和田竜のレビュー一覧

  • 忍びの国

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    ネタバレ

    <目次>
    略
    <内容>
    1579~81年の「天正伊賀の乱」をベースに、忍びたちとそこを攻める織田方の武将たちを描いたもの。和田竜の作品は、映像的なのだが、今回も戦闘シーンが妙にリアルで(忍術も使われて、超人的なのはさておき)、眼で見ているような感じ。物語的に最後の部分は、私の好みではないが、この話の着地点は難しそう。

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    2026年08月25日
  • のぼうの城 下

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    ネタバレ

    石田2万の軍勢に対して500の兵でどう戦ったのか。緒戦は各所で丹波や和泉が奮戦し勝利。その後石田が水攻めを行い、忍城は湖に浮かぶような形になる。そこからのぼう様が舟で漕ぎ出し舞を踊り、そこを石田が狙撃するように命じる。それを見た「降りている(城にいない)」民が堤を壊し、水を抜いてくれる。水が抜けた後、小田原城が降伏したという知らせがあり、勝負はうやむや(長田氏は小田原が負けたから負けだが、ここの局所的な戦という面では勝った)になる。

    のぼう様のことがいまいちわからなかった。でくのぼうではある。でも何を考えてるのかいまいちわからない。普段の姿が演技だとも思えない。「心配になるから助けたくなる」というような将としての姿だった。
    舞のところもどこまで考えて動いてたのかわからない。水攻めの反撃はのぼう様の心理テクによってどうにか民が堤を壊してくれたわけだが、凄い社会通念があったんだなあと思う。

    石田三成と大谷吉継についてはふんわり知っていたので理解しやすかった。石田三成、マジで人付き合いが下手すぎる。誠実でまっすぐと言えば聞こえがいいが、戦国の世では生きるのが難しすぎる。でも有能なんだよな……。
    この小説はのぼう様が主役であるはずだが、石田三成の方が印象に残った。

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    2026年08月13日
  • のぼうの城 上

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    秀吉の小田原攻めの際に攻められることになった忍城の戦の話。石田三成と大谷吉継が忍城を攻め、「のぼう様」と呼ばれている成田長親が守る、というような内容。上巻では石田三成達が成田氏に和戦の交渉に臨み、のぼう様が戦をすると宣言し、戦になるところまでが描かれる。

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    2026年08月13日
  • のぼうの城 下

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    武術に長たけているわけでも、軍略に長たけているわけでも、容姿が良いわけでも無さそうなのに人の心を魅了する不思議な力を持っているのぼう様。そして、それを支えた成田家家臣団の関東武者の戦いぶりと、申し訳ないないが、頭と人足だけ使った石田三成の形から入った武略のポンコツぶりが対比していた。

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    2026年08月09日
  • 忍びの国

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    豊臣兄弟からの黒牢城、最後の一色に続く選書。
    伊賀の人は、そうなの?と思ってしまうほど、なかなか面白かった。忍びって日本っぽいのかな。
    しかし、こうやって昔から領土、主権争いをやって来たんだよな…酷いとか、死とか、特別では無かった…妙に今と重ねてしまう。

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    2026年08月08日
  • 最後の一色 上

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    一色五郎(義定)豪胆な漢である。
    上下二巻に分かれる上巻は、一色氏最後の当主である一色五郎が、父一色義員から家督を譲り受けるところから、本能寺の変前夜までを描く。

    長身痩躯、豪放磊落。若くして一色家の当主となった五郎の逸話、そして同じ歳の細川忠興との争い、忠興の義父である知将明智光秀との因縁の争い。
    そして勿論、当時の覇者である織田信長の姿が活き活きと描かれる。
    下巻に続くのが楽しみです。

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    2026年07月14日
  • 最後の一色 下

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    なんかよくある漫画のようにはじめは荒唐無稽のような主人公が、どんどん普通の人になっていく感じで、なんだか消化不良。

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    2026年07月12日
  • 最後の一色 上

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    さすがの和田竜で、面白い人物を見つけてきてるんだけど、なんか話がブツブツ切れるような説明が入るのがちょっと邪魔。ドラマの脚本だとありなのかもしれないけど。。。

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    2026年07月08日
  • 最後の一色 下

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    本能寺の変で世の情勢がガラリと変わってから、一色五郎が長岡忠興の謀略に討たれるまでが書かれている。実在の人物かどうか?疑問もある人物のようだけど、大胆で決断力もあり実はとても心優しい一色五郎はやはり魅力できた。

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    2026年07月03日
  • 最後の一色 上

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    丹後国を巡って争う長岡(細川)忠興と一色五郎との因縁の物語。細川は著名な武家で、その家に伝わる「綿考輯録」なる書物をもとにして描かれているようだ。上編では、本能寺の変までが描かれている。合戦のシーンは臨場感に溢れ読み応えがあったし、その類稀な容貌を持つ一色五郎も魅力的だと思われた。

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    2026年07月03日
  • 最後の一色 下

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    ネタバレ

    こういうお話と、いうか。
    こういう方、こんな方を、よくぞみつけて…
    まとめて…

    巻末の膨大な資料のページ。
    この表紙絵は、長岡忠興に、なるのでしょう、ね。

    戦乱の世…結果、策となるのですが…
    ラストまでの展開が、自然‼︎
    気にならない…
    突っ込めない…

    筆者の思い、思い入れの強さも、伝わってきます。
    新しい戦国時代のお話を感じるコトができました‼︎

    〜一色宗家に仇する者は必ず非業に、死ぬ〜
    忠興は仇ではなかった、と、なるお話かな、と。
    そして、この時代での家族、恋愛のお話かも、と。

    五郎の心持ち…結果、この時代は生き抜けずとも。
    アタシの心に、残る五郎の器が、沁みるお話。

    〜妻を持つが斯様によきものだとは、俺も知ってはおらなんだわ〜

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    2026年07月02日
  • 村上海賊の娘(一)

