今野敏のレビュー一覧

  • カットバック 警視庁FCII

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    ネタバレ

    警視庁FCでありつつ隠蔽捜査のスピンオフってことで
    ニヤニヤしながら読んでました。

    前作に比べて楠木くんの神通力というのか、
    彼の発想から事態が転がっていく感じが薄れてて
    ちょっと残念でした。
    裏を返せばそれが警察官としての成長なのかもしれないけど。
    やる気ないのにそう受け取ってもらえない様は相変わらずで面白かったです。

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    2020年09月15日
  • アンカー(スクープシリーズ)

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    アンカーの意味もわからず読み始めましたが、思いがけずすらすら読めました。
    知ってる地名がいっぱい出てきてなんだか身近に感じました。

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    2020年09月05日
  • マル暴総監

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    任侠シリーズ スピンオフ。
    最弱マル暴刑事甘糟シリーズ第2弾。
    チンピラ、半グレどもを懲らしめる、
    颯爽と白いスーツで現れる現代版遠山の金さんは
    現役の警視総監だった。 
    殺人第一容疑者はその白いスーツの男。
    最弱刑事の右往左往今回も楽しめました。

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    2020年09月03日
  • 転迷―隠蔽捜査4―(新潮文庫)

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    ネタバレ

    近隣署管轄で起きた殺人事件、自署管轄内でのひき逃げ事件、そして連続で起きている不審火、さらには娘の彼氏が搭乗予定だった飛行機の墜落事故。
    大森署署長竜崎の身辺はにわかに慌ただしくなり、対応に追われることに——。

    海外赴任中の娘の彼氏と連絡が取れず、やむを得ず竜崎は情報を求めて外務省の知り合いに電話をします。そのことによって逆に殺人事件の情報を訊かれたり、刑事部長の伊丹から外務省に知り合いがいるならさりげなく情報を訊きだしてくれと頼まれたり、頭の痛い事態になってしまいます。

    麻薬売買の捜査をめぐって麻取りとぶつかったり、捜査本部への人員派遣り駆け引きをしたり、竜崎は次から次へと対応を迫られま

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    2024年10月01日
  • 殺人ライセンス

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    面白かった。
    リストラされて、探偵になるというちょっと無謀な希望を叶えていく過程と、若者とおじさんの仲が良くなっていくところが良かった。

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    2020年08月16日
  • 隠蔽捜査(新潮文庫)

    購入済み

    痛快

     理想的な危機管理、物事は見方次第でどうにでもなるということ。
     結果的にでは、そうなるよう物事を進める思考が素晴らしい。    

     痛快の一言

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    2020年07月31日
  • ペトロ 警視庁捜査一課・碓氷弘一5

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    ネタバレ

    シリーズ5作目、今回は2つの殺人事件とその現場に残された古代文字を巡る物語です。毎度おなじみ、今回の碓氷の相棒は大学教授で考古学を研究するアルトマン教授。

    現場に残された古代文字・ペトログリフそのものは前作、前々作ほどの興味はわきませんでしたが、それでも事件の裏に潜んでいたいきさつにはもの悲しさを覚えます。

    大学の研究室という閉鎖的なコミュニティに巣食う複雑な人間関係が事件の引き金の一つになっているわけですが、と同時に研究者であればこその「事実の確認と検証」という本来とるべき行動の欠如ももう一つの引き金になってしまった。事象があまりにも身近すぎて、研究者といえども適切な距離感を保った態度で

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    2020年07月24日
  • 変幻

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    同期シリーズの完結編。三人の絆の深さならではの展開に満足させられました。想定通りですが納得のラストでした。

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    2020年07月14日
  • アンカー(スクープシリーズ)

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    警察とマスコミの双方から事件を追う。
    迷宮入りした事件を継続捜査で追う警察と
    、スクープを追うマスコミの絡み合う様が
    おもしろい。

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    2020年07月11日
  • アンカー(スクープシリーズ)

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    ネタバレ

    ライトな感じ。
    連続殺人説が出てから、急に流れが早くなった。同時に、引き込まれて夢中になって読んだ。
    テレビ局は、意外と地味な面も持っているのだと思った。また、客観的な報道なんて、誰にもわからないものだと改めて感じた。極端に偏向なのは論外だが。
    慣れに甘える、という言葉が残った。自問自答して見るべき言葉だ。

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    2020年07月06日
  • 蓬莱 新装版

    購入済み

    主役はゲーム会社

    安積班シリーズものだけど、今回は事件に巻き込まれたゲーム会社が事件の謎を解いていき、刑事たちの活躍は控えめ。日本の歴史を読み込んだゲームの話が興味深かった。

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    2020年07月02日
  • 義珍の拳(琉球空手シリーズ)

