今野敏のレビュー一覧

  • 宰領―隠蔽捜査5―(新潮文庫)

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    ネタバレ

    行方不明になった衆議院議員を秘密裡に探して欲しいと刑事部長の伊丹に相談された竜崎。議員の気まぐれで行方をくらましているのであれば良かったのですが、運転手が殺害されて発見され、事態は大事になっていきます。

    竜崎の二浪中の息子が東大受験を翌日に控え熱を出したと連絡がありましたが、そこは竜崎のこと、何を優先すべきか出来ることをやるスタンスです。

    議員が誘拐され、その捜査本部の副本部長になった竜崎は神奈川県警に出向き指揮をとります。警視庁と神奈川県警との確執、縄張り意識等、歯がゆい思いをしながら竜崎らしい効率を優先した捜査をすすめていきます。

    上下関係とか忖度とか度外視した、信念で突き進む竜崎が

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    2025年02月19日
  • 宇宙海兵隊 ギガース4

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    強襲母艦アトランティスは木星側の動きに合わせて月から地球、そして木星手前の小惑星ケレスへと転戦する中で、カーター、リーナが危機的状況から敵側と接触した。しかし今回劇的な進展があったのは戦場ではなく地球。まずチェレンコがジンナイ上院議員と密会後UNBIに逮捕されてから、ヤマタイ国建国の祖とされるオオナムチこと連合海軍のエドガー・ホーリーランド提督と面会を果たす。戦争を止めることはないと断言するホーリーランドと困惑するチェレンコ。一方ジンナイ側もホーリーランドまであと一歩の所まで迫るが、一足違いですれ違う。

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    2025年02月18日
  • 機捜235

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    とにかく面白い!
    すごく読みやすくて、すぐ読み終わってしまった。
    今回は短編集だったけど、次は長編とのこと。そちらも楽しみ。

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    2025年02月16日
  • 宇宙海兵隊 ギガース3

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    火星のマスドライバーが破壊された為再び月へ戻ってきた強襲母艦アトランティスと乗員たち。かたや本格的に動き出した反戦派の地球連合議会上院議員ジンナイはコニーを介して「タカメヒコ」ことオレグ・チェレンコとの面会を果たす。月面での戦闘では木星の戦闘員を捕虜にするも、ある情報に触れたため、連合軍少佐諸共抹殺される。チェレンコが警戒している事もあり、まだ木星側の主張が明らかにならないながらも、最前線で戦う兵士たちは何かがおかしい事に気が付き始めている。リーナとヒミカの関係は?いろいろ考えても分からないから早速次へ

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    2025年02月15日
  • 任侠梵鐘

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    ネタバレ

    鐘の音がうるさい、とか住む地域によって感覚は違えど私は当たり前のように接してきたので驚きしかない。檀家離れはどうしようもない流れでお寺は苦境なんだろうな、と感じます。そもそもお寺の数自体多すぎ・・・。相変わらず日村さんは阿岐本さんに翻弄されてて、甘糟さんも相変わらずで楽しい読書でした。

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    2025年02月14日
  • 宇宙海兵隊 ギガース2

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    強襲母艦アトランティスにロシア空軍の流れを汲むオージェたち空間エアフォースが艦載機部隊として合流。ここに来て少しだけ木星側の顔が見え始めたが、依然主な視点は地球視点。木星圏はあくまで独立を謳っておきながら、なぜ攻撃してくるのか?木星圏の正義はなんなのか?その根底にあるであろう「絶対人間主義」と「ジュピターシンドローム」がどう影響しているのか?個人的にアレキサンドル中尉の様な他者を認められない人は苦手だな。一緒に仕事したくないなぁと思ってしまう。敵は木星圏の武装集団だぞって偉い人も言ってるぞーって言いたい。

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    2025年02月13日
  • 宇宙海兵隊 ギガース

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    地球連合軍は独立を求める木星圏の反乱者たちとの抗争に苦戦していた。膠着状態を打破すべく投入された最新兵器はコードネーム「G」ーーギガース。パイロットは情報部のリーナ・ショーン・ミズキ少佐。軌道上から外れてしまうと、それは即ち死を意味するなど難しい話はサラッと読む。視点は空軍オージェ・ナザーロフ大尉、海軍海兵隊のエドワード・カーター大尉、新聞記者のコニー・チャンの3者で入れ替わる。ガンダムの様な世界観で以前より読みたいと思っていたが、漸く全巻揃ったので読み始めた。まだ人物紹介が主でこれから物語が動き出す!

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    2025年02月12日
  • 一夜―隠蔽捜査10―

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    ネタバレ

    2025/1/25
    なんか竜崎さんの歯切れがやや悪くなってきた気がしつつ、人間らしくなってきたとも言える。
    人間らしくなって欲しいような欲しくないような。
    でも成長のない物語は味気ないしな。
    でも竜崎さんはそのままが良くない?
    と行ったり来たりしますが、まあいいか竜崎さんやし。
    ちょっと一人なんか竜崎さんとキャラ被ってない?みたいな人がいたね。
    いたっけ、あんな人。
    小説家にそんなペラペラしゃべっていいんかい?は常に思ってた。

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    2025年02月11日
  • 探花―隠蔽捜査9―(新潮文庫)

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    昨日は森ノ宮の漫才劇場でお笑いのライブを続けて3公演入ってきました。

    まぁ、面白い!
    娘はバッテリィズ推しですが、もちろんバッテリィズは安定の面白さ!

