイエリア分署から始まり、30年以上書き継がれている湾岸署シリーズ。
    今や、湾岸署刑事課強行班第1係班長として確固たる地位を築いている安積警部補。
    彼の若き日々を、同僚や部下たちの視点で捉えた10編の短編集。警察学校時代から始まり、交番勤務時代や湾岸署への配属日などなど。
    湾岸署シリーズのファンには見逃せない一冊だろう。
    まだ、このシリーズの数冊しか読んでいない読書子も、全編を読んでみたくなる。
    それにしても、警察学校時代を描いた『初任教養』での語り手の「私」とは、誰なんだろう。

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    2021年11月13日
  • 半夏生

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    まさかの今のコロナ禍と被る内容にびっくり。
    15年前に描かれたバイオテロに関する描写が、今この状況でこんなに的を得ているとは。
    今野先生の先見の明に驚くばかり。

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    2021年11月13日
  • 暮鐘 東京湾臨海署安積班

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    安積班の清々しい働きが、今回も冴えていた。
    湾岸署の人間関係も良くなってきたようだ。
    働き方改革についても考えさせられた。

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    2021年11月07日
  • 陽炎 東京湾臨海署安積班

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    やってもた!
    安積班シリーズで最初に手に取ったのが周辺の人物にスポットを当てた短編集て!w
    メンバーになんの思い入れもないよ…

    でもまあ面白かったです
    つくづく今野敏さんは短編の名手だなあと
    大好きなSTシリーズの青山も登場したりして楽しく読めました
    考えようによっては先に二人の巡査部長のことを深く知ってからシリーズを読むのも物語に奥行きを与えることになるはず!そう思おう

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    2021年11月03日
  • 暮鐘 東京湾臨海署安積班

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    肩の力を抜いて楽しむことが出来ました。
    「予断」では私も推理が当たってニヤニヤしちゃいました。
    「防犯」…必要なのはシステムではなく気配り。いい言葉です。

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    2021年10月31日
  • 廉恥 警視庁強行犯係・樋口顕

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    なかなかおもしろい展開だった。
    警察庁から来た女性の刑事指導官の立ち位置と
    分析によって事件解決につながった。
    今野敏の小説の主役はだいたいちょっと変わってる
    真面目な人という絵が多い気がする。

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    2021年10月30日
  • エムエス 継続捜査ゼミ2

    tab

    購入済み

    期待は裏切りませんが、、

    このシリーズはあまり深い推理や感動はないかもしれませんが最後まで一気に読みたくなります。

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    2021年10月23日
  • エムエス 継続捜査ゼミ2

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    星3.6

    前作が面白かったので、
    続編はすかさず購入。

    警察官と一般の人の考え方の差や
    冤罪について描きたかったのかも知れないけど、
    大滝さんは流石にバカ過ぎる。

    他に容疑者が居ないからだけで、
    証拠も何もないのにここまで疑うとは。

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    2021年10月21日