感情タグBEST3
Posted by ブクログ 2021年08月06日
日野や相良とのやり取りをみると、こういうヒリヒリした感じってリアルだなぁと思う。
潜入捜査や特捜班とか、小説ならではの面白さの中に、こういうリアルな場面があると、単純な私は話の中にガッツリ引き込まれてしまった。
同期シリーズ最後と思うとちょっと寂しい。
Posted by ブクログ 2021年07月09日
これがシリーズ完結編ということらしいが、今野敏さんには是非ともこの同期シリーズを続けていただきたく思います。
隠蔽捜査が大好きで他のシリーズにもてをだしましたが、何しろ小気味良いテンポが好きなのかも知れない。
何故か主人公の宇田川巡査部長がなかのたいがさんに思えて仕方がないのは私だけ?
「同期」シリーズ最終作(多分)。
今回もボン(宇田川)と蘇我の2人が同期の大石を救い出すストーリーが主軸となって、SITに組対に麻取と組織入り乱れての犯罪捜査が展開します。
お馴染み植松&土岐のおじさん同期コンビに、今回登場のベテラン荒川と若手の日野。
更に、安積班シリーズの相楽、他に...続きを読むも魅力的で一癖ある登場人物達がボンの周りに集まってきて、物語は面白さを増していきます。
いつものことながら、ラストはスリリングで迫力ありますよ!
このシリーズ、本当にこれで終わりなのでしょうか。
ぜひ、5年後、10年後のボン達のストーリーを期待しています。
Posted by ブクログ 2021年02月14日
同期シリーズ完結。最後は潜入捜査をする大石を救出すべく捜査一課長の特命で宇田川をはじめとしたいつものメンバーが奔走。捜査本部の本体とはなれ隠密的に活動するということで、読むほうも力が入るというか、ちょっと興奮しますね。選ばれしもの、秘密に活動、という2点が胸を熱くさせる、といったカンジでしょうか。
...続きを読む
特命班の大石の潜入捜査は海外との麻薬取引に手を染めており、これを暴こうとしたもので厚労省の麻取が裏で糸を引く構図。そんなわけで本作は麻取との対立が生じますが、捜査本部は一課長をはじめ一枚岩になっており、なんとしても大石を救い出そうという気概が伝わってきます。幹部たちの男気がちょっぴり格好いいです。
また本作では臨海署に捜査本部ができる設定で、”あの”相楽係長も登場します。つまらないところでの競争意識は相変わらずでちょっとウザいんですが、最後の捕り物のシーンでいいところを見せるあたりが、なんとなく憎めないキャラですね。
Posted by ブクログ 2023年02月19日
潜入捜査に参加していたと思われる大石が消息を絶ち、同期の宇田川は彼女が危機に陥っていると直感する。
そんな矢先、行方をくらましていた蘇我が宇田川の目の前に現れる。彼も大石を救助するために動いている様子であり、二人は大石を知る先輩刑事たちと力を合わせて、大石のために動き始める。
「同期」「欠落」...続きを読むに続く同期シリーズの完結編ということですが、これ、まだ続けられる気がしますね。
今野さんの描く警察小説の中でも、ちょっと毛色の違う作品で私はこれも好きなのですが、他のシリーズも抱えている今野さんなので難しいのかな?
今シリーズの継続が難しいのならば、他シリーズに彼らが登場するとかもありそうですね。
またどこかで彼らに再会できたら嬉しいと思います。
Posted by ブクログ 2022年11月16日
同期シリーズ第三弾。同期の女刑事・大石陽子が潜入捜査の途中、消息を絶った。同じく同期の元公安刑事・蘇我和彦から大石の救出を依頼される。刑事が潜入捜査?暴力団、麻取、そして公安、色々絡んでます。続編希望。
捜査一課宇田川刑事と同期の大石、蘇我との友情?物語。
宇田川刑事の活躍はもちろん、蘇我の飄々とした行動がおもしろい。
これで完結とは残念です。
Posted by ブクログ 2019年12月10日
同期シリーズ第3弾。
捜査一課刑事宇田川の同期で特殊犯捜査係の大石陽子が、潜入捜査に。
殺人事件が突発し、サルベージが困難となった彼女を救うべく宇田川は、同期で元公安の蘇我とともに、救出を図る。
サスペンスフルな展開だが、著者の作品の特徴からして、安心してみていられる。
救出よりも捜査を優先しようと...続きを読むする麻取の捜査官に、宇田川が啖呵を切る場面は、胸のすく痛快さ(「隠蔽捜査」の竜崎の言動と同様)。
第1弾第2弾をそれぞれ読んだのが8年前4年前のため、あらすじは忘却の彼方(笑)。これを機会に読み返してみるか。
Posted by ブクログ 2021年03月04日
やはり宇田川の周りの人たちがいい人が多い。
今回は蘇我と大石の3人での信頼関係がより見えて面白かった。
しかし宇田川の閃きなどトントン拍子に進みすぎて安心感がありすぎた。
何かしらのハプニングすら望んでしまうほど。
Posted by ブクログ 2020年08月31日
同期シリーズの三作目。
捜査一課宇田川は、相変わらず特徴があまりなく、ボンという呼び名通りな印象。
それが捜査の途中で、少しずつ何かを拾い上げて真実へと向かっていくので、個人的には後半から感情移入していける作品。
同期ならではの昔の思い出や、お互いを無条件に信頼できる絆のようなものがあって、事件解決...続きを読むとなるのが良かった。
Posted by ブクログ 2020年06月20日
今野先生お得意の一人称でウジウジして
居る間に本筋を閃く安定のパターン
ハンチョウシリーズの相良係長も応援の
為なのか何時も以上に手柄・平等を主張
その部下も相良の縮小コピー(笑)
同期シリーズ(読後感が良い)
ボンこと主人公の宇田川は、信じあえる
仲間=同期がいる
潜入捜査前の食事会から消えたため...続きを読む心配
しているところの殺人事件
証拠のビデオに同期が映って・・・
Posted by ブクログ 2020年02月28日
同期シリーズ完結作。
何としても同期を助けるという宇田川の同期愛と、その周りの人物の人情味の熱さが伝わる作品となっていた。
警察学校時代に決めていたサイン
最後に蘇我がスペイン料理屋に現れるシーン
同期同士が固い絆で繋がっていることが窺えた良い作品であった。
Posted by ブクログ 2020年01月13日
「同期」シリーズ、、、なんだけど、他のシリースでもお馴染みの田端課長とか、相楽係長とかも出てくるので、今野さんのこれも安心して読める要素かも。