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    4巻構成の1巻目。起承転結の起こり。
    織田信長と対立する大坂本願寺が毛利を頼り、毛利が村上海賊を頼るというながれがしっかり描かれる。故に序盤のテンポは今ひとつ。
    中盤で村上景が登場してからはテンポが上がり読みやすくなる。
    破天荒な海賊の娘がこれからどうなるのか期待して2巻に続く。

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    2026年07月01日
  • 最後の一色 下

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    本能寺の変や山崎の戦いに巻き込まれていく長岡(細川)忠興と一色五郎の関わりが興味深い。
    友情とも言うべきか、お互い戦闘の最中に助け合ったりする。
    最後の結末はちょっと悲しく、その後の細川忠興の活躍を思えば、一色家の滅亡はやっぱり虚しく残念。

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    2026年06月29日
  • のぼうの城 上

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    映画は見たから小説をと思い読んだ本。
    まずテンポの良さにびっくり。サクサク読めた!
    野村萬斎とは全く違うのぼう様がいた。
    次は後半へ!

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    2026年06月14日
  • 忍びの国

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    伊賀忍者の話です。
    怠け者だが腕が立つ忍者が、よその国から誘拐してきた女に頭が上がらないのですが、そこに忍者としての冷酷な部分と人間らしさが交わって面白かったです。
    終わりは少し切ない感じでしたが、最後まで楽しく読めました。

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    2026年06月08日
  • 最後の一色 上

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    ドラマチックな華々しさは感じられないのですが、何やら気になるお侍さんのお話。結末がわかっているので読み進めるのがつらい。

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    2026年05月30日
  • 最後の一色 上

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    北斗の拳

    あまりにも有名で、金字塔で。その後の作品や作家に多大な影響を与えました。当時は「週刊ジャンプ」が
    うなぎ登りで、色んな作品が、「戦いモノ」になって行きました。それはこの作品の影響だと思わざるをえないのですが、
    あのドラゴンボールやシェイプアップ乱なども。


    そして1990年 同作家の「花の慶次」が世に出ました。
    1秒でも早く読みたい少年&青年たちは、
    発売日が待ち遠ししくてワクワクでした。

    私の近所のタバコ屋のおばあちゃんは、
    厳密な発売日厳守もお構いなしで、その2日も前の

    夕方 閉店前のその
    わずかなタイミングがミソなのですが

    「おばあちゃんJUMP」と声に出さずに目で訴えると、
    こっそりと1冊
    こ汚ないカウンターの下から、スッと出してくれるのでした。
    私の他にも常連客は数人いたようで、
    正規の発売日に、そのタバコ屋の店先に、JUMPが並ぶのは、二冊あるかないかだったです。

    まあ当時はJUMPはどこの本屋さんでも秒殺でしたから、何冊だろうと一緒でしたけど。

    「一色五郎」

    私にとっては、
    その頃にワクワク はやる気持ちを押さえられなかった若き日の「週刊JUMP」でした。
    「花の慶次」の 前田慶次郎利益 でした。

    大好きな名言(セリフ)に、

      「虎は なぜ強い……??????
          …………、もともと強いからよっ!」

    クゥ~ゥッ、たまんねぇ~
           痺れる名言。
    アインシュタインの相対性理論に匹敵する
    この世のすべての真理に通ずるセリフです。

    「一色五郎」
    生き方 そのものがカッコ良かった。
    死にざまさえもカッコ良かったです。
    クゥ~ぅCooたまんねぇ~。

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    2026年05月30日
  • 最後の一色 上

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    ネタバレ

    歴史の解説書読んでるかんじ
    もう少しストーリーに没入させてほしかった。
    けど、かつてこの日本で、って思うと、歴史の浪漫は感じる

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    2026年05月24日
  • 村上海賊の娘(三)

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    ネタバレ

    景が途中、海賊や戦を諦めたことに驚いたが、最後は戦いに臨んでいく姿が成長を感じられる。そして、一度景と七五三兵衛の関係が悪くなったが、最後の戦ではお互いを認め合えているところが良かった。

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    2026年05月21日
  • 最後の一色 上

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    一色家‼︎知らなんだ。

    細川家が長岡家だった頃。
    丹後で、のコト。

    五郎と、忠興の出逢い⁉︎
    本能寺の御馬揃え。
    伊也との婚礼。

    数寄者たち。

    登場人物の紹介。
    軍記物からの参照、対比。
    著者の気持ち入れる⁉︎
    ふむ、クセ⁉︎読みづらい…。
    慣れた頃に『上』おしまい。

    めっちゃ伝わる一色五郎の魅力。
    聞き慣れぬー一色家の業報。
    笑えるふぐりの愛称の面々と、稲富伊賀

    軍記物に目が行く上巻でした。
    信長公記 綿考輯録 細川家文書 一色軍記 
    丹後旧事記 丹後国御檀家帳 丹州三家物語 岩瀧町誌
    二川随筆 名将言行録 老人雑和 武功雑記 兼見卿記
    立入左京亮入道隆佐記 日本書紀 戴恩記 常山紀談

    こんなモノも
    嫁入記 よめむかへの事 

    何か読んでみたい、とも。
    新しい気づき…。

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    2026年05月18日