今野敏のレビュー一覧

  • 秋麗 東京湾臨海署安積班

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    安積警部補シリーズ 第21弾
    ベイエリア分署復活編 第14弾

    管内で高齢男性の他殺体が発見される。
    身元を洗ったところ、特殊詐欺の常習犯の可能性があり、詐欺事案の発端となった葛飾署の広田刑事とともに、詐欺事件の背景にある、殺人事件の端緒にたどり着いていく。

    丁寧な捜査で犯人を追い詰める。

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    2025年01月02日
  • 無明 警視庁強行犯係・樋口顕

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    東京の荒川の河川敷で高校生の水死体が見つかった。所轄の千住署が自殺と断定するも、本部捜査一課の樋口は別動で調べ始める。その生徒は生前に旅行を計画し、遺体の首筋にはひっかき傷があった。だが樋口は千住署からは猛反発を受け、本部の上司には激しく叱責される。彼の刑事人生はここまでか――。

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    2025年01月02日
  • マル暴甘糟

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    この方の作品初めて読んだけど、キャラクターに個性があって面白かった。

    マル暴刑事なのに怖くなくて、頼りなさげなのにマル暴やキャリア刑事の懐に入って事件を解決に導くのが面白かった。

    現場の先輩とキャリア刑事としてペアになった刑事の仲が悪かったのに、お互いを認めたシーンが良かった。

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    2024年12月31日
  • マル暴甘糟

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    裏表紙に「阿岐本組の面々も登場」って書いてあったけど、出てこないじゃん(笑)
    内容は面白かったです。

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    2024年12月31日
  • 警視庁神南署

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    安積班シリーズ読破中、第7弾!直前の2冊と違って犯罪に手触り感があった。速水警部補の存在感が増してきてますね。

    ヤクザと銀行員

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    2024年12月27日
  • 自覚―隠蔽捜査5.5―(新潮文庫)

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    シリーズを順番に読むと2作目のスピンオフ。
    それまでの事件を違う視点から書いた前スピンオフと違い、こちらは新しい事件だがいつも傍に控えているサブキャラからの視点で描かれた竜崎の姿がある。みんな竜崎所長好きでしょ、って言うのがわかってこちらも好きになる本(笑)

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    2024年12月26日
  • 無明 警視庁強行犯係・樋口顕

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    自分は臆病なだけと、自己評価の低い警視庁強行班係の樋口顕が主人公のシリーズ。
    今回は、千住署で自殺と処理された案件に疑問を覚え、部下の藤本とともに調べ始める。
    当然縄張り意識の強い警察ゆえ、千住署からは猛反発を招き、本部の上司からも激しく叱責される。
    懲戒免職もちらつかされるが、己の正義のため突き進む樋口は、勧善懲悪のヒーローそのもので、読後感も爽快である。
    樋口の家庭問題も同時並行で語られ、そこにも変わらぬ安定感があり、安心して読めるシリーズ。

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    2024年12月25日
  • 無明 警視庁強行犯係・樋口顕

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    『警視庁強行犯係・樋口顕』第7弾。
    ひさしぶりの樋口顕。

    荒川の河川敷で男子高校生の遺体が発見される。
    千住署によって、自殺として処理されるが…

    樋口のもとに、自殺ではないのでは⁇という情報が寄せられる。
    再調査に乗り出す樋口と藤本。

    千住署は…
    樋口に対する妨害が…

    これが樋口⁇まるで竜崎では、というほどに真実を明らかにするために、理事官に対しても自らの意志を押し通す。

    秋葉がいうように、『物事は不可能だと思った瞬間に、不可能になるんだ』。
    本当にそうだ、『不可能』と考えた瞬間に、できない理由が頭に浮かぶ…
    できると考えられない。
    できる方法が出てこない。
    思考停止に…できるわけが

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    2024年12月26日
  • 確証

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    実際に起こってそうな日常やいざこざも交えたストーリーと人と人との繋がりの大切さや今の時代になかなかない名コンビ愛も見られ、最後はスッキリして終わった作品であった。

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    2024年12月24日
  • 心霊特捜 <新装版>

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    事件を心霊関係の観点から紐解く【R特捜班】の話
    短編集となっているのでとても読みやすい
    ・死霊のエレベーター
    →幽霊が出るといわれているエレベーターで亡くなった男性は幽霊に呪い殺されたのか?
    ・目撃者に花束を
    →繰り返し同じ場所が出てくる夢を見る原因は?
    ・狐憑き
    →殺人の容疑者である女子高生は狐に憑かれているというのは本当なのか?
    ・ヒロイン
    →同じ舞台でヒロインが続けて死傷したのは祟りや呪いの類なのか?
    ・魔法陣
    →女子高生達が魔法陣で悪魔を呼び出した後続けて不幸が続く。本当に悪魔の仕業なのか?
    ・人魚姫
    →ある道路で事故が相次ぐ。その原因は昔からの木を切り倒したせいなのか?

