【感想・ネタバレ】チャンミーグヮーのレビュー

あらすじ

明治初期、首里士族である喜屋武家の三男として生まれた朝徳。体の小さな彼は、従兄の本部朝基と相撲をしても負けてばかりだったが、父の教える手に惹かれて鍛錬を重ねる。激変する時代のなか、東京での勉学生活の後に沖縄へ戻った朝徳は更に手の修業を積み、やがてその伝道に力を注いでゆく――。平和は武によって保たれる。琉球が生んだ伝説の唐手家の生き様を描き出す武道小説。

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Posted by ブクログ

沖縄空手界では有名な伝説的偉人
私の師匠の師匠なのでタイトルを見てビックリ。即買い。

若かりし頃の粗暴で不行状な先生の姿も新鮮だったし、晩年の静かで化物様に強いお姿も震えた。

著者も格闘をしているだけあって、戦闘シーンのリアリティが凄い。

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2025年01月08日

Posted by ブクログ

今野敏『チャンミーグヮー』集英社文庫 。

明治初期、琉球空手の伝説の流祖・喜屋武朝徳の人生を描いた唐手伝記小説。武道・格闘技の神髄にまで斬り込み、魅力的な人物像を練り上げる今野敏の手腕に感服。

首里士族の喜屋武家の三男に生まれた朝徳は激動する時代の中、ひたすら手の修行に邁進し、やがてその伝道に力を注ぐ。

『琉球新報』に連載された小説の文庫化。

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2017年12月16日

Posted by ブクログ

琉球が生んだ伝説の唐手家の生き様を描き出す武道小説。沖縄の手「ティー」が空手(唐手)の元々ということか。

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2025年08月30日

Posted by ブクログ

沖縄の空手家「喜屋武朝徳」の生涯。立ち合いの回数はそこそこある。最後の死に方が、偉大な空手家にしては残念だがリアル。

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2018年11月01日

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