    私が気に入ったのはアインシュタイン。
    顎が特徴の稲田さんはテレビでも超有名ですよね♪
    私実は彼らの漫才見たこと無かったんです。
    初めて見ましたけど、涙止まりませんでした。
    めっちゃ面白い!!さすがプロで、その場の雰囲気で即興で漫才作っていくみたいで?(知らんけど)相方のゆずるさんが、めっちゃ笑いながら漫才やっているのが凄く楽しかったです♪
    時間オーバーしてると思うんですけど、凄いサービス精神を感じました。ゆずるさん、これから注目していきたい

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    2025年02月10日
  • 任侠梵鐘

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    こんな昭和の下町みたいな情景は、今や絶滅危惧種だろうけど、相変わらず阿岐本マジック健在。「苦情なんて言ったもんがち」だろうが、真摯に対応する一家の面々の活躍に気分もスッキリ。こんな一家あれば暴対法関係なく出入りしちゃうかも。

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    2025年02月09日
  • 自覚―隠蔽捜査5.5―(新潮文庫)

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    スピンオフ 第2弾

    短編7つ。それぞれ別人が主人公。

    「漏洩」
    真面目な副署長 貝沼さん
    竜崎さんが、来るまでは、実質的な署長やったんやな。
    まぁ、竜崎さん来てからの実績だけでも認めてしまうわな。実力を。
    そんな人に相手にされなくなるのを恐れるからこそ、色々、悩んで考えてしまうねんな。あまり好きやない考え方な気もするけど、理解できなくはない。しないけど。

    「訓練」
    畠山美奈子さん
    女性で、更にキャリアやと無理かと思われてたのを竜崎さんのアドバイスで!

    「人事」
    野間崎管理管
    竜崎さんを認めたくない自分がいるけど、心の中では…

    「自覚」
    関本刑事課長
    発砲問題視されるけど、人質に向けて

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    2025年02月08日
  • 清明―隠蔽捜査8―(新潮文庫)

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    自分も転勤したつもりで読み始めましたが、今まで登場したことのある面々、新しく味方になりそうな面々を前に竜崎節で事件解決まで一気に読みました。
    神奈川県警といえば港絡み、中華街もあり、この後のシリーズも楽しみです。

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    2025年02月08日
  • 烈日

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    安積班シリーズ読破中!今回海外出張に持参して3日で読破!短編シリーズ。部下や同僚たちの心情輪郭がはっきり出てきて面白かったなー。

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    2025年02月08日
  • 任侠学園

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    前作に続き、とてもおもしろくあっという間におわりました。
    最後の方はだいたい予想通りの展開ですが、まぁ、そりゃそうだよなと。

    主人公が苦悩しながら組長の指示されたことをこなしていく姿を見習って、わたしも仕事しようと前向きな気持ちになりました。

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    2025年02月08日
  • 清明―隠蔽捜査8―(新潮文庫)

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    「神奈川県警編」開幕!
    前作までの大森署長編が大好きなったので、馴染めのメンバーたちに会えなくなるのを寂しく思ってましたが、そんな心配はご無用!新章も間違いなく楽しめる確信を得られた一作でした。
    竜崎の不思議な魅力は県境だけでなく、国境も越える。

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    2025年02月07日
  • リミックス ~神奈川県警少年捜査課~

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    オズヌの3作目。ミサキも2作目に続き登場して、彼女をめぐる争いにオズヌが絡んでいき、丸木刑事はまた振り回されていく。楽しい話です、読み易いし

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    2025年02月06日
  • 激突 聖拳伝説(3)

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    いやー最後まで面白かった
    珍しい(珍しい言うな)
    含蓄が程よく抑えられていたのが勝因ですな吉田松陰(いらんねん)

    荒服部の王に敵対するのは松田さんです
    松田さんは元々真津田と言うんですね
    でもってその本家筋は荒真津田です
    はは〜ん服部の本家が荒服部だから荒真津田なんだなと思いきや
    ぜんぜん違って、こちらは同じインドでもペルシアに近い方でゾロアスター教の神様アラフ・マツダが語源
    なんじゃそりゃ!w
    ゾロアスター教と仏教じゃほんとにぜんぜん違うやないかい!

    ちなみにアラフ・マツダはあの自動車メーカー「MAZDA」の由来でもあって
    ちなみにちなみにMAZDAの創業者は松田さん

    もうごちゃごちゃ

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    2025年02月03日
  • 襲来 聖拳伝説(2)

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    1986年の作品

    やはりな!
    やはり無駄に色々設定を足してきよったで!(だから無駄に言うな)

    でもやっぱりちょっと感心もしちゃうよね
    作家さんて凄いな〜って

    大昔のことってさやっぱり分からないわけじゃん
    特に古代のことって本来ち〜っともわからんちんなわけ
    でもちょびっと現代にまで伝わってるものもあるわけ
    そのちょびっと伝わってるものを強引に繋ぎ合わせて、こじつけちゃう能力ね
    ちょっと言い方悪過ぎるけど凄いな〜って

    もうひとつ言うと誰も知らんと思って平気な顔で言い切る能力ね(だから言い方!)

    だってさ仏教用語の阿羅漢、サンスクリット語(インドやネパールの言葉ね)で言うアルハットは実はイ

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    2025年02月03日
  • 心霊特捜 <新装版>

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    恨みをもった怖い霊が出てくるのかと予想していたがそんな事はなかった!
    リアルに霊がいるとすれば、こういう感じのタイプが多いのかも。
    事件がサラッと解決しすぎている気もするが、読みやすく優しい気持ちになれた

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    2025年02月02日
  • 任侠梵鐘

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    ネタバレ

    シリーズ最新作。予定調和で登場人物など、
    関わってしまうイザコザも手に取るごとく分かってしまいスルスルと読み進む事が出来る。相変わらずの胸のすく思いと、社会全般へのやるせなさも一緒。
    映像化した時の組長が西田さんだった。はまり役でイメージが拭い去れない。
    その点ではちょっと切ない読書タイム。

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    2025年02月01日