あらすじ
今度は病院経営を任される!? 日村誠司が代貸を務める阿岐本組は、東京下町で長年ちっぽけな所帯を持っている。堅気に迷惑をかけない正統派ヤクザであったが、地元新住民の間から暴力団追放運動が起こってきた。そんなおり、組長の阿岐本雄蔵が、潰れかけた病院の監事となって再建を引き受けることになった。院内は妙に暗く、掃除も行き届いていない。さらに出入り業者のバックには関西大物組織の影もちらつく。再建先と地元、難題を二つ抱え込んだ阿岐本組。病院の理事にもさせられた日村は、組の最大の危機を乗り切れるのか。ヤクザ界の悩める中間管理職・日村誠司の奮闘を描く、痛快任侠エンターテインメント。倒産寸前の出版社を救った『とせい』、荒廃した私立高校の経営に携わった『任侠学園』につづく、大好評「阿岐本組任侠シリーズ」第3弾!
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Posted by ブクログ
ヤクザのイメージがこのシリーズを読んだらガラッと変わった。
今回も人として大事なことを教えてもらい、スカッとさあえてもらい、パワーをたくさんもらいました!
Posted by ブクログ
4.5
面白かった。
今回は阿木本親分が結構表に出て相手との交渉場面が多かった。
相手を煙に巻く会話術はさすが。
このシリーズは没入感がすごく一気読みしてしまう
Posted by ブクログ
任侠シリーズの3作目を読破。今回も一気読みでした。しかし本作は、前の2冊と比べ、私としては、少し物足りない気がしました。事件性や意外な展開といったものが、あまりなかったように思います。
Posted by ブクログ
任侠シリーズ第3弾。出版社、学校に続いては病院の立て直しに関わる。…実際はこんな人ばかりではないだろうが…楽しく読んだ。このシリーズは日村さんの板挟みとカタルシスを楽しむシリーズですね