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    琉球の下級士族の家に生まれた富名腰義珍は、病弱や気弱を克服するために門外不出の唐手を学びはじめます。
    師の言う通り、毎日同じ型を繰り返す稽古の中で、義珍の心身は強靱になっていきます。
    教育者となった義珍は、唐手を青少年の育成に役立て、沖縄のみならず、本土にも普及させることを決意します。
    本当の「唐手」か、スピードや筋力を重視した「空手」か。
    経営面も考えなければならず、義珍の苦悩は続きます。
    師弟愛、夫婦愛、親子愛も描かれた、重厚な武術小説です。

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    2020年06月30日
  • 同期

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    警察小説の重鎮ともいえる今野敏には、沢山の警察シリーズモノがあり、本作は、同期シリーズの一作目。
    警視庁捜査一課配属一年目の宇田川は32歳の巡査部長。刑事としてはまだまだひよっこ。同じく本庁公安の同期の蘇我が突然の懲戒免職となり姿をくらます。そして宇田川の関わる事案に蘇我の姿が見え隠れ。
    主人公の心理描写、解決までのプロセスがスピード感溢れる展開で一気呵成に描かれている。
    今野敏の作品は、作中に適度に挟まれる警察組織の解説が売りだ。読者があたかも警察組織の一員として事案に取り組む体制でページをめくるようになる。捜査本部に参加すると昼夜関係なく捜査に飛び回り、寝不足と疲労が蓄積していく。でもそれ

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    2020年06月27日
  • 神々の遺品 <新装版>

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    古代文明VS探偵!?

    荷が重すぎるのではと思いました。


    久しぶりに『マジェスティックトゥエルブ』という言葉を見ました。

    前の世紀末に流行ったUFO物の番組で語られるアメリカ合衆国の組織だったかと思いますが非常に懐かしい!

    更にグラハムハンコックの『神々の指紋』

    ピラミッドの正体とは何か再び考えさせられる事に!


    数字の謎も良かった!


    ピラミッドと火星と数字と古代文明が好きな人は是非お読みください。



    オバマ大統領が就任直後に『世界の警察を辞める』と言ったのは確か2013年、マヤ暦の終焉は2012年?
    マヤ暦の終焉の日は今現在過ぎていますが誰かが救ってくれたのでしょうか?

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    2020年06月26日
  • 殺人ライセンス

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    ネットゲームのとおりに殺人が立て続けに起こり、その謎をときあかそうとする刑事や探偵のお話。時代的に現代よりやや古い時代設定になっているが、なかなか楽しめた。探偵の娘やその友達も話にからんでくるが、娘が親をうざいと思って口をきかなくなる場面や、それを反省する場面など家族愛の部分でも楽しめた。

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    2020年06月21日
  • 真贋

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    ネタバレ

    二作目もまたとても面白かった。人が死んだりするような派手?な出来事はないんだけど、本物が入れ替わったり、入れ替わらなかったり、プロの窃盗犯が弟子をどうこう・・・キュレーターがどうこう、と話の展開としては地味なんだけれども、それぞれの言動の一つ一つに、個々のプライドや意地を感じてとても面白かった。舎人さん、頑張れ。次作も楽しみです。

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    2020年06月12日
  • 確証

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    ネタバレ

    少し地味な印象はあったけど、捜査三課のお話なので、ドタバタ劇ではない、じっくりと真相を詰めていく展開でとても面白かった。萩尾さんと秋穂が良いコンビ。相棒を思う気持ちもあちこちに滲み出ていて、そこは和めました。一課とのやりとりも、凄みが効いていて心地良かったです。プロの犯罪者ばかりを見ているからこそ気付ける違和感。なるほど、という感じ。一課は割と悪者になりますね…笑 プロの窃盗犯のプライドがかっこいい。犯罪者なんだけど…。

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    2020年06月10日
  • リオ―警視庁強行犯係・樋口顕―

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    刑事物はあまり読んだことがないのですが、わかりやすく読めました。

    なんにでも過程があり、結果があるというのはそうだと思うが、物事を複雑に考えすぎて、単純なことを複雑に考えるあまりどんどん見えなくなっていくというのは、よくわかる。

    経験を積めば詰むほど、おちいりがちな事象だと思う。

    登場人物も少ないし、刑事物をあまり読んだことない人にいいと思う。

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    2020年06月05日
  • 欠落

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    ネタバレ

    久々の今野さん。期待通りの面白さと爽快感。
    途中から話が壮大になって、宇田川じゃないけど現実味がなく感じられたのはご愛敬。私が平和ボケした日本人なだけということにしよう。
    とにかく出てくるおじさまたちがカッコいいし便りになる。
    やはり公安がいけすかないけど、別に悪ではない。
    蘇我も嫌いじゃないし。
    同期三人のうち、宇田川だけが右往左往しているようでちょっとかわいそうに見えてしまった。
    なんにせよ、ほんとに嫌な人間が出てこない、犯人の襲撃はハラハラしたけど、とても良い気持ちで楽しめました。

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    2020年05月28日
  • 神々の遺品 <新装版>

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    今野敏・探偵・石神達彦シリーズの第一弾。2002年12月に刊行された同名文庫の新装版、神話、宗教、遺跡・・・古代文明の謎に名探偵が挑む。

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    2020年05月27日