和田竜のレビュー一覧
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(上)を読んでから4カ月、なかなか借りられない日が続いた。(上)で出てきた一色家の秘密が明かされる。秘密により、一色五郎は織田信長、明智光秀の死を予想していたとのこと。何か幻想じみてくる。それなのに何度も長岡忠興を追い詰めては、直前で方向転換。最後は長岡家の裏切りにより、、、。一色家の秘密はどうなったのだろうか。
史実ではあまり残っていないこともあり、小説では主人公を自由奔放に書けているが、何故か疑問が一杯残ってしまった。謀略、裏切りは当時は当たり前立ったそうだが、此れも気持ちの良いものでは無い。結末も残酷で悲惨なのでスッキリしなかった。 -
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ネタバレ最終巻は村上海賊と泉州達の合戦の顛末が300Pに渡って書かれている。結果としては村上海賊が勝利し、兵糧入れに成功した。しかし数年後に織田軍が本願寺を手にする……という史実になっているそうだ。
景以外の主要な登場人物が史実の人物なのが凄いなと思った。七五三兵衛の「いいラスボス」っぷりがよかった。景の弟の景親の覚醒イベントもよかった。
各所で泉州の幹部VS村上海賊+毛利家の幹部バトルが行われていて、だいぶ少年漫画的な展開だなと思った。
強い人間や強い戦略があることで戦況がひっくり返るのは戦国時代の戦らしいなと思った。明治維新以降は「戦争」という感じだが、戦国時代の戦争は「戦」だなあと思う。
主人公 -
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ネタバレ木津砦での戦いで、極楽浄土と地獄行きのダブルバインドをしかけられて源爺が死ぬ姿を目の当たりにした景は、戦というものが華々しいものなどではなく、家の存続のために行われているものだということを痛感する。
己の無力を知り、瀬戸内へと帰り、姫としての生活を過ごすこととなったが、毛利家が本願寺を助ける気がないと知り、がむしゃらに行動しだす。真鍋家との和睦は上手くいかず、それでも本願寺に兵糧入れをしたいと思った景は雑賀党を頼り戦を仕掛ける。それを知った村上海賊・毛利軍たちも大阪へ向かう……という内容の三巻。
景の挫折は起承転結の転らしい展開だなと思った。三巻で起きたことを書きだすとそんなに話は進んでないよ -
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ネタバレ大阪本願寺VS織田信長の構図で、籠城する本願寺に毛利家が兵糧を送るために村上海賊に助太刀を頼む。その村上海賊の首長の娘が主人公。
景がこの時代だと醜女と言われているが、現代の価値観だと美女というのが面白い。
1巻は毛利陣営の話、毛利陣営と村上軍の会合、景が大阪へ向かう、という内容だった。
まだ物語の序章といった感じでどうなるかわからないが、景のキャラクター性が豪快で強い女という感じなので読みやすい。就英とは結婚するのだろうか、輿入れがどうなるのか気になる。最後に真鍋の海賊が出てきて、織田の家臣を斬ったことを申し開きに景が織田家に向かうことになる。この後どうなるのか気になるところだ。 -
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ネタバレ本屋大賞、吉川英治文学新人賞ダブル受賞作品は、織田信長と大坂本願寺の戦いを描く戦国時代の瀬戸内海の海賊の雄、村上海賊が主人公。
文庫本では全4冊、第一巻はタイトルの村上海賊の当主、村上武吉の娘、景(きょう)が登場。
平面顔でお淑やかな女性が美人とされていた当時の基準からすれば、男勝りで異国人の様なほりの深い顔立ちをしていた景は、「嫁の貰い手のない悍婦(かんぷ)で醜女(しこめ)」となる。本巻は大方の登場人物と時代背景、地理的状況が語られる「起」に当たる。つかみとしては、まずまずの出だしか、しらんけど。
最終評価は4巻読後となるが、本巻はとりあえず星3つ。 -
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刊行順と逆ですが、『最後の一色』に続き、和田竜さん作品2作目です!初めて読んだ時代小説でしたが、見事にハマり、今回も楽しみです!
時は戦国。乱世にその名を轟かせた村上海賊。当主である村上武吉の娘、景。海賊働きに明け暮れ、嫁の貰い手のない悍婦で醜女。この娘を主人公とし、合戦へ…。
まず主人公の圧倒的存在感に今回も惹かれました。強い。勇ましい。海賊王の娘。言葉だけでもカッコイイ…笑 そんな景ですが、海賊働き以外にも婚約したいという人間的な面もあり、そこがまたまた笑
全4作ある『村上海賊の娘』ですが、今回は景の人柄の話でした。どんな人で、どんな状況で、どんな人間関係があるのか。全く先