和田竜のレビュー一覧

  • のぼうの城 下

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    面白くて一気読みした。敵である三成も憎めない存在だった。
    リーダーとなる存在は強力なリーダーシップを持ち、規律を重んじ、自信でメンバー統率するというイメージを持っていた。しかし、自分自身をさらけ出せる余裕、人間味ある気さくさ、対等に接せられる雰囲気を持つことで、メンバーの心を掌握するリーダーシップもあるのだと知った。

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    2024年03月26日
  • のぼうの城 下

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    めちゃくちゃ面白かった!
    侮られていたとはいえ、相手を圧倒する戦ぶり。
    長親はどこまで先を読んで行動していたのかが気になる。
    全部わかってて行動していたような気もするし、たまたまいい方向に動いたんじゃないかという気もするし。

    とにかく!本当に面白かった!!

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    2024年03月05日
  • のぼうの城 下

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    痛快で何度読んでも楽しい「のぼうの城」。
    のぼう様、好きだわ。
    かっこよさそうじゃないのにかっこいい。

    「成田記」などの文献から引用される文章が随所にあることで、物語を楽しみながら、ああ、この人たちは本当に生きていたんだなと思えるのがいいですね。
    〇〇年 〇〇の戦い 〇〇軍の勝利
    という記録だけではない人間のストーリーが、どうやって生き抜いたとかどういう決断をしたとか、そんなひとつひとつが生きるパワーを与えてくれます。

    忍城跡行きたいな。

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    2024年02月29日
  • のぼうの城 下

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    ネタバレ

    面白かった。

    人の上に立つとは…人心を掌握すること…いやそんな上からのことばではなくて、当たり前に同じ心を持つこと…そんなことを感じた。

    物語としても面白い。登場人物みんな好きだ。

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    2024年01月18日
  • 村上海賊の娘(二)

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    大阪本願寺(顕如、鈴木孫一、下間頼龍、源爺、留吉)と織田方(眞鍋七五三兵衛、沼間義晴、松浦安太夫、寺田又右衛門、原田直政、織田信長)の戦いが始まりました。最初は織田方が木津砦を攻めたかと思えば鈴木孫一率いる一揆勢15000人が攻めてきて織田方の総大将原田直政が戦死。そして今度は本願寺側が天王寺砦を攻めるが泉州侍が一揆勢を防ぎ織田信長も登場という波瀾万丈な2巻でとても面白かったです。3巻も楽しみです。【小5】

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    2023年12月05日
  • 村上海賊の娘(三)

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    とにかくアツい展開が続き、ページをめくる手がとまらない。さながらキングダム合従軍編のごとき熱量。

    戦争はあくまでも自家の存亡をかけた殺し合いであり、非情になりきれないとやっていけない。そりゃそうだ。

    はやく4巻が読みたい。


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    2023年12月03日
  • 村上海賊の娘(二)

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    ほとんど全編にわたって合戦シーンだったと思うが、臨場感がすごい。漫画とか映画をみているように絵が浮かぶ。
    戦況が目まぐるしく変わり、ピンチに陥ったり盛り返したりアツい絆を感じられたりと、キングダムを読んでいるときと同じ感覚。
    早く続編読みたい。

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    2023年11月26日
  • 村上海賊の娘(三)

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    自分の家を守るために戦を行なっていることに気づいた景は自身の考えの甘さに気づき女として生きることを一度は決意するも、留吉ら一向宗門徒を助けるために再び戦場へと赴く。上杉謙信が立ち上がるまで参戦しないこととなった毛利軍は淡路で時間を待つがそれに対して景は非難するも、味方は得られず。鈴木孫市ら雑賀党を率いて眞鍋七五三兵衞ら眞鍋海賊に立ち向かうも眞鍋の戦術に翻弄されてしまう。景一人で眞鍋に立ち向かっていることを弟の景親は見捨てることができず参戦する決断をしそれに応じて毛利軍も参戦することとなる。
    鬼手とは姫が戦場に出ることでそれを守るために周りの兵が奮起することでこれを多様しないために村上海賊は女性

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    2023年11月03日
  • 村上海賊の娘(二)

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    泉州の触頭である沼間義清ら率いる天王寺砦の兵は木津砦を抑えるために出陣するも、本願寺の鈴木孫市が率いる雑賀衆の鉄砲隊の援護により織田方総大将の原田直政が討たれる。一度は眞鍋七五三兵衞の猛進により反撃するが本願寺から1万5千の兵の追撃があり織田方の兵は天王寺砦に逃げ込むこととなる。天王寺砦を囲んだ本願寺側は進めば極楽浄土退けば無間地獄の旗の元攻め続けるが織田信長率いる3000の兵によって散り散りとなる。
    死ぬ覚悟のある人ってやっぱり強いんだな。南無阿弥陀と唱えて向かってくると想像したら恐ろしい。

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    2023年11月01日
  • 村上海賊の娘(三)

