あらすじ
拳銃なし、警察手帳なし!
熱帯の闇にうごめく巨大利権を撃て!
拳銃も手帳も取り上げられた元マル暴刑事・佐伯涼が環境犯罪に立ち向かう〈潜入捜査〉シリーズ第2弾。
日本の商社が出資した、マレーシアの採掘所の周辺住民が白血病に倒れた。反公害運動封じ込めのため、暴力的な見せしめを住民に行なう日本のヤクザに、佐伯の怒りが爆発する。佐伯の古代拳法と、ヤクザとの死闘が始まった――!
本作は、今野敏・警察小説の原点ともいえるシリーズを、実業之日本社創刊10周年を記念して装いも新たに刊行するものです。
解説/関口苑生
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Posted by ブクログ
潜入捜査 第二弾。
マレーシアで暴力団が荒稼ぎ。決して豊かではない現地の人たちのプライドが暴力に抗う。
今回も佐伯涼も大活躍。
内村所長と白石景子が第二弾で紹介がてら大活躍か?と勝手に想像していたけど、まだお預け状態。それともこれ以上大きくなる事はないのかな?
また続きが楽しみです。
Posted by ブクログ
潜入捜査シリーズを読みす進めている。
今回はマレーシアが舞台であったが、きっと実際にこのような蛮行は行われているのだろうなと感じた。
佐伯さんの味方が増えていくと良いな。
Posted by ブクログ
シリーズ第2弾。舞台はマレーシア。
大きな流れは前作同様で、悪(ヤクザ)対正義(佐伯)の戦いをサクサク読み進められました。
ただ、佐伯や白石景子が1作目よりも、人間的になっている印象を受けました。
そして、意図せず周りの人達が味方についていくあたりなど、隠蔽捜査シリーズの竜崎に通ずるものがあるように感じます。
Posted by ブクログ
佐伯と白石がマレーシアで環境犯罪に立ち向かう!
祖先同士が蘇我入鹿暗殺で共闘した縁を持ちながら、現代で引き合わされたふたり。
人間味たっぷりに描かれ、いいコンビになってきた。
ひょっとすると、この先ロマンス展開もあるかも?期待大!