今野敏のレビュー一覧

  • マインド 警視庁捜査一課・碓氷弘一6

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    今回も最後までどうなるかわからず、最後100ページ位で一気に展開が進みどきどきした。 心理調査官やマインドコントロール、家族、恋愛、仕事など、読んでいても揺さぶられる内容だった。

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    2024年09月20日
  • 逆風の街 横浜みなとみらい署暴力犯係

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    ネタバレ

    わが町横浜が舞台という事で興味を惹かれた本シリーズ。登場人物紹介としての1章が終わっていざ本編が始まると、まぁー胸糞悪い笑。町の印刷屋への取り立て場面がすごく現実的で、且つどうしようもない感じ。嫌だなーって思いながら読んでいると、あれよあれよという間に話がどんどん展開していき、取り立て屋が逃げ、驚きの素性が判明した挙句手下共々舞台から退場して、一気に急展開。最後は諸橋係長が負傷しながらも、チームワークで乗り切った。大好きな今野敏先生のシリーズ物なので、この後も追いかけていきたい。

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    2024年09月19日
  • 任侠病院

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    シリーズ3作目。登場人物がわかっているからか安心して笑って読み進められるのだけど…
    なぜか面白さが足りない気がするのは、周りの背景説明の部分が多すぎて、生き生きとした本体部分が少なめだからかも。

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    2024年09月18日
  • ペトロ 警視庁捜査一課・碓氷弘一5

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    終わりの方まで犯人や理由が掴めず、最後に一気に進んだ感があった。碓氷シリーズは周りの協力者のキャラが濃いなと感じた。キリスト教関連の知識も必要な1冊だった。

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    2024年09月12日
  • サーベル警視庁

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    最近作者の作品は読んで無かったと言うか、余り好きでは無くなった。只この作品は中々面白かったです。時代のしがらみ等難しい時代だと思うが逆にそれが良かったと思います。

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    2024年09月12日
  • 戸惑いの捜査線 警察小説アンソロジー

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    アンソロジーにしてはどの作品も読み応えがあり著者の特徴が出てる。読んだことない作家ではルームシェアの話が気になった。著作として出ていれば読んでみたい

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    2024年09月07日
  • 任侠学園

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    任侠シリーズ第2弾。
    いやぁ、面白かった。
    次から次へと展開されるストーリーのテンポがいいんだなぁ。
    本を閉じさせてくれない。
    一気読み必須ですわ。
    すでに入手してある「任侠病院」も楽しみです。

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    2024年09月05日
  • 道標 東京湾臨海署安積班

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    安積さんの警察学校時代からの短編集。
    それぞれ視点の違う短編集はいつも面白い。
    村チョウ視点のはいつも好き。

    警察学校時代のときの人はいつか出てくるのかな?

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    2024年08月25日
  • 廉恥 警視庁強行犯係・樋口顕

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    ネタバレ

    最近はめっきり自分の本棚の中での割合が減ってきていたけれど、やっぱり警察小説、好きだわぁ。

    そして今野敏、面白い。
    樋口顕シリーズも面白い、と再確認の一冊。

    刑事指導官の小泉さん、とってもいい味出していて好きかな♫
    長く中断していたこのシリーズ、復活後すでにもう3〜4冊の続編が刊行されている様なので、再登場にも期待♫

    物語は本の中頃から急加速し、後半は一気読み。
    ★4つ、8ポイント。
    2024.08.27.古



    ※竜崎とはまた違った意味での“原則重視”な上に周囲の皆に気を遣いまくる樋口のキャラ造詣、とても好きだな。

    ※シリーズ再開を機に前期3部作も書店に並んでるのをよく見かける様に

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    2024年08月25日
  • 宰領―隠蔽捜査5―(新潮文庫)

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    今回も、いつもと同様に、警察組織内での上下関係や縄張り意識などに悩ませられながらも、怯む事なくやるべき事を実行していく竜崎の姿がかっこいい。
    ただ、今回の誘拐事件の結末については、ちょっと唸ってしまった。この事件の真相はないだろう。ちょっと無理があるなぁ。まあ、このシリーズは事件の推理、解決が主眼ではないので、どうでも良いとも言えるが。それにしても。

    今回は、巻末の池上彰による解説が良かった!
    隠蔽捜査シリーズの面白さの理由、構造がわかりやすく解説してあり、納得する。
    前作「転迷」を読んだ感想で自分は、隠蔽捜査シリーズでは、まるで水戸黄門と通じる快感があると書いたが、なんとこの後書きでも、池

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    2024年08月23日
  • 転迷―隠蔽捜査4―(新潮文庫)

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    前作、隠蔽捜査3「疑心」の畠山奈美子さんへの老楽の恋?から立ち直って、本来の竜崎が戻ってきた。あー、良かった!
    このシリーズは、やはり自分の信じるやり方で突き進む竜崎の姿がとてもかっこいい!と思えるところがポイントだとは思うのだが、例えば、柿本交通部長が「自分は本庁の部長だぞ!」と凄むところを、「あなたは1期したでしょう」と言ってギャフンと言わせるあたり、溜飲が下がるところも大好きである、これはその他の人物が上から目線で接して来ても、話しているうちに、竜崎の何にも動じない筋の通った言葉に圧倒される場面でも感じる。

    なんか、ちょっと違うかとも思うが、時々、黄門様の「この紋所が目に入らぬか!」で

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    2024年08月21日
  • 初陣―隠蔽捜査3.5―(新潮文庫)