    の6作品

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    2024年12月19日
  • 隠蔽捜査(新潮文庫)

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    ストーリーの内容的に可もなく不可もなくという感じです。ミステリーを求めているという方は物足りなく感じるかもしれません。主人公竜崎の仕事や家族に対する考え方がよく分かる本だと思います。それが2冊目に繋がっていくんじゃないんでしょうか。文章はかなり読みやすかったですが、警察の仕事をやってないと上下関係がいまいち分かりにくかった様な気がします。

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    2024年12月17日
  • 硝子の殺人者 東京ベイエリア分署

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    安積班シリーズの3作目!結構なスピードで読み進めてます。頭よくちゃんとした容疑者が印象的だった。登場人物の警官達のキャラも立ってきて脂が乗ってきたなぁって思った。さあ4作目に進もう!次が何だったっけ笑
    冒頭 車で脚本家

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    2024年12月10日
  • 新装版 虚構の殺人者 東京ベイエリア分署

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     安積班シリーズを最初から読もうと大人買いしての第二弾!適当におくのでいつしか順番がわからなくなってしまう笑。やっぱり面白い。人間模様が他署の人物も含めて面白いなぁ。ドンドン読もうっと。三冊目ってなんだったかなー
    冒頭 ビルから落下

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    2024年12月07日
  • 防諜捜査【新カバー版】

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    ネタバレ

    順番通りにシリーズを読んできた中で一番面白かったかもしれない。西本が合流する場面が激アツ。

    決裁を待つ列だったり、話が大きすぎたり、ロシアの協力者が何でもお見通しでした、みたいなのが苦手だけど次回作も楽しみになった。
    あと松島が怪しいと見当違いの読み方をしてしまった。

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    2024年12月05日
  • クローズアップ(スクープシリーズ)

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    『隠蔽捜査』シリーズの今野敏のテレビ報道番組記者の布施京一シリーズ第二弾。主人公の布施の独特の取材感性によるスクープ獲得と周りのキャスターたちの信頼ぶりが面白く、『隠蔽捜査』の竜崎署長と重なる。
    警視庁捜査一課の黒田/谷口刑事と組んで、政治家とヤクザとの関係(それによる殺人事件)を暴く。殺人を犯す犯人が少し意外。

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    2024年12月02日
  • ロータスコンフィデンシャル

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    えー、その程度で図に乗りますぅー?って思った。
    それ込みでゼロの研修受けてんじゃねーのかよ、と。
    そこんところがとてもガッカリだった。
    きっと、疲れてたんだね。笑
    最後の最後にいつもキレを見せるわけですが、そのキレも、んー、もっと早く誰か思いつきそう〜。
    って思っちゃったなーーーー。なんなら伊藤くんとか絶対思ってたのでわ?と思う。
    倉島さんにはもっとキレッキレでいてほしいーー。

    伊藤くんがキレッキレ過ぎるんだよなー。そんならもう主役伊藤くんでいーと思うー。笑

    最後に焼肉自分もですか?って聞くとこが唯一伊藤くんの人間らしさだった。笑
    食べたくて行くのか、面倒臭いのかは分かんないけど。笑

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    2024年12月02日
  • 防諜捜査【新カバー版】

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    ネタバレ

    伊藤ーーー!!!GJ過ぎたーー!!
    よかった倉島さん死ななくて!笑
    絶対死なないと思うけど!笑

    倉島さんの成長も未熟さも、仲間へのライバル心も描かれていて、ゼロの研修を受けてヴィクトルと渡り合った伝説の人だけど、人間臭さ弱さとかの親しみが残ってて安心する。
    あと倉島さんがその人それぞれの強みとか特徴をしっかり分析して信頼して任せるのはすごいなといつも思う。
    わたしなら、わたしのがすごいもん!て思いた過ぎてその我を通すだろうから、そこの謙虚さは見習いたい。それがエースとゆーやつなのかな。
    てかそれが人として当たり前でしょうか…。
    ただ前作の方がカッコ良くてキレッキレだったように思う。
    伊藤のキ

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    2024年12月01日
  • 二重標的 東京ベイエリア分署

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    安積班シリーズの最初。神南署のこのシリーズを読んで、最初から読もうと決意。大人買いでとりま揃えて、順番を理解。やがて順番がわからなくなり調べてを繰り返してようやくスタートです。奇想天外な犯行感はややあるが、面白かった。さて次へ!なんだっけ(笑)
    冒頭バーで倒れる

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    2024年12月01日
  • 武士猿(琉球空手シリーズ)

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    ネタバレ

    本部朝基こと武士猿(サールー)は今野敏先生の
    沖縄武道シリーズで名前を知っていたが、新垣清
    先生の小説で概略は予習していた
    先に義珍を読んでいたので同じ時期の沖縄人の悲
    哀の中、沖縄武道「手」を大和世(本土)に広め
    たいという、同じ思いを持ちながら性格や出会い
    の違いから別のアプローチになった両人、本書の
    主人公の方が武人として最強を求めラストに僅か
    な幸せの余韻の残る表現、作家は偉いものだ

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    2024年11月30日
  • 義珍の拳(琉球空手シリーズ)

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    ネタバレ

    沖縄武術シリーズもゴールかもしれない
    松濤館流の創始者である船越(富名腰)義珍の
    物語は時代の影響をモロに受けており、最後の
    古き唐手の教えを受けた幸運、沖縄の王の時代
    の終焉は武士としての栄誉を受ける事なく義珍
    の強さを誇る場を失い、日本国の一部となる時
    の差別と、本来秘密である唐手を体力増強も兼
    ねた体操モドキに改良して普及を図る
    沖縄の宝である唐手を遺すため広く普及用の形
    を創作した師匠糸洲(現在空手の平安の創作や
    抜塞・観空等従来形を改造して大小分けた)の
    後を継いで学校で教えたり東京での披露する機
    会に講道館嘉納治五郎との出会いで内地での活
    動を開始する、その後沖縄手を巡る意見の相違

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    2024年11月29日