和田竜のレビュー一覧
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購入済み
映画化が楽しみ
9月に映画公開予定ということで、何の気なしに購入してみたが、主人公のぼうの泰然自若とした魅力にぐいぐい引き込まれ、あっという間に読了。秀逸な戦国外伝。
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Posted by ブクログ
名前と関係性を覚えるのが不得手な私は上巻は読み慣れるのに時間がかかったが、どんどんと引き込まれて下巻はあっという間に読み終えた。忠興が純粋で嫉妬深く人間臭く、ダメ男のところもあるが、どうしても惹かれてしまう。対して五郎は、私にとってはそれほどでもと思いながらも、戦さに対した時、家臣に対する時、死に対した時や妻への姿勢まで含めて、覚悟のある男だったのだろうなと。私は、大胆で繊細でないと経営者は務まらないと常々思っているが、まさしくそのような人物だったのだろうなと。。。「士は己を知るもののために死ぬ」という私の好きな台詞も吐いてくれたり。。。
高校生の頃か、細川ガラシャ夫人を読んだように思うが(す -
Posted by ブクログ
何も前情報を入れずに読んだもので、上巻ではしばらく主人公は誰やねんと思っていた。(相関図をノートに書きながら読んだ。)
忍城も城主成田家もこの戦いも初めて知った。浮城と呼ばれる湖に建つ珍しい立地のお城はとても興味深い。
長親や仕える3人はコミカルなやりとりでそれぞれ個性があり魅力的、三成の思考やそれを読む吉継も皆生き生きと描かれていて楽しくなり時々音読した。
そしてのほう様は私には最後までつかめない男だった。でくのぼうには裏の顔があるはずだ、と深読みしたが、多分全部表の人なんだな。裏のない人間は解せん。(ひねくれてます。)
ちなみに読後、映画版を観たけれど色々違うなぁというところあり。のぼうは -
Posted by ブクログ
下巻で話が一気に動き出してさらに面白くなっていた。しかし、読み終えた後はやっぱり戦国時代…。胸がぎゅっとなる。
細川ガラシャの物語を読んでいたこともあり、長岡忠興のイメージは束縛男で感情的なやつ‥という感じであったが、この本読んで五郎との不可思議な関係に胸をつかれた。五郎のキャラクターも上巻よりわかりやすくなっていたと思う。
もっと極端なやつかと思っていたが、なかなか繊細で人情に厚い。だからこその感動的な場面もあったのだが、後半の急展開はかなり驚かされた。このままハッピーエンドになればいいとつい思ってしまったが、やはり戦国の世は甘くなかった…。後半は途中読むのが辛い展開も…。
一個人の思いより -
Posted by ブクログ
丹後地方を舞台にした歴史小説と聞き…。上巻は本能寺の変までのお話。
丹後地方を舞台に、怪物の戦いぶりを読めるのかと思ったが、上巻はライバルである長岡忠興のキャラクターの方がわかりやすく、一色五郎はひたすら腹が読めない人物であった。怪物ぶりも冒頭のみで、何やら考えがあるようなのだが、それがなんなのか一切明かされない。後半、妻を娶ったあたりから、吾郎の人間らしさが垣間見える。
歴史小説は苦手であるがとても読みやすく、人物像も軽やかなのでとっつきやすいと思う。解説もほどほどでちょうどいい。
実はこの本の舞台である丹後地方に住んでいるため、現在と過去の姿を照らし合わせながら読む楽しみも味わえた。
下巻 -
Posted by ブクログ
ネタバレ歴史ものの小説に定評がある和田竜の最新作。
実は一色氏の事はよく知らなかったのですが、対峙する長岡氏(細川氏)は大河ドラマ『麒麟がくる』で見ていたので、興味を持って読み進めます。それと、今の大河ドラマ『豊臣兄弟!』と同時代の話なので、そう言う意味でも、興味深いです。信長・秀吉の登場する日本の中心以外では、こんなことになっていたのかと思います。
上巻は、一色氏が、信長に臣従したかのような描写があり、そして、上巻の最後に例の信長に纏わる日本最大のクーデターが起きたところで終わります。
タイトルが“最後の一色”なので、単純に信長、そして、それに連なる勢力に一色氏が盲従するという事では無いと思う