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    いつもは竜崎側からのみ描かれる伊丹だが、今回はその伊丹が主人公で登場するスピンオフ作品。
    隠蔽捜査1〜3までで感じた伊丹より、気弱で心配性でちょっと情けない一面を見れたのが面白い。
    また、隠蔽捜査3に登場した美人キャリアの畠山美奈子が派遣されたのは、こんな意外な裏事情があったのかとびっくり。

    この3.5で伊丹の人間性をより深く知ることができ、4以降を読むのがとても楽しみになった。

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    2024年08月19日
  • 潮流 東京湾臨海署安積班

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    どーなるのかとハラハラした。

    「いいか。係長ごときが責任を取れるなどと思うな。そいつは思い上がりだ」
    「責任を取りたかったらな、安積係長、出世することだよ」

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    2024年08月18日
  • エチュード 警視庁捜査一課・碓氷弘一4

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    シリーズ内で一番好みの内容かもしれない。最後までどう展開されるかわからずドキドキした。心理調査官という仕事も知った。碓氷さんはいつも活躍している。

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    2024年08月13日
  • 清明―隠蔽捜査8―(新潮文庫)

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    大森署から神奈川県警に刑事部長として着任。同期の警視庁の伊丹 刑事部長とともに事件に挑む。題名の清明は杜牧の詩で七言絶句の中の清明の時節、雨紛紛、路上の行人、魂を断たんと欲す。1行から題名に選ばれたのかと。今回も竜崎伸也の魅力満載。相手が誰であれ物おじせず本音と正論を述べる1本筋が通っている竜崎の言動が際立っていた。

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    2024年08月10日
  • 果断―隠蔽捜査2―(新潮文庫)

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    第二弾は妻冴子の病にまつわる。竜崎は考えても仕方ないことは考えない。自分の出来ることをする。嫌味に感じる時もあるが、とてもシンプルで学ぶべきは大きい。考えても無駄なことをやめて合理的にそして正しくおれも進みたい。

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    2024年08月09日
  • 天を測る

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    ネタバレ

    警察小説の達人が幕末の技術官僚「小野友五郎」を主役
    に、英雄・志士が跋扈しない幕末史を描く
    主人公は算術の達人故の「世の真理は単純で美しい」を
    信条に自らの言動も信念ぶれず「原則人間」と描かれる
    隠蔽捜査シリーズの竜崎伸也と同じ匂いを感じていたら
    巻末の解説に同じ事を書かれていた(先に盗作された)
    テクノクラートとして優秀な友五郎は信頼されて、幕末
    の混乱期の中、出世していくので読後感が良い
    今回も勝海舟はクズで卑怯者、それに輪をかけた自堕落
    な福沢諭吉が見られる本書は読んで損がないですぞ

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    2024年08月05日
  • 任侠浴場

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    感想
    「世の中なるようにしかなんねぇんだ」良い言葉だ。いつもこのシリーズは爽快。絡まっていた糸が見事に解けていくのを見せつけられる。

    あらすじ
    永神の叔父貴が赤坂の銭湯を立て直したいと話をもち込んでくる。阿岐本は日本の失われゆく心を無くしてはいけないと銭湯立て直しの話を受ける。

    阿岐本は、本場を見にいくといって、組のみんなで道後温泉に旅行へ行こうと言い出す。道後温泉でゆっくりして日村は、銭湯立て直しのヒントを得る。

    檜湯の立て直しについて、家族一丸で再建に取り組む、銭湯を綺麗にする、富士山の壁絵を再興する、代議員と邪魔する警察官と話をつける。阿岐本はわずか3日で銭湯立て直しの目処をつけた

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    2024年07月30日
  • 奏者水滸伝 白の暗殺教団

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    殺し屋美人三姉妹(超能力付き)である

    中学生か!
    設定考えたの近所の中学生か!
    中学生が大学ノートに書き溜めたやーつか!
    ノート、コクヨか!

    いいね!(いいのかーい)

    はい、今回ストーリーの中心になるのは遠田流茶道の家元の息子でベース奏者の遠田宗春です
    彼は閉じらた空間を操る能力を持っていて、茶室の中ではほぼ無敵っていうね
    そうとも知らずに米国要人の暗殺の舞台に茶室を選んでる時点で負け確なんですが、まぁいいですそこは

    そんなことより解説ですよ
    解説によるとなんと今野敏さん高校大学と茶道部だったらしいのよ!

    Σ(゚Д゚)

    どうりで茶道の描写が無駄に詳しいと思った!(無駄に言うな)

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    2024年07月29日
  • 奏者水滸伝 古丹、山へ行く

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    妖獣狩りである

    菊地秀行さんや夢枕獏さんや栗本薫さんらのファンの方たちからしたら子供だましもいいところであろう

    いや、夢枕獏さんも栗本薫さんも読んだことないけども!
    ちょっと菊地秀行さんだけは読んだことあるけども!
    分かる!たぶん子供だまし!

    でもね

    子供だましの何が悪いのよ!(# ゚Д゚)
    (誰も何も言うてない)

    カラッとしていて分かりやすくていいじゃない!
    あんなグニュグニュしてるのはちょっと苦手って人もたくさんいるわいな!(読んだことないくせに言う)

    まぁ、面白かったし

    うーん、それにしてもやっぱり今野敏さんの初期作品はちょっと読みづらいね
    いや、それでも平均は越えてるんだ

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    2024年07月28日