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    この巻の三分の二の段階では、この本を紹介してくださった方への架空の感想を考えていました。
    最後には、そんな感想は頭から吹き飛び、無我夢中で読み終わってしまいました。
    最終巻、楽しみで仕方ないです。

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    2023年11月01日
  • 村上海賊の娘(三)

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    いよいよの海戦…に至るまでの話が凄か
    った。眞鍋も村上も沼間も児玉も雑賀もそれぞれの立場で熱い。冷静になると馬鹿でもその熱さがまたいい。この戦の行方と、景が目的をはたせるかどうか…とても気になります。

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    2023年09月15日
  • 村上海賊の娘(二)

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    ついに泉州侍と本願寺の戦いが火蓋が切って落とされた。泉州侍の戦いぶりがかっこよくて、七五三兵衛と沼間義清には惚れました。本願寺側も孫市の活躍や大軍の進撃で…それにしてもこの時代も宗教の力たるは恐ろしいですね。信仰心の現れなんでしょうけど…辛くなります。

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    2023年09月03日
  • のぼうの城 上

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    「忍」の一字は、ご存知ハートアンダーブレード。
    なかなかにきつい心持ちである。
    しかしそこに草冠と2本の左払い線を加えると「葱」となる。この文字の中央部は、風を良く通す格子窓のイメージだと言う。
    草花や田畑を愛で(もしくはうまい野菜や果物を食べ)、のほほんのほほんと生きようとすることで、辛くきつい忍耐の時は、何かしら清々しい良いものへと変わりうるのかもしれない。

    この小話、2本の払い線をどう扱うかが決まっていなかったが、のぼう様を知り、「のほほん×2」でも良いかとの思いに至った。

    下巻から戦開始とのこと。どうなることやら…楽しみだ。

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    2023年07月19日
  • 忍びの国

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    面白かった!!インスタグラムのフォロワーさんからおすすめして頂いた本。今まで忍者ものの作品はほぼ見たことなかったので、伊賀忍者の生活風景や価値観を知ることが出来た。あと歴史の勉強も出来た!後半の戦闘シーンは戦国無双のようで臨場感あり。主人公の忍びが地獄楽の画眉丸にめっちゃ似てて、これ絶対モデルやん!と思った(^^)

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    2023年07月13日
  • のぼうの城 上

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    上杉謙信さえも落とせなかった難攻不落の浮城 それが 武蔵 忍城です

    天正15年(1588年)に九州平定をなしとげた、秀吉は、天下統一の総仕上げである小田原平定に向かう
    天正17年小田原攻めに平行して、北条傘下の支城攻めをおこなっていた
    そのうちの1つが、忍城です

    三献茶で知られる小才の石田三成と、坂東武士である、成田長親との知力戦

    甲斐姫の大阪城以降の話、東慶寺の伝説などの余韻を残す

    西高東低の戦国時代として、関東武士団の面目躍如 関東人として愉快痛快な小説である

    目次

    上巻





    下巻





    ISBN:9784094085518
    出版社:小学館

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    2023年07月12日
  • 村上海賊の娘(三)

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    七五三兵衛にやり込められた景はお姫様・夢見る乙女であった。
    ただ、このまま大人しく奥に入るとは思えなかったが、こんな展開になるとは。
    ワクワクした。
    終盤の村上・毛利の漢たちの心意気にスカッとした。
    次巻、最終話、期待が高まる。

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    2023年05月14日
  • 村上海賊の娘(二)

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    この巻では只々七五三兵衛と義清の漢らしさと信長の大きさしか現れない。
    景は只の脇役でしかなかった。
    景はまだ未熟な小娘であり、戦を華やかなモノとしてしか捉えていなかった。
    これからの展開、景は戦の現実を目の当たりにするのだろうな。

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    2023年05月10日
  • 涙切姫~のぼうの城 甲斐姫外伝~

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    元々信長死後の秀吉は好きではないんだけど、改めて嫌だなぁと。
    甲斐姫の切なさと凛々しさが哀しいです。

    聖地巡礼で、行田城と土手に行ってきました。
    土手から城までの距離感。
    空気を感じながらまた読み直すのがたまりません。

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    2023年02月23日
  • 忍びの国

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    僕は忍者がかっこいいなと思いました。百地三太夫や無門、文吾などの色々な忍者がでてきてとても面白かったです。特に好きなのは、無門です。好きなところは、天正伊賀の乱(1次)で大膳や信雄や他の兵達と戦うシーンが面白かったです。【小4】

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    2023年01月24日
  • 村上海賊の娘(三)

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    1巻より2巻、2巻より3巻!
    どんどん世界に引き込まれて、どんどん面白くなっていく。
    日本の海賊の知識はまったくなかったけど、カッコイイ!とにかくカッコイイ!
    武士ともまた違う独特なしきたり、負けん気の強さ、血の気の多さ。
    歴史を踏まえながらも、一人一人のキャラクターがしっかり書かれていて、みんな好きになる。
    3巻は景親が推せる。

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    2022年08月25日